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呪術による殺人の考察
殺人事件で母校に帰る
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その日も、エイブラムは紅茶を飲んでいた。
朝から否決、否決、裁決、裁決……とエンドレスで紙束に判子を押し続け、正直くたびれてしまっていた。
「お疲れ様です、先生。こちら、もらいもののレモンカードが届いてますが、どうしますか?」
「サンドイッチ用のパンはあるかい?」
「一応ありますけど……」
本来ならば、魔法執政官だってお茶の時間の優雅に紅茶とサンドイッチを楽しむべく、福利厚生の一環として用意されてはいるが。
つくっている暇がない。
世知辛い理由により、スコーンがない場合は専らレモンカードはサンドイッチ用のパンに塗りたくられてそのまま食べられる。本来はレモンカードはそんな食べ方をするものではないが、疲れ切った頭に、レモンカードの甘酸っぱさと糖分が染み渡った。
「はぁ……疲れた」
「今日は禁術法関連の案件はそこまでありませんでしたね?」
「それでも、仕事はだいぶ多いがね」
「そもそもどうしてここまで魔法執政官の数って増えないんでしょうか。私だって通常の執政官目指していたのを辞めて魔法執政目指しましたのに」
「君みたいに、すぐに魔法学院に入学できる者ばかりじゃないからね。未だに魔法学院も一般人の入学については、本当に学院に寄りけりなんだよ」
そう言いながら、レモンカードを塗りたくったパンをもりもりと食べ、紅茶を口に流し込む。疲れ切って食べ方がだんだんと乱雑になってきたエイブラムを半眼で見ながら、レイラは「そうなんですか?」と尋ねた。
「誰にでも開け放つべきとは言っているのだけど、物見遊山の記念受験をされても困るし、魔法の素養のない人間では、禁術以外にも存在する危険なものの対処ができないって考えている過保護な魔法使いも大勢いるんだよ。だから一部の学院では、召喚状が届かない限りはまず魔法学院の受験を考えないしね」
「そうだったんですか……私が魔法学院で魔法執政科に入学できたのは、結構幸運だったんですね」
「そうだね。だいたいの魔法学院はそんなもんだからね。でも禁術法のおかげでただでさえ仕事が増えてるんだ。どうにかして増えて欲しいところだけれど、頭の硬い連中が考えを変えてくれないことには……」
エイブラムが延々と愚痴を言い続けていたのだが、扉を大きく叩かれて中断された。
「はい」
「すみません、休憩時間中に」
「なんだね。急用かい?」
「はい……殺人事件の容疑者をお連れしました」
「ああー……レイラ、供述書はあるかい?」
「はい」
事前に目を通していた供述書を用意してから、「どうぞ」と目を通した。
警備兵に手錠をかけられて連れてこられたのは、黒いガサガサの髪にギョロリとした三百眼の、見るからにガラの悪い男性であった。
「どうぞおかけください」
エイブラムに促され、警備兵に手錠をかけられたまま、ノシリと座った。
レイラは、緊張した面持ちで書記席についた。殺人事件の執政は初めてだったがために、どういう態度を取ればいいのかわからなかったのである。
そんな彼女に、エイブラムは淡々と尋ねた。
「それではレイラ。彼の事件のあらましを語ってくれ」
「はい。こちらジョザイア・アバークロンビーさん二十歳が、アリス・オールドカースルさんを殺害。死亡されたオールドカースルさんは大学から実家に帰っていたところを、アバークロンビーさんに殺害されたとのことです」
「はい、ありがとう。しかし、通常の殺人事件ならば、うちでは裁決を請け負っておりません。こちら、どういった了見で送られてきたのか、教えてもらってもよろしいですか?」
エイブラムにそう尋ねられたアバークロンビーは、身を乗り出してエイブラムに声を荒げた。
「俺は……! 無実だ! なあ、魔法執政官さんだったら、魔法がわかるんだろう? 呪いがわかるんだろう? 魔法の形跡がねえから、俺が虚言だと言って誰も話を聞いてくれねえんだよ……!!」
「ほう? レイラ、彼が逮捕されたときの話を教えてくれ」
「ええっと……はい」
レイラはアバークロンビーの勢いに若干縮こまりながらも、警備兵たちから送られてきた供述書を読む。
「オールドカースルをナイフでひと突きで、目撃者もいらっしゃいます。ただ、オールドカースルさんが通っていたのは魔法学院の大学部で、アバークロンビーさんも魔法学院を中退なさっていますね」
「ふむ?」
この時点では魔法の痕跡は欠片も見当たらないが。アバークロンビーは唾を飛ばしながら必死に訴える。
「俺ぁ、あの女に呪いをかけられて……それで気付いたときには刺しちまったんだよ! なあ、呪いの証拠を持ってきてくれよ! 他の奴らはちっとも話を聞いちゃくれなくって!」
「ふむ……ちょっと失礼しますね」
エイブラムは壁にかけている鞄を持ってくると、そこから妖精の羽の鱗粉を取り出し、「少しかけますよ」と言ってからアバークロンビーにさらさらとかけてから、羽箒で掃いた。アバークロンビーは「ブエックション!!」とくしゃみをして、レイラと警備兵を引きつらせたものの、エイブラムは「ふうむ……」と顎を撫でた。
前に魔法の痕跡を見事に見つけ出した妖精の羽の鱗粉だが、羽箒で掃いたらあっという間に消えてしまい、魔法の痕跡が見当たらない。
「……わかりました。調査をしますのでお待ちください」
「魔法執政官さん……! 頼むよ、もうあんたしかいねえんだ! 俺は無実だ……!!」
必死にそう訴えるアバークロンビーは、すぐに警備兵に連行されてしまった。
辺りにはきらきらと光る妖精の羽の鱗粉の光だけが残る。
それを箒で掃きながら「ですけどぉ……」とレイラはエイブラムに尋ねた。
「あの人、調書を見た限り、相当ろくでもないですよ? 魔法学院だって、古い魔法使い家系だったがために入りましたけど、ろくに授業も出ずに遊びほうけて退学。町ではいい噂なんて全くないろくでなしです。今のだって、殺人事件の裁判を遅らせるための虚言癖では……」
「そうは言ってもなあ……たしかにあのアバークロンビーはろくでなしだが、被害者のほうが気になってな」
「……被害者、ですか?」
「ああ、オールドカースルさんだが。魔法学院の大学部に通うとは珍しい」
「そりゃまあ……よっぽどしたい研究だったんじゃないですか?」
魔法使いの家系は、基本的に実家の魔法の研究のために、魔法学院で基礎と応用を学び、あとは実家の魔法の精度をより高めていくという研究に移行する。
魔法学院を卒業後は実家に戻り実家で研究を行うか、そのまま大学部まで残って魔法学院で個室をもらってそのまま研究するかの二択が多いが。
エイブラムは言った。
「彼女が大学部にいたのは魔女学専攻だったんだ」
「魔女学……ですか?」
魔女学。魔法の中でもっとも歴史が古く、その分既に研究し尽くされているため、ほとんどの家系では実家の独自魔法に移行するための踏み台という扱いを受けている。
「うちも実家で行っていたのは魔女学だからわかるが、とにかくまあ、もう生産性も未来もない魔法だよ、魔女学は。基礎教養として学ぶならいざ知らず、これで食っていこうなんていう人間は、魔法学院で講師か教授の枠を狙ってもいない限りはまずありえないんだよ」
エイブラムは重々しく言う。
「調書からは彼女はあくまで個室をもらって研究を行っていたとしか書かれていない。講師や教授も目指さずに、魔女学専攻ってのはまあ、魔法使いの常識で考えたらおかしい。彼女の研究内容によっては、アバークロンビーさんの無実もありえるんだよ」
「それは、まあ……」
「でもたしかによそからじゃ、研究もできないだろうから。魔法学院に行って捜査をしなければならないが……まあ、気が重いな」
魔法使いたちからしてみれば、禁術法のせいで、迷惑を思いっきり被っている。そのせいで魔法執政官に対する風当たりもものすごくきつい。何度か禁術法関連で、論文で殴りつけられたことは一度や二度ではないのだ。
魔法使いではないレイラは、魔法使いたちの苦悩や苦情がどれだけのものかはわからないが。
「とにかく、調査をしなけりゃならないんですね? わかりました。でも……ローブはどうしましょう?」
本来ならば身分のわかるローブを着るのが基本だが、ローブの色で魔法執政官だとわかれば、途端に調査の際の心証も変わってしまうだろう。だが、エイブラムは心底嫌な顔をしてローブに手を取った。
「……魔法使いでもなけりゃ、魔法学院にはなかなか入れないからな。羽織るしかないさ」
「はあい、わかりました」
こうしてふたりは、それぞれローブを羽織って出かけることにした。
魔法学院。外部からはなにをやっているのかさっぱりわからない、魔法のメッカへと。
朝から否決、否決、裁決、裁決……とエンドレスで紙束に判子を押し続け、正直くたびれてしまっていた。
「お疲れ様です、先生。こちら、もらいもののレモンカードが届いてますが、どうしますか?」
「サンドイッチ用のパンはあるかい?」
「一応ありますけど……」
本来ならば、魔法執政官だってお茶の時間の優雅に紅茶とサンドイッチを楽しむべく、福利厚生の一環として用意されてはいるが。
つくっている暇がない。
世知辛い理由により、スコーンがない場合は専らレモンカードはサンドイッチ用のパンに塗りたくられてそのまま食べられる。本来はレモンカードはそんな食べ方をするものではないが、疲れ切った頭に、レモンカードの甘酸っぱさと糖分が染み渡った。
「はぁ……疲れた」
「今日は禁術法関連の案件はそこまでありませんでしたね?」
「それでも、仕事はだいぶ多いがね」
「そもそもどうしてここまで魔法執政官の数って増えないんでしょうか。私だって通常の執政官目指していたのを辞めて魔法執政目指しましたのに」
「君みたいに、すぐに魔法学院に入学できる者ばかりじゃないからね。未だに魔法学院も一般人の入学については、本当に学院に寄りけりなんだよ」
そう言いながら、レモンカードを塗りたくったパンをもりもりと食べ、紅茶を口に流し込む。疲れ切って食べ方がだんだんと乱雑になってきたエイブラムを半眼で見ながら、レイラは「そうなんですか?」と尋ねた。
「誰にでも開け放つべきとは言っているのだけど、物見遊山の記念受験をされても困るし、魔法の素養のない人間では、禁術以外にも存在する危険なものの対処ができないって考えている過保護な魔法使いも大勢いるんだよ。だから一部の学院では、召喚状が届かない限りはまず魔法学院の受験を考えないしね」
「そうだったんですか……私が魔法学院で魔法執政科に入学できたのは、結構幸運だったんですね」
「そうだね。だいたいの魔法学院はそんなもんだからね。でも禁術法のおかげでただでさえ仕事が増えてるんだ。どうにかして増えて欲しいところだけれど、頭の硬い連中が考えを変えてくれないことには……」
エイブラムが延々と愚痴を言い続けていたのだが、扉を大きく叩かれて中断された。
「はい」
「すみません、休憩時間中に」
「なんだね。急用かい?」
「はい……殺人事件の容疑者をお連れしました」
「ああー……レイラ、供述書はあるかい?」
「はい」
事前に目を通していた供述書を用意してから、「どうぞ」と目を通した。
警備兵に手錠をかけられて連れてこられたのは、黒いガサガサの髪にギョロリとした三百眼の、見るからにガラの悪い男性であった。
「どうぞおかけください」
エイブラムに促され、警備兵に手錠をかけられたまま、ノシリと座った。
レイラは、緊張した面持ちで書記席についた。殺人事件の執政は初めてだったがために、どういう態度を取ればいいのかわからなかったのである。
そんな彼女に、エイブラムは淡々と尋ねた。
「それではレイラ。彼の事件のあらましを語ってくれ」
「はい。こちらジョザイア・アバークロンビーさん二十歳が、アリス・オールドカースルさんを殺害。死亡されたオールドカースルさんは大学から実家に帰っていたところを、アバークロンビーさんに殺害されたとのことです」
「はい、ありがとう。しかし、通常の殺人事件ならば、うちでは裁決を請け負っておりません。こちら、どういった了見で送られてきたのか、教えてもらってもよろしいですか?」
エイブラムにそう尋ねられたアバークロンビーは、身を乗り出してエイブラムに声を荒げた。
「俺は……! 無実だ! なあ、魔法執政官さんだったら、魔法がわかるんだろう? 呪いがわかるんだろう? 魔法の形跡がねえから、俺が虚言だと言って誰も話を聞いてくれねえんだよ……!!」
「ほう? レイラ、彼が逮捕されたときの話を教えてくれ」
「ええっと……はい」
レイラはアバークロンビーの勢いに若干縮こまりながらも、警備兵たちから送られてきた供述書を読む。
「オールドカースルをナイフでひと突きで、目撃者もいらっしゃいます。ただ、オールドカースルさんが通っていたのは魔法学院の大学部で、アバークロンビーさんも魔法学院を中退なさっていますね」
「ふむ?」
この時点では魔法の痕跡は欠片も見当たらないが。アバークロンビーは唾を飛ばしながら必死に訴える。
「俺ぁ、あの女に呪いをかけられて……それで気付いたときには刺しちまったんだよ! なあ、呪いの証拠を持ってきてくれよ! 他の奴らはちっとも話を聞いちゃくれなくって!」
「ふむ……ちょっと失礼しますね」
エイブラムは壁にかけている鞄を持ってくると、そこから妖精の羽の鱗粉を取り出し、「少しかけますよ」と言ってからアバークロンビーにさらさらとかけてから、羽箒で掃いた。アバークロンビーは「ブエックション!!」とくしゃみをして、レイラと警備兵を引きつらせたものの、エイブラムは「ふうむ……」と顎を撫でた。
前に魔法の痕跡を見事に見つけ出した妖精の羽の鱗粉だが、羽箒で掃いたらあっという間に消えてしまい、魔法の痕跡が見当たらない。
「……わかりました。調査をしますのでお待ちください」
「魔法執政官さん……! 頼むよ、もうあんたしかいねえんだ! 俺は無実だ……!!」
必死にそう訴えるアバークロンビーは、すぐに警備兵に連行されてしまった。
辺りにはきらきらと光る妖精の羽の鱗粉の光だけが残る。
それを箒で掃きながら「ですけどぉ……」とレイラはエイブラムに尋ねた。
「あの人、調書を見た限り、相当ろくでもないですよ? 魔法学院だって、古い魔法使い家系だったがために入りましたけど、ろくに授業も出ずに遊びほうけて退学。町ではいい噂なんて全くないろくでなしです。今のだって、殺人事件の裁判を遅らせるための虚言癖では……」
「そうは言ってもなあ……たしかにあのアバークロンビーはろくでなしだが、被害者のほうが気になってな」
「……被害者、ですか?」
「ああ、オールドカースルさんだが。魔法学院の大学部に通うとは珍しい」
「そりゃまあ……よっぽどしたい研究だったんじゃないですか?」
魔法使いの家系は、基本的に実家の魔法の研究のために、魔法学院で基礎と応用を学び、あとは実家の魔法の精度をより高めていくという研究に移行する。
魔法学院を卒業後は実家に戻り実家で研究を行うか、そのまま大学部まで残って魔法学院で個室をもらってそのまま研究するかの二択が多いが。
エイブラムは言った。
「彼女が大学部にいたのは魔女学専攻だったんだ」
「魔女学……ですか?」
魔女学。魔法の中でもっとも歴史が古く、その分既に研究し尽くされているため、ほとんどの家系では実家の独自魔法に移行するための踏み台という扱いを受けている。
「うちも実家で行っていたのは魔女学だからわかるが、とにかくまあ、もう生産性も未来もない魔法だよ、魔女学は。基礎教養として学ぶならいざ知らず、これで食っていこうなんていう人間は、魔法学院で講師か教授の枠を狙ってもいない限りはまずありえないんだよ」
エイブラムは重々しく言う。
「調書からは彼女はあくまで個室をもらって研究を行っていたとしか書かれていない。講師や教授も目指さずに、魔女学専攻ってのはまあ、魔法使いの常識で考えたらおかしい。彼女の研究内容によっては、アバークロンビーさんの無実もありえるんだよ」
「それは、まあ……」
「でもたしかによそからじゃ、研究もできないだろうから。魔法学院に行って捜査をしなければならないが……まあ、気が重いな」
魔法使いたちからしてみれば、禁術法のせいで、迷惑を思いっきり被っている。そのせいで魔法執政官に対する風当たりもものすごくきつい。何度か禁術法関連で、論文で殴りつけられたことは一度や二度ではないのだ。
魔法使いではないレイラは、魔法使いたちの苦悩や苦情がどれだけのものかはわからないが。
「とにかく、調査をしなけりゃならないんですね? わかりました。でも……ローブはどうしましょう?」
本来ならば身分のわかるローブを着るのが基本だが、ローブの色で魔法執政官だとわかれば、途端に調査の際の心証も変わってしまうだろう。だが、エイブラムは心底嫌な顔をしてローブに手を取った。
「……魔法使いでもなけりゃ、魔法学院にはなかなか入れないからな。羽織るしかないさ」
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