7 / 10
第七話 ファミレス
しおりを挟む
まずいぞ。
まともな私服がない。
せっかく洒落た服着て行こうと思ってたのに、良くも悪くも平凡で、安い服しかない。
今度買いに行かないと、、、ふへ、龍牙と行きたい。
なに一人でニヤニヤしてんだろ、、、
場所は近くのファミレスだ。
歩いて行けるから歩いて行こう。
そうだ、今度バイクの免許取ろう。なんかさ、16歳なったら出来ることじゃん?暴走族みたいなことがしたいんじゃなくて、単に取ってみたいんだよな。そしたらさ、こんな時に乗って行けるじゃん。
徒歩だったが待ち合わせの時間より早く到着した。
席で待っているのもアリだが、混んでくる時間帯だったから辞めておいた。
駐車場で待つ。
龍牙はどうやってくるのだろうか?
変なボロいスクーターはちょっと嫌だな、、、高校生なんだし。ガチのヤン車で来ると思わせておいてフルカウルのスーパースポーツで来るってのもありだな。
あー早く免許取ろう。
ボワーーー
やっぱりバイクできたようだ。この辺で有名な不良の龍牙。すごく派手なバイクに乗ってるってわけではなさそうだ。何台か持っている可能性もあるが、今日乗ってきたやつは音は割と理性的だ。見た目もかなり綺麗に保たれている。シートがやや三段っぽくなってるのをみるとやっぱり龍牙様って思える。
きっとマフラーのバッフルを付けたり外したりして時によって音を変えているのだろう。
龍牙様自身は半ヘル。やっぱりそうだよな。ちょっとヤンチャな感じの服装。なんだろう。すごくお洒落に纏まっている。
他のヤンキーはいろんな人の真似して、混ざり合ってダサくなったりっていうのがあるけど、、、なんだろう推しフィルターか?
「おう、待たせたか?」
「今きたとこ」
これはお決まりの返事だろう。
「あっそ。中はいるか」
この冷め具合が好きなんだよ。きっと'待った'っていえば'待たされることすらもご褒美だろ'って弄るつもりだったんだろう。放置プレイは好きでも放置は嫌ですよ、悲しいじゃん。
そんな妄想を膨らませながらファミレスの席に着いた。
龍牙様ってなに食うんだろう。肉食え肉。いや生クリームがたっぷりなパフェでもいいけどさ、、、
「決まったか?」
頷く。
「なら呼べ」
机の上に置いてあるボタンを押す。
「はい~ご注文は?」
「チキンステーキ「同じやつを」で」
え?龍牙様も鳥食べるの!?俺実は牛より鳥派なんだ、安いし。ひょっとして気が合う??
「ドリンクバーを、、、」
龍牙様に目で聞いてみる。
あゝ、頷く姿すきぃ。
「二つで」
まともな私服がない。
せっかく洒落た服着て行こうと思ってたのに、良くも悪くも平凡で、安い服しかない。
今度買いに行かないと、、、ふへ、龍牙と行きたい。
なに一人でニヤニヤしてんだろ、、、
場所は近くのファミレスだ。
歩いて行けるから歩いて行こう。
そうだ、今度バイクの免許取ろう。なんかさ、16歳なったら出来ることじゃん?暴走族みたいなことがしたいんじゃなくて、単に取ってみたいんだよな。そしたらさ、こんな時に乗って行けるじゃん。
徒歩だったが待ち合わせの時間より早く到着した。
席で待っているのもアリだが、混んでくる時間帯だったから辞めておいた。
駐車場で待つ。
龍牙はどうやってくるのだろうか?
変なボロいスクーターはちょっと嫌だな、、、高校生なんだし。ガチのヤン車で来ると思わせておいてフルカウルのスーパースポーツで来るってのもありだな。
あー早く免許取ろう。
ボワーーー
やっぱりバイクできたようだ。この辺で有名な不良の龍牙。すごく派手なバイクに乗ってるってわけではなさそうだ。何台か持っている可能性もあるが、今日乗ってきたやつは音は割と理性的だ。見た目もかなり綺麗に保たれている。シートがやや三段っぽくなってるのをみるとやっぱり龍牙様って思える。
きっとマフラーのバッフルを付けたり外したりして時によって音を変えているのだろう。
龍牙様自身は半ヘル。やっぱりそうだよな。ちょっとヤンチャな感じの服装。なんだろう。すごくお洒落に纏まっている。
他のヤンキーはいろんな人の真似して、混ざり合ってダサくなったりっていうのがあるけど、、、なんだろう推しフィルターか?
「おう、待たせたか?」
「今きたとこ」
これはお決まりの返事だろう。
「あっそ。中はいるか」
この冷め具合が好きなんだよ。きっと'待った'っていえば'待たされることすらもご褒美だろ'って弄るつもりだったんだろう。放置プレイは好きでも放置は嫌ですよ、悲しいじゃん。
そんな妄想を膨らませながらファミレスの席に着いた。
龍牙様ってなに食うんだろう。肉食え肉。いや生クリームがたっぷりなパフェでもいいけどさ、、、
「決まったか?」
頷く。
「なら呼べ」
机の上に置いてあるボタンを押す。
「はい~ご注文は?」
「チキンステーキ「同じやつを」で」
え?龍牙様も鳥食べるの!?俺実は牛より鳥派なんだ、安いし。ひょっとして気が合う??
「ドリンクバーを、、、」
龍牙様に目で聞いてみる。
あゝ、頷く姿すきぃ。
「二つで」
0
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
先輩たちの心の声に翻弄されています!
七瀬
BL
人と関わるのが少し苦手な高校1年生・綾瀬遙真(あやせとうま)。
ある日、食堂へ向かう人混みの中で先輩にぶつかった瞬間──彼は「触れた相手の心の声」が聞こえるようになった。
最初に声を拾ってしまったのは、対照的な二人の先輩。
乱暴そうな俺様ヤンキー・不破春樹(ふわはるき)と、爽やかで優しい王子様・橘司(たちばなつかさ)。
見せる顔と心の声の落差に戸惑う遙真。けれど、彼らはなぜか遙真に強い関心を示しはじめる。
****
三作目の投稿になります。三角関係の学園BLですが、なるべくみんなを幸せにして終わりますのでご安心ください。
ご感想・ご指摘など気軽にコメントいただけると嬉しいです‼️
不幸連続コンボからの、猫と隣人に拾われてます
まと
BL
気付けば「不幸」が当たり前になっていた。
貴重な休みの日には、ベランダにふてぶてしい猫が。
ブラック企業気味の職場では、罪を押し付けられクビになり。
住んでいたアパートは火事になり。
本気で人生詰みました。
……けれど。
手を差し伸べてくれたのは、美しい隣人だった。
導かれるように始まった同居生活。
孤独で不器用なオレの人生は、拾われ、甘やかされ、そして――??
感想、コメントなどとても励みになります。いつもありがとうございます。
⚠️趣味で書いておりますので、誤字脱字のご報告や、世界観に対する批判コメントはご遠慮します。そういったコメントにはお返しできませんので宜しくお願いします。
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
3軍男子の俺が1軍男子のアイツに求愛されるようになりました
休日の白
BL
俺は、どこにでもいる「三軍」男子。
地味で目立たず、誰に期待されるわけでもない。
そんな俺が、なぜか学校の頂点にいる「一軍」男子――神谷に絡まれるようになった。
最初はただの気まぐれだと思った。
でも彼はやたらと俺に近づいてきて、からかうみたいに笑って、時には真剣な顔を見せる。
「……お前、もっと自分を信じろよ」
俺なんかに、どうしてそんな言葉をくれるんだ。
友達でも、ライバルでもない。
気づけば俺の心は、彼にかき乱されていく。
三軍と一軍――絶対に交わらないはずの距離。
その境界線を越えたとき、俺たちの関係は予想もしない方向へ動き出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる