最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

文字の大きさ
130 / 464
未知の世界

百三十話 最悪な能力

しおりを挟む
~前回の話~

亡霊国は一泊し、霊山という場所で祈ったが莉乃香は出てきておらず、爺さんから言われたまだ生きているという言葉を信じてまた歩き始める、レンとリノアとフェアリは亡霊国の次にあるブリッジタワー港という場所へ向かおうとする。ブリッジタワー港とは橋の上にあるタワー、その橋の上にあるタワーの中にダンジョンがあるという。だがブリッジタワー港はかなり遠く、3日くらい日をまたがないと着かない程の遠さである。レンとリノアとフェアリは暗くなってきたため、野宿をすることにした

レンはキャシーから教わった生成スキルを使ってテントを作り始めた、作り終わった後は余った魚を焼いて焼き魚にして食べ始めようとするがその匂いに釣られて細身の男性がやってきた、今知り合った細身の男性に焼き魚とオートマティッククックスキルを使った料理を食べさせる。細身であった男性はござる語尾を使って自己紹介を始めた。ござる語尾である、イザン・エンデュアーはキャシー、クレア、リンジェ、カグル、莉乃香を失った事に後悔していたレンに対し、慰めを入れてくれた。

慰められたレンは再び前を向き、真夜中であるのにブリッジタワー港へ行こうと提案する。その意気に乗り、イザンも一緒に行動した。だが周りは暗く何も見えない中、下を照らすと血があった、その先には人が居た

そしてそいつの名は

「僕~?僕の名前はぁ~カール・ア・シャルテさぁ~」

「その喋り方、まさか」

「あぁ~僕は狂人ギルドのNo4さぁ~」

名前 カール・ア・シャルテ

髪色 瑠璃色

レン達の所には狂人ギルド、No.4のカール・ア・シャルテに遭遇してしまった。No.4でもそうは甘くない、カール・ア・シャルテからは凄まじい迫力を感じる、これ以上の迫力にミラエル達の前に現れたことを考えるとゾッとする場面である。ミラエル達が遭遇した狂人もこんなモンスターをムシャムシャと食べていたのだろうか。シャル・エクサルシスの事を聞いたことはあるが見るのは初めてな、レン達

ミラエル達は現れたと言ったが

俺達は遭遇する方かよ、マジ運悪いかもしれないな

「そんなに怖がることはないさァ~、僕はただ魔物達の肉を食っているだけさァ~」

「そんな奴居る訳ないだろうが、とにかくムシャムシャしてる所が気持ち悪いからやめてくれ」

「えぇ~~?嫌に決まっているよォ~僕の食事時間を邪魔しないでくれるかなァ~」

完全に会話はする気ないようだ、食事時間を邪魔しないでくれとかなんとか言っているがかなりグロい光景である。サメに食われるより数億倍グロくはあるとか、これは普通の人だったら嘔吐しているだろう。これを見てレン達は何故耐えれるのかはよくわからない、よだれを垂らして食っている光景はレン達から見て最悪である。

だが見ていると自然に食べたくなってしまう

なんでだ、モンスターの生肉に誘われる

まずい、理性が保ててない

「レン?レンダメ!」

「あれェ~?君も食べるかいィ~?」

無意識に生肉を求める

完全に操られている、これは彼の能力なのだろうか。カール・ア・シャルテは大歓迎とレンを誘っている、だがリノアの声が届かない。声だけじゃ彼は止められないだろう、リノアはこれ以上危険だと思い、レンを止めに行く、行こうとするがカール・ア・シャルテに止められる。完全にレンに食わせようとしている、だが邪魔させない為、イザンが押す

「レン殿を止めるでござる!」

「うん」

レンを止めに行く

イザンはカール・ア・シャルテを止める

「ダメッ!レン!」

肩を掴んでも止まらない、このままだとリノアは力負けしてレンがモンスターの生肉に向かい食べてしまう。リノアはレンが生肉の所に着くまで作戦を考え出す、考えに考え抜いた結果

「ダメッ!」

抱き着いて床に尻餅をつかせた

「はっ………あれ?俺、何してたんだ?」

尻餅をついた衝撃で頭にきて目が覚めたようだ、操られていた所からの記憶が無いという。レンは操られて完全に生肉を目的にリノアとイザンの声を無視して向かおうとしていた、それをリノアは抱き着いて頭に衝撃を与え、目を覚ました。かなり危ない能力

カール・ア・シャルテの能力・・・脳内洗脳

脳内を洗脳して相手と同じことする、しかしこの能力は使っていることに本人は気付かない

「邪魔者が入ってしまったねェ~なんで邪魔するのかなァ!!本当に……ウザイんだよ、君達」

(いきなりなんだ?なんかこいつ怒り始めた、もしかして洗脳が解除されたからか?)

「意外と短気なんだね」

「レン殿を洗脳する方が悪いでござるよ、魔物の生肉を食べようとしてたらそれは止めるでござる」

カール・ア・シャルテの怒りに対して正論をぶつける、リノアとイザン。だがリノアとイザンの判断は正しかった、あのまま前へ進めばモンスターの生肉を食べていただろう。生肉を食べてしまうと中毒にさせてしまい、精神がおかしくなってしまう、これもカール・ア・シャルテの能力

カール・ア・シャルテ・・・脳内洗脳、中毒狂

この2つより遥かに強い能力が感染能力

「「ッ!」」

2人も動き出す、レンからの感染を受けてしまった。止めることも出来ない、だがレンは両手で2人を止めた、リノアとイザンはピッタリ停止した、これくらいの力勝負は負けない、レンはサカキとの融合により、能力を持っている。

レンは無効化能力を持ち合わせている、感染したリノアとイザンを無効化にさせることで洗脳は消える

肩をトンッと叩いて洗脳を消した

「「はっ………」」

「私まで洗脳された………?」

「どうやら感染まで持っているみたいだな」

「君達の友情ごっこは飽き飽きするよォ~、本当に、つまんない」

「つまんないならとっとと帰ればいいのにな」

戦いにつまらないのなら帰れとレンは言った、言った瞬間、カール・ア・シャルテはピキって物凄いスピードで帰って行った。狂人ギルドはまた戦いに来るだろう、厄介な相手なので来ないで欲しいと願うレン達

「厄介な相手だったな、マジで危ない」

「私達、生肉食べる所だったからね」

「あ、後、イザンも助けてくれてありがとうな」

「拙者もレン殿に助けられたでござる、拙者は良い友を持ったでござる!」

「イザン………ああ、俺もだ!」

こうやって2人の仲は深まっていく

そして再びブリッジタワー港へ向かうために再び歩き始める、狂人ギルドのカール・ア・シャルテと戦いすぎたのだろうか、段々と朝日が見えてきた。真夜中の空も綺麗だが、やはり朝日も綺麗である。真夜中は前が見えずに光魔法で照らして怖がって進んでいたのだが、朝日は光魔法がいらず、前が見えて歩きやすい。だがまだ朝になってそんなに時間が経っていない、モンスターはまだ眠っている、モンスターの眠りを妨げないよう静かに歩く

一度マップを見る

「やっぱり遠いな、後2日くらいで着く距離だな」

「今夜はゆっくり寝て、明日に備えるでござるよ」

「ああ、そうだな」

夜は寝ずにブリッジタワー港へ向かってしまい、挙句に狂人ギルドと鉢合わせしてしまうという最悪の夜であった、だから今夜はブリッジタワー港へ向かわず、ゆっくり寝て疲れを取ることにした。しかし、ここら辺は特に何も無く、ただモンスターが眠っているだけの平地であった。人は一人も歩いておらず、ただただ自然の風を聞いているだけの旅になっている。だがこの自然の風を聞くだけでもだいぶ癒される

この2日間は特に何も無く、モンスターには襲われず、狂人ギルドみたいな危険な人物は現れず、本当に何も無い2日間であった。

そしてレン達はいよいよ目的地のブリッジタワー港へと着いた
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

俺は普通の高校生なので、

雨ノ千雨
ファンタジー
普通の高校生として生きていく。その為の手段は問わない。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

科学×魔法で世界最強! 〜高校生科学者は異世界魔法を科学で進化させるようです〜

難波一
ファンタジー
「魔法ってのは……要はエネルギーの制御だろ?」 高校生にして超人的な科学知識を持つ天才・九条迅は、ある日、異世界アルセイア王国に「勇者」として召喚された。 だが、魔王軍との戦争に駆り出されると思いきや—— 「お前、本当に勇者か? 剣も魔法も、まともに使えないのか……?」 「科学的に考えれば、魔法ってのはもっと進化できるはずだ!」 剣も魔法も素人の迅だったが、「魔法を科学的に解析し、進化させる」という異端の方法で異世界の常識を根底から覆し始める! 魔法の密度を最適化した「魔力収束砲」 魔法と人体の関係を解明し、魔力を増大させる「魔力循環トレーニング」 神経伝達を強化し、攻撃を見切る「神経加速《ニューロ・ブースト》」 次々と編み出される新技術に、世界は驚愕! やがて、魔王軍の知将《黒の賢者》アーク・ゲオルグも迅の存在に興味を持ち始め—— 「科学 vs 魔法」「知能 vs 知能」 最強の頭脳戦が今、幕を開ける——! これは、「魔法を科学で進化させる勇者」が、異世界を変革していく物語! ※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。

勇者じゃないと追放された最強職【なんでも屋】は、スキル【DIY】で異世界を無双します

華音 楓
ファンタジー
旧題:re:birth 〜勇者じゃないと追放された最強職【何でも屋】は、異世界でチートスキル【DIY】で無双します~ 「役立たずの貴様は、この城から出ていけ!」  国王から殺気を含んだ声で告げられた海人は頷く他なかった。  ある日、異世界に魔王討伐の為に主人公「石立海人」(いしだてかいと)は、勇者として召喚された。  その際に、判明したスキルは、誰にも理解されない【DIY】と【なんでも屋】という隠れ最強職であった。  だが、勇者職を有していなかった主人公は、誰にも理解されることなく勇者ではないという理由で王族を含む全ての城関係者から露骨な侮蔑を受ける事になる。  城に滞在したままでは、命の危険性があった海人は、城から半ば追放される形で王城から追放されることになる。 僅かな金銭で追放された海人は、生活費用を稼ぐ為に冒険者として登録し、生きていくことを余儀なくされた。  この物語は、多くの仲間と出会い、ダンジョンを攻略し、成りあがっていくストーリーである。

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

やさしい異世界転移

みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公 神洞 優斗。 彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった! 元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……? この時の優斗は気付いていなかったのだ。 己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。 この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

処理中です...