愛が重いなんて聞いてない

音羽 藍

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凱歌と嘗ての栄光

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アクセサリーを箱に入れ片付けて、疲れた私はひと伸びして、透けた夜着が鏡に写り恥ずかしいなと思いながら、ベッドに戻る。

ガチャリ

バスルームからバスローブのみを着込んだユリウスは私を見ると微笑んで、ベッドの上に上がった。
熱のこもった視線をあびて、私は恥ずかしさと婚約したという嬉しさで頭は沸騰しそうである。

「シア……ん?こんなにまだ触ってないのにトロトロして……期待してた?」
「はぁっ……だって……昼間あんなに弄られてたらこうなるわよ。」
「馬車でもイかせようとしてるのに、頑なに我慢する君は本当に愛おしかったよ。」

さわりと夜着の中へとユリウスの手が滑り、下半身の秘部を触られて私はぷるっと震える。

すると確信していたし、汚れるだけなのでショーツを履くのは諦めて履かなかった。

……私もしたかったし。

ユリウスはそれから、首筋や胸を舐めてくれるけど、肝心な部分はそれから触ってくれない。

「ユリウスっ」
「シア、どこが欲しい?」

ユリウスのバスローブから覗く筋肉質な身体と天を向き聳り立つペニスから目が離せない。

……やっぱりユリウスはいじわるだ。

素直にしてくれない。

「言ってくれないと、もっとできないんだが?」

私の足先を持たれて、ちゅっと太ももにキスをされ、なんども吸い上げたり舐められたりされる。

「……恥ずかし……ここ触って。」

私は自分の胸を持ち見せる。

「言ってくれないとさ……シア」

ユリウスはねっとりとした視線と、まるで勝者が敗者を笑う様に笑われて見られてムッとした私は言ってやった。

「乳首触って欲しいのっ」

これでどうだと私は笑った。

にんまりと笑みを浮かべた彼の顔に、その時彼が狙っていた結果になったと今更気がついたが遅く、もどかしさで身体をよじっていた私の乳首をきゅっと摘まれて声が出た。

「ひゃっんんんっ」
「そうか、シアは乳首が好みなんだ?」

言われながら愛撫され、昼間からの行為で既にすっかりとろとろになった秘部にペニスが添えられるが入ってこず、私は愛撫で上に向いていた視線をユリウスに向ける。

「シア、どうして欲しい?」
「ッ……」

ユリウスの赤らんだ顔で、ねっちこく私をいじめる。
ほら?

と言わんばかりに先走りが垂れるペニスを軽く動かすと亀頭冠がクリトリスに擦れ、あぐっと私は感じながら、ユリウスを見る。

気持ち良いけど、イキそうになると止められてしまったり、首筋を舐めるけど、逆鱗の縁近くは舐められるけど触れる瞬間にやめてしまったりされて私はおかしくなりそうだ。

言ったらしてくれるけど、彼の掌の上なのが気に食わない。

うぐっと私は噛み締める。

目に留まったバスローブの中にある彼の乳首に目線が止まり、仕返してやろうと私は手を伸ばした。

「シアッちょっとっ」

焦った彼の声を聞きながらぐにぐにと触ると一回り彼のペニスがかなりギンギンになった気がした。

あれ?

これってまずいのでは。

「……シア君は本当に俺を煽るのが好きだな?」
「そのっ……つい……入れてくれなくて。」

私はやってしまったと思いながら、目を逸らした。

「どこに?」
「私のここにっ入れて欲しくて……ッ」

無意識のうちに言いながら逃れようと尻込みしているとずぶりと呆気なく挿入される。

圧倒的な熱と硬いさを持つユリウスのペニスが身体に埋め込まれていく。

「はぁんんっ」

下半身を押し付けるように上に上げてしまい、私はすっかり慣らされ待ち望んでいたペニスがようやく入って来ただけでイってしまった。

「イク時は言わないとだめって言ったよね?さっきは煽られたから、今日はやめてってお願いしても止められないから……シアは無理矢理やるのも好きだったよな?存分にヤるから今日は寝かせてあげられないな。明日は抱っこして挨拶に行くから安心していい。」
「ごめなさッ…謝ってるのにッ………おねがぃゆるしてッ…や、やだッ…深すぎっ……ッはぁ……たくさんはむりぃっ」

ばちゅん

腰を奥まで一気に振られて私は目がチカチカする程の快楽と共にわざと魔力を流し込まれて、イってしまう。

「ぁぁっ……はぁんんんっ……」
「ほら、言わないとなぁ?シア今日はたくさんッ鳴いてくれるよな?」

ひくんひくんとイッているのに、乱雑に腰を奥の気持ち良い所へと振られてしまい、快楽が止まらない。

「イッてるからっぁ……ぁんイグんだめっ」
「馬鹿だな……俺の可愛いシア、普通に言ってくれればもっと優しくしたのに。君が無理矢理やるのも好きだからそれともこうしたのを望んでしたのか?」

ガクガクと揺れる身体を最奥まで腰を入れられ、ユリウスの甘く攻める言葉と共に、クリトリスを弄られながら、私は達した。
ぐぶゅと鈍く奥へ熱い液体が注ぎこまれたのを感覚がしながらも、魔力がこぷこぷと雪崩れてくる。
私の魔力も彼に雪崩れこんでいた。 

容赦なくチロリと逆鱗を舐められて、私はあぐっと声を上げてびくびくっと達する。

「こんど……からっちゃんとっ言うからぁ……」
「その時は言えよ?私のおまんこに入れてって。」
「わかったぁっ……からぁ……ごめんなさいぃっ」

余りにも強過ぎる快楽に私は涙をこぼして、荒い息を吐いた。

ユリウスはその涙を愛おしそうに舐めて、それから首筋の裏にキスをして吸い上げた。 

「シア…良い子だ。」

今度はまるで赤ん坊のおしめをかえるときの様に足を広げさせられて深くまでプレスされる。

「シア、どうこれは気持ち良い?」
「これっすきぃっ奥きもちっのぉ」
「この体勢シアは好きなんだな?」
「ユリウスっすきぃ」
「シア、良い子だ。シアをこうして気持ち良くできるのは俺だけだからな?」
「ユリウスだけっっ」

すっかり快楽に呑まれ込み、思考は停止する。
もっとユリウスと二人で気持ち良くなりたい。

ただ、それだけである。

だって、私達は番だもの。
こういう行為はユリウスしかしたくないし、他の人にはして欲しくない。

ユリウスが幸せそうに笑ってくれて、嬉しいと思いながら、キスをしたりして溺れていく。

「シア……すっかり君が堕ちてくれて嬉しい。もっと気持ち良くなって。」

揺さぶられ、時折深く奥に届く度に私の声はいつもよりも甘い声が室内に響いた。 

「んひっぁぁんふぁ…あひゃぁッ…しゅごいよぉ」

声に欲を掻き立てられたのか、じっくりと浅い所をえぐられていたが、ぐりっと一際奥のコツンと当たる所に押し込まれた瞬間中出しされ、私は甲高い声を上げてイった。

「ひゃぁぁっ……イグッよぉ」
「シア……なんて可愛い声をあげるんだ。もっと聞かせて。」
「もうだめっ……ゆるじてぇっ……んっ、ふ、ふっ」

ユリウスに唇で塞さがれて、手の指一本一本までしっかりと組み合わされると、にげる場所はないと言われている様できゅんと再び締め付けた。

びゅくびゅ

中に勢いよく出されながら、また腰を振られる事で私は締め付けて達した。
また魔力が流れて来て、恍惚とした。
しかし、私の魔力が流れたからかそのせいで、出しきって芯を失っていたユリウスのペニスは再び硬くなり、バチュんと腰を振られてしまった。
口では抵抗していたのに、すんなりと再び行為にのめり込んでいく。

明日は挨拶に行くのにっ

そんな事を考えていたからか、ユリウスは笑って私の頭を優しく撫でる。

「いがいと余裕があるな?」
「ぅうんっ……ないっからぁあぐっぁんん」

ずるりとユリウスのペニスが抜けていく。

それだけなのに、抜けちゃだめっと思って腰を上げかけようとしてしまった事を見抜かれた。

「抜いて欲しくない?」

ユリウスの嬉しそうな表情か見えて、私はすっかりユリウスに調教された身体と心は正直で言った。

「欲しいのっ」
「シアは良い子だね、ご褒美にまだたくさんしてあげるよ。」

抜けたのと同時に、下半身の方を見ると、どろりと白濁が溢れ零れ出る感覚に私は口をだらし無く開けて舌を出しながら感じた。

「だっ……あっはっ」

目の前でだらし無く倒れ込んで、秘部からはたっぷりとユリウスの精液を垂らしながら感じている私をユリウスに視姦されながら、ユリウスは自身のソレを扱いている。

ぼんやりともう……

天井を見上げて、チラリと目線だけをバスルームへ向けたたが逃げ出す力もなく、心は気持ち良くただなりたいと快楽に包まれて、抗う意志も全てなくなった。

ランプの薄暗い室内に私とユリウスの荒い吐息が響いている。

疲れが出ているのか、気絶しそうなうつろな意識の中、ユリウスがまだ寝かせないと囁かれて、気絶させねぇからと言わんばかりに、身体を抱えられて、体位を変えようとしていると思い腰が無意識に浮いて合わせ様とした。

「シア……愛してる。」

耳元でそれはとても……まるで綿菓子の様にふんわりと優しく耳を舐めなられながら告げられた。

「……私も愛してるわ、ユリウス。」

恥ずかしさと嬉しさに包まれながら、ユリウスの顔が見たいと顔を向けると溺れるようにキスをして、また再び、身体を繋げて混ざり合う。

どのぐらい時間が経ったかわからない。
私はユリウスが射精して中に注ぎ込んだ時に気を失った。
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