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第6話
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――エピローグ――
「…まさか、私と伯爵様との会話をルーレに聞かせていただなんて…」
「公爵というのは、これくらいしなければならないだけの立場だ。ジュリア、君もよく勉強しておくといい。君は優しいからここまで考えが及ばなかったかもしれないが、不埒な男にはこれくらいの罰を与えなければならないのだよ」
自分の事を切り捨てるという発言をされたルーレが黙っているはずもなく、二人の関係はそれから間もなくして完全に破綻した。
しかしその時には同時に伯爵の地位も失うことがすでに決定していたため、やはり彼女にとって兄の存在はただの権力の借り物でしかなく、二人が何度も口にしていた真実の愛なるものがそこにかけらも存在していなかったことだけは、明らかである。
「…まさか、私と伯爵様との会話をルーレに聞かせていただなんて…」
「公爵というのは、これくらいしなければならないだけの立場だ。ジュリア、君もよく勉強しておくといい。君は優しいからここまで考えが及ばなかったかもしれないが、不埒な男にはこれくらいの罰を与えなければならないのだよ」
自分の事を切り捨てるという発言をされたルーレが黙っているはずもなく、二人の関係はそれから間もなくして完全に破綻した。
しかしその時には同時に伯爵の地位も失うことがすでに決定していたため、やはり彼女にとって兄の存在はただの権力の借り物でしかなく、二人が何度も口にしていた真実の愛なるものがそこにかけらも存在していなかったことだけは、明らかである。
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