692 / 694
第5章 ルネッサンス攻防編
第691話 心身一如。それが答えです。
しおりを挟む
「大丈夫ですか?」
硬い地面の上に投げ落とされる衝撃は、ある意味では手足による打撃よりも大きい。
脳が揺れ、内臓に衝撃が浸透する。
怪我をしていなくともすぐには立ち上がって戦うことができなくなる。
「うう……。わたしはどうなったんですか?」
投げられることに慣れていないマリコは、自分の身に何が起きたのか判然としないままだった。
「済みません。こちらからは攻撃しないと言いましたが、投げは防御の一部なので」
ステファノはマリコに手を貸して、地面から立ち上がらせた。
懐から取り出した手拭いで土を払ってやる。
「わたしの攻撃がまったく通じなかった」
「二手目の横なぎは下手なフェイントでした。あれでは相手につけ込まれます」
実際ステファノはフェイントに反応せず、マリコの懐に飛び込んできた。
「当てる気のないフェイントは自分から隙を作っているようなものです。フェイントであっても相手を斬り殺す意志を籠めなくては」
世間ではそれを殺気と呼ぶ。マリコの横なぎには殺気が籠っていなかった。
「悔しいが、言い返せない。お前……あなたの言う通りなんでしょうね」
戦士として自分は目の前の男よりも弱い。マリコはその事実を認めざるを得なかった。
(スキルを使っていないが、それを言うなら相手は魔法を使わなかった)
命がけの勝負であったとしても、やはり自分はこの男に敗れていただろう。
マリコはプライドを捨て、ステファノに頭を下げた。
「教えてください。わたしには何が足りないのでしょうか?」
「自分の体を知り、思いのままに動かせるまで対話すること。そのための稽古が足りていません」
力、スピード、器用さ。そういう基礎能力は上げてある。
マリコに足りないのは、頭脳と肉体とのすり合わせだった。
「心身一如。それが答えです」
ステファノはそう言うと、マリコを見つめたままするすると後ずさった。
両手を上げて胸の前で手のひらを合わせ、すうっと右手を上に、左手を下に滑らせる。
すると、軽く握られた拳同士をつなぐように白い筒が生まれた。手の動きが止まっても筒は伸び続ける。
筒が伸びるのをやめた時、ステファノの手には白い杖が構えられていた。
「それは……?」
「イドの杖です」
言われてみれば工房でステファノが創り出した椅子と同じ素材感だった。
「俺の稽古を見せます」
ステファノは静かに目を閉じた。
気合も発せず、気づけば杖を打ち下ろしていた。ぴたりと宙に止められた杖の先を見て、マリコはたった今一撃が行われたことに気づいた。
すうっと杖の先が持ち上がり、反対側の杖先が地面から伸び上がる。今度もステファノの正面で何かに吸いついたように止まる。
そこからステファノは切れ目のない連撃を繰り出した。音もなく足を送り、円を描くように位置を変える。
それでいて、杖が打つ空間は揺るがない。そこに何かがあるように、杖は一点を打つ。
ステファノの動きは徐々に加速し、杖は空気を切り裂いてうなりを上げた。
それでも杖は「そこ」に戻ってくる。
やがて、マリコの目にそれが見えた。ステファノが杖を打ち込む宙の一点。
そこに光る玉があった。
ステファノの杖は千変万化に軌道を変えながら、必ず光る玉を打つ。
光る玉を狙って杖を振っているのか、杖に打たれることで光る玉が生まれるのか。マリコには判断がつかない。
1つだけわかることは、目をつぶったステファノにもあの光る玉は見えているということ。
「!」
無言の気合とともに、ステファノが杖を真っ向から振り下ろした。
ぱあん!
光る玉は音を立てて弾け、無数の粒となって空中に散った。
「初めは目を開けて立ち木を打ちました」
残心を解き、イドの杖を消し去ったステファノがマリコに告げた。
「狙ったところに打てるようになると、目をつぶって打ち込みを行いました。動きながらでも意のままに打てるようになるまで稽古を繰り返しました。」
100回や200回の素振りではない。体を鍛えるための修行でもない。
ステファノは心と体の対話を繰り返した。
「当てられるようになったら、当てないように稽古しました」
当てる意思を籠めて打ち込み、当たる寸前で止める。
止めることが目的であってはならない。当てる目的で杖を振り、当たる寸前に止める。それを繰り返した。
できるようになるまで。
「形は意を写し、意は形から生まれる。それを技に体現できるなら、獣に後れを取ることはないでしょう」
「わたしにできるでしょうか?」
ささやくような声でマリコは尋ねた。「無理だ」と言われる恐怖に怯えながら。
「わかりません」
ステファノは笑っていた。
「でも、誰でもそこに近づくことはできます。昨日より今日。明日はもう一歩近くへ」
それで十分ではないかと、その眼が語っていた。
◆◆◆
魔法付与の対価は金貨1枚だった。
魔道具としては考えられない安さだったが、それだけもらえば十分だとステファノは言った。
「ただの生活魔法ですからね」
むしろ貰いすぎかもしれないので、人には言わないでくれと注文をつけた。マリコとしては恩に着ることはあっても、ステファノが嫌がることをするつもりはない。
本人が人に知られたくないというのであれば、自分から漏らす気はなかった。
「NPCにもすごい人がいるのね」
マリコはショックを受けていた。ゲームシステム上で強くなることを目指しすぎて、プレイヤースキルの研鑽を怠っていたことを痛感した。
「うーん。このゲーム、地味だけど奥が深いなあ」
100人いれば100通りの遊び方があると言われていたが、こういうことだったか。納得しつつ、マリコは帰路についた。
「おーい! ちょっと待って!」
今来た方角から声を上げて追ってくる者がいた。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第692話 お客さん、魔境に行くんですよね?」
バタバタと慌ただしい足音を立てて走ってくる人影はまだ子供の姿だった。
「ああ、間に合った……はあ、はあ」
10代前半らしき少年は、息を切らせてマリコの前に立った。
「わたしに何か用?」
ステファノからの伝言でも預かってきたのかもしれない。不審を覚えながらもマリコは少年を促した。
……
◆お楽しみに。
硬い地面の上に投げ落とされる衝撃は、ある意味では手足による打撃よりも大きい。
脳が揺れ、内臓に衝撃が浸透する。
怪我をしていなくともすぐには立ち上がって戦うことができなくなる。
「うう……。わたしはどうなったんですか?」
投げられることに慣れていないマリコは、自分の身に何が起きたのか判然としないままだった。
「済みません。こちらからは攻撃しないと言いましたが、投げは防御の一部なので」
ステファノはマリコに手を貸して、地面から立ち上がらせた。
懐から取り出した手拭いで土を払ってやる。
「わたしの攻撃がまったく通じなかった」
「二手目の横なぎは下手なフェイントでした。あれでは相手につけ込まれます」
実際ステファノはフェイントに反応せず、マリコの懐に飛び込んできた。
「当てる気のないフェイントは自分から隙を作っているようなものです。フェイントであっても相手を斬り殺す意志を籠めなくては」
世間ではそれを殺気と呼ぶ。マリコの横なぎには殺気が籠っていなかった。
「悔しいが、言い返せない。お前……あなたの言う通りなんでしょうね」
戦士として自分は目の前の男よりも弱い。マリコはその事実を認めざるを得なかった。
(スキルを使っていないが、それを言うなら相手は魔法を使わなかった)
命がけの勝負であったとしても、やはり自分はこの男に敗れていただろう。
マリコはプライドを捨て、ステファノに頭を下げた。
「教えてください。わたしには何が足りないのでしょうか?」
「自分の体を知り、思いのままに動かせるまで対話すること。そのための稽古が足りていません」
力、スピード、器用さ。そういう基礎能力は上げてある。
マリコに足りないのは、頭脳と肉体とのすり合わせだった。
「心身一如。それが答えです」
ステファノはそう言うと、マリコを見つめたままするすると後ずさった。
両手を上げて胸の前で手のひらを合わせ、すうっと右手を上に、左手を下に滑らせる。
すると、軽く握られた拳同士をつなぐように白い筒が生まれた。手の動きが止まっても筒は伸び続ける。
筒が伸びるのをやめた時、ステファノの手には白い杖が構えられていた。
「それは……?」
「イドの杖です」
言われてみれば工房でステファノが創り出した椅子と同じ素材感だった。
「俺の稽古を見せます」
ステファノは静かに目を閉じた。
気合も発せず、気づけば杖を打ち下ろしていた。ぴたりと宙に止められた杖の先を見て、マリコはたった今一撃が行われたことに気づいた。
すうっと杖の先が持ち上がり、反対側の杖先が地面から伸び上がる。今度もステファノの正面で何かに吸いついたように止まる。
そこからステファノは切れ目のない連撃を繰り出した。音もなく足を送り、円を描くように位置を変える。
それでいて、杖が打つ空間は揺るがない。そこに何かがあるように、杖は一点を打つ。
ステファノの動きは徐々に加速し、杖は空気を切り裂いてうなりを上げた。
それでも杖は「そこ」に戻ってくる。
やがて、マリコの目にそれが見えた。ステファノが杖を打ち込む宙の一点。
そこに光る玉があった。
ステファノの杖は千変万化に軌道を変えながら、必ず光る玉を打つ。
光る玉を狙って杖を振っているのか、杖に打たれることで光る玉が生まれるのか。マリコには判断がつかない。
1つだけわかることは、目をつぶったステファノにもあの光る玉は見えているということ。
「!」
無言の気合とともに、ステファノが杖を真っ向から振り下ろした。
ぱあん!
光る玉は音を立てて弾け、無数の粒となって空中に散った。
「初めは目を開けて立ち木を打ちました」
残心を解き、イドの杖を消し去ったステファノがマリコに告げた。
「狙ったところに打てるようになると、目をつぶって打ち込みを行いました。動きながらでも意のままに打てるようになるまで稽古を繰り返しました。」
100回や200回の素振りではない。体を鍛えるための修行でもない。
ステファノは心と体の対話を繰り返した。
「当てられるようになったら、当てないように稽古しました」
当てる意思を籠めて打ち込み、当たる寸前で止める。
止めることが目的であってはならない。当てる目的で杖を振り、当たる寸前に止める。それを繰り返した。
できるようになるまで。
「形は意を写し、意は形から生まれる。それを技に体現できるなら、獣に後れを取ることはないでしょう」
「わたしにできるでしょうか?」
ささやくような声でマリコは尋ねた。「無理だ」と言われる恐怖に怯えながら。
「わかりません」
ステファノは笑っていた。
「でも、誰でもそこに近づくことはできます。昨日より今日。明日はもう一歩近くへ」
それで十分ではないかと、その眼が語っていた。
◆◆◆
魔法付与の対価は金貨1枚だった。
魔道具としては考えられない安さだったが、それだけもらえば十分だとステファノは言った。
「ただの生活魔法ですからね」
むしろ貰いすぎかもしれないので、人には言わないでくれと注文をつけた。マリコとしては恩に着ることはあっても、ステファノが嫌がることをするつもりはない。
本人が人に知られたくないというのであれば、自分から漏らす気はなかった。
「NPCにもすごい人がいるのね」
マリコはショックを受けていた。ゲームシステム上で強くなることを目指しすぎて、プレイヤースキルの研鑽を怠っていたことを痛感した。
「うーん。このゲーム、地味だけど奥が深いなあ」
100人いれば100通りの遊び方があると言われていたが、こういうことだったか。納得しつつ、マリコは帰路についた。
「おーい! ちょっと待って!」
今来た方角から声を上げて追ってくる者がいた。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第692話 お客さん、魔境に行くんですよね?」
バタバタと慌ただしい足音を立てて走ってくる人影はまだ子供の姿だった。
「ああ、間に合った……はあ、はあ」
10代前半らしき少年は、息を切らせてマリコの前に立った。
「わたしに何か用?」
ステファノからの伝言でも預かってきたのかもしれない。不審を覚えながらもマリコは少年を促した。
……
◆お楽しみに。
10
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる