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人属編-12
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ジアンとの新婚旅行!
めっちゃ堪能している
猫地区の特産は多岐にわたり、広大な面積に多くの薬草とハーブがあり
多くの人が働いている
ハーバード領主に勧められた野草園やハーブ園も楽しめた
ジアンは匂いが・・っていっていたけど、それがいいんだよね~
今度なにかレシピに使えそうなものがないか見ていたりしたから
すごい勉強になった
「そんじゃ、荷物大丈夫か?」
「うん、OK~~」
今日は猫地区出発の日
午後一でうさぎ地区へ移動する
また4.5時間の距離だからがんばらないとね
「お土産はこれで全部か?」
「うん!送ってもらえるんだよね?」
「俺らが家に戻った後に届くようにしてもらうよ」
「らくちん~」
「・・しかし、よくこんな買ったな」
山のようなお土産だ
可愛いものもたくさんあったし、今後のレシピのためにも使いたいし、
みんなのお土産にもいいなって思ったし
「うさぎ地区は何が売っているかな~楽しみ~~」
「まだ買うか」
猫地区とうさぎ地区は別じゃん!
やいのやいの言っているとノックが聞こえた
「失礼します。お荷物をお運びしますね」
ボーイさんが細い腕なのに、重たい荷物を軽々と持ち上げて運んでいる
細マッチョか
「朝食は?隣に行こうよ」
「好きだなそこ」
ホテルの隣にあった、高級レストラン
敷居が高そうだったが、二日目の夜に新婚だしってことで行ってみたんだよね
思ったほど高級って感じでもなく、値段もリーズナブルな物も多い
なにより、料理が絶品!
すごい工夫されているのがわかる
猫地区特産をたっぷりと使っていて、見ても食べても満足な一品
「これ!!おいしい!!」ってはまったのがお魚料理
お肉ばかり食べてきた感じがするが、一応どの地区も海に面しているからとれるんだよね
猫地区は海鮮系に特化していて、魚介類の料理がすごく多かった
これは・・毎日食べてもいいって思ったほどで
何かにつけてこのお店に通っていた
「魚介のスープと魚の香草焼きをお願いします」
焼きたてのパンが食べ放題でついてきて、本当においしい
「ん・・・おいしい~」
「俺はこれ好き」
ジアンは魚介類のパスタを頼んでいる
「こういうお店が犬地区にもあるといいね~」
「ないわけじゃないけど、食にうるさい猫地区ならではの味付けだな」
毎日食べても飽きない
屋台もおいしかったし、ちょっと入ったカフェの料理もおいしかった
「食がおいしいところはまた来たくなる」
「うん。そうだな。またこよう」
軽く食べないと馬車で酔ったら吐いてしまう・・ってことで、
最後の猫地区の料理だけどちょっとセーブした
「おいしかった~」店を出てジアンと馬車乗り場へ行こうとしたとき、
遠くから走ってくる子供が目の前でころんだ
盛大にスライディングしている
「・・・・・!!!!ああぁぁぁ~~~~ん」
4歳くらいだろうか、膝がすりむけて血が出ている
ミミが垂れて顔が涙でぐしゃぐしゃだ
「!大丈夫??」
すぐに駆け寄って起こしてあげる
痛そう・・・
母親らしき人が1歳くらいの子をつれて走ってきている
「ほら、泣かないで?全然痛くないでしょ??」
さっと膝に手を当て、癒の魔力を流し込む
もっていたハンカチで周りの血をふき取り、何事もなかったかのようにした
「あああ~~ん・・・・ん??・・・ぐずっ・・・ぐずっ・・」
大きな目をこすりながら膝をみて、あれ?って顔をしている女の子
「すみません!!」
お母さん到着
「いえ、ちょっと転んだだけだよね?偉いね~泣き止んだね」
「・・??・・・うん」
不思議そうな顔をしている
「だから手をつなぎなさいって言ったでしょ!走っていかないでちょうだい!」
「・・・ぐずっ・・・うん。ごめんなさい」
「本当にすみません、ありがとうございました」
小さい子もいるのに、手のかかる4歳も見ないといけないのか~
大変だなお母さん
「またね!走っちゃだめだよ~」
ばいば~いと手を振る
「・・・・マキア」
!!!!!
後ろから怒りのオーラが・・・・
その後、馬車の中では長時間の説教が始まった
誰が見ているかわからないだろうとか
過度に癒の力をいれると魔力酔いするんだとか
何回も聞いたことだけど
「だってとっさにやっちゃったし、みてらんかなったんだもん」
コントロールの練習のおかげだとか
傷跡も残らずきれいに治っていてすごかったとか
最後はお褒めの言葉も入っていた
「はぁ・・・まぁ俺でも同じことするだろうな」
最後はジアンが折れて?くれて「いいことしたな」と話が終わったw
「でも、もうだめだぞ」
「はーい」
毎日寝る前に練習もかかさずしている
最近ではシールドも少しの時間だけどはれるようになってきた
まだまだ難しいけど、練習を始めたころに比べればだいぶ上達した
「そういえば、うさぎ属の領主にも会うんでしょ?」
「そうだな。お祝いもらっているし、挨拶しておかないとな」
「なんでそんな嫌そうな顔しているの?」
すんごい行きたくなさそうな顔をしてる
「・・・」
「??」どういうことだ
「まぁ、会えばわかるよ」
休憩をはさみながらいったから、ついたのは夕方になった
「おなかは?すいてない?」
「うん、まだまだ平気かな~」
休憩しながら軽く飲んだりしていたし、さほど空いていない
「じゃぁ、少し休むか~疲れたな」
「はーい」
うさぎ地区の宿泊ホテルは少し街中から外れた小高い丘の上にあった
街中を見下ろせて、でも周りは自然がいっぱいな感じで静かで空気がおいしい
「いらっしゃいませ。お待ちしていました」
ジアンが手続きをしてくれて、ウサギのお姉さんが荷物をもって部屋へ案内してくれる
「外にお風呂もありますので、ぜひお使いください」
部屋を一通り案内しくれて、戻っていった
ミミがピンとたっていて、かわいい
猫耳もいいけどウサギ耳も萌えだな
「では、ごゆっくりお休みください、何かありましたらおよびくださいませ」
ペコリと頭をさげて、静かにでていった
猫地区もだけど、ここも結構いいホテルだよね?
「ジアン、ここって結構いいホテル?」
「ん?まぁそうだな。猫地区もここも、一番いいホテルのいい部屋にしてもらっているぜ」
「え~!そうなの!」
どうりでいい部屋なわけだ
クッションとか無駄に多いよ
「何?狭い?」
「んなわけ!逆だよ~もったいなくない?寝るだけなのに」
「おまw新婚旅行だぞ。しかも旅行なんてそうそういけないのに」
そうだけど・・貧乏性だ・・あたし
金はあるくせにww
「変な雑貨は買うのに」
「変なっていうな~」
お前の方が金の使い方わからんわって言われてしまった
「うさぎ地区はキラキラしているね~」
なんていうんだろうか、無駄にキラキラしている
「加工の街だからな」
魔石の加工以外にも、アクセサリーをつくったり、
武器や防具作りにも特化しているうさぎ属は手先が器用だ
「ああ、あと気をつけろよ、あいつら口がうまいから」
??どう気をつければいいんだ
おれおれ詐欺的な感じのものがあるのかな
「・・?うん」
明日からはうさぎ地区の探検だ~
楽しみ楽しみ~~
めっちゃ堪能している
猫地区の特産は多岐にわたり、広大な面積に多くの薬草とハーブがあり
多くの人が働いている
ハーバード領主に勧められた野草園やハーブ園も楽しめた
ジアンは匂いが・・っていっていたけど、それがいいんだよね~
今度なにかレシピに使えそうなものがないか見ていたりしたから
すごい勉強になった
「そんじゃ、荷物大丈夫か?」
「うん、OK~~」
今日は猫地区出発の日
午後一でうさぎ地区へ移動する
また4.5時間の距離だからがんばらないとね
「お土産はこれで全部か?」
「うん!送ってもらえるんだよね?」
「俺らが家に戻った後に届くようにしてもらうよ」
「らくちん~」
「・・しかし、よくこんな買ったな」
山のようなお土産だ
可愛いものもたくさんあったし、今後のレシピのためにも使いたいし、
みんなのお土産にもいいなって思ったし
「うさぎ地区は何が売っているかな~楽しみ~~」
「まだ買うか」
猫地区とうさぎ地区は別じゃん!
やいのやいの言っているとノックが聞こえた
「失礼します。お荷物をお運びしますね」
ボーイさんが細い腕なのに、重たい荷物を軽々と持ち上げて運んでいる
細マッチョか
「朝食は?隣に行こうよ」
「好きだなそこ」
ホテルの隣にあった、高級レストラン
敷居が高そうだったが、二日目の夜に新婚だしってことで行ってみたんだよね
思ったほど高級って感じでもなく、値段もリーズナブルな物も多い
なにより、料理が絶品!
すごい工夫されているのがわかる
猫地区特産をたっぷりと使っていて、見ても食べても満足な一品
「これ!!おいしい!!」ってはまったのがお魚料理
お肉ばかり食べてきた感じがするが、一応どの地区も海に面しているからとれるんだよね
猫地区は海鮮系に特化していて、魚介類の料理がすごく多かった
これは・・毎日食べてもいいって思ったほどで
何かにつけてこのお店に通っていた
「魚介のスープと魚の香草焼きをお願いします」
焼きたてのパンが食べ放題でついてきて、本当においしい
「ん・・・おいしい~」
「俺はこれ好き」
ジアンは魚介類のパスタを頼んでいる
「こういうお店が犬地区にもあるといいね~」
「ないわけじゃないけど、食にうるさい猫地区ならではの味付けだな」
毎日食べても飽きない
屋台もおいしかったし、ちょっと入ったカフェの料理もおいしかった
「食がおいしいところはまた来たくなる」
「うん。そうだな。またこよう」
軽く食べないと馬車で酔ったら吐いてしまう・・ってことで、
最後の猫地区の料理だけどちょっとセーブした
「おいしかった~」店を出てジアンと馬車乗り場へ行こうとしたとき、
遠くから走ってくる子供が目の前でころんだ
盛大にスライディングしている
「・・・・・!!!!ああぁぁぁ~~~~ん」
4歳くらいだろうか、膝がすりむけて血が出ている
ミミが垂れて顔が涙でぐしゃぐしゃだ
「!大丈夫??」
すぐに駆け寄って起こしてあげる
痛そう・・・
母親らしき人が1歳くらいの子をつれて走ってきている
「ほら、泣かないで?全然痛くないでしょ??」
さっと膝に手を当て、癒の魔力を流し込む
もっていたハンカチで周りの血をふき取り、何事もなかったかのようにした
「あああ~~ん・・・・ん??・・・ぐずっ・・・ぐずっ・・」
大きな目をこすりながら膝をみて、あれ?って顔をしている女の子
「すみません!!」
お母さん到着
「いえ、ちょっと転んだだけだよね?偉いね~泣き止んだね」
「・・??・・・うん」
不思議そうな顔をしている
「だから手をつなぎなさいって言ったでしょ!走っていかないでちょうだい!」
「・・・ぐずっ・・・うん。ごめんなさい」
「本当にすみません、ありがとうございました」
小さい子もいるのに、手のかかる4歳も見ないといけないのか~
大変だなお母さん
「またね!走っちゃだめだよ~」
ばいば~いと手を振る
「・・・・マキア」
!!!!!
後ろから怒りのオーラが・・・・
その後、馬車の中では長時間の説教が始まった
誰が見ているかわからないだろうとか
過度に癒の力をいれると魔力酔いするんだとか
何回も聞いたことだけど
「だってとっさにやっちゃったし、みてらんかなったんだもん」
コントロールの練習のおかげだとか
傷跡も残らずきれいに治っていてすごかったとか
最後はお褒めの言葉も入っていた
「はぁ・・・まぁ俺でも同じことするだろうな」
最後はジアンが折れて?くれて「いいことしたな」と話が終わったw
「でも、もうだめだぞ」
「はーい」
毎日寝る前に練習もかかさずしている
最近ではシールドも少しの時間だけどはれるようになってきた
まだまだ難しいけど、練習を始めたころに比べればだいぶ上達した
「そういえば、うさぎ属の領主にも会うんでしょ?」
「そうだな。お祝いもらっているし、挨拶しておかないとな」
「なんでそんな嫌そうな顔しているの?」
すんごい行きたくなさそうな顔をしてる
「・・・」
「??」どういうことだ
「まぁ、会えばわかるよ」
休憩をはさみながらいったから、ついたのは夕方になった
「おなかは?すいてない?」
「うん、まだまだ平気かな~」
休憩しながら軽く飲んだりしていたし、さほど空いていない
「じゃぁ、少し休むか~疲れたな」
「はーい」
うさぎ地区の宿泊ホテルは少し街中から外れた小高い丘の上にあった
街中を見下ろせて、でも周りは自然がいっぱいな感じで静かで空気がおいしい
「いらっしゃいませ。お待ちしていました」
ジアンが手続きをしてくれて、ウサギのお姉さんが荷物をもって部屋へ案内してくれる
「外にお風呂もありますので、ぜひお使いください」
部屋を一通り案内しくれて、戻っていった
ミミがピンとたっていて、かわいい
猫耳もいいけどウサギ耳も萌えだな
「では、ごゆっくりお休みください、何かありましたらおよびくださいませ」
ペコリと頭をさげて、静かにでていった
猫地区もだけど、ここも結構いいホテルだよね?
「ジアン、ここって結構いいホテル?」
「ん?まぁそうだな。猫地区もここも、一番いいホテルのいい部屋にしてもらっているぜ」
「え~!そうなの!」
どうりでいい部屋なわけだ
クッションとか無駄に多いよ
「何?狭い?」
「んなわけ!逆だよ~もったいなくない?寝るだけなのに」
「おまw新婚旅行だぞ。しかも旅行なんてそうそういけないのに」
そうだけど・・貧乏性だ・・あたし
金はあるくせにww
「変な雑貨は買うのに」
「変なっていうな~」
お前の方が金の使い方わからんわって言われてしまった
「うさぎ地区はキラキラしているね~」
なんていうんだろうか、無駄にキラキラしている
「加工の街だからな」
魔石の加工以外にも、アクセサリーをつくったり、
武器や防具作りにも特化しているうさぎ属は手先が器用だ
「ああ、あと気をつけろよ、あいつら口がうまいから」
??どう気をつければいいんだ
おれおれ詐欺的な感じのものがあるのかな
「・・?うん」
明日からはうさぎ地区の探検だ~
楽しみ楽しみ~~
応援ありがとうございます!
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