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第二章
沈黙の里《六》
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*この話の訶梨帝母には、二割ほど勝手に作った話が含まれます。(笑)
また、訶梨帝母には千人から一万人の子供がいたとされていますが、ここでは五百人としています。
********
その昔、この世界には訶梨帝母と言われる鬼女がいた。
訶梨帝母は老鬼神である般闍迦の妻で、前生に悪い誓いをたてていたため、他人の子供をさらい食べ続けると言う行為を長きにわたり繰り返している。
そんな訶梨帝母が跋扈する世界で、人々は子供達を守りながら暮らすしかない日々を強いられ、疲弊した日々を送っていた。力のない人間が子供を守る為にできることは、我が子を家の中に隠して暮らすことくらいしかない。
だが、それすらも訶梨帝母にとっては意味のないことだった。
『さぁ、何処にいるの。出ておいで』
訶梨帝母の声に潜む力は、どんな場所にいようとも子供達の耳には届く。一度訶梨帝母がその声で子守唄を唄えば、赤子は泣き声を上げ場所を知らせ子供達はその声に誘われ外に出ていってしまうからだ。
人間には、訶梨帝母から子供を守るすべなどないに等しい。恐怖に恐れおののき子供達を有無を言わさず奪われ続け、悲しみに心を引き裂かれ疲れ果てた人々は、必死の思いで釈迦如来に助けを求めた。
『お願いで御座います。どうか、どうかお助けを…!』
なんとか、訶梨帝母の凶悪な行為から子供達を守ってほしいと、大地に頭をこすりつけ懇願したのだ。
訶梨帝母と般闍迦の間には五百人もの子供がおり、訶梨帝母は全ての子供を愛し、とても可愛がっていた。中でも末子の嬪迦羅は、その目に入れても痛くないほどの可愛がりようだ。
人々の願いに釈迦如来は、訶梨帝母を諭す方便として、彼女が最も愛する嬪迦羅を訶梨帝母の声も届かぬ鉢の下に隠した。
『嬪迦羅! 何処に行ってしまったの、嬪迦羅!!』
愛する我が子が消えた訶梨帝母は、半狂乱になって嬪迦羅を捜し回った。七日の間我が子の名を叫び声続け、その髪を振乱し地の果てまで巡っても、嬪迦羅を見つけ出すことは出来ない。訶梨帝母の胸はえぐられ、今にも張り裂けてしまいそうだ。
そしてついに、長い道のりの果て訶梨帝母は釈迦如来の前にたどり着く。
『我が子の居場所をお尋ねしたい。悟りを開いた釈迦如来ならば、消えた嬪迦羅の居場所がわかるのでは』
そう、悟りを開いた釈迦如来ならば、例え居場所がわからずとも、捜し出す為の方法を知っているに違いない。泪ながらに言葉を紡ぐ訶梨帝母を見て
『何をそんなに悲しむのか。そなたには、五百人も子供がいるではないか。たった一人を失っただけで、どうしてそうまでして捜し回る』
と、釈迦如来は何事もないような口ぶりで言った。
『なんと言う言い方をされるのか! 例え何人の子供がいようとも、たった一人でも我が子を失う悲しみ苦しみは、とても耐え難いものなのです!!』
『ならば何故、そなたは人間の子供達をさらって食べるのか! 人間の夫婦には、五百人にも子供はいない。せいぜいニ、三人しか産まない母親からその子供を奪ってしまっては、その親の悲しみはいかほどのものか。その嘆きが、何故そなたにはわからない!』
釈迦如来の言葉に、訶梨帝母は衝撃を受けた。訶梨帝母はこれまで、子供を奪われた人間の母親のことなど考えたことはなかった。訶梨帝母には愛する我が子が五百人おり、その子供達を育てる為にもたくさんの栄養が必要だったのだ。
だが、今の釈迦如来の言葉に、これまで自分が食い殺してきた数え切れない程の子供達の母親の想いを知った。彼女達が、いかに嘆き悲しんだのかを。
たった一人の子供を失ったその悲しみを、訶梨帝母は何万倍にも感じ、身を焼く程の後悔の念に胸を押しつぶされる。ガクリと崩れ落ちた訶梨帝母が両手を地面に付き、ハラハラと泪を流す。
地面に落ちた後悔の泪が、一つ二つと大地の中に消えて行った。
『なんと…言う、こと…を。私…は、なんと言う…ことを…!』
訶梨帝母は自らが犯した行為を悔い、非を認めた。そして、釈迦如来に仏教に帰依して罪を償いたいと訴えたのだ。
『如何に自分が無慈悲なことをして来たのか、今更何を言うと思われるかも知れません。それでも、私はこれからは子供達を護り、その母親達を護りながら生きて行きたいのです。どのような子供であろうとも、決して見捨てるようなことはいたしません。この身は、全ての子供と母親を護ると誓い、その為に生きて行きます』
これより、訶梨帝母は鬼子母神と呼ばれ人々から善神として祀られるようになる。宝冠をかぶり、右手に吉祥果を持ち、左手に幼子を抱き優しく微笑む姿には、鬼女だった頃の面影はまるでない。
吉祥果は、釈迦如来が訶梨帝母に与えた石榴だ。これは訶梨帝母が改心して、
『もう二度と、例えどんなことがあっても子供を食べるようなことはいたしません』
そう誓った時に、釈迦如来が渡したものだ
『この石榴は人間の血の匂いがし、その果肉は人間の肉の味ににている。子供を食べたい衝動にかられた時には、これを食べて過ごしなさい』
と。この日以来、訶梨帝母はこの石榴を食べ暮らしている。泣き叫びながら捜していた嬪迦羅も直ぐに訶梨帝母の元に戻り、無事でよかったと泪を流し我が子を抱きしめる訶梨帝母の姿は、正に善神だった。
『どのような子供であろうとも、決して見捨てるようなことはいたしません』
そう言った通り訶梨帝母は、天上界において忌み嫌われ恐れ気味悪がれていた沙麼蘿にさえ、慈愛に満ちた笑みを見せた。ただの、小さな幼子を見るように。
「オン•ドドマリギャキテイ•ソワカ」
“ならば、その誓いを果たせ” とでも言うように、沙麼蘿は訶梨帝母を呼び出す為に言葉を紡ぐ。
********
前生→この世に生まれる前の世。前世
跋扈→ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること
疲弊→心身がつかれて弱ること
恐れおののく→恐ろしさのためにからだが震える。ひどく恐れる
有無を言わさず→相手の好むと好まざるとにかかわらず、物事を強いるさま
凶悪→性質が残忍で、ひどい行為をすること。また、そのさま
懇願→ねんごろに願うこと。ひたすらお願いすること
諭す→目下の者に物事の道理をよくわかるように話聞かせる。納得するように教え導く。神仏が警告する
方便→人を真実の教えに導くため、仮にとる便宜的な手段。ある目的を達するための便宜上の手段
嘆き→深く悲しむこと。悲しみにひたること。ある物事に対して悲しみ憤ること
帰依→優れたものに帰投し、伏依すること。自己の身心を捧げて信順すること
面影→記憶によって心に思い浮かべる顔や姿。あるものを思い起こさせる顔つき•ようす
衝動→外から強い力や刺激を受けて心を動かすこと。動作または行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求。目的が完遂することによって消滅する
忌み嫌う→嫌って避ける。ひどくいやがる
次回更新は13日か14日が目標です。
また、訶梨帝母には千人から一万人の子供がいたとされていますが、ここでは五百人としています。
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その昔、この世界には訶梨帝母と言われる鬼女がいた。
訶梨帝母は老鬼神である般闍迦の妻で、前生に悪い誓いをたてていたため、他人の子供をさらい食べ続けると言う行為を長きにわたり繰り返している。
そんな訶梨帝母が跋扈する世界で、人々は子供達を守りながら暮らすしかない日々を強いられ、疲弊した日々を送っていた。力のない人間が子供を守る為にできることは、我が子を家の中に隠して暮らすことくらいしかない。
だが、それすらも訶梨帝母にとっては意味のないことだった。
『さぁ、何処にいるの。出ておいで』
訶梨帝母の声に潜む力は、どんな場所にいようとも子供達の耳には届く。一度訶梨帝母がその声で子守唄を唄えば、赤子は泣き声を上げ場所を知らせ子供達はその声に誘われ外に出ていってしまうからだ。
人間には、訶梨帝母から子供を守るすべなどないに等しい。恐怖に恐れおののき子供達を有無を言わさず奪われ続け、悲しみに心を引き裂かれ疲れ果てた人々は、必死の思いで釈迦如来に助けを求めた。
『お願いで御座います。どうか、どうかお助けを…!』
なんとか、訶梨帝母の凶悪な行為から子供達を守ってほしいと、大地に頭をこすりつけ懇願したのだ。
訶梨帝母と般闍迦の間には五百人もの子供がおり、訶梨帝母は全ての子供を愛し、とても可愛がっていた。中でも末子の嬪迦羅は、その目に入れても痛くないほどの可愛がりようだ。
人々の願いに釈迦如来は、訶梨帝母を諭す方便として、彼女が最も愛する嬪迦羅を訶梨帝母の声も届かぬ鉢の下に隠した。
『嬪迦羅! 何処に行ってしまったの、嬪迦羅!!』
愛する我が子が消えた訶梨帝母は、半狂乱になって嬪迦羅を捜し回った。七日の間我が子の名を叫び声続け、その髪を振乱し地の果てまで巡っても、嬪迦羅を見つけ出すことは出来ない。訶梨帝母の胸はえぐられ、今にも張り裂けてしまいそうだ。
そしてついに、長い道のりの果て訶梨帝母は釈迦如来の前にたどり着く。
『我が子の居場所をお尋ねしたい。悟りを開いた釈迦如来ならば、消えた嬪迦羅の居場所がわかるのでは』
そう、悟りを開いた釈迦如来ならば、例え居場所がわからずとも、捜し出す為の方法を知っているに違いない。泪ながらに言葉を紡ぐ訶梨帝母を見て
『何をそんなに悲しむのか。そなたには、五百人も子供がいるではないか。たった一人を失っただけで、どうしてそうまでして捜し回る』
と、釈迦如来は何事もないような口ぶりで言った。
『なんと言う言い方をされるのか! 例え何人の子供がいようとも、たった一人でも我が子を失う悲しみ苦しみは、とても耐え難いものなのです!!』
『ならば何故、そなたは人間の子供達をさらって食べるのか! 人間の夫婦には、五百人にも子供はいない。せいぜいニ、三人しか産まない母親からその子供を奪ってしまっては、その親の悲しみはいかほどのものか。その嘆きが、何故そなたにはわからない!』
釈迦如来の言葉に、訶梨帝母は衝撃を受けた。訶梨帝母はこれまで、子供を奪われた人間の母親のことなど考えたことはなかった。訶梨帝母には愛する我が子が五百人おり、その子供達を育てる為にもたくさんの栄養が必要だったのだ。
だが、今の釈迦如来の言葉に、これまで自分が食い殺してきた数え切れない程の子供達の母親の想いを知った。彼女達が、いかに嘆き悲しんだのかを。
たった一人の子供を失ったその悲しみを、訶梨帝母は何万倍にも感じ、身を焼く程の後悔の念に胸を押しつぶされる。ガクリと崩れ落ちた訶梨帝母が両手を地面に付き、ハラハラと泪を流す。
地面に落ちた後悔の泪が、一つ二つと大地の中に消えて行った。
『なんと…言う、こと…を。私…は、なんと言う…ことを…!』
訶梨帝母は自らが犯した行為を悔い、非を認めた。そして、釈迦如来に仏教に帰依して罪を償いたいと訴えたのだ。
『如何に自分が無慈悲なことをして来たのか、今更何を言うと思われるかも知れません。それでも、私はこれからは子供達を護り、その母親達を護りながら生きて行きたいのです。どのような子供であろうとも、決して見捨てるようなことはいたしません。この身は、全ての子供と母親を護ると誓い、その為に生きて行きます』
これより、訶梨帝母は鬼子母神と呼ばれ人々から善神として祀られるようになる。宝冠をかぶり、右手に吉祥果を持ち、左手に幼子を抱き優しく微笑む姿には、鬼女だった頃の面影はまるでない。
吉祥果は、釈迦如来が訶梨帝母に与えた石榴だ。これは訶梨帝母が改心して、
『もう二度と、例えどんなことがあっても子供を食べるようなことはいたしません』
そう誓った時に、釈迦如来が渡したものだ
『この石榴は人間の血の匂いがし、その果肉は人間の肉の味ににている。子供を食べたい衝動にかられた時には、これを食べて過ごしなさい』
と。この日以来、訶梨帝母はこの石榴を食べ暮らしている。泣き叫びながら捜していた嬪迦羅も直ぐに訶梨帝母の元に戻り、無事でよかったと泪を流し我が子を抱きしめる訶梨帝母の姿は、正に善神だった。
『どのような子供であろうとも、決して見捨てるようなことはいたしません』
そう言った通り訶梨帝母は、天上界において忌み嫌われ恐れ気味悪がれていた沙麼蘿にさえ、慈愛に満ちた笑みを見せた。ただの、小さな幼子を見るように。
「オン•ドドマリギャキテイ•ソワカ」
“ならば、その誓いを果たせ” とでも言うように、沙麼蘿は訶梨帝母を呼び出す為に言葉を紡ぐ。
********
前生→この世に生まれる前の世。前世
跋扈→ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること
疲弊→心身がつかれて弱ること
恐れおののく→恐ろしさのためにからだが震える。ひどく恐れる
有無を言わさず→相手の好むと好まざるとにかかわらず、物事を強いるさま
凶悪→性質が残忍で、ひどい行為をすること。また、そのさま
懇願→ねんごろに願うこと。ひたすらお願いすること
諭す→目下の者に物事の道理をよくわかるように話聞かせる。納得するように教え導く。神仏が警告する
方便→人を真実の教えに導くため、仮にとる便宜的な手段。ある目的を達するための便宜上の手段
嘆き→深く悲しむこと。悲しみにひたること。ある物事に対して悲しみ憤ること
帰依→優れたものに帰投し、伏依すること。自己の身心を捧げて信順すること
面影→記憶によって心に思い浮かべる顔や姿。あるものを思い起こさせる顔つき•ようす
衝動→外から強い力や刺激を受けて心を動かすこと。動作または行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求。目的が完遂することによって消滅する
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