最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

文字の大きさ
44 / 468
コールド帝国

四十四話 かっこいい背中

しおりを挟む
レンside

「………中々目覚めないな」

「まだ一日も経ってないだろうが………」

「あはは………」

すると後ろから足音が聞こえてくる

「ん?」

「モンスターか?誰だ!」

武器を構えた

「警戒……しないでもらえるかしら………私ですわよ………」

「お、エレナってえぇ!エレナ!?」

「どうやって戻って来たの?エレナは」

「モンスターを狩りまくりながら………歩いてたら、お兄様達を見つけましたわ」

なんか………変わったな、エレナ………無事に帰ってきたってことは勝ったってことでいいんだよな?他のみんなはまだ戦っているのか………勝って無事に帰ってきて欲しいな………待ってるよ、帰ってきたら、美味い飯食おう

エレナに抱き着いてこう言った

「お疲れ様、エレナ」

「お兄………様………」

「今はゆっくり休め」

「はい………」

そしてリンジェの所では

リンジェside

「始めようか!!」

「この人と喋ってたら、暑くなってきた………」

「何だって!!?」

「あ、今のは独り言だよ」

「それくらい分かってるわ!!」

「エヴァンさん、強いんだよね?今回の決闘で私を強くさせてよ、最大火力出してみたい」

「なるほどな、怖気付いてまだ最大火力ってもんを出せてないのか………いいぞ、このお兄さんが教えてやろう。最大火力ってのはどういうもんなのか」

「ちょっとキモイけど………でも対戦お願いします」

「キモイ!?ま、まぁ、いいや………対戦お願いするぜ」

ん~なんか良い人そうなんだよね、なんだけど………なんでブラックナイトに入ったんだろう………家族を殺されたって全員ってこと?それは仕方がないと思うんだけど………この人達、アテナって人殺っちゃってるから、だとしてもそこまではしないよね………ゼウスさんは怒ったら、止められない人だったりするのかな………

攻撃は仕掛けてくるが、なんか手加減してる

「質問いい?」

「え?あ、おう、いいぞ」

「なんでエヴァンさんはそんな良い人なのに、ブラックナイトというギルドに入ったの?」

「ん~、俺も好きで入った訳じゃないからな………ただただ、リーダーの戦ってる姿に憧れて入った訳でな」

「その時、もしかして犯罪ギルドだって知らなかった?」

「ああ、復讐するのはあくまであのトップ3の方達だ………俺達はただの手駒に過ぎない」

「辛くない?その人生」

「知らない時は同期とワイワイして楽しかったが、犯罪ギルドって知ってからは辛いな」

「だよね、私達じゃ、今のトップ3には勝てない?」

「ああ、絶対にだ」

「ここから強くならなきゃいけないんだね………あの人達を超えるには、あの人達に勝つためには」

「本気で言ってるのか?」

「本気だよ、私はいつでも本気………でも………」

本気でも、私は弱い……弱いから大事な場面では勝てない、レンさんが居ないと勝てない……英雄ギルドのなかで言ったら、私は最下位……レンさんが居るから、私はなんとかなってる。でも今ここにはレンさんが居ない………私達を信頼して待ってくれてる………ここで強くならなきゃ、何も始まらない………始まらないのに、絶対に勝てないって心で思ってしまっている自分が嫌い

「お、おい、どうした?かかって来ないのか?」

「私じゃ………無理だよ」

「さっきの威勢が掻き消されてんじゃねぇか………これじゃ、戦いずらい」

「レンさんを頼らないと、私は勝てないの………」

「レンさん?ああ、トップ3が狙ってる奴か………強いって噂があるが………マジで強いのか?」

「うん………めっちゃ強いよ、エヴァンさんは多分余裕で負ける」

「マジかよ………」

「だから………レンさんを頼らないと私は貴方に勝てない………」

「そんなの言われたら、戦えねぇじゃんかよ………」

あぁ………私が強かったらな………この人に勝てた、でも私は弱い……弱いんだよ……レンさん、ごめんね……私、弱いのに旅したいなんて言って………私なんか役に立たないよね、大事な場面で負けて、レンさんに助けてもらって………結局私は何もしてない

「はぁ………戦い、やめるか?」

「出来れば………そうしたい………」

「仕方ねぇな………ッ!」

急に首を掴まれる

「エヴァンさん!?」

「グッ!リーダーッ!リンジェ!離れろ!早くッ!」

「君は僕達、ブラックナイトの裏切り者か………残念だね、君には少し期待してたのに」

「エヴァンさん!はぁぁっ!」

「やめろ!リンジェ!」

「君が僕に勝てると思う?」

「っ!」

腰が抜けて膝から崩れ落ちた

(威圧が凄い………私じゃ、指一本も触れられない。でもエヴァンさんがこのままじゃ)

「逃げろ!そしてアイツに伝えろッ!リンジェ!」

ダメだ………私……また足が動かなくなってる、ビビってる……この威圧に絶対立ち向かえないって………逃げても殺されるって………だから動けないっ…………私………使い物にならないね………カインド村からずっと…………レンさんに頼ってばかりで、今もレンさんに頼ろうとしてる………立ち向かわなきゃ、立ち向かえ、私!立ち上がって私!唯一優しかった、エヴァンさんを助けなきゃ!

「はぁぁぁッッ!」

「やめろ!!」

スキル ウィンドブロー

風で吹き飛ばす

「へぇ~」

リンジェを抱きかかえて走る

見えなくなるまで走り続けた

「はぁ、はぁ、はぁ………ここまで来れば、大丈夫だろ」

「ごめん、私のせいで」

「いや気にするな、お前のせいじゃない」

「中々やるね~君達」

「「ッ!!」」

目の前に現れてきたのは

差をつけていたはずが、もう追いつかれていた

サカキが来た

「君、裏切ったから、死刑ね?」

剣のように鋭く、腕が伸びてエヴァンに突き刺す

「ッ!かハッ!」

「エヴァンさんッッ!!」

跪く

「ごハッ、コホッコホッ」

入ったのは溝だった

大量の吐血を吐く

「エヴァンさん……エヴァンさん……!」

「俺はッ………大丈夫だ……クッ………」

膝蹴りされるリンジェ

「かハッ!」

「リーダー………!やめろ……!」

「なんで?この子邪魔なのに、なんで君は僕を止めるの?ねぇ、エヴァン君、僕は君に聞いてるんだけどなッ!!」

腹に蹴りを入れる

「ッ!コホッコホッ!」

「やめろ!リンジェじゃなくて俺にしろ!」

「エヴァン君、君には失望したよ………またね、エヴァン君」

スキル ブラックフレイム

黒い炎で燃やした

「グァァァァァッ!」

「エヴァンさぁぁぁぁんッ!!!!」

「さて、後は君だね、アーロエ・リンジェちゃん」

「ひっ…………」

「良い顔するね~手駒にしたいくらいだよ」

(私は弱い………もうダメ………私じゃ………)

助けらればかりだった、カインド村では猛毒だったお母さんを助けてくれたり、村長さんと戦って負けてる時だって助けてくれた。村の襲撃の時も助けてくれた

一番活躍してないのは私

何も出来ない、レンさんの役にも立たない、レンさんの隣に居られない………弱い、ずっと弱い、英雄ギルドで頑張って行くのに私のせいでただの恥晒しなだけ、私は………私……は

どんどん目のハイライトが無くなっていく

「なんだよ~戦意喪失か~つまんないね、君」

「…………ぁ………あ……ぁ……」

(何も喋れなくなっちゃった、私………もうここで殺られて………自由になろうかな………私はもう)

「殺っちゃっおうかな~君、つまんないし………レンちゃんの方が面白いやつだからね~、君、死になよ、バイバイ」

(さようなら………レンさん……みんな………英雄ギルドからはもう居なくなるから………ごめんね……)

「フッ!」

キンッとぶつかり合う音が鳴る

「なッ!何故君がここに居る!!!」

「遅くなっちまったな、リンジェ」

頼もしい背中が目の前に現る
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~

尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。 だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。 全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。 勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。 そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。 エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。 これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。 …その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。 妹とは血の繋がりであろうか? 妹とは魂の繋がりである。 兄とは何か? 妹を護る存在である。 かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~

桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。 交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。 そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。 その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。 だが、それが不幸の始まりだった。 世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。 彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。 さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。 金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。 面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。 本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。 ※小説家になろう・カクヨムでも更新中 ※表紙:あニキさん ※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ ※月、水、金、更新予定!

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。

wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。 それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。 初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。 そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。 また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。 そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。 そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。 そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。

処理中です...