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第6話
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――エピローグ――
「で、結局エリステルにも逃げられて同じことの繰り返しになったと」
「歴史上いないんじゃないですか?自分の隣に立っていた女性に二連続で逃げられた貴族男性なんて」
「まったくだね。そういう意味で、彼もまた歴史に名前を残したわけだ。これはもうこれから先、越えられることはないだろうけど」
貴族会の隅の方で、なにやら井戸端会議が開かれている。
すでに侯爵の位を失ったノランは当然ここに招待されていないため、彼らの話題は必然的に侯爵のものとなっていく。
しかし、それも短い時間だけであった。
そもそも、侯爵の存在自体がそれほど大きなものでもなかったのだから。
「で、結局エリステルにも逃げられて同じことの繰り返しになったと」
「歴史上いないんじゃないですか?自分の隣に立っていた女性に二連続で逃げられた貴族男性なんて」
「まったくだね。そういう意味で、彼もまた歴史に名前を残したわけだ。これはもうこれから先、越えられることはないだろうけど」
貴族会の隅の方で、なにやら井戸端会議が開かれている。
すでに侯爵の位を失ったノランは当然ここに招待されていないため、彼らの話題は必然的に侯爵のものとなっていく。
しかし、それも短い時間だけであった。
そもそも、侯爵の存在自体がそれほど大きなものでもなかったのだから。
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