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一章 死の王
第20話 白闇よりの使者
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ヘルレアは姿勢を低くして、素早く駆け始めていた。その速さもさることながら、動きが本当に人間離れしている。身体の振れがほぼ無く、滑るように降雪の中を突っ切る。獣のようと表現しても間違いではないが、どこか生き物というよりも自然現象のよう。月並みな言葉も、今回は正しく効果しそうで、王はまるで風のようだった。
ヘルレアは吹雪の間を縫うように、駆け抜けて行く――そんな錯視をジェイドにもたらした。ジェイドはまるで王へ付いて行けず、ほとんど取り残されていた。
「ジェイド! 着いて来られなくともいい。見失わない程度に距離を保て。お前の気配は既に把握している。どこにいるかは離れ過ぎない限り分かっている」
距離を保つと言うのが無理難題なのだ。ヘルレアは言った側から更に速度を出して、豆粒のように小さくなってしまった。流石のジェイドも息が続かず体を折り曲げてしまい、そのまま辺りに耳を澄ましてみる。今は風音の中には確実に、自然とは異質な吠え声が混ざって聞こえる。
ジェイド一人では確実に危険だ。未知である敵が人間ならまだしも、ヘルレアすら接触した事がない、双生児直属の化物に、ジェイド一人で対応出来るとは思えない。
ジェイドは再び走り出すが、ヘルレアを完全に見失っていた。今だに怪物の声が、洞穴を吹き抜ける風音のように、低く太く駆け抜けて行く。真っ白に埋もれた森の荒地はどこも同じようで、目印となる物は何もなく元の場所に戻ろうとしても、戻れなくなってしまった。これでは岩の庇がある場所へ、帰る事も出来ない。なので、遠く離れてしまった時の目印としても頼れなかった。
ジェイドはこれ以上動けば、余計にヘルレアに居所を掴み難くさせるだけだと考えて、その場で王を待つ事にした。ヘルレアのように気配をはっきりと読めはしないジェイドに、出来る事はそれしかなかった。
風がジェイドの厚い大きな体を打ち、雪が容赦なく降り積もって行く。出来るだけ周囲に耳を澄ませて、異常があれば直ぐに動けるように、体を動ける体勢に保つよう努力する。しかし、寒さがジェイドの身体を錆び付かせて、動きも五感も鈍くしていくのが本人も自覚出来ていた。
風が枝葉を嬲る音が頭上から降り注ぎ、枝が折れる乾いた音がどこからともなくして来る。どこに意識を集中させていいものか迷いが生まれて、自分自身の感覚が信用ならない。
東占領区に入って、初めて危険な場所でヘルレアと別行動を取る。自分では見て見ぬふりをして来た事実だが、ジェイドはいつの間にかヘルレアを完全に頼ってしまっていたのだ。口では反発を示していても、いざ窮地に立たされれば、王の姿を探してしまう。今、離れてみてそれを痛感させられた。
あれ程、忌避していた存在だと言うのに自分の状況を改めて認識してみると、いよいよ心許なく感じられる。今までジェイドはいくらでも死地に赴いて来た。なのにこれ程頼りない気持ちにさせられるのは初めてだった。それが尚更ジェイドには受け入れがたい。忌まわしい双生児に、これ程まで心動かされるとは思ってもみなかった。
やはり、王の存在はあまりにも大き過ぎる。人が一人で立ち続けて居られるのは、自分の力量で測れる世界に生きている時だけだ。未知の強大な力に曝され、同じ力を持つ存在が側近くに居れば、嫌が応にも頼わざるおえない。それは人間の自然に等しい在り方なのだろう。親に庇護を求める雛鳥のように、力を持つ誰かに縋り付かなければ生きてはいけない。
ならば、一度王という庇護を得て、その巣から転がり落ちてしまったとしたら。
しかし、ヘルレアは現在中立的と言っても所詮は王なのだ。営巣しているでもない組織の人間達へ、どのように接するのか未知の領域だ。
ジェイドが周囲の音に集中していると、枝が折れる音が続けて数度聞こえた。その方向へ意識を集中すると枝葉がしなり、雪が落ちる音がする。眼を眇めると影が幹の間を行き来した。ジェイドは銃を構えて影を狙った。その瞬間、周囲が一斉に木がしなる音に湧いて、ジェイドは急いで視線を走らせた。黒く艶やかな使徒が木から飛び降りて来た後、森から相当数の蛇が四肢を使って躍り出る。ジェイドはまず走り込んで来た使徒の足を銃で精確に狙い撃つが、数発撃ってようやく機能を乱した。しかし、使徒は四肢を破壊され腕と膝の先を失いながらも、血を飛び散らせながら残った部分だけでもがくように動き続ける。後退しながら同じように二匹、三匹と使徒の動きを、数十歩というきわどい間隔で鈍らせ、尽きた弾丸を装填して、再び打ち砕いていく。
最初に飛び込んで来た使徒がいよいよジェイドへ近付いてくると、弾丸を数発頭へ叩き込んだ。それでも使徒は筋肉質の腕を振り回し、ジェイドを打ち据えようと迫って来る。
一体が跳躍するとジェイドへ向かって頭上高くから急降下した。彼ははとっさに後方へ跳び退り雪へ突っ込むと、今まで立っていた場所に使徒が全体重をかけてのし掛かって来た。逃れたジェイドへ爪で切りつけて来ると、這いつくばって一閃を躱した。
体勢を立て直したジェイドは、尚も迫って来る蛇の胴体に銃を撃ち込むが、怯むどころか飛び掛かって来て、すんでのところで身を翻して雪へと転がるが、張り出した根に背中を叩きつけてしまった。
使徒は容赦なくジェイドを追い立ていき、徐々に逃げ場をなくしていく。ジェイドが起き上がろうとした瞬間、無傷な二体の蛇が同時に飛ぶ体勢を取り、ジェイドを切りつけようと迫った。避けようとするが雪に足を取られ、一瞬の動作が遅れた。
――終わりだ。
だが、一声唸り声が轟くと使徒の動きは止まった。今までの鳴き声とは違い、濁った声音をしている。蛇達は閃くように跳び退り、木の上を伝って消え去っていった。
銃弾を撃ち込まれて死に体の使徒が、他の仲間と同じようにどこかへ行こうとしているが、体を立てられずに雪を真っ赤に染めて腕と腿を泳がせている。ジェイドは無残に倒れている使徒の頭部へ銃弾を数発撃ち込むと、痙攣をしてようやく動かなくなった。他にも数匹の使徒を処理する。蛇の再生力は桁外れで、苦労して動きを封じても放って置けば直ぐに動き出してしまう。蛇の相手をする時は再生が始まる前に、迅速に行動しなければならない。
しかし、それ以外にも理由があった。何よりもまず、使徒は人間だ。
……人道にもとれば戦う意義を失う。
カイムが一度だけ口にした言葉だ。今でもよく覚えている。ジェイドが蛇を狩る兵士だからこそ身につまされる一言だった。
ジェイドは肩で息をして、身を投げ出すように雪の上に座った。
もう、一歩も動けそうになかった。集団的に襲って来る使徒と戦ったのは何度でもあるが、普段戦っていた使徒よりも数段格上に思われた。動作は素早く連携も取れており、鍛錬された兵士のようだ。身喰い以外は高度な思考をしないというのが、ジェイドの頭に馴染んだ考え方だったが、綺士の存在で使徒の質が全く変わる。
あれが綺士直属の使徒ならば、綺士自身はどれ程のものか想像を絶する。さらに、王となれば――。
今まで上がっていた鳴き声と、違う唸り声は明らかに使徒を呼び寄せる声だ。ヘルレアとかち合った綺士が自分の下僕を呼んだのだとしたら。
ヘルレアは王だ。今まで見て来た姿を考えれば、間違いなく言い切れる。しかし、王はまだ番を得ていない、未熟な双生児だ。まがりなりにも王が綺士に負けるとはおもえないが、集団で包囲されたとしたら。いか程の力を発揮出来るものか。今、王に死なれては困る。
ジェイドは立ち上がると銃に弾を装填して、使徒が消えて行った方向へと歩き出した。
自分がどれ程、蛇が行き交う戦場で役立つかは分からなかったが、今行かなければカイムの命令に反するのは確かに思えた。
――王を守らなければ。
ジェイドは自嘲気味に笑った。このような事を思う日が来るとは思わなかった。王を手に掛ける事ばかり考えていたというのに。
どこからか、恨み言が聞こえて来そうだった。
――赦してくれ。いつか、戦いが終わる日が来るから。
ヘルレアの元へ行きたいが、使徒の動きは早すぎて追う事は出来なかった。王の居所を掴むには、あの唸り声が発せられている場所へ向かう方法しかない。今だに唸り声は途切れる事なく続いていて、これ程明確ならば辿れないというのはないと思えた。ジェイドは慎重に、けれど素早く声を頼りに森を進んだ。
ヘルレアは姿勢を低くして、素早く駆け始めていた。その速さもさることながら、動きが本当に人間離れしている。身体の振れがほぼ無く、滑るように降雪の中を突っ切る。獣のようと表現しても間違いではないが、どこか生き物というよりも自然現象のよう。月並みな言葉も、今回は正しく効果しそうで、王はまるで風のようだった。
ヘルレアは吹雪の間を縫うように、駆け抜けて行く――そんな錯視をジェイドにもたらした。ジェイドはまるで王へ付いて行けず、ほとんど取り残されていた。
「ジェイド! 着いて来られなくともいい。見失わない程度に距離を保て。お前の気配は既に把握している。どこにいるかは離れ過ぎない限り分かっている」
距離を保つと言うのが無理難題なのだ。ヘルレアは言った側から更に速度を出して、豆粒のように小さくなってしまった。流石のジェイドも息が続かず体を折り曲げてしまい、そのまま辺りに耳を澄ましてみる。今は風音の中には確実に、自然とは異質な吠え声が混ざって聞こえる。
ジェイド一人では確実に危険だ。未知である敵が人間ならまだしも、ヘルレアすら接触した事がない、双生児直属の化物に、ジェイド一人で対応出来るとは思えない。
ジェイドは再び走り出すが、ヘルレアを完全に見失っていた。今だに怪物の声が、洞穴を吹き抜ける風音のように、低く太く駆け抜けて行く。真っ白に埋もれた森の荒地はどこも同じようで、目印となる物は何もなく元の場所に戻ろうとしても、戻れなくなってしまった。これでは岩の庇がある場所へ、帰る事も出来ない。なので、遠く離れてしまった時の目印としても頼れなかった。
ジェイドはこれ以上動けば、余計にヘルレアに居所を掴み難くさせるだけだと考えて、その場で王を待つ事にした。ヘルレアのように気配をはっきりと読めはしないジェイドに、出来る事はそれしかなかった。
風がジェイドの厚い大きな体を打ち、雪が容赦なく降り積もって行く。出来るだけ周囲に耳を澄ませて、異常があれば直ぐに動けるように、体を動ける体勢に保つよう努力する。しかし、寒さがジェイドの身体を錆び付かせて、動きも五感も鈍くしていくのが本人も自覚出来ていた。
風が枝葉を嬲る音が頭上から降り注ぎ、枝が折れる乾いた音がどこからともなくして来る。どこに意識を集中させていいものか迷いが生まれて、自分自身の感覚が信用ならない。
東占領区に入って、初めて危険な場所でヘルレアと別行動を取る。自分では見て見ぬふりをして来た事実だが、ジェイドはいつの間にかヘルレアを完全に頼ってしまっていたのだ。口では反発を示していても、いざ窮地に立たされれば、王の姿を探してしまう。今、離れてみてそれを痛感させられた。
あれ程、忌避していた存在だと言うのに自分の状況を改めて認識してみると、いよいよ心許なく感じられる。今までジェイドはいくらでも死地に赴いて来た。なのにこれ程頼りない気持ちにさせられるのは初めてだった。それが尚更ジェイドには受け入れがたい。忌まわしい双生児に、これ程まで心動かされるとは思ってもみなかった。
やはり、王の存在はあまりにも大き過ぎる。人が一人で立ち続けて居られるのは、自分の力量で測れる世界に生きている時だけだ。未知の強大な力に曝され、同じ力を持つ存在が側近くに居れば、嫌が応にも頼わざるおえない。それは人間の自然に等しい在り方なのだろう。親に庇護を求める雛鳥のように、力を持つ誰かに縋り付かなければ生きてはいけない。
ならば、一度王という庇護を得て、その巣から転がり落ちてしまったとしたら。
しかし、ヘルレアは現在中立的と言っても所詮は王なのだ。営巣しているでもない組織の人間達へ、どのように接するのか未知の領域だ。
ジェイドが周囲の音に集中していると、枝が折れる音が続けて数度聞こえた。その方向へ意識を集中すると枝葉がしなり、雪が落ちる音がする。眼を眇めると影が幹の間を行き来した。ジェイドは銃を構えて影を狙った。その瞬間、周囲が一斉に木がしなる音に湧いて、ジェイドは急いで視線を走らせた。黒く艶やかな使徒が木から飛び降りて来た後、森から相当数の蛇が四肢を使って躍り出る。ジェイドはまず走り込んで来た使徒の足を銃で精確に狙い撃つが、数発撃ってようやく機能を乱した。しかし、使徒は四肢を破壊され腕と膝の先を失いながらも、血を飛び散らせながら残った部分だけでもがくように動き続ける。後退しながら同じように二匹、三匹と使徒の動きを、数十歩というきわどい間隔で鈍らせ、尽きた弾丸を装填して、再び打ち砕いていく。
最初に飛び込んで来た使徒がいよいよジェイドへ近付いてくると、弾丸を数発頭へ叩き込んだ。それでも使徒は筋肉質の腕を振り回し、ジェイドを打ち据えようと迫って来る。
一体が跳躍するとジェイドへ向かって頭上高くから急降下した。彼ははとっさに後方へ跳び退り雪へ突っ込むと、今まで立っていた場所に使徒が全体重をかけてのし掛かって来た。逃れたジェイドへ爪で切りつけて来ると、這いつくばって一閃を躱した。
体勢を立て直したジェイドは、尚も迫って来る蛇の胴体に銃を撃ち込むが、怯むどころか飛び掛かって来て、すんでのところで身を翻して雪へと転がるが、張り出した根に背中を叩きつけてしまった。
使徒は容赦なくジェイドを追い立ていき、徐々に逃げ場をなくしていく。ジェイドが起き上がろうとした瞬間、無傷な二体の蛇が同時に飛ぶ体勢を取り、ジェイドを切りつけようと迫った。避けようとするが雪に足を取られ、一瞬の動作が遅れた。
――終わりだ。
だが、一声唸り声が轟くと使徒の動きは止まった。今までの鳴き声とは違い、濁った声音をしている。蛇達は閃くように跳び退り、木の上を伝って消え去っていった。
銃弾を撃ち込まれて死に体の使徒が、他の仲間と同じようにどこかへ行こうとしているが、体を立てられずに雪を真っ赤に染めて腕と腿を泳がせている。ジェイドは無残に倒れている使徒の頭部へ銃弾を数発撃ち込むと、痙攣をしてようやく動かなくなった。他にも数匹の使徒を処理する。蛇の再生力は桁外れで、苦労して動きを封じても放って置けば直ぐに動き出してしまう。蛇の相手をする時は再生が始まる前に、迅速に行動しなければならない。
しかし、それ以外にも理由があった。何よりもまず、使徒は人間だ。
……人道にもとれば戦う意義を失う。
カイムが一度だけ口にした言葉だ。今でもよく覚えている。ジェイドが蛇を狩る兵士だからこそ身につまされる一言だった。
ジェイドは肩で息をして、身を投げ出すように雪の上に座った。
もう、一歩も動けそうになかった。集団的に襲って来る使徒と戦ったのは何度でもあるが、普段戦っていた使徒よりも数段格上に思われた。動作は素早く連携も取れており、鍛錬された兵士のようだ。身喰い以外は高度な思考をしないというのが、ジェイドの頭に馴染んだ考え方だったが、綺士の存在で使徒の質が全く変わる。
あれが綺士直属の使徒ならば、綺士自身はどれ程のものか想像を絶する。さらに、王となれば――。
今まで上がっていた鳴き声と、違う唸り声は明らかに使徒を呼び寄せる声だ。ヘルレアとかち合った綺士が自分の下僕を呼んだのだとしたら。
ヘルレアは王だ。今まで見て来た姿を考えれば、間違いなく言い切れる。しかし、王はまだ番を得ていない、未熟な双生児だ。まがりなりにも王が綺士に負けるとはおもえないが、集団で包囲されたとしたら。いか程の力を発揮出来るものか。今、王に死なれては困る。
ジェイドは立ち上がると銃に弾を装填して、使徒が消えて行った方向へと歩き出した。
自分がどれ程、蛇が行き交う戦場で役立つかは分からなかったが、今行かなければカイムの命令に反するのは確かに思えた。
――王を守らなければ。
ジェイドは自嘲気味に笑った。このような事を思う日が来るとは思わなかった。王を手に掛ける事ばかり考えていたというのに。
どこからか、恨み言が聞こえて来そうだった。
――赦してくれ。いつか、戦いが終わる日が来るから。
ヘルレアの元へ行きたいが、使徒の動きは早すぎて追う事は出来なかった。王の居所を掴むには、あの唸り声が発せられている場所へ向かう方法しかない。今だに唸り声は途切れる事なく続いていて、これ程明確ならば辿れないというのはないと思えた。ジェイドは慎重に、けれど素早く声を頼りに森を進んだ。
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