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帝国編
可能性というのは良くも悪くも広がるのでした
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びょ~ん びょ~ん びょょ~ん
「宿に引きこもっているかと思えば、何をしておるのじゃお主は?」
「導きのエラスティックメタルに着目しているのです、この伸縮性と弾力性による可能性が・・・」
「高次思考干渉でその素材を意識的に伸び縮みさせておるようじゃが・・・数多の高次存在を見てはきたが、高次領域の力をここまでふざけたことに使っているのはお主くらいじゃな」
「ふざ・・・・・・実に心外なのです、耐久性に加え柔軟な弾力性に伸縮性と可能性が無限大・・・まさしく我が導きの鉱石なのです」
「いや別に素材の事に対してはどうでもよいのじゃが、鉱石にしては面白い性質ではあるがの・・・加工前の状態から弾力性があるのじゃ」
鉱石といえば大なり小なり硬いイメージなのです、光沢感があるシルバーグレーな色合いですがパッと見は普通に硬そうなのです。
「先程数多の高次存在と言っていた気がするのですが、やはり領域の力って乱用したらマズいのですかね?」
「17年もかんなし使っておいて何を言ってるのじゃ、一個体が使った所でたかがしれておる・・・自我による意思で自在に領域の力を、といった芸当もアストラル体ではお主くらいじゃな」
「他のアストラル体もいるのですよね?肉体を持たない高次元体なら、天変地異を起こせるくらいの力も使えそうな気がするのですが」
「アストラル体はそのほとんどが執着執念の塊故に自我が残っている方が稀じゃ、感情主軸な世界の弊害であろうがの・・・特に人からとなると次元上昇・・・アホンションと、お主には伝わるかの?」
「んー記憶違いでなければアセンションだったような気もするのですが、私的にはどっちでもいいのです」
アストラル領域界層的には、アストラル体がそもそも天変地異みたいなものですかね・・・
一度相見えたコーザル体も、自我というよりは自己防衛的だったのです、天災がそのまま高次存在になったかのよう・・・・・・とは言え倒した前後の記憶自体に実感が薄いのですが。
「1つの世界の核として機能するとでも言えば分かりやすいじゃろう、アストラル領域に極端な世界が多いのも核となった高次元体が影響を及ぼすのじゃ」
「リアが滅ぼした世界には、もしかしてアストラル領域の世界が多かったりするです・・・?」
「若気の至りというやつじゃ、この世界にアストラル体がやってきたときは執念で妾を追ってきたのかと目が覚めたのじゃ・・・本来、次元界層を越えるはずがないからの」
人を呪わばなんとやら・・・憎悪の執念による高次元体とか達が悪そうなのです。
「クルス商会のアキという方がこの世界にやってきた時は起きなかったのです?コーザル領域内でアストラル属の魂に気がついたりは・・・」
「コーザル領域の魂に紛れておると気が付かないのじゃ、蟻の動きを個体毎に1つ1つなどわざわざ意識せぬじゃろ?」
蟻・・・観察するとしたら研究者か物好きな酔狂余暇人くらいのものですかね・・・リア的には人の個体差など興味を引かれていない限り、分別はつかないようなのです。
「お主も家畜の区別とかしておらぬじゃろ?話の規模が違えど物事の本質に大差はないということじゃ」
「それはそうですけど・・・リアが話の通じる存在でよかったのです、闘争的な執念とかで行動するアートマ体とかだったら様々な世界が破滅するのです」
「存在を証明するためだけにアートマ体に至った魂もおるしのう・・・結果、思慮がないから配慮も考慮も抜きの破綻的な手段、痛切が過ぎる執念じゃ」
「存在の証明・・・・・・?リアはそのアートマ体と接点があるのです?悠久の時を生きていれば当然かもですが」
「最近気が付いただけでな、自我無き意志の導き出した答えは真逆波長な他者の魂だった・・・現在進行形で人格がよくアポトーシスしなかったものじゃな」
コーザル、アートマの高次存在であっても自我が残るわけではないようなのです、アポ・・・なんとかはよく分かりませんが。
紙にあれやこれやと導き鉱石をどう使うかと、書き散らしながら話を聞いていた私にリアは言うのです。
「前々から思っておったのじゃが、お主の悪筆は17年経とうと進歩せぬな・・・ふむ、前世からのようでは筋金入りじゃな」
「過去は振り返らないのです(絶念)、思い返す時はありますが・・・不羈奔放(ふきほんぽう)なのです」
「前世側のアストラルクオリアの性質上、必然そうなるが・・・不変自我による記憶の逆転写で現在のコーザルクオリアの影響も僅少のようじゃ」
「リアは何を言ってるです・・・?」
「ようは肉体の界層がアストラルより上になるのじゃから、その状態でコーザルクオリアに移行したら前世の魂の記憶など普通は残らぬ」
魂の記憶、というのは前世の事みたいですが、ちゃんと残ってる・・・気はするのですが。
「無意識なのであろうが、他者と話す際に演じている思考部分のフィオナ・ウィクトールを深層意識に転写・・・肉体側が優勢の思考回路に前世の記憶が紐付いて残ったようじゃな・・・それが起きたタイミングがかなり危うい局面であったがの」
エラスティックワイヤー・・・アンカー・・・と考えていた事を止め、リアの言葉に反応を返すのです。
「今考えていた事も魂側ではなく肉体側と・・・?今までと何か違うのです・・・?」
「フェリアル・・・フィアに奇襲された時、その思考と肉体が剥離していたのが原因だったじゃろう?」
「それは私の見た目と思考が一致していなかったからそう感じたと言って・・・あれ?」
「前世の記憶で思考し、フィオナ・ウィクトールとして顕在させていたものがそのまま潜在意識になったと、恐らくはそういう事じゃろう」
「私のその変化?というのは周りの人は見て気付くのです?リアだから分かるだけかもですが・・・」
「少なからず認知的不協和を与えてはいたようじゃが、フィア以外は不思議ちゃんぐらいで済んでいた程度・・・うむ、周りからすれば今と大差ないのう」
びょょ~ん びょ~~ん
「王都にいる時にその鉱石を手に入れていたら同じ事しておったろうし、その場面に遭遇した親族友人の反応も変わらんじゃろうて」
「なるほど・・・?それって元から私は精神年齢が子供の酔狂人という事に・・・自覚はありましたけれども!」
心境がクソガキな残念老害にならない程度には留意する努力はしたのです、風姿は大人・・・中身は子供というのは流石に目を覆いたくなるのです。
「ふむ・・・それは進化進歩以前に退化しておるな、朽ちるより無惨とすら言えるのじゃ」
「肘から手首手前にパーツを足すとトンファーガンブレードに干渉しちゃうのです・・・まあ『私』は嫌いではないのですよ、とは言え好きにもなれませんが」
「逆波長なだけはあるようじゃな、互いの潜在的な破綻部分が引っ張ってきた理由やもな・・・前世で己が何故死んだかは考えた事あるかの?」
「膝・・・手甲・・・武装のサブウェポンとかでも・・・前世というか死の予感ということであれば、ユラの最初の一太刀なのですが・・・今みたいに、全方位バリアーなんて発想は持っていませんでしたし」
レナのヴェルトールや、フィアさんの無言襲撃も相応に心臓によろしくはないですけど。
強いて言うなら意気揚々と使った魔力が超絶痛かったのです・・・急性全身炎症もあんな感じなのですかね。
「魔力の性質だけならヴェルトールにも劣らないんじゃがな、日常生活に支障がでないだけでも、その肉体には十分であろう」
「肉体に負担を掛けない・・・となると、鎧の内側や靴底に薄くこの鉱石を加工すれば・・・物理的な衝撃に強くなるのでは・・・あ、それが高級装備の仕様だったのです」
「お主はマイペースじゃのう・・・外部要因で補強しておると、生身である内部要因が更に脆くなりそうじゃな」
「生物退化の法則くらいは考慮するのです、使わない機能は衰えるのに関してギリギリを攻めるのです」
杖に乗っての飛行状態と車椅子での移動も肉体的には足を使ってない気が・・・もしかしなくても身体の問題ではなく行動が脆弱化させていた可能性は、考えな・・・
「現実逃避するでないわ・・・アストラル体の性質抑制が分散に変わっている現状だと、今後は肉体の成長部分にも影響を及ぼすかもしれんぞ?」
「前世の文明より肉体を甘やかす状態になっていたと・・・心には留めておくのです」
それでも飛行やジオを使うのは止めないと、諦めの悪い私なのでした。
「宿に引きこもっているかと思えば、何をしておるのじゃお主は?」
「導きのエラスティックメタルに着目しているのです、この伸縮性と弾力性による可能性が・・・」
「高次思考干渉でその素材を意識的に伸び縮みさせておるようじゃが・・・数多の高次存在を見てはきたが、高次領域の力をここまでふざけたことに使っているのはお主くらいじゃな」
「ふざ・・・・・・実に心外なのです、耐久性に加え柔軟な弾力性に伸縮性と可能性が無限大・・・まさしく我が導きの鉱石なのです」
「いや別に素材の事に対してはどうでもよいのじゃが、鉱石にしては面白い性質ではあるがの・・・加工前の状態から弾力性があるのじゃ」
鉱石といえば大なり小なり硬いイメージなのです、光沢感があるシルバーグレーな色合いですがパッと見は普通に硬そうなのです。
「先程数多の高次存在と言っていた気がするのですが、やはり領域の力って乱用したらマズいのですかね?」
「17年もかんなし使っておいて何を言ってるのじゃ、一個体が使った所でたかがしれておる・・・自我による意思で自在に領域の力を、といった芸当もアストラル体ではお主くらいじゃな」
「他のアストラル体もいるのですよね?肉体を持たない高次元体なら、天変地異を起こせるくらいの力も使えそうな気がするのですが」
「アストラル体はそのほとんどが執着執念の塊故に自我が残っている方が稀じゃ、感情主軸な世界の弊害であろうがの・・・特に人からとなると次元上昇・・・アホンションと、お主には伝わるかの?」
「んー記憶違いでなければアセンションだったような気もするのですが、私的にはどっちでもいいのです」
アストラル領域界層的には、アストラル体がそもそも天変地異みたいなものですかね・・・
一度相見えたコーザル体も、自我というよりは自己防衛的だったのです、天災がそのまま高次存在になったかのよう・・・・・・とは言え倒した前後の記憶自体に実感が薄いのですが。
「1つの世界の核として機能するとでも言えば分かりやすいじゃろう、アストラル領域に極端な世界が多いのも核となった高次元体が影響を及ぼすのじゃ」
「リアが滅ぼした世界には、もしかしてアストラル領域の世界が多かったりするです・・・?」
「若気の至りというやつじゃ、この世界にアストラル体がやってきたときは執念で妾を追ってきたのかと目が覚めたのじゃ・・・本来、次元界層を越えるはずがないからの」
人を呪わばなんとやら・・・憎悪の執念による高次元体とか達が悪そうなのです。
「クルス商会のアキという方がこの世界にやってきた時は起きなかったのです?コーザル領域内でアストラル属の魂に気がついたりは・・・」
「コーザル領域の魂に紛れておると気が付かないのじゃ、蟻の動きを個体毎に1つ1つなどわざわざ意識せぬじゃろ?」
蟻・・・観察するとしたら研究者か物好きな酔狂余暇人くらいのものですかね・・・リア的には人の個体差など興味を引かれていない限り、分別はつかないようなのです。
「お主も家畜の区別とかしておらぬじゃろ?話の規模が違えど物事の本質に大差はないということじゃ」
「それはそうですけど・・・リアが話の通じる存在でよかったのです、闘争的な執念とかで行動するアートマ体とかだったら様々な世界が破滅するのです」
「存在を証明するためだけにアートマ体に至った魂もおるしのう・・・結果、思慮がないから配慮も考慮も抜きの破綻的な手段、痛切が過ぎる執念じゃ」
「存在の証明・・・・・・?リアはそのアートマ体と接点があるのです?悠久の時を生きていれば当然かもですが」
「最近気が付いただけでな、自我無き意志の導き出した答えは真逆波長な他者の魂だった・・・現在進行形で人格がよくアポトーシスしなかったものじゃな」
コーザル、アートマの高次存在であっても自我が残るわけではないようなのです、アポ・・・なんとかはよく分かりませんが。
紙にあれやこれやと導き鉱石をどう使うかと、書き散らしながら話を聞いていた私にリアは言うのです。
「前々から思っておったのじゃが、お主の悪筆は17年経とうと進歩せぬな・・・ふむ、前世からのようでは筋金入りじゃな」
「過去は振り返らないのです(絶念)、思い返す時はありますが・・・不羈奔放(ふきほんぽう)なのです」
「前世側のアストラルクオリアの性質上、必然そうなるが・・・不変自我による記憶の逆転写で現在のコーザルクオリアの影響も僅少のようじゃ」
「リアは何を言ってるです・・・?」
「ようは肉体の界層がアストラルより上になるのじゃから、その状態でコーザルクオリアに移行したら前世の魂の記憶など普通は残らぬ」
魂の記憶、というのは前世の事みたいですが、ちゃんと残ってる・・・気はするのですが。
「無意識なのであろうが、他者と話す際に演じている思考部分のフィオナ・ウィクトールを深層意識に転写・・・肉体側が優勢の思考回路に前世の記憶が紐付いて残ったようじゃな・・・それが起きたタイミングがかなり危うい局面であったがの」
エラスティックワイヤー・・・アンカー・・・と考えていた事を止め、リアの言葉に反応を返すのです。
「今考えていた事も魂側ではなく肉体側と・・・?今までと何か違うのです・・・?」
「フェリアル・・・フィアに奇襲された時、その思考と肉体が剥離していたのが原因だったじゃろう?」
「それは私の見た目と思考が一致していなかったからそう感じたと言って・・・あれ?」
「前世の記憶で思考し、フィオナ・ウィクトールとして顕在させていたものがそのまま潜在意識になったと、恐らくはそういう事じゃろう」
「私のその変化?というのは周りの人は見て気付くのです?リアだから分かるだけかもですが・・・」
「少なからず認知的不協和を与えてはいたようじゃが、フィア以外は不思議ちゃんぐらいで済んでいた程度・・・うむ、周りからすれば今と大差ないのう」
びょょ~ん びょ~~ん
「王都にいる時にその鉱石を手に入れていたら同じ事しておったろうし、その場面に遭遇した親族友人の反応も変わらんじゃろうて」
「なるほど・・・?それって元から私は精神年齢が子供の酔狂人という事に・・・自覚はありましたけれども!」
心境がクソガキな残念老害にならない程度には留意する努力はしたのです、風姿は大人・・・中身は子供というのは流石に目を覆いたくなるのです。
「ふむ・・・それは進化進歩以前に退化しておるな、朽ちるより無惨とすら言えるのじゃ」
「肘から手首手前にパーツを足すとトンファーガンブレードに干渉しちゃうのです・・・まあ『私』は嫌いではないのですよ、とは言え好きにもなれませんが」
「逆波長なだけはあるようじゃな、互いの潜在的な破綻部分が引っ張ってきた理由やもな・・・前世で己が何故死んだかは考えた事あるかの?」
「膝・・・手甲・・・武装のサブウェポンとかでも・・・前世というか死の予感ということであれば、ユラの最初の一太刀なのですが・・・今みたいに、全方位バリアーなんて発想は持っていませんでしたし」
レナのヴェルトールや、フィアさんの無言襲撃も相応に心臓によろしくはないですけど。
強いて言うなら意気揚々と使った魔力が超絶痛かったのです・・・急性全身炎症もあんな感じなのですかね。
「魔力の性質だけならヴェルトールにも劣らないんじゃがな、日常生活に支障がでないだけでも、その肉体には十分であろう」
「肉体に負担を掛けない・・・となると、鎧の内側や靴底に薄くこの鉱石を加工すれば・・・物理的な衝撃に強くなるのでは・・・あ、それが高級装備の仕様だったのです」
「お主はマイペースじゃのう・・・外部要因で補強しておると、生身である内部要因が更に脆くなりそうじゃな」
「生物退化の法則くらいは考慮するのです、使わない機能は衰えるのに関してギリギリを攻めるのです」
杖に乗っての飛行状態と車椅子での移動も肉体的には足を使ってない気が・・・もしかしなくても身体の問題ではなく行動が脆弱化させていた可能性は、考えな・・・
「現実逃避するでないわ・・・アストラル体の性質抑制が分散に変わっている現状だと、今後は肉体の成長部分にも影響を及ぼすかもしれんぞ?」
「前世の文明より肉体を甘やかす状態になっていたと・・・心には留めておくのです」
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