85 / 137
人属編-10
しおりを挟む
「まさかリンクのお母さんだったなんて」
びっくりだよ・・・
「気づくかなって黙ってた」ニヤリとしている
働いているとは思わないじゃん~
「そっくりだったね~」笑顔が素敵だったな
「おばさん、おじさんが死んでからずっとふさぎ込んでてさ」
握っている手に力が入る
なぬ!亡くなったの?
「リンクもだけど。そんな時にお前のお菓子に出会ってさ。二人ともはまって」
おお~それはよかった
マジでよかった
「ずっと家にいて喪に服していても気分が落ち込むだけだし、
働くほど困ってもいないんだけど、外に出たらいいかと思って勧めてみたんだ」
「だから、生き生きしてまた元気になってくれるのは本当にうれしいな」
ジアンもほっとしたようだ
「おいしいの食べると元気になるしね。役に立ててよかったよ」
「いや、本当にそんなんじゃ言い表せないほどだったんだよ。まじでお前に感謝だよ」
頭を撫でられる
広場の人混みがなかったら抱きしめられていたか
「あ!あれ・・・」
広場にある屋台・・・気になっていたやつだ
「もう昼すぎてたな。食べる?」
「食べる~~!!!」
二人で一緒に買ってベンチに座って食べる
猫地区なだけに猫属がほとんだけど、犬属やうさぎ属もやっぱり多少いるね
「やっぱり、薬屋さん?が多いね」
むしゃむしゃと食べながら見渡す
ちょっと独特な匂いも多いし、それらを使っての料理も多い
なんていうんだろう、スパイスの種類が豊富って感じかな
これは・・・ちょっと気になる
「ジアン、食べたら見て回りたい!」
「おっけー時間はたっぷりあるし、ゆっくり見て回ろうぜ」
出会ってからこんなに二人きりでゆっくりした時間を過ごすことなんてなかったな~
毎日一緒に住んで、毎日一緒に寝て生活もしているんだけど
なんか、充実しすぎてうれしいな~へへへ
「なにニマニマしているんだよ」
「へへ~なんか幸せだなって思って」
「俺も」
抱き寄せて頭にキスしてくれる
もうこんなことも通常運転だけど・・・でも恥ずかしいです
猫地区には多種多様なものが売っていた
人属で作られた機械が猫地区での薬学の進歩をすごく早くしたらしく
人属の機械は猫地区にとってなくてはならいものらしい
調合や開発されたものは、人属へまた格安で提供される
資源が豊富な獣人大陸には問題はないようだが、足元を見られていることもあるらしい
それでも、どの店も質が良く丁寧に作られているとわかる商品が多い
「ここ、リンクの店の一つ」
え?
ジアンの指した方向を見れば、いつものリンクからは想像できない外観
すんごい派手派手ポップなイメージだったんだけどww
隠れ家的な感じのおしゃれなカフェのようだ
白の煉瓦を基調として、四角いその建物はほかの周りの建物とはちょっと違う
シンプルイズベスト的な
余計な装飾も文字も一切ない
ドアすら簡素だ
「入っていい??」
「もち」
中もシンプルだ
いろいろな漢方薬のようなものと、ハーブと、同じ大きさの瓶にきれいに詰められ並べられている
「何かお探しなものがあれば、グラム売りもできますので、おっしゃってくださいね」
エプロンをつけた猫耳のかわいいお姉さんが話しかけてくれた
いろいろと聞けば丁寧にしかも詳しく的確に教えてくれる
・・・すごい店員の鏡
アルバイトとかじゃないのかな?すごい知識豊富
ちゃんと理解して売っているんだ
いくつか料理に使えそうなハーブを購入した
「ありがとうございました~」
満足のいく買い物ができた
「すごいね~取り扱いされているものの量が全然違うね」
「そりゃ本場だからな」
そうだよね~
「買った荷物は全部送るから部屋にある箱に入れておけばいいから」
「え!そうなの!?」
「そうだよ。え?全部持ち歩いて旅行する気だったの?」
・・・そうよね
大きな物買えないな~とかちょっと思っていたよww
ふふふ
「じゃぁ・・遠慮せずに~~!!」
それから何店舗も回り、猫足のついた台座を買ったり、かわいい鏡をかったりと大量買い
「おお・・・こんな買うのかw」
「だって・・・ここでしか買えないじゃん!」
「いや、そうだけどさ、マキアって物欲なさそうだなって思っていたから」
まぁなければないで生活できるし
どうしても必要じゃないなら買わなくてもいいんだけど
「ふふふ・・あたしはお金持ちなのです!」
たっぷりお金はあるw
こういう時に使わないでいつつかうのだ!
可愛いもに囲まれたい、欲しいものは買いたい
そんなことも前世では全くできなかったし、これが大人買い・・て感じに満足だ
「あっちも~」
「ちょ、まって、一回戻ろうぜ」
ジアンに持たせた荷物がすごいことになっているw
「というか、明日もいるんだから明日にしよう」
疲れた顔をしているぞジアン
女子の買い物は大変だよね~w
「ごめんごめんw」
ホテルに戻って買ったものを一個一個広げてみていた
「かわいい~みてこれ~!!」
精巧な作りで、おしゃれな台座
かわいい瓶につめられたハーブのセット
雑貨屋さんはかわいいのがたくさんあって、あれもこれもとカゴにいれてしまった
「普通洋服とか宝石とか欲しいもんじゃないの??」
ジアンがあきれて買ったものをみている
「そう?ネックレスしているからもういらないよ」
言語ストーンの指輪とか、制御ストーンの腕輪とかw
いろいろとつけているし
もう宝石とかいらなくない?
「洋服だってこの間たくさんもらったし」
「そうだけどさ~」
なんかジアンはこれじゃない感がしているらしい
「疲れた?」
「少しな~」
ベットにどさりと横になるジアン
むむむ・・・新婚旅行だしね
ちょっとサービスしてあげるか
「はい、じゃぁうつぶせになって~」
靴を脱いでジアンの上にまたがる
「なになに」
「サービスサービす~」
ぎゅっぎゅと腰をもんであげる
固い・・・・
筋肉か?
なんかほぐれている感じがしないw
「・・・っつ・・っく!!」
なんか悶えているぞ
「お客さんどうですか~」
ぎゅっぎゅと力いっぱい押してあげる
ついでに癒の魔力も流してあげる
「・・・やめやめやめ~~!!!」
ガバっとおきあがって形勢逆転される
「くすぐったすぎる!」
けらけら笑ってるジアンもかわいいな
いつも頼れるマン的な感じだしこういうのもいいね
新婚旅行ラブラブか
「あたしもあたしも~」
もめもめコールをしてみた
「はいよ」
・・・・・!!!!
「ぎゃ~!!!ちょっとまってまってまって!!!」
あまりの痛さに叫んでしまった
強いわ!!
二人ともマッサージするのには向いていないことが判明した
よし
「・・・わかった、頭皮もんで~」優しくね?と念を押して、ジアンの前に座る
「はいよ。どう??」
「・・いい~極楽~」
大きくて暖かい手が気持ちい
・・・これは・・・
・・・寝るやつだ・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
あれ
はと目を覚ますともう部屋の中が真っ暗だ
「・・・ジアン??」
ふと隣を見るとすやすやと寝ている
あたしねちゃったのか
夜ご飯とかどうしたんだろ
大丈夫かな
今お風呂とかいったら起こしちゃうよね
まぁ明日の朝でいいか
「・・・ジアンお休み~」
またジアンの隣にもぐりこんだ
ぬくぬくで暖かい
へへ・・・ここ寝やすいんだよね
びっくりだよ・・・
「気づくかなって黙ってた」ニヤリとしている
働いているとは思わないじゃん~
「そっくりだったね~」笑顔が素敵だったな
「おばさん、おじさんが死んでからずっとふさぎ込んでてさ」
握っている手に力が入る
なぬ!亡くなったの?
「リンクもだけど。そんな時にお前のお菓子に出会ってさ。二人ともはまって」
おお~それはよかった
マジでよかった
「ずっと家にいて喪に服していても気分が落ち込むだけだし、
働くほど困ってもいないんだけど、外に出たらいいかと思って勧めてみたんだ」
「だから、生き生きしてまた元気になってくれるのは本当にうれしいな」
ジアンもほっとしたようだ
「おいしいの食べると元気になるしね。役に立ててよかったよ」
「いや、本当にそんなんじゃ言い表せないほどだったんだよ。まじでお前に感謝だよ」
頭を撫でられる
広場の人混みがなかったら抱きしめられていたか
「あ!あれ・・・」
広場にある屋台・・・気になっていたやつだ
「もう昼すぎてたな。食べる?」
「食べる~~!!!」
二人で一緒に買ってベンチに座って食べる
猫地区なだけに猫属がほとんだけど、犬属やうさぎ属もやっぱり多少いるね
「やっぱり、薬屋さん?が多いね」
むしゃむしゃと食べながら見渡す
ちょっと独特な匂いも多いし、それらを使っての料理も多い
なんていうんだろう、スパイスの種類が豊富って感じかな
これは・・・ちょっと気になる
「ジアン、食べたら見て回りたい!」
「おっけー時間はたっぷりあるし、ゆっくり見て回ろうぜ」
出会ってからこんなに二人きりでゆっくりした時間を過ごすことなんてなかったな~
毎日一緒に住んで、毎日一緒に寝て生活もしているんだけど
なんか、充実しすぎてうれしいな~へへへ
「なにニマニマしているんだよ」
「へへ~なんか幸せだなって思って」
「俺も」
抱き寄せて頭にキスしてくれる
もうこんなことも通常運転だけど・・・でも恥ずかしいです
猫地区には多種多様なものが売っていた
人属で作られた機械が猫地区での薬学の進歩をすごく早くしたらしく
人属の機械は猫地区にとってなくてはならいものらしい
調合や開発されたものは、人属へまた格安で提供される
資源が豊富な獣人大陸には問題はないようだが、足元を見られていることもあるらしい
それでも、どの店も質が良く丁寧に作られているとわかる商品が多い
「ここ、リンクの店の一つ」
え?
ジアンの指した方向を見れば、いつものリンクからは想像できない外観
すんごい派手派手ポップなイメージだったんだけどww
隠れ家的な感じのおしゃれなカフェのようだ
白の煉瓦を基調として、四角いその建物はほかの周りの建物とはちょっと違う
シンプルイズベスト的な
余計な装飾も文字も一切ない
ドアすら簡素だ
「入っていい??」
「もち」
中もシンプルだ
いろいろな漢方薬のようなものと、ハーブと、同じ大きさの瓶にきれいに詰められ並べられている
「何かお探しなものがあれば、グラム売りもできますので、おっしゃってくださいね」
エプロンをつけた猫耳のかわいいお姉さんが話しかけてくれた
いろいろと聞けば丁寧にしかも詳しく的確に教えてくれる
・・・すごい店員の鏡
アルバイトとかじゃないのかな?すごい知識豊富
ちゃんと理解して売っているんだ
いくつか料理に使えそうなハーブを購入した
「ありがとうございました~」
満足のいく買い物ができた
「すごいね~取り扱いされているものの量が全然違うね」
「そりゃ本場だからな」
そうだよね~
「買った荷物は全部送るから部屋にある箱に入れておけばいいから」
「え!そうなの!?」
「そうだよ。え?全部持ち歩いて旅行する気だったの?」
・・・そうよね
大きな物買えないな~とかちょっと思っていたよww
ふふふ
「じゃぁ・・遠慮せずに~~!!」
それから何店舗も回り、猫足のついた台座を買ったり、かわいい鏡をかったりと大量買い
「おお・・・こんな買うのかw」
「だって・・・ここでしか買えないじゃん!」
「いや、そうだけどさ、マキアって物欲なさそうだなって思っていたから」
まぁなければないで生活できるし
どうしても必要じゃないなら買わなくてもいいんだけど
「ふふふ・・あたしはお金持ちなのです!」
たっぷりお金はあるw
こういう時に使わないでいつつかうのだ!
可愛いもに囲まれたい、欲しいものは買いたい
そんなことも前世では全くできなかったし、これが大人買い・・て感じに満足だ
「あっちも~」
「ちょ、まって、一回戻ろうぜ」
ジアンに持たせた荷物がすごいことになっているw
「というか、明日もいるんだから明日にしよう」
疲れた顔をしているぞジアン
女子の買い物は大変だよね~w
「ごめんごめんw」
ホテルに戻って買ったものを一個一個広げてみていた
「かわいい~みてこれ~!!」
精巧な作りで、おしゃれな台座
かわいい瓶につめられたハーブのセット
雑貨屋さんはかわいいのがたくさんあって、あれもこれもとカゴにいれてしまった
「普通洋服とか宝石とか欲しいもんじゃないの??」
ジアンがあきれて買ったものをみている
「そう?ネックレスしているからもういらないよ」
言語ストーンの指輪とか、制御ストーンの腕輪とかw
いろいろとつけているし
もう宝石とかいらなくない?
「洋服だってこの間たくさんもらったし」
「そうだけどさ~」
なんかジアンはこれじゃない感がしているらしい
「疲れた?」
「少しな~」
ベットにどさりと横になるジアン
むむむ・・・新婚旅行だしね
ちょっとサービスしてあげるか
「はい、じゃぁうつぶせになって~」
靴を脱いでジアンの上にまたがる
「なになに」
「サービスサービす~」
ぎゅっぎゅと腰をもんであげる
固い・・・・
筋肉か?
なんかほぐれている感じがしないw
「・・・っつ・・っく!!」
なんか悶えているぞ
「お客さんどうですか~」
ぎゅっぎゅと力いっぱい押してあげる
ついでに癒の魔力も流してあげる
「・・・やめやめやめ~~!!!」
ガバっとおきあがって形勢逆転される
「くすぐったすぎる!」
けらけら笑ってるジアンもかわいいな
いつも頼れるマン的な感じだしこういうのもいいね
新婚旅行ラブラブか
「あたしもあたしも~」
もめもめコールをしてみた
「はいよ」
・・・・・!!!!
「ぎゃ~!!!ちょっとまってまってまって!!!」
あまりの痛さに叫んでしまった
強いわ!!
二人ともマッサージするのには向いていないことが判明した
よし
「・・・わかった、頭皮もんで~」優しくね?と念を押して、ジアンの前に座る
「はいよ。どう??」
「・・いい~極楽~」
大きくて暖かい手が気持ちい
・・・これは・・・
・・・寝るやつだ・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
あれ
はと目を覚ますともう部屋の中が真っ暗だ
「・・・ジアン??」
ふと隣を見るとすやすやと寝ている
あたしねちゃったのか
夜ご飯とかどうしたんだろ
大丈夫かな
今お風呂とかいったら起こしちゃうよね
まぁ明日の朝でいいか
「・・・ジアンお休み~」
またジアンの隣にもぐりこんだ
ぬくぬくで暖かい
へへ・・・ここ寝やすいんだよね
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
25
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる