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第三章 大戦国
四百十九話 傾く天秤
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アンリデットvsジョンハン・デンム
第2ラウンド開始
「暴れちゃうよぉ~!」
「クソガキッ!」
「君の血を私にちょうだいねェ~!!」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
「君の血をちょうだいねェ~、くれるよねェ!ほらほらぁ~」
「おかしいだろてめぇっ!狂ってやがるてめぇは!シャル・エクサルシスより上と言いたい所だがな、あめぇ!やっぱり甘すぎるなてめぇは!そのままくたばれクソガキ!」
「いーーやーーだーーよーーぉっ!」
キンッ!キンッ!
両者容赦無しの攻撃をしているがでも隙も油断も無くてむしろ良い戦いになってしまっている、アンリデットは血を貰おうとしていてジョンハン・デンムはアンリデットを殺そうとしている。ジョンハン・デンムを殺して人肉パーティーしようという話は嘘だが血を貰おうとしているのはマジの話だ、血を貰って力になるのは嘘の話では無いが人肉を食べていたヤツはただの趣味でやっていたらしい。だから他の狂人はそんなことをしないが狂人ギルド本拠地が破壊される前にヤツをやった方がいい
今まで英雄ギルドと戦って来てはいたが今度は狂人ギルド本拠地と狂人ギルドの仲間を守れるようになりたかった、だからアンリデットは狂人ギルドの仲間を守るためにここからは慣れさせて自分一人でヤツを仕留めることにした。お姉ちゃんが死んだ時に初めて思った、めちゃくちゃ悔しいと。お姉ちゃんを救えなくてめちゃくちゃ悔しいと思った、だから今度は後悔をしないように悔しがらないようにみんなを守りたい
「堕天使4階級魔法 重力・岩弾丸」
重たい岩が弾丸のように放たれた
「魔法・呪怨」
鎌に呪怨オーラを纏って斬りかかる
キンッ!
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
「捌けるねェ~、捌きたいねェ~。私捌きたいよぉ~っ!」
(なんなんだコイツのイカレ具合は!バカイカレてやがる!)
「イカれてるのは元からだよぉ~!」
イカれているのは元からだ
だからイカれてやがるとか言われてもなんも気にしなくてむしろ嬉しがるくらいにヤバいイカれ狂人だった、イカレ狂人なのはこれからも続くだろうがもう英雄ギルドの前では出さないと誓うが敵の前では存分にイカレ具合を出して行こうと思っている。初見プレイでイカレ具合を出して攻撃されたらたまったもんじゃ無いだろうが対策はいつかされる、英雄ギルドも有名になって来ているわけだから情報も知れ渡るはずだ。だから無双していられるのは今の内なのかもしれない、無双出来なくなる
いずれかは無双出来なくなるのが悲しい気もするがでも英雄ギルドは世界を救うために戦って来ているわけだから負けるわけには行かない、救うためには強くなって行くしかないのがこの世界の残酷な所であった。こんな残酷な世界に作りあげたのは言うまでもないヤツらだった、世界を戻すためにも英雄ギルドがやらなければならない。イカレ具合も知らない人が居なくなるくらいに世界中へと広まってしまうわけだ
「また心を読みやがっててめぇ!覚悟しやがれ!」
「覚悟ぉ~?元々してるんだけどなぁ~、君こそ覚悟ぉ」
「クソガキ!」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
キンッ!キンッ!
「堕天使3階級魔法 重力ノ鉄槌!」
重い拳が降って来た
「魔法 呪怨」
鎌に呪怨オーラを纏って斬りかかる
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
「ぐっ!てめっ…………なにしやがった…………!」
「なにって呪いをかけただけだよぉ~」
呪怨・・・・当たったヤツには呪いがかかる
だからジョンハン・デンムには呪いがかかってしまった、呪いというのは狂人ギルドしか発動出来ない。狂人ギルドだけでも5人は居るのに5人とも使えるのは流石に強すぎるのかもしれないが狂人ギルドにはこれくらいが丁度いいくらいだ、アンリデットは呪いを使ってジョンハン・デンムを呪ったわけだが呪いの効果は当たった所を動けなくする。もちろん剣に当たっていても感染して動かせなくなってしまう、剣から感染して動かせなくなるのはかなりウザくなるんじゃないかと思っている
呪われた場所は右腕だが相手は右利きのため右腕が使えなくなったのは致命傷だろう、でも悪魔と堕天使なら両利きを使えるほどのヤツだから失われても大丈夫なはずだ。どうやって戦うかは分からないが右腕が封印された以上動かすことは出来ない、右腕を動かした瞬間に右腕は弾け飛んで一瞬で右腕は無くなってしまうというデメリットがある。相手には右腕を動かすことが出来ない、動かしたら弾け飛ぶ
「はっ、右腕を封印させたか。でもな………マシーンなら右腕なんて要らねぇんだよ!必要ねぇから消してやる、俺という神様なら左だけで十分だ。オラァッ!」
「本気ぃ~?」
右腕を動かした
パーーーーーーンッ!
右腕はどっかに吹っ飛んで行った
わざと右腕を無くした
「凄いねェ、凄い度胸だねェ~」
「てめぇという甘い人間より覚悟はあんだよ、なんせマシーンだからな。マシーンなら要らない腕を捨てても問題はねぇ、左腕だけで十分に決まってんだな。左腕だけでてめぇをぶち殺せる、ぶち殺しててめぇの右腕を頂く」
「いいよぉ~、ただしぃ~、負けたらねェ~」
負けたら右腕をやる
それとやられたらその場で切り刻まれてやられるという条件を飲み込んでアンリデットはヤツと戦うことになった、マシーンだから右腕が失っても別に問題は無いとか言っていたが血がポタポタと垂れてきている。血が無くなってそのまま死ぬかとか思っていたのだが血の色は黒色だった、黒色がどんな意味をしているのかは黒色の血は悪魔や堕天使をパワーアップさせる力の源だった。だからジョンハン・デンムはわざと右腕を弾き飛ばせて右腕を失ってわざと大量の血を流していたということ
黒色の血がパワーアップをさせるが限界はもちろんある、黒色の血が無限に使えるわけでもない。ただ一時的にパワーアップさせるために黒色の血を流しているだけでいずれかは解除されてしまう、解除される瞬間が最高のチャンスにはなるはずだ。だからそれを分かっているのはアンリデットだけだった、アンリデットは勝ちビジョンが見えていた。ジョンハン・デンムが右腕を無くしてパワーアップした時点で
「それじゃぁ、パワーアップさせるためにもう一本行っておこうかぁ。言っておくけどぉ、私には勝てないよぉ。勝ちビジョンが見えてるからねェ」
「勝ちビジョン?なんだそれ、もしかして俺をバカにしてんのか?だったらやめた方がいいなクソガキ、勝つのは俺だ。負けるのはてめぇだ、勝ちビジョンとか笑えるぜ。勝ちビジョンが見えたとしても無理に決まってんだろ」
「そうかぁ、じゃぁ、左腕も貰うねェ!」
斬りかかった
ジョンハン・デンムも足掻こうとした
だが戦闘IQはアンリデットの方が上だ
勝ちビジョンが見えたからだ
攻撃を避けた
「魔法・呪怨」
「ッ!」
ザクッ!
左腕を落とした
「戦闘IQは私の方が上だからねェ~」
戦闘IQで左腕を斬り落とした
ジョンハン・デンムはこんなに戦闘IQが高いんだって分からなかっただろう、こんな情報は誰にも渡していないから分からないはずだ。アンリデットの戦闘IQは狂人ギルドの誰よりも上でエクサルシスよりも上だった、ずっと有能でずっと役に立てるように英雄ギルドをずっと守れるように自分を強くさせて来た。なのに悪魔や堕天使やらに適わないはずがない、悪魔だろうと堕天使だろうとなんだろうと狂人ギルドの本拠地を壊させるわけには行かない。狂人ギルドの仲間も殺させるわけには行かない
確かにアンリデットが死んでも狂人ギルドの仲間がやってくれるんだろうがでもジョンハン・デンムはアンリデットがやりたかった、だから狂人ギルドの仲間達には他の仕事をさせた。狂人ギルドの本拠地には狂人ギルドしか住んでいなくて住民が少ないのかもしれないが狂人ギルドの本拠地は思い出深い場所でもある、だから堕天使なんかに破壊させるわけには行かない。狂人ギルドの本拠地を必ず壊させない、必ず守る
「狂人の癖に戦闘IQがあるとはな、これでようやく………てめぇをぐちゃぐちゃに出来るな、ぐちゃぐちゃにしたかったぜてめぇのこと。ぐちゃぐちゃにして塵になるまでぐちゃぐちゃにしてやるよ」
「やっとフルパワーみたいだねェ~、ようやく殺り合えるねェ~」
「殺してやるよ、クソガキ」
斬りかかった
ようやく本気同士でぶつかりあえる
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
全然押されてすらない
「あははっ!楽しいねェ!」
キンッ!
「くっ!」
「楽しいぃ!楽しいねェ~!」
ブンッ!ブンッ!ブンッ!ブンッ!ブンッ!
アンリデットからめちゃくちゃ危ない狂気を感じているジョンハン・デンムだがこれが本来の姿のアンリデットというわけだ、だから狂気に感じるのは無理も無いが狂人ギルドの強さでもある。その強さが上手く生かせているようだがヤツはそれにビビっているようだ、中々上手く使えているようだがちゃんとビビっていているようだからなによりだ。狂人の怖さは英雄ギルドしか知らないから悪魔と堕天使には知らないだろう、なんせ見たことがないから英雄ギルドしか狂人の恐怖さを知らない
英雄ギルドしか狂人の恐怖さを知らないからこそ、ジョンハン・デンムに効くんだろう。効かない時があるかもしれないがでも狂人の狂気には誰にも勝てないはずだ、誰にもこの狂人と狂気には止められない。止めることなんて出来ない。でも油断したら必ずやられるということは自身で理解している、狂人なのに理解しているだとか理解してないだとか言ったらそれはただの差別になる。狂人は狂人でも有能な狂人だ
「私の狂人狂気は止まらないよぉ~!」
(このクソガキ、さっきから狂人と狂気のオーラが混ざり合い初めてやがる。俺が攻撃する度に)
「私は攻撃する度に進化しちゃうんだよねェ、それに勝ちビジョンがもう見えてるからぁ、殺すのが楽だよぉ」
攻撃する度に進化する
それが狂人と狂気のメリットだ
狂人と狂気を使うメリットとなる
勝ちビジョンも見えている
「勝ちビジョン、勝ちビジョン。うるせぇな、そんなに勝ちビジョンが見えてるなら殺してみろよ、おいコラ」
「全部削ぎ取っちゃうけど大丈夫なんだねェ、ありがとうねェ~」
「俺も削ぎ取ってやるよ、てめぇの体をな!」
斬りかかった
アンリデットはジョンハン・デンムの体を削ぎ取るためにジョンハン・デンムはアンリデットの体を削ぎ取るために戦い始めた、削ぎ取るのはかなりグロいかもしれないがアンリデットだけ削ぎ取ってくるのは流石に卑怯だからヤツもこちらを削ぎ取るつもりで来るらしい。アンリデットの狂いがジョンハン・デンムに移っているがそうでも無さそうだ、狂人と狂気のオーラは他の人には使えないように鎖が付けられているから大丈夫だ。奪われることは無いだろう、狂人と狂気は絶対に奪えない
勝ちビジョンが見えている時点でこちらに勝てる可能性はもちろん低いのだがパワーアップしているせいか、ジョンハン・デンムにも天秤が傾いて来ている気がする。それを感じたのは勘ということ、勘で感じたからこそ天秤が傾いていることに気が付いた。天秤があちらに落ちた瞬間に負けビジョンに変わってしまうのだろう、勝ちビジョンが見えてきたというのにいきなり負けビジョンが見えて負けるわけには行かない
「だんだんパワーアップして来てるみたいだねェ~、流石は堕天使ちゃんだねェ~」
「負けビジョンが見えてきたか?負けさせてやるよ、てめぇをぐちゃぐちゃにして恥晒しにしてやるよ」
「負けビジョンでも勝っちゃうよぉ~」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
負けビジョンが見えても負けない
というか負けるわけには行かない
帰りを待っているヤツらが居る
「英雄ギルドと再会する前に殺してやるよ!シャル・アンリデット!」
「えェ~、再会させてよぉ。仕方ないなぁ、自力で倒そうっとぉ~」
「来い!」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
死ぬならせめて英雄ギルドに最後の別れの言葉を言いたいくらいだがもちろんここでくたばるわけには行かない、ここでくたばったらお姉ちゃんの後を引き継げないしでだからくたばるわけには行かない。狂人ギルドを置いて英雄ギルドを置いて死ぬわけには行かなかった、英雄ギルドにまだ恩返しすら出来ていないのに死ねない。英雄ギルドとまた旅をするためにこの戦いに勝利をして英雄ギルドの元へ戻る、ジョンハン・デンムはだんだんとパワーアップして行き、だんだんと天秤が傾く
天秤を最後まで傾かせないためにもこちらが押さないと行けない、エクサルシスとアンリデットの力はこんなものでは無いはずだ。エクサルシスの狂人とアンリデットの狂気はもっとパワーアップするはずなのだがアンリデットはまだキーとなる本当の鎌を見付けていない、エクサルシスが本当に愛していた鎌を見付けていない。それを使えば天秤は必ずアンリデットの方に傾くだろう、でもその鎌をアンリデットは知らない
「負けビジョンが見えて来そうなんじゃねぇのかおいコラ、堕天使2階級魔法 グラビティエッジ」
「行くよぉ~!」
ゴゴゴゴゴゴ
ドンッ!
重い棘が地面から思いっきり出て来た
「ッ!」
「そこだァッ!」
ゴゴゴゴゴゴ
ドンッ!
ザクッ!
「くっ…………!」
「油断しちまったな、シャル・アンリデット!」
重い棘が腕に掠った
なんとか避けたが避けられるのもギリギリだったから危なかったかもしれない、これを避けられなかったら心臓を貫かれて死ぬ所だったかもしれないのに完全に殺しに来ている。戦いだから完全に殺しに来るのかもしれないがめちゃくちゃ危なかった所ではあった、反射神経が良かったからなんとか避けられたのかもしれないが次は無いかもしれない。だって反射神経が良い所を見られてしまったのだから、だからジョンハン・デンムが次こそは当てて来るという顔をしているとこちらは気付いた
これは戦いだから殺し合いになるのは分かっている、でもここで死ぬわけには行かないから必ず勝って生きて帰る。英雄ギルドは家族みたいな存在達でめちゃくちゃ仲がいい親友で戦闘中に頼りになる戦友達だった、だから英雄ギルドに戻ってまたあの幸せな暮らしをしたいと思った。確かに旅には苦しいことしかないかもしれないが楽しいこともある、楽しいこともあるから英雄ギルドに居て居心地が良いと思った
「私はぁ………私………はぁ…………」
「なんか話し始めたな、でもてめぇはもうぶち殺してやるよ。息が無くなるまで殺し続けてやる」
「強いねェ、流石に強いよぉ」
予想外なことが起きた
天秤は傾いてしまった
ジョンハン・デンムのターンになっている
腕からは血が出ている
(確かぁ、ポケットに包帯があったはずだよねェ)
ポケットから包帯を出して腕に巻いた
「私はぁ、君を必ず倒して英雄ギルドの元へ帰るよぉ」
「殺して天国に送ってやるよ、シャル・アンリデットッ!」
アンリデットvsジョンハン・デンム
第3ラウンド開始
第2ラウンド開始
「暴れちゃうよぉ~!」
「クソガキッ!」
「君の血を私にちょうだいねェ~!!」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
「君の血をちょうだいねェ~、くれるよねェ!ほらほらぁ~」
「おかしいだろてめぇっ!狂ってやがるてめぇは!シャル・エクサルシスより上と言いたい所だがな、あめぇ!やっぱり甘すぎるなてめぇは!そのままくたばれクソガキ!」
「いーーやーーだーーよーーぉっ!」
キンッ!キンッ!
両者容赦無しの攻撃をしているがでも隙も油断も無くてむしろ良い戦いになってしまっている、アンリデットは血を貰おうとしていてジョンハン・デンムはアンリデットを殺そうとしている。ジョンハン・デンムを殺して人肉パーティーしようという話は嘘だが血を貰おうとしているのはマジの話だ、血を貰って力になるのは嘘の話では無いが人肉を食べていたヤツはただの趣味でやっていたらしい。だから他の狂人はそんなことをしないが狂人ギルド本拠地が破壊される前にヤツをやった方がいい
今まで英雄ギルドと戦って来てはいたが今度は狂人ギルド本拠地と狂人ギルドの仲間を守れるようになりたかった、だからアンリデットは狂人ギルドの仲間を守るためにここからは慣れさせて自分一人でヤツを仕留めることにした。お姉ちゃんが死んだ時に初めて思った、めちゃくちゃ悔しいと。お姉ちゃんを救えなくてめちゃくちゃ悔しいと思った、だから今度は後悔をしないように悔しがらないようにみんなを守りたい
「堕天使4階級魔法 重力・岩弾丸」
重たい岩が弾丸のように放たれた
「魔法・呪怨」
鎌に呪怨オーラを纏って斬りかかる
キンッ!
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
「捌けるねェ~、捌きたいねェ~。私捌きたいよぉ~っ!」
(なんなんだコイツのイカレ具合は!バカイカレてやがる!)
「イカれてるのは元からだよぉ~!」
イカれているのは元からだ
だからイカれてやがるとか言われてもなんも気にしなくてむしろ嬉しがるくらいにヤバいイカれ狂人だった、イカレ狂人なのはこれからも続くだろうがもう英雄ギルドの前では出さないと誓うが敵の前では存分にイカレ具合を出して行こうと思っている。初見プレイでイカレ具合を出して攻撃されたらたまったもんじゃ無いだろうが対策はいつかされる、英雄ギルドも有名になって来ているわけだから情報も知れ渡るはずだ。だから無双していられるのは今の内なのかもしれない、無双出来なくなる
いずれかは無双出来なくなるのが悲しい気もするがでも英雄ギルドは世界を救うために戦って来ているわけだから負けるわけには行かない、救うためには強くなって行くしかないのがこの世界の残酷な所であった。こんな残酷な世界に作りあげたのは言うまでもないヤツらだった、世界を戻すためにも英雄ギルドがやらなければならない。イカレ具合も知らない人が居なくなるくらいに世界中へと広まってしまうわけだ
「また心を読みやがっててめぇ!覚悟しやがれ!」
「覚悟ぉ~?元々してるんだけどなぁ~、君こそ覚悟ぉ」
「クソガキ!」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
キンッ!キンッ!
「堕天使3階級魔法 重力ノ鉄槌!」
重い拳が降って来た
「魔法 呪怨」
鎌に呪怨オーラを纏って斬りかかる
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
「ぐっ!てめっ…………なにしやがった…………!」
「なにって呪いをかけただけだよぉ~」
呪怨・・・・当たったヤツには呪いがかかる
だからジョンハン・デンムには呪いがかかってしまった、呪いというのは狂人ギルドしか発動出来ない。狂人ギルドだけでも5人は居るのに5人とも使えるのは流石に強すぎるのかもしれないが狂人ギルドにはこれくらいが丁度いいくらいだ、アンリデットは呪いを使ってジョンハン・デンムを呪ったわけだが呪いの効果は当たった所を動けなくする。もちろん剣に当たっていても感染して動かせなくなってしまう、剣から感染して動かせなくなるのはかなりウザくなるんじゃないかと思っている
呪われた場所は右腕だが相手は右利きのため右腕が使えなくなったのは致命傷だろう、でも悪魔と堕天使なら両利きを使えるほどのヤツだから失われても大丈夫なはずだ。どうやって戦うかは分からないが右腕が封印された以上動かすことは出来ない、右腕を動かした瞬間に右腕は弾け飛んで一瞬で右腕は無くなってしまうというデメリットがある。相手には右腕を動かすことが出来ない、動かしたら弾け飛ぶ
「はっ、右腕を封印させたか。でもな………マシーンなら右腕なんて要らねぇんだよ!必要ねぇから消してやる、俺という神様なら左だけで十分だ。オラァッ!」
「本気ぃ~?」
右腕を動かした
パーーーーーーンッ!
右腕はどっかに吹っ飛んで行った
わざと右腕を無くした
「凄いねェ、凄い度胸だねェ~」
「てめぇという甘い人間より覚悟はあんだよ、なんせマシーンだからな。マシーンなら要らない腕を捨てても問題はねぇ、左腕だけで十分に決まってんだな。左腕だけでてめぇをぶち殺せる、ぶち殺しててめぇの右腕を頂く」
「いいよぉ~、ただしぃ~、負けたらねェ~」
負けたら右腕をやる
それとやられたらその場で切り刻まれてやられるという条件を飲み込んでアンリデットはヤツと戦うことになった、マシーンだから右腕が失っても別に問題は無いとか言っていたが血がポタポタと垂れてきている。血が無くなってそのまま死ぬかとか思っていたのだが血の色は黒色だった、黒色がどんな意味をしているのかは黒色の血は悪魔や堕天使をパワーアップさせる力の源だった。だからジョンハン・デンムはわざと右腕を弾き飛ばせて右腕を失ってわざと大量の血を流していたということ
黒色の血がパワーアップをさせるが限界はもちろんある、黒色の血が無限に使えるわけでもない。ただ一時的にパワーアップさせるために黒色の血を流しているだけでいずれかは解除されてしまう、解除される瞬間が最高のチャンスにはなるはずだ。だからそれを分かっているのはアンリデットだけだった、アンリデットは勝ちビジョンが見えていた。ジョンハン・デンムが右腕を無くしてパワーアップした時点で
「それじゃぁ、パワーアップさせるためにもう一本行っておこうかぁ。言っておくけどぉ、私には勝てないよぉ。勝ちビジョンが見えてるからねェ」
「勝ちビジョン?なんだそれ、もしかして俺をバカにしてんのか?だったらやめた方がいいなクソガキ、勝つのは俺だ。負けるのはてめぇだ、勝ちビジョンとか笑えるぜ。勝ちビジョンが見えたとしても無理に決まってんだろ」
「そうかぁ、じゃぁ、左腕も貰うねェ!」
斬りかかった
ジョンハン・デンムも足掻こうとした
だが戦闘IQはアンリデットの方が上だ
勝ちビジョンが見えたからだ
攻撃を避けた
「魔法・呪怨」
「ッ!」
ザクッ!
左腕を落とした
「戦闘IQは私の方が上だからねェ~」
戦闘IQで左腕を斬り落とした
ジョンハン・デンムはこんなに戦闘IQが高いんだって分からなかっただろう、こんな情報は誰にも渡していないから分からないはずだ。アンリデットの戦闘IQは狂人ギルドの誰よりも上でエクサルシスよりも上だった、ずっと有能でずっと役に立てるように英雄ギルドをずっと守れるように自分を強くさせて来た。なのに悪魔や堕天使やらに適わないはずがない、悪魔だろうと堕天使だろうとなんだろうと狂人ギルドの本拠地を壊させるわけには行かない。狂人ギルドの仲間も殺させるわけには行かない
確かにアンリデットが死んでも狂人ギルドの仲間がやってくれるんだろうがでもジョンハン・デンムはアンリデットがやりたかった、だから狂人ギルドの仲間達には他の仕事をさせた。狂人ギルドの本拠地には狂人ギルドしか住んでいなくて住民が少ないのかもしれないが狂人ギルドの本拠地は思い出深い場所でもある、だから堕天使なんかに破壊させるわけには行かない。狂人ギルドの本拠地を必ず壊させない、必ず守る
「狂人の癖に戦闘IQがあるとはな、これでようやく………てめぇをぐちゃぐちゃに出来るな、ぐちゃぐちゃにしたかったぜてめぇのこと。ぐちゃぐちゃにして塵になるまでぐちゃぐちゃにしてやるよ」
「やっとフルパワーみたいだねェ~、ようやく殺り合えるねェ~」
「殺してやるよ、クソガキ」
斬りかかった
ようやく本気同士でぶつかりあえる
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
全然押されてすらない
「あははっ!楽しいねェ!」
キンッ!
「くっ!」
「楽しいぃ!楽しいねェ~!」
ブンッ!ブンッ!ブンッ!ブンッ!ブンッ!
アンリデットからめちゃくちゃ危ない狂気を感じているジョンハン・デンムだがこれが本来の姿のアンリデットというわけだ、だから狂気に感じるのは無理も無いが狂人ギルドの強さでもある。その強さが上手く生かせているようだがヤツはそれにビビっているようだ、中々上手く使えているようだがちゃんとビビっていているようだからなによりだ。狂人の怖さは英雄ギルドしか知らないから悪魔と堕天使には知らないだろう、なんせ見たことがないから英雄ギルドしか狂人の恐怖さを知らない
英雄ギルドしか狂人の恐怖さを知らないからこそ、ジョンハン・デンムに効くんだろう。効かない時があるかもしれないがでも狂人の狂気には誰にも勝てないはずだ、誰にもこの狂人と狂気には止められない。止めることなんて出来ない。でも油断したら必ずやられるということは自身で理解している、狂人なのに理解しているだとか理解してないだとか言ったらそれはただの差別になる。狂人は狂人でも有能な狂人だ
「私の狂人狂気は止まらないよぉ~!」
(このクソガキ、さっきから狂人と狂気のオーラが混ざり合い初めてやがる。俺が攻撃する度に)
「私は攻撃する度に進化しちゃうんだよねェ、それに勝ちビジョンがもう見えてるからぁ、殺すのが楽だよぉ」
攻撃する度に進化する
それが狂人と狂気のメリットだ
狂人と狂気を使うメリットとなる
勝ちビジョンも見えている
「勝ちビジョン、勝ちビジョン。うるせぇな、そんなに勝ちビジョンが見えてるなら殺してみろよ、おいコラ」
「全部削ぎ取っちゃうけど大丈夫なんだねェ、ありがとうねェ~」
「俺も削ぎ取ってやるよ、てめぇの体をな!」
斬りかかった
アンリデットはジョンハン・デンムの体を削ぎ取るためにジョンハン・デンムはアンリデットの体を削ぎ取るために戦い始めた、削ぎ取るのはかなりグロいかもしれないがアンリデットだけ削ぎ取ってくるのは流石に卑怯だからヤツもこちらを削ぎ取るつもりで来るらしい。アンリデットの狂いがジョンハン・デンムに移っているがそうでも無さそうだ、狂人と狂気のオーラは他の人には使えないように鎖が付けられているから大丈夫だ。奪われることは無いだろう、狂人と狂気は絶対に奪えない
勝ちビジョンが見えている時点でこちらに勝てる可能性はもちろん低いのだがパワーアップしているせいか、ジョンハン・デンムにも天秤が傾いて来ている気がする。それを感じたのは勘ということ、勘で感じたからこそ天秤が傾いていることに気が付いた。天秤があちらに落ちた瞬間に負けビジョンに変わってしまうのだろう、勝ちビジョンが見えてきたというのにいきなり負けビジョンが見えて負けるわけには行かない
「だんだんパワーアップして来てるみたいだねェ~、流石は堕天使ちゃんだねェ~」
「負けビジョンが見えてきたか?負けさせてやるよ、てめぇをぐちゃぐちゃにして恥晒しにしてやるよ」
「負けビジョンでも勝っちゃうよぉ~」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
負けビジョンが見えても負けない
というか負けるわけには行かない
帰りを待っているヤツらが居る
「英雄ギルドと再会する前に殺してやるよ!シャル・アンリデット!」
「えェ~、再会させてよぉ。仕方ないなぁ、自力で倒そうっとぉ~」
「来い!」
キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!
死ぬならせめて英雄ギルドに最後の別れの言葉を言いたいくらいだがもちろんここでくたばるわけには行かない、ここでくたばったらお姉ちゃんの後を引き継げないしでだからくたばるわけには行かない。狂人ギルドを置いて英雄ギルドを置いて死ぬわけには行かなかった、英雄ギルドにまだ恩返しすら出来ていないのに死ねない。英雄ギルドとまた旅をするためにこの戦いに勝利をして英雄ギルドの元へ戻る、ジョンハン・デンムはだんだんとパワーアップして行き、だんだんと天秤が傾く
天秤を最後まで傾かせないためにもこちらが押さないと行けない、エクサルシスとアンリデットの力はこんなものでは無いはずだ。エクサルシスの狂人とアンリデットの狂気はもっとパワーアップするはずなのだがアンリデットはまだキーとなる本当の鎌を見付けていない、エクサルシスが本当に愛していた鎌を見付けていない。それを使えば天秤は必ずアンリデットの方に傾くだろう、でもその鎌をアンリデットは知らない
「負けビジョンが見えて来そうなんじゃねぇのかおいコラ、堕天使2階級魔法 グラビティエッジ」
「行くよぉ~!」
ゴゴゴゴゴゴ
ドンッ!
重い棘が地面から思いっきり出て来た
「ッ!」
「そこだァッ!」
ゴゴゴゴゴゴ
ドンッ!
ザクッ!
「くっ…………!」
「油断しちまったな、シャル・アンリデット!」
重い棘が腕に掠った
なんとか避けたが避けられるのもギリギリだったから危なかったかもしれない、これを避けられなかったら心臓を貫かれて死ぬ所だったかもしれないのに完全に殺しに来ている。戦いだから完全に殺しに来るのかもしれないがめちゃくちゃ危なかった所ではあった、反射神経が良かったからなんとか避けられたのかもしれないが次は無いかもしれない。だって反射神経が良い所を見られてしまったのだから、だからジョンハン・デンムが次こそは当てて来るという顔をしているとこちらは気付いた
これは戦いだから殺し合いになるのは分かっている、でもここで死ぬわけには行かないから必ず勝って生きて帰る。英雄ギルドは家族みたいな存在達でめちゃくちゃ仲がいい親友で戦闘中に頼りになる戦友達だった、だから英雄ギルドに戻ってまたあの幸せな暮らしをしたいと思った。確かに旅には苦しいことしかないかもしれないが楽しいこともある、楽しいこともあるから英雄ギルドに居て居心地が良いと思った
「私はぁ………私………はぁ…………」
「なんか話し始めたな、でもてめぇはもうぶち殺してやるよ。息が無くなるまで殺し続けてやる」
「強いねェ、流石に強いよぉ」
予想外なことが起きた
天秤は傾いてしまった
ジョンハン・デンムのターンになっている
腕からは血が出ている
(確かぁ、ポケットに包帯があったはずだよねェ)
ポケットから包帯を出して腕に巻いた
「私はぁ、君を必ず倒して英雄ギルドの元へ帰るよぉ」
「殺して天国に送ってやるよ、シャル・アンリデットッ!」
アンリデットvsジョンハン・デンム
第3ラウンド開始
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2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
科学×魔法で世界最強! 〜高校生科学者は異世界魔法を科学で進化させるようです〜
難波一
ファンタジー
「魔法ってのは……要はエネルギーの制御だろ?」
高校生にして超人的な科学知識を持つ天才・九条迅は、ある日、異世界アルセイア王国に「勇者」として召喚された。
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「お前、本当に勇者か? 剣も魔法も、まともに使えないのか……?」
「科学的に考えれば、魔法ってのはもっと進化できるはずだ!」
剣も魔法も素人の迅だったが、「魔法を科学的に解析し、進化させる」という異端の方法で異世界の常識を根底から覆し始める!
魔法の密度を最適化した「魔力収束砲」
魔法と人体の関係を解明し、魔力を増大させる「魔力循環トレーニング」
神経伝達を強化し、攻撃を見切る「神経加速《ニューロ・ブースト》」
次々と編み出される新技術に、世界は驚愕!
やがて、魔王軍の知将《黒の賢者》アーク・ゲオルグも迅の存在に興味を持ち始め——
「科学 vs 魔法」「知能 vs 知能」
最強の頭脳戦が今、幕を開ける——!
これは、「魔法を科学で進化させる勇者」が、異世界を変革していく物語!
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
いらないスキル買い取ります!スキル「買取」で異世界最強!
町島航太
ファンタジー
ひょんな事から異世界に召喚された木村哲郎は、救世主として期待されたが、手に入れたスキルはまさかの「買取」。
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最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
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「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
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