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狐の嫁入り
三
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このへっぽこで身勝手な女と来たら、最終的には「あなたが私に無体を働いたと言えば、爺やにたたっ斬られますわ。ここでは江戸の法は聞きません。あなたが浪人に斬られたと届けられたらそれでおしまいです。いかがなさいますか?」なんて醜悪な脅迫をされてしまったら、もう史郎は断る選択なんてなかった。
結局は、椿と一緒にこの姫を連れて行くこととなった次第であった。
しかし姫と来たら、屋敷を出た途端に、堂々と道を変えはじめた。それに椿は「あらら?」と首を捻る。
「お姫様、全然違う道を歩きはじめましたけど……これはお姫様、狐の嫁入りに興味があって?」
「いや、そっちは……おひいさん。いったいどちらに参られるんで!?」
「もーう、あなた方はきちんと口裏を合わせてくだされば、それでいいのです。ちゃんと私も口裏を合わせますから、黙って私についてきてくださいまし」
「そんな無茶苦茶な……」
史郎は思わず空を仰いだ。
(俺の周りに寄ってくる女、傍迷惑なのしかいない……まともなのはお糸さんくらいじゃねえか……)
亡くなった夫に操を立てている、日頃から煙管を吹かせている彼女の立ち姿を想像しながら、史郎はげんなりとしつつ、姫の後を追う。
必死に着いていった先は、大名屋敷は途切れ、武家屋敷の通りになる。
武家屋敷に暮らすのは、基本的に江戸城詰めの直参旗本になる。
(こんなところに、他の藩の姫君がうろうろして大丈夫なのかね。問題にならないのかね)
史郎はひやひやしている中、こちらに歩いてくる人がいるのに気付いた。
「ま、まあ。ご機嫌よう、渡辺様」
「ああ、お雪さんでしたか。城勤めなのになかなか会いませんね?」
「すれ違うくらいしかできないのが歯がゆいですわ」
今までのお転婆っぷりが嘘のように、姫は猫を被りはじめたのに、史郎は唖然とする。そして当然ながら、渡辺と呼ばれた武士は、小役人の陰陽師と巫女に似た娘に不審の目を向ける。
「それで……あちらの方はいったい? なにかまやかしでも見せられていませんか?」
「違います。本当に違います。御武家さんに粗相のある行動は取っておりません。自分たちは知人の依頼を受けて、問題の甲斐性のために捜し物をしていただけです。本当になにもありませんから」
史郎は必死に言い繕う。小役人根性丸出しで、このまんま土下座でもしそうな勢いだった。それを椿が「先生先生、落ち着いてくださいっ、お止めくださいっ!」と土下座しようとする史郎の袖を引っ張って必死で食い止めていた。
それを眺めながら、渡辺は「そうでしたか」と言う。
ふたりはふた言、三言話をしてから、そのまま別れていった。
史郎は去って行く渡辺を眺めてから、じと目で姫を睨んだ。
「あのう……おひいさん。俺たちいったいなにに付き合わされたんで?」
「渡辺さんでしたっけ? あの方、お姫様の恋人ですか?」
「こら椿」
史郎は慌てて椿の手を押さえる。椿は「ふがーふがー」と抗議の声を上げる中、姫はぽっと頬を染めた。
「恋人だなんて、そんな……私はただ、渡辺様とお話しできたらそれだけで満足ですのに」
「まあ、そうですよねえ。普通に考えて、あなたの立場で江戸で恋愛はまずいですよねえ……」
「先生、そうなんですか?」
椿に尋ねられて、史郎は額に手を当てた。椿は鋭い部分と鈍い部分の落差が激しい。
「……大名屋敷に他藩の姫が住んでいるのはなんでだと思う? なんで藩にいないんだ?」
「ええっと……」
「成人するまでは、大名の正妻と一緒に人質として江戸に残されるんだよ」
基本的に正妻とその子は、江戸の大名屋敷で暮らさないといけない。そして成人したら、子は藩に送り届けられる。参勤交代でしか、正妻と正妻の子には会えないという風になっているのだ。
跡継ぎであれば、そのまま藩に連れ帰られ、参勤交代で江戸と藩を往復することになる。
姫の扱いはそのときによってまちまちだ。
江戸に住まう大名屋敷で惚れた腫れたができれば、そのまま見合いを行い、嫁入りした大名屋敷に住居を変えることもあれば、大名の家臣の嫁として藩に連れ帰られる場合もある。
どちらにせよ、江戸住みの姫の扱いというのは微妙なもので、しかも身分的に旗本と結婚したいなんて言えば反対されても仕方がなかった。
史郎からしてみれば「本当によその藩の惚れた腫れたに俺を巻き込まんでくれ」という案件なのだが、椿はわかっているのかわかっていないのか、「あら?」と首を傾げた。
一方、史郎の反応に姫はぶすくれる。
「まあ! あなたまで爺やみたいな頭の硬いことをおっしゃるなんて思ってもみませんでしたわ!」
「いやいや、おひいさん、自分たちはただの小役人です。よその藩の恋愛沙汰をどうこうするには、少々荷が重いですから……」
「だって、私このまんま行けば、渡辺様以外に嫁がされかねないんですもの」
「おやあ……」
それに椿は「まあ!」と言う。
さすがに渡辺に恋慕している姫が、よその男と見合いさせられそうなのはわかるらしい。
「ですけど、それでは渡辺様は……」
「……あの方には、私は身分を隠して会いに行っております。あの方には旗本の養子ということにしておりますよ」
「まあ、そうでしょうね……」
いくら旗本全員とは知り合いではないにせよ、下手にどこそこの旗本の身内と言えば、その身内と話題にしかねないから、面倒臭い問題にしておくしかなかったのだろう。
史郎はうんざりしつつ、「そうなんですね」と口裏を合わせる中、椿は首を傾げつつ、姫に問う。
「あのう……私たちに外に出してもらおうとしたってことは、お姫様、もう脱走されるって大名家の方々は存じてらっしゃるんですか?」
「ええ……私は脱走癖があるのは昔からなのですけれど、たまたま下駄の緒が切れて歩けなくなっているところを渡辺様に助けていただいて以来、あの方をお慕いしております。それで浮かれて外に出歩いていたのですけれど……先日の参勤交代でお父様から、縁談を持ち込まれて……私が外に出歩くのをよしとしない爺やは、それを阻止するようになりましたの」
つまりは、姫には元々脱走癖があった。その中で渡辺と出会い、彼に会うために脱走を繰り返すようになった。しかし縁談が来たのを機に、脱走を控えさせようとしたがために、姫が不満に思っている中でたまたま通りかかった史郎と椿が巻き込まれた、ということらしい。
史郎は心底うんざいする。
「ですから……私はどうしても縁談を破棄すべく行動を起こさなければなりませんの」
「はあ。ですけど、それを聞かされて自分たちにどうしろと」
「あら。私が爺やに『かどわかされた!』とおっしゃったらどうなりますの? あなた方、我が家に帰り次第大変なことになりますわよ。言われたくなければ、もう少し付き合ってくださいませ」
(だから! なんで俺たちは人の惚れた腫れたに巻き込まれてるんだよ!!)
狐の嫁入りの確認から、どうしてこんなことに巻き込まれたのかわからんと、史郎は頭を抱えた。
結局は、椿と一緒にこの姫を連れて行くこととなった次第であった。
しかし姫と来たら、屋敷を出た途端に、堂々と道を変えはじめた。それに椿は「あらら?」と首を捻る。
「お姫様、全然違う道を歩きはじめましたけど……これはお姫様、狐の嫁入りに興味があって?」
「いや、そっちは……おひいさん。いったいどちらに参られるんで!?」
「もーう、あなた方はきちんと口裏を合わせてくだされば、それでいいのです。ちゃんと私も口裏を合わせますから、黙って私についてきてくださいまし」
「そんな無茶苦茶な……」
史郎は思わず空を仰いだ。
(俺の周りに寄ってくる女、傍迷惑なのしかいない……まともなのはお糸さんくらいじゃねえか……)
亡くなった夫に操を立てている、日頃から煙管を吹かせている彼女の立ち姿を想像しながら、史郎はげんなりとしつつ、姫の後を追う。
必死に着いていった先は、大名屋敷は途切れ、武家屋敷の通りになる。
武家屋敷に暮らすのは、基本的に江戸城詰めの直参旗本になる。
(こんなところに、他の藩の姫君がうろうろして大丈夫なのかね。問題にならないのかね)
史郎はひやひやしている中、こちらに歩いてくる人がいるのに気付いた。
「ま、まあ。ご機嫌よう、渡辺様」
「ああ、お雪さんでしたか。城勤めなのになかなか会いませんね?」
「すれ違うくらいしかできないのが歯がゆいですわ」
今までのお転婆っぷりが嘘のように、姫は猫を被りはじめたのに、史郎は唖然とする。そして当然ながら、渡辺と呼ばれた武士は、小役人の陰陽師と巫女に似た娘に不審の目を向ける。
「それで……あちらの方はいったい? なにかまやかしでも見せられていませんか?」
「違います。本当に違います。御武家さんに粗相のある行動は取っておりません。自分たちは知人の依頼を受けて、問題の甲斐性のために捜し物をしていただけです。本当になにもありませんから」
史郎は必死に言い繕う。小役人根性丸出しで、このまんま土下座でもしそうな勢いだった。それを椿が「先生先生、落ち着いてくださいっ、お止めくださいっ!」と土下座しようとする史郎の袖を引っ張って必死で食い止めていた。
それを眺めながら、渡辺は「そうでしたか」と言う。
ふたりはふた言、三言話をしてから、そのまま別れていった。
史郎は去って行く渡辺を眺めてから、じと目で姫を睨んだ。
「あのう……おひいさん。俺たちいったいなにに付き合わされたんで?」
「渡辺さんでしたっけ? あの方、お姫様の恋人ですか?」
「こら椿」
史郎は慌てて椿の手を押さえる。椿は「ふがーふがー」と抗議の声を上げる中、姫はぽっと頬を染めた。
「恋人だなんて、そんな……私はただ、渡辺様とお話しできたらそれだけで満足ですのに」
「まあ、そうですよねえ。普通に考えて、あなたの立場で江戸で恋愛はまずいですよねえ……」
「先生、そうなんですか?」
椿に尋ねられて、史郎は額に手を当てた。椿は鋭い部分と鈍い部分の落差が激しい。
「……大名屋敷に他藩の姫が住んでいるのはなんでだと思う? なんで藩にいないんだ?」
「ええっと……」
「成人するまでは、大名の正妻と一緒に人質として江戸に残されるんだよ」
基本的に正妻とその子は、江戸の大名屋敷で暮らさないといけない。そして成人したら、子は藩に送り届けられる。参勤交代でしか、正妻と正妻の子には会えないという風になっているのだ。
跡継ぎであれば、そのまま藩に連れ帰られ、参勤交代で江戸と藩を往復することになる。
姫の扱いはそのときによってまちまちだ。
江戸に住まう大名屋敷で惚れた腫れたができれば、そのまま見合いを行い、嫁入りした大名屋敷に住居を変えることもあれば、大名の家臣の嫁として藩に連れ帰られる場合もある。
どちらにせよ、江戸住みの姫の扱いというのは微妙なもので、しかも身分的に旗本と結婚したいなんて言えば反対されても仕方がなかった。
史郎からしてみれば「本当によその藩の惚れた腫れたに俺を巻き込まんでくれ」という案件なのだが、椿はわかっているのかわかっていないのか、「あら?」と首を傾げた。
一方、史郎の反応に姫はぶすくれる。
「まあ! あなたまで爺やみたいな頭の硬いことをおっしゃるなんて思ってもみませんでしたわ!」
「いやいや、おひいさん、自分たちはただの小役人です。よその藩の恋愛沙汰をどうこうするには、少々荷が重いですから……」
「だって、私このまんま行けば、渡辺様以外に嫁がされかねないんですもの」
「おやあ……」
それに椿は「まあ!」と言う。
さすがに渡辺に恋慕している姫が、よその男と見合いさせられそうなのはわかるらしい。
「ですけど、それでは渡辺様は……」
「……あの方には、私は身分を隠して会いに行っております。あの方には旗本の養子ということにしておりますよ」
「まあ、そうでしょうね……」
いくら旗本全員とは知り合いではないにせよ、下手にどこそこの旗本の身内と言えば、その身内と話題にしかねないから、面倒臭い問題にしておくしかなかったのだろう。
史郎はうんざりしつつ、「そうなんですね」と口裏を合わせる中、椿は首を傾げつつ、姫に問う。
「あのう……私たちに外に出してもらおうとしたってことは、お姫様、もう脱走されるって大名家の方々は存じてらっしゃるんですか?」
「ええ……私は脱走癖があるのは昔からなのですけれど、たまたま下駄の緒が切れて歩けなくなっているところを渡辺様に助けていただいて以来、あの方をお慕いしております。それで浮かれて外に出歩いていたのですけれど……先日の参勤交代でお父様から、縁談を持ち込まれて……私が外に出歩くのをよしとしない爺やは、それを阻止するようになりましたの」
つまりは、姫には元々脱走癖があった。その中で渡辺と出会い、彼に会うために脱走を繰り返すようになった。しかし縁談が来たのを機に、脱走を控えさせようとしたがために、姫が不満に思っている中でたまたま通りかかった史郎と椿が巻き込まれた、ということらしい。
史郎は心底うんざいする。
「ですから……私はどうしても縁談を破棄すべく行動を起こさなければなりませんの」
「はあ。ですけど、それを聞かされて自分たちにどうしろと」
「あら。私が爺やに『かどわかされた!』とおっしゃったらどうなりますの? あなた方、我が家に帰り次第大変なことになりますわよ。言われたくなければ、もう少し付き合ってくださいませ」
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