伯爵様がお選びになったのは、義妹ではなく私だったのでした

睡蓮

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第6話

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――エピローグ――

「いやはや、お似合いとしか言いようがないお二人ですね……」
「カタリナ様も伯爵様と出会われる前は、相当に苦労をされた方とのこと…。神様がどこからか見てくださっているという事か……」
「しかし、これもまた始まりにすぎませんよ。きっとお二人ならば、よりよい国を作っていってくださることでしょうから」

明るい話がもたらされる一方で、暗い話は人知れず闇に葬り去られる。
プラーナたちの話は誰も口にしないほど価値のない話となり、一家ごと解散を命じられた彼女たちの現在はそれはそれは悲惨なものであると言わざるを得なかった。

伯爵を取り込むつもりが一転、伯爵から天罰を与えられる関係になってしまうなど、これほど痛快に決着する話はなかった。にもかかわらず人々がその事をあまり口にしないのは、もはや悪人が罰されるという当たり前すぎる結末だったが故かもしれない。
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