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13話 井戸掘り 中
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「おまたせ~。お弁当持ってきたよ~」
太陽が中天に差しかかった頃、アル姉が布包みを提げて現れた。涼やかな顔で現れたアル姉は、俺とシャルの様子を一瞥して目を丸くする。
「……え、これシャルちゃんが全部掘ったの? 一人で?」
シャルは手にしていた鍬を肩に担ぎ、小さく息をついた。
「まあ、まだ始まったばかりだけどね」
すでにシャルの肩ほどの深さまで掘られた穴がぽっかりと口を開けていた。乾いた土がこんもりと積まれ、側には俺が必死で移動させた土の山がある。
俺はというと、地べたにへたり込んでぜえぜえと息をしていた。情けないが、今の俺ではこの程度が限界だ。
「水、出るといいね」
そう呟くアル姉に、シャルはあっさりと応える。
「出るまで掘るのよ」
その目には確固たる意志が宿っていた。
昼食は三人で木陰に並んでとった。アル姉の手製のおにぎりと干し肉。
この国の主食は小麦やライ麦のパンになる。米はほとんど食べられていない。では、何故ここにおにぎりがあるのか。
それは、月に一度くらいアースが我が家の前に米俵を一俵持ってくるからである。それを無駄にするのは勿体ないので、俺とアル姉が食べているのだ。両親はパン派なのでたまにしか食べない。
――もちろんアースが自主的に持ってきているわけではない。
南部の一部地域でのみ栽培されている米をアースと一緒に行って物々交換しているのだ。
南部の山間にある集落で、貴族の代官すらいない小さな村だ。そこに道中仕留めた魔獣を持っていき、米俵一つと交換してもらっている。越境? 知らんな。米の前に国境などあってないようなものだ。
……ただ、王国貴族でもほぼ知られていない米を堂々と持って帰ると何を言われるか分からないので、アースが自主的に持ってきてくれていることにしている。
まあ、父さんも母さんも俺が関わっているって分かっているだろうけど、そこは追及しないでくれている。……もしくは、追及することで俺の行いが明るみに出ることを恐れている可能性もあるけど。
「――なんで、お米があるのよ……」
シャルは唖然とした表情で恐る恐るおにぎりを掴み、ゆっくりと口へ運ぶ。
そして、目じりに涙を浮かべながら黙々と頬張っていた。
「シャルちゃんもおにぎり気に入ってくれたみたいね」
「だから大丈夫だって言ったでしょ。……あ、ただ米は限りがあるから、ばかすか食うなよ」
「……塩が足りないわ。次からはもっと振りかけなさい」
「聞いてるよね? あんまりないんだから、アル姉に無理言うの禁止だからな?」
「美味しいわね。毎日でも食べたいくらいに」
「あはは。明日のお昼にも持ってきてあげるね。あ、ワロン君、お米の在庫、あと半分くらいだからね。アース様にお願いしてね」
「……無茶言わないでよ。頻繁に行けないんだから」
アル姉も俺がどこかしらで入手しているとはわかっているのだが、まさか南部まで行っているとは思っていまい。簡単に言ってくれるが、なかなかに大変なのだ。
休憩を終えた俺たちは再び作業に戻ったが、深さがシャルの頭付近にまで到達したことで新たな問題が浮上していた。
「土の排出が、手間になってきたな……」
シャルが掘っては、土を鍬や手で籠に入れては投げ出す。それを俺やアル姉が運ぶのだが、深さの分だけ時間がかかり、効率はがくっと落ちていた。
「もう滑車でも作りたいわね……」
シャルがため息まじりに呟いた、そのときだった。
「おーい、様子はどうだ?」
父さんの声が聞こえた。振り向くと、村人の男二人を連れてこっちへ向かってくる。
父さんは穴を見て、目を見開いた。
「まさか、本当にここまで掘ってるとはな……」
「シャルが一人で掘ったんだよ。俺は……まあ、あんまり役に立たなかった」
父さんは感心したようにシャルを見て、笑った。
「すごいな、シャルちゃん。じゃあ、俺たちも手伝おうか。土の排出と運搬は任せてくれ」
「助かるわ」
そう言ってシャルは鍬を手に取り、また穴の中へと戻っていった。
父さんと村人が加わったことで、作業効率はぐっと上がった。俺とアル姉は土の山を片付ける手伝いをしながら、作業の様子を見守っていた。
しかし、男手が三人も増えたことで手持ち無沙汰になってきた。そこで俺は我が家の食材事情と頑張っている村人のためにお肉を調達することを提案した。
最初は渋っていた父さんだったが、シャルが「晩御飯、期待しているわ」と言ったことで頷いた。シャルの働きは明らかに男三人より上だからね。
「それじゃ、ちょっと魔獣、獲ってくるよ」
そう言うと、シャルがこちらを見て不敵に微笑んだ。
「こっちは任せて。その代わり――期待してるわよ」
俺はうなずき、アースの背に飛び乗った。空を翔けながら、狙う獲物を考える。普段ならそこそこの魔獣で十分なのだが、村人に分配することとシャルの食欲を考え、できるだけ大きな獲物を狙うことにする。
ワイバーンが狩りに使う草原に向かい、アースに狙いを伝える。大きい獲物は持ち帰りが大変なため、渋っていたアースだったが、しばらくは狩りの回数を増やしたいと持ち掛けると頷いてくれた。
俺としては我が家の台所事情で狩りの回数を増やしたかったのだが、アースは一緒に遊んでもらえる回数が増えると考えたようだ。……今度、念入りにブラッシングしてやろう。
◇
アースの背に揺られながら、俺は眼下に広がる風景を見下ろした。
山を越えて数十分――そこには背の高い草が波打つように揺れる草原地帯が広がっていた。
ここはワイバーンたちが狩場として使っている場所のひとつで、小型、中型が多い比較的安全な狩場だ。それでも気を抜けない。魔獣がうようよしているため人の手は全く入っていない未開拓地エリアなのだ。普通の人間ならまず生きて抜けることはできない。
アースが滑空しながら風を切る。俺はその視線の先をたどるように、地上の動きを探った。
――いた。
群れで草を食んでいる魔獣たち。猪に似た小型のものもいれば、鹿のような角をもった魔獣もいる。だが、その中にひときわ目を引く存在がいた。
黒褐色の皮膚に、分厚い筋肉の鎧をまとったような巨体。両目はぎらぎらと血走り、背には硬質な棘のような突起。四本脚でゆっくりと草をかき分けるそれは、牛というよりも――バッファローの怪物といった方がしっくりくる。
「……グロロバスか」
俺の脳裏に浮かんだのは、その名だった。
この草原に棲む大型の魔獣のひとつで、突進力と耐久力に優れる危険な個体。肉は非常に旨味があり、特に内臓系は高級食材として扱われるが、普通の狩人が手を出すような相手ではない。数人がかりでも仕留められるか怪しいほどだ。
だが――。
「アース、どうする? 一匹だけ、ちょっと離れてる」
俺の問いに、アースはグルルと低く喉を鳴らした。それが「やってやろう」と言っているのが伝わってくる。
俺はアースの首筋を軽く叩き、狙いをグロロバスに定めた。
風を切る音が一段と鋭くなる。
アースは一気に高度を落とし、獲物に向かって急降下した。
グロロバスは気配に気づいたのか、ぶるりと体を震わせ、頭を振ってこちらをにらんだ。鋭い目つきと、鼻息の荒さ。危険な個体であることは一目瞭然だ。
が――それも、一瞬。
アースが目にも止まらぬ速さで滑空し、片足を使って魔獣の頭部を叩きつける。
バシィン! という破裂音とともに、地面が大きくえぐれ、グロロバスの巨体が横倒しに吹き飛んだ。
が、それだけでは終わらない。
グロロバスは即座に立ち上がり、鼻から蒸気を噴き出すと、怒りに任せて突進してきた。
「右だ、アース!」
俺の指示に応じてアースが空中で旋回、後方から回り込むようにして再び急降下。今度は突起の少ない背中側に回り込み、爪で後脚を引き裂いた。
グロロバスが大きくバランスを崩す。
「いまだ!」
俺が叫ぶと、アースは一気に距離を詰め、牙をむいて魔獣の首筋に食らいついた。
獣が悲鳴をあげる間もなく、首をねじ切られるようにして絶命する。
アースの戦い方は、あまりにも洗練されていて、そして美しかった。強さを誇示することなく、無駄のない動きで相手を制圧していく。
上空にいた他のワイバーンがアースの戦いを称賛するように甲高い声で鳴き、自分の獲物を探しに去っていった。
「ありがとな、アース。これなら夕食、豪華になるぞ」
アースは満足げに鼻を鳴らすと、倒れたグロロバスの死体を後ろ脚で持ち上げる。さすがに中型~大型に分類される魔獣なのでアースも重そうである。しかし、水汲みで鍛えられているアースは弱音を吐かず再び空へと舞い上がった。
太陽が中天に差しかかった頃、アル姉が布包みを提げて現れた。涼やかな顔で現れたアル姉は、俺とシャルの様子を一瞥して目を丸くする。
「……え、これシャルちゃんが全部掘ったの? 一人で?」
シャルは手にしていた鍬を肩に担ぎ、小さく息をついた。
「まあ、まだ始まったばかりだけどね」
すでにシャルの肩ほどの深さまで掘られた穴がぽっかりと口を開けていた。乾いた土がこんもりと積まれ、側には俺が必死で移動させた土の山がある。
俺はというと、地べたにへたり込んでぜえぜえと息をしていた。情けないが、今の俺ではこの程度が限界だ。
「水、出るといいね」
そう呟くアル姉に、シャルはあっさりと応える。
「出るまで掘るのよ」
その目には確固たる意志が宿っていた。
昼食は三人で木陰に並んでとった。アル姉の手製のおにぎりと干し肉。
この国の主食は小麦やライ麦のパンになる。米はほとんど食べられていない。では、何故ここにおにぎりがあるのか。
それは、月に一度くらいアースが我が家の前に米俵を一俵持ってくるからである。それを無駄にするのは勿体ないので、俺とアル姉が食べているのだ。両親はパン派なのでたまにしか食べない。
――もちろんアースが自主的に持ってきているわけではない。
南部の一部地域でのみ栽培されている米をアースと一緒に行って物々交換しているのだ。
南部の山間にある集落で、貴族の代官すらいない小さな村だ。そこに道中仕留めた魔獣を持っていき、米俵一つと交換してもらっている。越境? 知らんな。米の前に国境などあってないようなものだ。
……ただ、王国貴族でもほぼ知られていない米を堂々と持って帰ると何を言われるか分からないので、アースが自主的に持ってきてくれていることにしている。
まあ、父さんも母さんも俺が関わっているって分かっているだろうけど、そこは追及しないでくれている。……もしくは、追及することで俺の行いが明るみに出ることを恐れている可能性もあるけど。
「――なんで、お米があるのよ……」
シャルは唖然とした表情で恐る恐るおにぎりを掴み、ゆっくりと口へ運ぶ。
そして、目じりに涙を浮かべながら黙々と頬張っていた。
「シャルちゃんもおにぎり気に入ってくれたみたいね」
「だから大丈夫だって言ったでしょ。……あ、ただ米は限りがあるから、ばかすか食うなよ」
「……塩が足りないわ。次からはもっと振りかけなさい」
「聞いてるよね? あんまりないんだから、アル姉に無理言うの禁止だからな?」
「美味しいわね。毎日でも食べたいくらいに」
「あはは。明日のお昼にも持ってきてあげるね。あ、ワロン君、お米の在庫、あと半分くらいだからね。アース様にお願いしてね」
「……無茶言わないでよ。頻繁に行けないんだから」
アル姉も俺がどこかしらで入手しているとはわかっているのだが、まさか南部まで行っているとは思っていまい。簡単に言ってくれるが、なかなかに大変なのだ。
休憩を終えた俺たちは再び作業に戻ったが、深さがシャルの頭付近にまで到達したことで新たな問題が浮上していた。
「土の排出が、手間になってきたな……」
シャルが掘っては、土を鍬や手で籠に入れては投げ出す。それを俺やアル姉が運ぶのだが、深さの分だけ時間がかかり、効率はがくっと落ちていた。
「もう滑車でも作りたいわね……」
シャルがため息まじりに呟いた、そのときだった。
「おーい、様子はどうだ?」
父さんの声が聞こえた。振り向くと、村人の男二人を連れてこっちへ向かってくる。
父さんは穴を見て、目を見開いた。
「まさか、本当にここまで掘ってるとはな……」
「シャルが一人で掘ったんだよ。俺は……まあ、あんまり役に立たなかった」
父さんは感心したようにシャルを見て、笑った。
「すごいな、シャルちゃん。じゃあ、俺たちも手伝おうか。土の排出と運搬は任せてくれ」
「助かるわ」
そう言ってシャルは鍬を手に取り、また穴の中へと戻っていった。
父さんと村人が加わったことで、作業効率はぐっと上がった。俺とアル姉は土の山を片付ける手伝いをしながら、作業の様子を見守っていた。
しかし、男手が三人も増えたことで手持ち無沙汰になってきた。そこで俺は我が家の食材事情と頑張っている村人のためにお肉を調達することを提案した。
最初は渋っていた父さんだったが、シャルが「晩御飯、期待しているわ」と言ったことで頷いた。シャルの働きは明らかに男三人より上だからね。
「それじゃ、ちょっと魔獣、獲ってくるよ」
そう言うと、シャルがこちらを見て不敵に微笑んだ。
「こっちは任せて。その代わり――期待してるわよ」
俺はうなずき、アースの背に飛び乗った。空を翔けながら、狙う獲物を考える。普段ならそこそこの魔獣で十分なのだが、村人に分配することとシャルの食欲を考え、できるだけ大きな獲物を狙うことにする。
ワイバーンが狩りに使う草原に向かい、アースに狙いを伝える。大きい獲物は持ち帰りが大変なため、渋っていたアースだったが、しばらくは狩りの回数を増やしたいと持ち掛けると頷いてくれた。
俺としては我が家の台所事情で狩りの回数を増やしたかったのだが、アースは一緒に遊んでもらえる回数が増えると考えたようだ。……今度、念入りにブラッシングしてやろう。
◇
アースの背に揺られながら、俺は眼下に広がる風景を見下ろした。
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黒褐色の皮膚に、分厚い筋肉の鎧をまとったような巨体。両目はぎらぎらと血走り、背には硬質な棘のような突起。四本脚でゆっくりと草をかき分けるそれは、牛というよりも――バッファローの怪物といった方がしっくりくる。
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だが――。
「アース、どうする? 一匹だけ、ちょっと離れてる」
俺の問いに、アースはグルルと低く喉を鳴らした。それが「やってやろう」と言っているのが伝わってくる。
俺はアースの首筋を軽く叩き、狙いをグロロバスに定めた。
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グロロバスは気配に気づいたのか、ぶるりと体を震わせ、頭を振ってこちらをにらんだ。鋭い目つきと、鼻息の荒さ。危険な個体であることは一目瞭然だ。
が――それも、一瞬。
アースが目にも止まらぬ速さで滑空し、片足を使って魔獣の頭部を叩きつける。
バシィン! という破裂音とともに、地面が大きくえぐれ、グロロバスの巨体が横倒しに吹き飛んだ。
が、それだけでは終わらない。
グロロバスは即座に立ち上がり、鼻から蒸気を噴き出すと、怒りに任せて突進してきた。
「右だ、アース!」
俺の指示に応じてアースが空中で旋回、後方から回り込むようにして再び急降下。今度は突起の少ない背中側に回り込み、爪で後脚を引き裂いた。
グロロバスが大きくバランスを崩す。
「いまだ!」
俺が叫ぶと、アースは一気に距離を詰め、牙をむいて魔獣の首筋に食らいついた。
獣が悲鳴をあげる間もなく、首をねじ切られるようにして絶命する。
アースの戦い方は、あまりにも洗練されていて、そして美しかった。強さを誇示することなく、無駄のない動きで相手を制圧していく。
上空にいた他のワイバーンがアースの戦いを称賛するように甲高い声で鳴き、自分の獲物を探しに去っていった。
「ありがとな、アース。これなら夕食、豪華になるぞ」
アースは満足げに鼻を鳴らすと、倒れたグロロバスの死体を後ろ脚で持ち上げる。さすがに中型~大型に分類される魔獣なのでアースも重そうである。しかし、水汲みで鍛えられているアースは弱音を吐かず再び空へと舞い上がった。
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