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入国そして初バイトは語学講師
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「間もなく、当機はパコナ空港に着陸致します。到着予定地の天候は晴、到着予定時刻は現地時間の四月二十七日午前十時二十分ごろとなります。乗客の皆様におかれましては、安全のため、機体が着陸した後も、お手元のベルト着用ランプが消えますまで、安全ベルトをご着用いただくようお願い致します」
「いよいよだな」
ロビイが舌なめずりした。彼は昨日の朝トミイと待ち合わせて以来、八回は繰り返した。一言一句、舌なめずりするしぐさまで寸分違わない。
「全く、真面目な男が損する国じゃ、生きてく張り合いもねえや」
トミイは相槌を打つどころではない。機体降下に伴う気圧の変化に胃が驚き、席から飛び出して吐き散らしたい気分だった。安全ベルトが煩わしい。いっそのこと、窓をぶち割って新鮮な空気を吸いたい。彼と対照的に、ロビイは平気な顔だった。
「見えてきたぞ。パコナだ」
窓へ顔を貼付けんばかりだった。トミイの反応そっちのけで、相槌のないことにも頓着しない。トミイの顔色はますます悪くなった。
二人は仲間という理由で、並んで入国審査を受けた。審査の列は長く、待たされる間にトミイの飛行機酔いもすっかり治まった。審査はパコナ語で行われた。二人ともパコナ語の聞き取りと読みは完璧である。入国に必要な書類に記入する程度の筆記能力もある。
「ふうん。労働ビザ。これは一年更新ですから。ふふん。期限切れとならないよう。あふん。注意してえ、ください」
入国管理官は女だった。二人の知る完璧なパコナ語解読能力をもってしても、奇妙な感じが残った。管理官は周囲を透明な壁で囲まれた、一段高い席に鎮座ましましている。不思議に思いながらも無事審査を終え、二人は管理官の脇を通って後ろへ抜けようとした。
「ぬおっ」
出し抜けに飛び上がったロビイが、管理官の席を覗き込んで目を剥いた。トミイも真似してジャンプしてみた。
「むうっ」
二人が見たのは一瞬だったが、事態を理解するには充分だった。女の下半身が剥き出しで、そこには男が一人貼り付いていた。彼らは性交中だった。
「すげえ。すげえよパコナ」
「噂通りのやり放題だな」
トミイとロビイは興奮を抑えきれない表情で、外へ出るまでの道すがら、他にも似たような男女がいないかと、きょろきょろした。しかし、同様に好奇の目を動かす人びとと視線が合うものの、さすがに通路で期待のものを目撃することはできなかった。
トミイとロビイは語学教師としてプアンからパコナに来た。母語は当然プアン語であるが、教えるのは原則としてユーク語である。パコナでは、ユーク語の学習熱が高い。生徒はほとんどが女性である。しかも、パコナは男の性的欲望を法律で保護している。
「そういう訳ですから、注意して下さいね」
二人を雇った語学学校の校長が言った。残念ながら、彼は男だった。
校長は、初めてパコナに来た二人に、様々な注意点を説明していた。彼は異邦人に気を遣い、ユーク語混じりのプアン語で話したが、生憎完璧とはいかなかった。
いっそパコナ語で説明された方が、二人の理解も深まったと思われた。
加えて、彼らの注意力を削ぐ出来事が、同時進行していた。校長の下半身を、屈んだ女の後ろ姿が覆い隠していた。彼は女の頭に手を置き、時々前後に動かしながら、話を続けた。トミイもロビイも校長の下半身に目を奪われ、ついつい耳が留守になる。彼らは初対面早々、雇い主の機嫌を損ねまいとして、敢えて疑問を挟まなかった。
狭い部屋。目の前に、三人の女がいた。皆、名前と年齢くらいはユーク語で言えた。本来、女性に年齢を訊くのは失礼であるが、三人とも嬉々としてロビイの質問に答えた。若い順に、二十歳の学生、二十代の会社員、三十路の主婦と名乗った。パコナ人は若く見える。こうして向かい合う限り、彼女たちは似たような年齢に見えた。
「みなさん、おきれいですね。パコナの女性がこんなに美人揃いとは知らなかった」
ロビイがユーク語でゆっくり語りかけると、女たちは笑顔になった。完璧ではないが、大意は汲み取ったらしい。
ロビイはそわそわした。事務室から受け取った教材は、まるで学習意欲をそそられない代物だった。子どもだましだ。目の前にいる新鮮な教材を使った方が、生徒たちもよほど上達するに違いない。
それまで四人は、白い小さな円形テーブルを囲んで座っていた。部屋の一方の壁には白板がある。ロビイは立ち上がり、ペンを白板に走らせた。普段ユーク語を書く時は行書体を使うので、改めて楷書体にすると、へたくそな字に見えた。
「体と健康」
ロビイが字を指し示すと、生徒たちは命じられる前に声を揃えて読み上げた。彼は咳払いをした。
「母国語が通じなくて一番困るのは、病気の時です。皆さんは既に簡単な会話はおできになるようですから、何か不都合があった時も、どうにか解決できるでしょう。でも、病気になった時、自分の国の言葉で話すのも辛いのに、そこが言葉の通じない場所だったら、話せないことは取り返しのつかない結果を招きかねません。だから、まず、体の部分の名前や、具合を表す言葉を学びましょう」
彼は、わざとプアン語風アクセントをつけた、妙なパコナ語で話した。事前に見た情報誌で、流暢なパコナ語を話す外国人は女に敬遠される、とあったのを思い出したのだ。三人の女の反応は、好感触に見えた。ロビイは手近にいた主婦を招いた。彼女は緊張気味に席を立った。彼は彼女を脇に立たせ、頭を指した。
「ここは、ユーク語で何と言いますか」
主婦も含めて、女たちは正答した。ロビイは笑みを濃くした。
「そうです。頭が痛いというのは、次のように言います」
彼の後について、女三人はユーク語で、頭が痛いと繰り返した。彼は首、肩、手、胃、腰と次々に体の部位を指した。主婦の緊張が解けてきた。
「はい。皆さん、よくできました。このクラスはなかなかレベルが高いです」
ロビイの世辞に、女たちは声を出して笑う余裕を見せた。
「では、今度は二人一組で向かい合って座りましょう。あなたは、私と組んで下さい」
彼と主婦、女子学生と会社員が椅子を動かして組になった。
「具合の悪い箇所を訴えることができても、それだけで病気が診断できるとは限りません。お医者さんの問診が聞き取れなければ、間違った薬を飲まされるかもしれません。では、これから互いに医者と患者役になって、診察を体験してみましょう。お医者さん役の人は、私を真似してください。あなたは、最初患者役です」
残りの組では、女子学生が患者役となった。ロビイは殊更に真面目くさった顔を作った。
「どうしましたか」
隣で会社員も同じ質問をする。主婦は頭痛、女子学生はお腹が痛いと答えた。
「練習しやすいように、病気を揃えましょう。二人とも、腹痛にしましょうね」
三人の女は苦笑しながら同意した。その後の問診は円滑に進んだ。どんな風に痛むか、朝食を摂ったか、昨夜何を食べたか、などなど。二人の患者の答えはまちまちだったが、ロビイはそれぞれに適切な助言を与え、正解を導いた。
「それでは診察しますので、そこへ横になってください」
主婦も女子学生も、素直に椅子から降りて床へ仰向けに寝た。ロビイは椅子に腰掛けたまま、命じた。
「服を脱いで、お腹を見せてください」
主婦が再び緊張した。女子学生は会社員と目を合わせた後、ブラウスのボタンを外した。下着と腹部が露になった。主婦も慌てて従った。ロビイは椅子から降り、主婦の上に跨がった。
「あのう。私も同じようにするんですか」
会社員が尋ねた。彼は屈託のない笑顔を向けた。手は主婦のスカートにかかっている。
「無理にとは言いません。そこで見ていてもいいですよ。順番が来るまで」
「じゃあ、見てます」
彼は既に主婦へ目を戻していた。彼女の目は潤んでいた。
「口を開けて」
彼は時計を確認した。残り二十五分しかなかった。彼の手が忙しく動いた。
一方、トミイが受け持つ教室の生徒もまた、三人だった。しかし、教室には彼を含め七人の人間がいた。うち女三人が生徒である。残る三人はいずれも男で、それぞれ女の脇にぴったりくっついていた。
「いいですか。占有されている女性と性交渉を持ってはいけませんよ」
校長の注意とその時の情景が思い起こされた。トミイは付き添いの男を無視して授業を進めた。事務所が用意した教材は子ども騙しの代物だったが、他に考えも浮かばない。
「皆さん、初心者にしては基礎力がありましたね。さて、自己紹介が終わったところで、早速授業に入りましょう。旅行にしても、日常生活にしても、数字は必要不可欠です。こればかりは、大体の感覚で済ませる訳にはいきません。数字を読み書きし、聞き取りができれば、外国人としてはとても有利です」
トミイは教材を使って一から百、千、万と一通り教えた後、移動式の白板に乱数を十個ばかり手書きした。
背後からうめき声が聞こえた。振り向くと、男が生徒の一人と交わっていた。残りの生徒たちはトミイか白板を見つめ、付き添う男たちはそれぞれ隣り合った女の腰に腕を回したり、手の甲を撫でさすっていた。いずれも視線は一つの椅子に重ねて座る男女に注がれている。
「これは、いくつですか」
トミイは生徒一人一人に白板の数字をユーク語で答えさせた。三番目の数字を示した時、彼は交戦中の彼女に目を向けた。カーペット敷きなのでうるさくはないものの、椅子ががたがた動いて喋りにくそうだった。
「あ、うっ。八十七です」
生徒は息を切らしながら解答した。正解だった。
「いよいよだな」
ロビイが舌なめずりした。彼は昨日の朝トミイと待ち合わせて以来、八回は繰り返した。一言一句、舌なめずりするしぐさまで寸分違わない。
「全く、真面目な男が損する国じゃ、生きてく張り合いもねえや」
トミイは相槌を打つどころではない。機体降下に伴う気圧の変化に胃が驚き、席から飛び出して吐き散らしたい気分だった。安全ベルトが煩わしい。いっそのこと、窓をぶち割って新鮮な空気を吸いたい。彼と対照的に、ロビイは平気な顔だった。
「見えてきたぞ。パコナだ」
窓へ顔を貼付けんばかりだった。トミイの反応そっちのけで、相槌のないことにも頓着しない。トミイの顔色はますます悪くなった。
二人は仲間という理由で、並んで入国審査を受けた。審査の列は長く、待たされる間にトミイの飛行機酔いもすっかり治まった。審査はパコナ語で行われた。二人ともパコナ語の聞き取りと読みは完璧である。入国に必要な書類に記入する程度の筆記能力もある。
「ふうん。労働ビザ。これは一年更新ですから。ふふん。期限切れとならないよう。あふん。注意してえ、ください」
入国管理官は女だった。二人の知る完璧なパコナ語解読能力をもってしても、奇妙な感じが残った。管理官は周囲を透明な壁で囲まれた、一段高い席に鎮座ましましている。不思議に思いながらも無事審査を終え、二人は管理官の脇を通って後ろへ抜けようとした。
「ぬおっ」
出し抜けに飛び上がったロビイが、管理官の席を覗き込んで目を剥いた。トミイも真似してジャンプしてみた。
「むうっ」
二人が見たのは一瞬だったが、事態を理解するには充分だった。女の下半身が剥き出しで、そこには男が一人貼り付いていた。彼らは性交中だった。
「すげえ。すげえよパコナ」
「噂通りのやり放題だな」
トミイとロビイは興奮を抑えきれない表情で、外へ出るまでの道すがら、他にも似たような男女がいないかと、きょろきょろした。しかし、同様に好奇の目を動かす人びとと視線が合うものの、さすがに通路で期待のものを目撃することはできなかった。
トミイとロビイは語学教師としてプアンからパコナに来た。母語は当然プアン語であるが、教えるのは原則としてユーク語である。パコナでは、ユーク語の学習熱が高い。生徒はほとんどが女性である。しかも、パコナは男の性的欲望を法律で保護している。
「そういう訳ですから、注意して下さいね」
二人を雇った語学学校の校長が言った。残念ながら、彼は男だった。
校長は、初めてパコナに来た二人に、様々な注意点を説明していた。彼は異邦人に気を遣い、ユーク語混じりのプアン語で話したが、生憎完璧とはいかなかった。
いっそパコナ語で説明された方が、二人の理解も深まったと思われた。
加えて、彼らの注意力を削ぐ出来事が、同時進行していた。校長の下半身を、屈んだ女の後ろ姿が覆い隠していた。彼は女の頭に手を置き、時々前後に動かしながら、話を続けた。トミイもロビイも校長の下半身に目を奪われ、ついつい耳が留守になる。彼らは初対面早々、雇い主の機嫌を損ねまいとして、敢えて疑問を挟まなかった。
狭い部屋。目の前に、三人の女がいた。皆、名前と年齢くらいはユーク語で言えた。本来、女性に年齢を訊くのは失礼であるが、三人とも嬉々としてロビイの質問に答えた。若い順に、二十歳の学生、二十代の会社員、三十路の主婦と名乗った。パコナ人は若く見える。こうして向かい合う限り、彼女たちは似たような年齢に見えた。
「みなさん、おきれいですね。パコナの女性がこんなに美人揃いとは知らなかった」
ロビイがユーク語でゆっくり語りかけると、女たちは笑顔になった。完璧ではないが、大意は汲み取ったらしい。
ロビイはそわそわした。事務室から受け取った教材は、まるで学習意欲をそそられない代物だった。子どもだましだ。目の前にいる新鮮な教材を使った方が、生徒たちもよほど上達するに違いない。
それまで四人は、白い小さな円形テーブルを囲んで座っていた。部屋の一方の壁には白板がある。ロビイは立ち上がり、ペンを白板に走らせた。普段ユーク語を書く時は行書体を使うので、改めて楷書体にすると、へたくそな字に見えた。
「体と健康」
ロビイが字を指し示すと、生徒たちは命じられる前に声を揃えて読み上げた。彼は咳払いをした。
「母国語が通じなくて一番困るのは、病気の時です。皆さんは既に簡単な会話はおできになるようですから、何か不都合があった時も、どうにか解決できるでしょう。でも、病気になった時、自分の国の言葉で話すのも辛いのに、そこが言葉の通じない場所だったら、話せないことは取り返しのつかない結果を招きかねません。だから、まず、体の部分の名前や、具合を表す言葉を学びましょう」
彼は、わざとプアン語風アクセントをつけた、妙なパコナ語で話した。事前に見た情報誌で、流暢なパコナ語を話す外国人は女に敬遠される、とあったのを思い出したのだ。三人の女の反応は、好感触に見えた。ロビイは手近にいた主婦を招いた。彼女は緊張気味に席を立った。彼は彼女を脇に立たせ、頭を指した。
「ここは、ユーク語で何と言いますか」
主婦も含めて、女たちは正答した。ロビイは笑みを濃くした。
「そうです。頭が痛いというのは、次のように言います」
彼の後について、女三人はユーク語で、頭が痛いと繰り返した。彼は首、肩、手、胃、腰と次々に体の部位を指した。主婦の緊張が解けてきた。
「はい。皆さん、よくできました。このクラスはなかなかレベルが高いです」
ロビイの世辞に、女たちは声を出して笑う余裕を見せた。
「では、今度は二人一組で向かい合って座りましょう。あなたは、私と組んで下さい」
彼と主婦、女子学生と会社員が椅子を動かして組になった。
「具合の悪い箇所を訴えることができても、それだけで病気が診断できるとは限りません。お医者さんの問診が聞き取れなければ、間違った薬を飲まされるかもしれません。では、これから互いに医者と患者役になって、診察を体験してみましょう。お医者さん役の人は、私を真似してください。あなたは、最初患者役です」
残りの組では、女子学生が患者役となった。ロビイは殊更に真面目くさった顔を作った。
「どうしましたか」
隣で会社員も同じ質問をする。主婦は頭痛、女子学生はお腹が痛いと答えた。
「練習しやすいように、病気を揃えましょう。二人とも、腹痛にしましょうね」
三人の女は苦笑しながら同意した。その後の問診は円滑に進んだ。どんな風に痛むか、朝食を摂ったか、昨夜何を食べたか、などなど。二人の患者の答えはまちまちだったが、ロビイはそれぞれに適切な助言を与え、正解を導いた。
「それでは診察しますので、そこへ横になってください」
主婦も女子学生も、素直に椅子から降りて床へ仰向けに寝た。ロビイは椅子に腰掛けたまま、命じた。
「服を脱いで、お腹を見せてください」
主婦が再び緊張した。女子学生は会社員と目を合わせた後、ブラウスのボタンを外した。下着と腹部が露になった。主婦も慌てて従った。ロビイは椅子から降り、主婦の上に跨がった。
「あのう。私も同じようにするんですか」
会社員が尋ねた。彼は屈託のない笑顔を向けた。手は主婦のスカートにかかっている。
「無理にとは言いません。そこで見ていてもいいですよ。順番が来るまで」
「じゃあ、見てます」
彼は既に主婦へ目を戻していた。彼女の目は潤んでいた。
「口を開けて」
彼は時計を確認した。残り二十五分しかなかった。彼の手が忙しく動いた。
一方、トミイが受け持つ教室の生徒もまた、三人だった。しかし、教室には彼を含め七人の人間がいた。うち女三人が生徒である。残る三人はいずれも男で、それぞれ女の脇にぴったりくっついていた。
「いいですか。占有されている女性と性交渉を持ってはいけませんよ」
校長の注意とその時の情景が思い起こされた。トミイは付き添いの男を無視して授業を進めた。事務所が用意した教材は子ども騙しの代物だったが、他に考えも浮かばない。
「皆さん、初心者にしては基礎力がありましたね。さて、自己紹介が終わったところで、早速授業に入りましょう。旅行にしても、日常生活にしても、数字は必要不可欠です。こればかりは、大体の感覚で済ませる訳にはいきません。数字を読み書きし、聞き取りができれば、外国人としてはとても有利です」
トミイは教材を使って一から百、千、万と一通り教えた後、移動式の白板に乱数を十個ばかり手書きした。
背後からうめき声が聞こえた。振り向くと、男が生徒の一人と交わっていた。残りの生徒たちはトミイか白板を見つめ、付き添う男たちはそれぞれ隣り合った女の腰に腕を回したり、手の甲を撫でさすっていた。いずれも視線は一つの椅子に重ねて座る男女に注がれている。
「これは、いくつですか」
トミイは生徒一人一人に白板の数字をユーク語で答えさせた。三番目の数字を示した時、彼は交戦中の彼女に目を向けた。カーペット敷きなのでうるさくはないものの、椅子ががたがた動いて喋りにくそうだった。
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