186 / 205
第二章
片時雨の村《七》
しおりを挟む
何かに、ぐっと引っ張られた悟浄の足元が揺らぐ。
「こちらへ」
そう声がして、何もなかった道の壁の中に引きずり込まれた悟浄が見たものは、会ったこともない見知らぬ女だった。
「誰だ!」
「お静かに、何処に白骨夫人の耳があるかわかりません」
女はそう言うと、悟浄を反対側の壁の外へ連れ出そうとする。そして辺りを見回し何かを確認したあと
「急いで」
と言うと、悟浄の手を取り別の壁から道、道からまた別の壁の中へと進んで行く。いくら手を縛られているとは言え、悟浄なら女の手を振りほどくことなど容易いことだった。だがそれをしなかったのは、女に悪意が全く感じられなかったことと、どこか見知った感じがしたからだ。
どう言う仕組みなのかは分からないが、陣のようなものがあり、場所を次々と移動していることはわかる。
「何処に連れて行くつもりだ」
「少し遠くまで。公女様がお越しになるまで、時間を稼がないと」
女のその言葉に、悟浄は驚いて双眸を見開く。
「沙麼蘿を、知っているのか?」
「はい。公女様は必ず来て下さいます。それまでは、私が貴方と貴方の仲間を守ります」
何度陣を潜っただろうか、森の少し外れにある一軒の家へと辿り着いた。
「ここは」
「私の家です。白骨夫人には既に私の行動は知られているかも知れませんが、此処なら時間稼ぎはできます。三蔵法師は白骨夫人の手の中でしょうが、公女様がいらっしゃいます。私は他の方を探して来ますから、貴方は此処からは出ないで待っていて下さい。家の中なら安心です。でも先に、矢を抜きましょう」
そう言うと女は悟浄を家の中に案内し、椅子に座らせ矢を抜いた。“ウッ…”と悟浄の呻き声が漏れる。女は妙に手慣れた手つきで、傷口の手当てをして行く。
「沙麼蘿の知り合いだと言ったな。あんた、名前は」
「……。百花羞、と申します。嘗ては、天人…でした」
鉄紺色と同じような少し暗い緑みを帯びた青色の髪と睛眸は、何処であったことがあるような、懐かしい気持ちに悟浄をさせた。
「何処かで、会ったことがあるか」
「いい…え。私のような罪人と、貴方が知り合いだなんて…」
そう言う百花羞の声は震え、顔は今にも泣き出しそうだった。自らを隠すように、その肩にかけていた不思議な色合いの披肩で顔を覆う。
「これを食べて待っていて下さい。矢には毒が塗られいましたから、立ち上がって動くことは難しいでしょう。私は信じられないかも知れませんが、公女様を信じるのなら決して家からは出ないで待っていて下さい」
百花羞はそう言うと、家を出て行った。
「ようこそ、と言うべきかしら玄奘三蔵。随分と遅いお目覚めね、何時までワタクシを待たせるのかと思ったわ」
玄奘が目を覚ますと、そこには女が一人いるだけだった。金角や銀角達が逃げて一人縛り上げられた玄奘は、息さえできずにその場で気を失った。今は、天井の左右から垂れ下がった鎖に両手を広げる形で拘束され、膝立ちで動けない状態でいる。
「ふん、悪趣味だな」
「まぁ、生意気な口ね。後はお前を焼くなり煮るなりするだけなのよ。いったいどんな扱いを希望すると言うの、これ以上の扱いは贅沢と言うものよ」
長い髪を結い上げ、青磁色に近いやわらかな青みの緑色の襦裙を着た女、白骨夫人は手に持つ団扇で口元を隠し不気味な笑みをたたえているようだ。
「ねぇ、三蔵。お前は焼かれるのと煮られるのと、どちらが好きかしら。いいのよ遠慮しなくても、ワタクシもそれくらいの希望は叶えてあげるわ。ワタクシを上仙にしてくれるんだもの」
「どっちもごめんだな、化け狐」
「そう、生がいいの。こまったわね、不味そうだわ」
口だけならどちらも負けていない状態だが、白骨夫人は玄奘に近づき手に持つ団扇を玄奘の顎にあて上向かせると
「そうね、煮込むことにしましょう」
と、笑って言った。ガラガラと壁の中から大鍋を引きずり出す白骨夫人の顔は爛々として、何処からか現れた仮面をつけた男達が水を入れて行く。その大鍋に火を灯そうとした時だ、ドッカン!!と大きな音がして部屋の扉が吹き飛んだ。
「いいざまだな、玄奘」
「遅い!!」
よく聞く会話であるこれは、煮えたぎる鍋の中に放り込まれると言う事態は避けられたと言うことだ。まだ煙が舞う中から姿を現した沙麼蘿と琉格泉に、きつい白骨夫人の双眸が向けられる。
「またお前達なの、化け物と犬の分際でワタクシの邪魔をする気。でもそうね、犬の相手は犬にさせましょう。出ておいで!!」
壁の中からのそりと姿を現したのは、二頭の生き物。身体は、狼なのだろう。だがその頭は、一頭は二つ、もう一頭には三つある。
「邪道か」
『問題ない。アレラからは聖獣の匂いがする。私が闘おう』
大神は、血にまみれれば大神たる姿を保つことができなくなる。たがそれは、相手が自分と同じ天上界に住まう聖獣であれば何の問題もない。だが、いったい白骨夫人はどんな邪道を駆使してアレを作り上げたのか。
琉格泉が沙麼蘿の前に出て威嚇をする中、沙麼蘿の手が優しく琉格泉の頭を撫で “任せる” と呟いた。
「お前は、玄奘三蔵を喰らえば本当に、上仙になれるとでも思っているのか」
「なんですって。ワタクシが、何も知らないとでも思っているの」
その言葉に、沙麼蘿が白骨夫人を馬鹿にしたように鼻で笑う。琉格泉のそばから離れた沙麼蘿が、白骨夫人に向って一歩足を踏み出す。
「お前は何も知らないのだ。仮にお前が玄奘を喰らって上仙になれたとしても、決して上界はお前を受け入れたりはしない。そんなことは、天地が逆さになってもありえい」
「口からでまかせを。ワタクシは知っているのよ、嘗てそう言う上仙が天上界にいたことを!」
「そうだな。蒼光帝の時代なら、もしかしたらあったかもしれないが、鶯光帝は決してそれを認めない。アレは、臆病者なのだ」
そう言うと、沙麼蘿はその姿を変え始めた。
********
団扇→うちわ
爛々→光り輝くさま。また、鋭く光るさま
次回投稿は11月6日か7日が目標です。
「こちらへ」
そう声がして、何もなかった道の壁の中に引きずり込まれた悟浄が見たものは、会ったこともない見知らぬ女だった。
「誰だ!」
「お静かに、何処に白骨夫人の耳があるかわかりません」
女はそう言うと、悟浄を反対側の壁の外へ連れ出そうとする。そして辺りを見回し何かを確認したあと
「急いで」
と言うと、悟浄の手を取り別の壁から道、道からまた別の壁の中へと進んで行く。いくら手を縛られているとは言え、悟浄なら女の手を振りほどくことなど容易いことだった。だがそれをしなかったのは、女に悪意が全く感じられなかったことと、どこか見知った感じがしたからだ。
どう言う仕組みなのかは分からないが、陣のようなものがあり、場所を次々と移動していることはわかる。
「何処に連れて行くつもりだ」
「少し遠くまで。公女様がお越しになるまで、時間を稼がないと」
女のその言葉に、悟浄は驚いて双眸を見開く。
「沙麼蘿を、知っているのか?」
「はい。公女様は必ず来て下さいます。それまでは、私が貴方と貴方の仲間を守ります」
何度陣を潜っただろうか、森の少し外れにある一軒の家へと辿り着いた。
「ここは」
「私の家です。白骨夫人には既に私の行動は知られているかも知れませんが、此処なら時間稼ぎはできます。三蔵法師は白骨夫人の手の中でしょうが、公女様がいらっしゃいます。私は他の方を探して来ますから、貴方は此処からは出ないで待っていて下さい。家の中なら安心です。でも先に、矢を抜きましょう」
そう言うと女は悟浄を家の中に案内し、椅子に座らせ矢を抜いた。“ウッ…”と悟浄の呻き声が漏れる。女は妙に手慣れた手つきで、傷口の手当てをして行く。
「沙麼蘿の知り合いだと言ったな。あんた、名前は」
「……。百花羞、と申します。嘗ては、天人…でした」
鉄紺色と同じような少し暗い緑みを帯びた青色の髪と睛眸は、何処であったことがあるような、懐かしい気持ちに悟浄をさせた。
「何処かで、会ったことがあるか」
「いい…え。私のような罪人と、貴方が知り合いだなんて…」
そう言う百花羞の声は震え、顔は今にも泣き出しそうだった。自らを隠すように、その肩にかけていた不思議な色合いの披肩で顔を覆う。
「これを食べて待っていて下さい。矢には毒が塗られいましたから、立ち上がって動くことは難しいでしょう。私は信じられないかも知れませんが、公女様を信じるのなら決して家からは出ないで待っていて下さい」
百花羞はそう言うと、家を出て行った。
「ようこそ、と言うべきかしら玄奘三蔵。随分と遅いお目覚めね、何時までワタクシを待たせるのかと思ったわ」
玄奘が目を覚ますと、そこには女が一人いるだけだった。金角や銀角達が逃げて一人縛り上げられた玄奘は、息さえできずにその場で気を失った。今は、天井の左右から垂れ下がった鎖に両手を広げる形で拘束され、膝立ちで動けない状態でいる。
「ふん、悪趣味だな」
「まぁ、生意気な口ね。後はお前を焼くなり煮るなりするだけなのよ。いったいどんな扱いを希望すると言うの、これ以上の扱いは贅沢と言うものよ」
長い髪を結い上げ、青磁色に近いやわらかな青みの緑色の襦裙を着た女、白骨夫人は手に持つ団扇で口元を隠し不気味な笑みをたたえているようだ。
「ねぇ、三蔵。お前は焼かれるのと煮られるのと、どちらが好きかしら。いいのよ遠慮しなくても、ワタクシもそれくらいの希望は叶えてあげるわ。ワタクシを上仙にしてくれるんだもの」
「どっちもごめんだな、化け狐」
「そう、生がいいの。こまったわね、不味そうだわ」
口だけならどちらも負けていない状態だが、白骨夫人は玄奘に近づき手に持つ団扇を玄奘の顎にあて上向かせると
「そうね、煮込むことにしましょう」
と、笑って言った。ガラガラと壁の中から大鍋を引きずり出す白骨夫人の顔は爛々として、何処からか現れた仮面をつけた男達が水を入れて行く。その大鍋に火を灯そうとした時だ、ドッカン!!と大きな音がして部屋の扉が吹き飛んだ。
「いいざまだな、玄奘」
「遅い!!」
よく聞く会話であるこれは、煮えたぎる鍋の中に放り込まれると言う事態は避けられたと言うことだ。まだ煙が舞う中から姿を現した沙麼蘿と琉格泉に、きつい白骨夫人の双眸が向けられる。
「またお前達なの、化け物と犬の分際でワタクシの邪魔をする気。でもそうね、犬の相手は犬にさせましょう。出ておいで!!」
壁の中からのそりと姿を現したのは、二頭の生き物。身体は、狼なのだろう。だがその頭は、一頭は二つ、もう一頭には三つある。
「邪道か」
『問題ない。アレラからは聖獣の匂いがする。私が闘おう』
大神は、血にまみれれば大神たる姿を保つことができなくなる。たがそれは、相手が自分と同じ天上界に住まう聖獣であれば何の問題もない。だが、いったい白骨夫人はどんな邪道を駆使してアレを作り上げたのか。
琉格泉が沙麼蘿の前に出て威嚇をする中、沙麼蘿の手が優しく琉格泉の頭を撫で “任せる” と呟いた。
「お前は、玄奘三蔵を喰らえば本当に、上仙になれるとでも思っているのか」
「なんですって。ワタクシが、何も知らないとでも思っているの」
その言葉に、沙麼蘿が白骨夫人を馬鹿にしたように鼻で笑う。琉格泉のそばから離れた沙麼蘿が、白骨夫人に向って一歩足を踏み出す。
「お前は何も知らないのだ。仮にお前が玄奘を喰らって上仙になれたとしても、決して上界はお前を受け入れたりはしない。そんなことは、天地が逆さになってもありえい」
「口からでまかせを。ワタクシは知っているのよ、嘗てそう言う上仙が天上界にいたことを!」
「そうだな。蒼光帝の時代なら、もしかしたらあったかもしれないが、鶯光帝は決してそれを認めない。アレは、臆病者なのだ」
そう言うと、沙麼蘿はその姿を変え始めた。
********
団扇→うちわ
爛々→光り輝くさま。また、鋭く光るさま
次回投稿は11月6日か7日が目標です。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
Another World-The origin
ファンファン
SF
現実に飽きた世界を、本物の「業」が震撼させる。
九十二歳、一之進。かつて国宝を打ち上げ、戦場を駆けた「生ける伝説」。
隠居した彼が手にしたのは、息子から贈られた最新のVRギアだった。
ステータス? スキル? そんなものは関係ない。
「本物」が振るう一撃は、物理演算さえも置き去りにする。
これは、役目を終えたはずの老兵たちが、電脳世界で再び「魂の火」を灯すまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる