346 / 694
第4章 魔術学園奮闘編
第346話 待ってくれ! 今のは何だ。君は何をした?
しおりを挟む
開始を告げられて一呼吸。なおステファノは動かなかった。
(こいつ、緊張しているのか?)
ハーマンが疑問を覚えたその時、ステファノとの距離が縮まっていることに気づいた。
(む! 動いている!)
一切の予備動作なく、青葉の上を滑る水滴の如くステファノはすり足を進めていた。続いて起こるのは袈裟懸けの打ち込みだ。
申し合いである以上、動作の手順はすべて決まっている。
杖術の手練れであるハーマンは余裕をもって振り下ろされる杖を受けに行く。
ステファノの振りは決して速くない。ハーマンは完璧なタイミングで杖を合わせた。
かん!
乾いた音を立てて、二本の杖が重なった。
(きれいな打ち込みだ。だが、軽い……)
ハーマンは、もっと速く、もっと重い打ち込みをいくらでも受けたことがある。
(うん?)
手の中の杖が引っ張られるような不思議な感覚をハーマンは覚えた。
(何だ?)
強い力ではない。ほんのわずかに杖同士が粘着したように、ステファノが引き戻す杖に自分の杖がついて行こうとした。
次の手では、下段からの逆袈裟が来る。型通りに体を裁いて、ハーマンはこれも余裕をもって受ける。
(まただ)
打ち合わせた杖が、ほんの少しだけ持って行かれる。
ハーマンの杖は数センチ、構えを流されることになる。
次の手はハーマンからの打ち込みだ。
流れた杖を引き戻し、杖先を振りかぶって袈裟懸けに振り下ろす。
(ん? 決まりが悪い?)
杖の動きは全身の動きの結果である。足、腰、背中、腕など体のすべてが理想の振りのために動いている。
すべての動きがあるべきところに収まれば、理想の打ち込みが生まれる。
それが揃わない。
思っていることができない。
何千回、何万回と繰り返して来た打ち込みがほんの僅かにぼやけていた。
ハーマンの打ち込みを払って、ステファノは杖を翻す。槍で言う石突き側を使って、ハーマンのみぞおちを突いて来る。
これもあらかじめ決まった手であった。
特別の速さもない普通の突きを、ハーマンは自分の杖を閃かせて払う。タイミング的には余裕の動きだった。
(むう。手応えが悪い)
ぎしりときしむような感触が手の内に伝わった。微妙に杖の当たり所が悪いのだ。
(糞! 調子が出ん!)
嫌な感触を振り払うように、ハーマンは力を籠めてステファノの杖先を払い除け、杖を返してステファノの足を払いに行く。
手順通りに体を裁いてステファノが受ける。
ぎゃん!
杖の芯が外れた音がした。
(何だと!)
攻めたはずのハーマンの手がかすかに痺れた。
杖を取り落とすほどの衝撃ではない。だが、拭い去れない違和感が手の内に残る。
(なぜだ? 打点がずれている?)
その後も型の応酬を続けるが、違和感は拭い去れない。むしろ手数を重ねるたびにずれが大きくなる。
最後にハーマンの打ち込みをステファノが受け流して終わる手順で、ハーマンは打ち込んだ勢いのまま杖に引っ張られるように一歩たたらを踏んだ。
何事もなかったようにステファノは杖を引き、体勢を立て直したハーマンと礼を交わして後ろに下がった。
「待ってくれ! 今のは何だ。君は何をした?」
「え?」
「ハーマン様、わかりませんか? まあ、お座りなさい」
何が起きたのか理解ができないハーマンは、ステファノを問い詰めようとした。それをゲンドー師が静かに止めた。
師の言葉には逆らえない。ハーマンは言葉を飲み込んで上座に戻った。
「今の申し合い、ステファノ君は気功を使っていない。そうだね?」
「先生のおっしゃる気功が俺の思う『気』のことでしたら、それは使っておりません」
「ふむ。ハーマン様、ステファノ君の打ちや払いによってあなたの打ち込みは乱された。その理由がわからないのでしょうな?」
「……はい」
ハーマンはステファノが「気功」を使ったのではないかと考えていた。それを卑怯と非難するつもりはない。
修練によって身につけた力を立ち合いに使用するのは当然のことであろう。
申し合いに使うのは、「品がない」行為だとは思ったが。
申し合いは試合ではない。型のやり取りを通じて打太刀、仕太刀の双方が技を磨く修練である。
気功を使ってまで「勝ち」にこだわるのは、修行者の姿勢として見苦しいと思った。
しかし、師の言葉によればステファノは気功を使用していない。
「ならば、なぜ私の体勢は崩されたのでしょうか?」
ハーマンは率直に疑問をぶつけた。
「うむ。最初に申すべきは、これはあくまでも申し合いであり、命のやり取りではなかったということです」
「それはもちろん」
「試合や決闘であれば、ハーマン様がお勝ちになるでしょう。これはあくまでも決められた手順のやり取りで起きたことです」
それはハーマンにも理解できる。命がけの戦いであれば、上級者であるハーマンはステファノが追いつけぬ速度で打ち込むことができる。ステファノの打ち込みが届く前に、急所を打ち返すことも容易いだろう。
「それにしてもです。自分の打ち込みが正しい型を外れていたとは思えません。それなのに」
「なぜステファノの杖に体勢を乱されたか、ですな?」
ゲンドー師にはハーマンの戸惑いも、その原因さえも明確にわかっているようだった。
「一言で申すなら、それは『形』に籠めた『意』の深さであります」
「私の打ちには『意』が伴っていないと仰いますか?」
「杖は打つのみに非ず!」
道場に響き渡る音声で、ゲンドー師は言い放った。
「打ち、受け、払い、流し、突き。すべての動作に『意』が籠る。ステファノ君の杖は『引く』動きにさえ『意』を伴っていた」
「引く動き……」
何かを思い出すように、ハーマンの目が遠くを見る。
「ああ、多分それはうちの師匠のせいです」
「何だと?」
唐突にしゃべり出したステファノに、ハーマンは思わず問いただすような声を発してしまった。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第347話 ほら、ハーム兄様。わたくしの言った通りでしょう?」
「杖の手解きをしてくれた師匠が細かい人で、いちいちこちらがやりにくいように杖を動かすんです。俺はそれを真似しているようです」
1つ1つは何ということもない動きであった。
ほんの少しだけ間をずらして押し合う杖を動かす。ほんの少しだけ杖の先をひねって、別れ際の方向を変える。
打ちこみながら、爪1枚分足先を進める。
ヨシズミは稽古の中で当たり前のようにそうしていた。ステファノは何度も体勢を崩し、よろめかされた。
なぜ力を籠めぬ申し合いでそんなことが起きるのか。ステファノは稽古の後に考え抜いて、ヨシズミの動きに微妙な揺らぎが隠れていると気づいたのだった。
……
◆お楽しみに。
(こいつ、緊張しているのか?)
ハーマンが疑問を覚えたその時、ステファノとの距離が縮まっていることに気づいた。
(む! 動いている!)
一切の予備動作なく、青葉の上を滑る水滴の如くステファノはすり足を進めていた。続いて起こるのは袈裟懸けの打ち込みだ。
申し合いである以上、動作の手順はすべて決まっている。
杖術の手練れであるハーマンは余裕をもって振り下ろされる杖を受けに行く。
ステファノの振りは決して速くない。ハーマンは完璧なタイミングで杖を合わせた。
かん!
乾いた音を立てて、二本の杖が重なった。
(きれいな打ち込みだ。だが、軽い……)
ハーマンは、もっと速く、もっと重い打ち込みをいくらでも受けたことがある。
(うん?)
手の中の杖が引っ張られるような不思議な感覚をハーマンは覚えた。
(何だ?)
強い力ではない。ほんのわずかに杖同士が粘着したように、ステファノが引き戻す杖に自分の杖がついて行こうとした。
次の手では、下段からの逆袈裟が来る。型通りに体を裁いて、ハーマンはこれも余裕をもって受ける。
(まただ)
打ち合わせた杖が、ほんの少しだけ持って行かれる。
ハーマンの杖は数センチ、構えを流されることになる。
次の手はハーマンからの打ち込みだ。
流れた杖を引き戻し、杖先を振りかぶって袈裟懸けに振り下ろす。
(ん? 決まりが悪い?)
杖の動きは全身の動きの結果である。足、腰、背中、腕など体のすべてが理想の振りのために動いている。
すべての動きがあるべきところに収まれば、理想の打ち込みが生まれる。
それが揃わない。
思っていることができない。
何千回、何万回と繰り返して来た打ち込みがほんの僅かにぼやけていた。
ハーマンの打ち込みを払って、ステファノは杖を翻す。槍で言う石突き側を使って、ハーマンのみぞおちを突いて来る。
これもあらかじめ決まった手であった。
特別の速さもない普通の突きを、ハーマンは自分の杖を閃かせて払う。タイミング的には余裕の動きだった。
(むう。手応えが悪い)
ぎしりときしむような感触が手の内に伝わった。微妙に杖の当たり所が悪いのだ。
(糞! 調子が出ん!)
嫌な感触を振り払うように、ハーマンは力を籠めてステファノの杖先を払い除け、杖を返してステファノの足を払いに行く。
手順通りに体を裁いてステファノが受ける。
ぎゃん!
杖の芯が外れた音がした。
(何だと!)
攻めたはずのハーマンの手がかすかに痺れた。
杖を取り落とすほどの衝撃ではない。だが、拭い去れない違和感が手の内に残る。
(なぜだ? 打点がずれている?)
その後も型の応酬を続けるが、違和感は拭い去れない。むしろ手数を重ねるたびにずれが大きくなる。
最後にハーマンの打ち込みをステファノが受け流して終わる手順で、ハーマンは打ち込んだ勢いのまま杖に引っ張られるように一歩たたらを踏んだ。
何事もなかったようにステファノは杖を引き、体勢を立て直したハーマンと礼を交わして後ろに下がった。
「待ってくれ! 今のは何だ。君は何をした?」
「え?」
「ハーマン様、わかりませんか? まあ、お座りなさい」
何が起きたのか理解ができないハーマンは、ステファノを問い詰めようとした。それをゲンドー師が静かに止めた。
師の言葉には逆らえない。ハーマンは言葉を飲み込んで上座に戻った。
「今の申し合い、ステファノ君は気功を使っていない。そうだね?」
「先生のおっしゃる気功が俺の思う『気』のことでしたら、それは使っておりません」
「ふむ。ハーマン様、ステファノ君の打ちや払いによってあなたの打ち込みは乱された。その理由がわからないのでしょうな?」
「……はい」
ハーマンはステファノが「気功」を使ったのではないかと考えていた。それを卑怯と非難するつもりはない。
修練によって身につけた力を立ち合いに使用するのは当然のことであろう。
申し合いに使うのは、「品がない」行為だとは思ったが。
申し合いは試合ではない。型のやり取りを通じて打太刀、仕太刀の双方が技を磨く修練である。
気功を使ってまで「勝ち」にこだわるのは、修行者の姿勢として見苦しいと思った。
しかし、師の言葉によればステファノは気功を使用していない。
「ならば、なぜ私の体勢は崩されたのでしょうか?」
ハーマンは率直に疑問をぶつけた。
「うむ。最初に申すべきは、これはあくまでも申し合いであり、命のやり取りではなかったということです」
「それはもちろん」
「試合や決闘であれば、ハーマン様がお勝ちになるでしょう。これはあくまでも決められた手順のやり取りで起きたことです」
それはハーマンにも理解できる。命がけの戦いであれば、上級者であるハーマンはステファノが追いつけぬ速度で打ち込むことができる。ステファノの打ち込みが届く前に、急所を打ち返すことも容易いだろう。
「それにしてもです。自分の打ち込みが正しい型を外れていたとは思えません。それなのに」
「なぜステファノの杖に体勢を乱されたか、ですな?」
ゲンドー師にはハーマンの戸惑いも、その原因さえも明確にわかっているようだった。
「一言で申すなら、それは『形』に籠めた『意』の深さであります」
「私の打ちには『意』が伴っていないと仰いますか?」
「杖は打つのみに非ず!」
道場に響き渡る音声で、ゲンドー師は言い放った。
「打ち、受け、払い、流し、突き。すべての動作に『意』が籠る。ステファノ君の杖は『引く』動きにさえ『意』を伴っていた」
「引く動き……」
何かを思い出すように、ハーマンの目が遠くを見る。
「ああ、多分それはうちの師匠のせいです」
「何だと?」
唐突にしゃべり出したステファノに、ハーマンは思わず問いただすような声を発してしまった。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第347話 ほら、ハーム兄様。わたくしの言った通りでしょう?」
「杖の手解きをしてくれた師匠が細かい人で、いちいちこちらがやりにくいように杖を動かすんです。俺はそれを真似しているようです」
1つ1つは何ということもない動きであった。
ほんの少しだけ間をずらして押し合う杖を動かす。ほんの少しだけ杖の先をひねって、別れ際の方向を変える。
打ちこみながら、爪1枚分足先を進める。
ヨシズミは稽古の中で当たり前のようにそうしていた。ステファノは何度も体勢を崩し、よろめかされた。
なぜ力を籠めぬ申し合いでそんなことが起きるのか。ステファノは稽古の後に考え抜いて、ヨシズミの動きに微妙な揺らぎが隠れていると気づいたのだった。
……
◆お楽しみに。
1
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる