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共和国編
増え続ける暴力は脅威的なのでした
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けたたましい奇声によるそれはもうひじょぉぉぅうにやかましい音なのです、この大空洞エリアに密集しているコウモリ型はいないと思い込んでいた、ということになるのですかね。
「おいおいマジかよ・・・なんだありゃ」「巨大蜘蛛に羽が生えてる・・・冗談だよな・・・・・・?」
音の発生源はどうやら巨大蜘蛛型みたいなのです、変異による第二形態・・・生物の構造性質から変化するなんて、じゃあもう魔物に秩序など無いのです。
「魔物も冗談を飛ばすようになったのですかね、いえ、飛んでいるのは魔物自体なのですが」
蜘蛛の腹部中心に1つ、その周囲に3対6つの眼、腹部両側面と頭胸部から各2枚ずつコウモリ型同様の羽が生えてるのです、私でもはっきり見えるのは突き出ている結晶が禍々しく光を放っているからですが・・・なかなかにグロテスクな光景と言えるかもです。
「アレサ並みに動揺しないな君は・・・あれを見て冗談を言える余裕があるのか?私達は、魔物大型種との遭遇すら、初めてだったというのに・・・」
「私(わたくし)達も初めてですわあんなもの・・・凶悪ですわ、ええ、実にあれはよろしくないですわよ」
「・・・あれは変異?ってやつなのかな」「アキ、あれ絶対ヤバいやつなのにゃ!」
「魔物特有の群集と強靭の法則、それに加え結晶種への変化過程に出くわす・・・そんな偶然あるはずがない、ともなれば・・・」
長大な鎌を振り回す巨大蜘蛛型と交戦している姉様とシオンさんが程なくしてこちらに駆けてくるのです、私達も臨戦態勢を整えるのですが・・・実は私、めっちゃくちゃ動揺しているのです。
「恐らく巨大蜘蛛型の口?なのでしょうけど、そこからボトボト落ちてきてるのって・・・いわゆる子蜘蛛じゃないです・・・?」
あの調子で増えていくようなら再びトライポフォビアっちゃうのです、少なくともあれは真っ先に止めるべきと私が口にする前に、ミリーとユラが先陣切って突撃したのです。
あれはもう戦争なのです、やはり数、増え続ける暴力とは脅威的なのです。
巨大蜘蛛の空中機動はどうやら重量過多のようでそこまででもないですが、長大の鎌で頭上から、子蜘蛛による平面制圧を姉様とシオンさんに合流したミリー達4人でも捌ききれず、蜘蛛型集団が私達の方に及びつつあるのです。
「にゃにゃ!凄い数にゃん!」「蜘蛛型の母体をどうにかするしかない、なんだけれども・・・」
「とりあえず私が猛進してくる蜘蛛型の動きを封じるので、仕留めるのはお任せするのです」
いつも通りの他力本願ですが、ひとまず明確な対処法が見つかるまでは数を減らすのが堅実なのです・・・逆を言えば現状無いってことなのですけど。
「あの数の動きをどうやって・・・この距離、上級魔導術の詠唱はもう間に合わ」
「プラズマストラクチャー!」 バリバリリリリリィィィッ!
前方扇形広範囲に雷撃膜を張り蜘蛛型の集団を止める、これです今現在数を抑え込める手段は・・・言わずもがな無理矢理範囲を広げて展開させるのに集中してしまうので私は一っ切、攻撃をできないのが最大の欠点と言っても過言ではないのです。
「無詠唱なんて次元ではない・・・術式の展開ごと省略している?あれが魔導術だというのなら、私達が使っているのはなんなの・・・?」
「ジュ、ジュノちゃん!それどころじゃないよ~~!!」
ミリー達とずっと一緒にいたからすっかり頭から抜けていたのですが、魔力の属性放出関連は魔導師の基準からは離れた芸当だったのです・・・ミリーと談義交わせるジュノさんの見識を考えるに一度性質の『色』さえ視てしまえば事なきを得るとは思いますが。
「おらあぁ!」「はああ!」ザシュザシュッ!!
「魔導術には俺達詳しくねえが、何かすげえ事してるのは分かったぜ!」
「これだけ動きが止まっているなら僕達でも問題なくやれる・・・ジュノが驚愕する程の魔導師だというのは理解したよ、この雷撃に巻き込まれそうでちょっと怖いんだけどね!」
防御と行動阻害を両立させれる事に味を占めたのもあって展開したプラズマストラクチャーですが、動きを止めるだけなら脚を凍らせればいいと今更気付いてしまったのです。
「シオン達が相手してる数を考えれば、僕等に向かってくる蜘蛛型は余波と言えるね・・・各々が持つ魔力で敵が分散しているからこそ多少の猶予があるけど・・・長引くとジリ貧になるね」
「にゃあ!!・・・つまりどういうことにゃん?」
「子蜘蛛の増殖の限界が起きる前に、こちらが先に疲弊する・・・流石に無限増殖なはずは、ないと信じたいけれども」
雷撃膜に掛かった蜘蛛型集団第一余波を退けミリー達の方へと移動を開始しますが、既に第二余波が迫りつつあるのです。
「しかしたった4人であんなものを相手できるたあ・・・ゴールドとミスリルのランクってここまで差があるのか」
「アレサ同様、あれは例外だろう・・・それに、人の心配をする余裕もなさそうだ、20、いや30はこっちにきている・・・フィオナちゃんの雷魔導術も連発は厳しいだろうし」
討伐速度を優先すると雷撃膜の持続展開では私が攻撃できないですし・・・やはり脚だけ止めるのです、属性放出なのでやっぱり魔導術ではないのですが。
「波状に来るのであればこちらも波状で対抗するのです、名付けてフリージングウェーブ!」
コオオォォォァァァァアア
氷の波を波状展開して蜘蛛型の脚を凍結させるのです、動きを抑えても鎌をブンブンしているのが多少問題ではあるのですが・・・近接攻撃しかけて逆にこっちが切られたら笑えないのです。
「どう・・・なっている・・・?もしかして私は、魔導術の認識を誤っているのか・・・上級のフロスト・ウェイブを術式すら展開せずに即時発動させるなど、見た事も聞いたこともない」
「大丈夫だよジュノ君、その認識は間違っていない、あの子は魔力を直接属性変換できるらしい・・・それだけでは説明できない現象も多々あるけれども」
聞こえているのです・・・大体見当はつくのですが、その通りなのです。
魔力を扱えるだけではジオは動かないしレーザーブレード等々・・・現状再現不可能なので説明のしようもないのです。
「できれば攻撃を優先してほしいのですが・・・プラズマストラクチャーと違って、拘束時間は保障できないのですー」
なるほどこれがいわゆる無限増殖でしょうか、厄介な事この上ないですね。
「全体討伐率50、60、再び40、45%・・・・・・埒が明きません」
「とおぉぉお!」「・・・ふっ!」「これでは流石に、上級を発動するのに集中できませんわね」
恐らく我々4人の内、誰か1人でもフリーになれば巨大蜘蛛を仕留める火力はございます・・・子蜘蛛増産に限界はあるとの想定をしていましたが、魔物に常識は通じないようですね。
「わわ、結構フィオナの方に蜘蛛さん達行っちゃったよ!」
「仕方のないことですわ、フィオナの方はどうにかしてもらうしかありませんことよ!」
「・・・気にしなくてもよさそうだね、雷撃の膜や氷の波で暴れ散らかしてるように見えるし」
しかし妙ですね、この魔物の軍勢もそうですが・・・フィオナさんはこの期に及んで尚、レーザー系列の攻撃手段を封印しているのですか?悠長ですね・・・。
それとも単純に危機感がないだけでしょうか・・・このお三方も比較的余力は残しているようですから、魔海でのルスカ・カリーナ戦辺りで感覚が既にバグっているのかもしれません・・・困った少女達ですね。
『ここからでも確認はできているけど、無事のようだねシオン、状況は?』
「一言で申し上げるなら、可もなく不可もなく、ですね・・・巨大蜘蛛型を仕留めるに至りません」
外気魔力が枯渇する事は理論上有り得ませんが、逆にそれが無限増殖の要因にもなっています・・・人の体力はそうもいかないですから、無限対有限ではどうなるかなど、言うまでもありません。
「良い知らせと悪い知らせがございます、前者は魔力がある限り蜘蛛型が増殖する可能性、後者は・・・」
子蜘蛛を捌きながらアキに現状報告をしている間に巨大蜘蛛型の行動に変化が、結論から言えば口から増えていっているのとは別に腹部側からも羽付きの蜘蛛型が次々飛び立っています。
「凶報です、腹部側からも羽付きの蜘蛛型が発生・・・問題が更に増えました」
『で、君の発言のどこに良い知らせがあるんだい・・・?時間は解決してくれないようだね』
飛行している巨大蜘蛛型の攻撃も、侮れる程緩いわけでもありません・・・適材適所、相手の土俵で戦うのであれば彼女が適任でしょう。
「子蜘蛛は我々で極力処理しますので、フィオナさんを巨大蜘蛛型に向かわせて下さい、空中戦はお手の物でしょうから・・・空間明度を上げいつでも万全にこちらも対処します」
羽付きまで増えた事は想定外ではありますが、フィオナさんなら飛行しながら攻撃も防御もできるのですから問題はないでしょう。
「おいおいマジかよ・・・なんだありゃ」「巨大蜘蛛に羽が生えてる・・・冗談だよな・・・・・・?」
音の発生源はどうやら巨大蜘蛛型みたいなのです、変異による第二形態・・・生物の構造性質から変化するなんて、じゃあもう魔物に秩序など無いのです。
「魔物も冗談を飛ばすようになったのですかね、いえ、飛んでいるのは魔物自体なのですが」
蜘蛛の腹部中心に1つ、その周囲に3対6つの眼、腹部両側面と頭胸部から各2枚ずつコウモリ型同様の羽が生えてるのです、私でもはっきり見えるのは突き出ている結晶が禍々しく光を放っているからですが・・・なかなかにグロテスクな光景と言えるかもです。
「アレサ並みに動揺しないな君は・・・あれを見て冗談を言える余裕があるのか?私達は、魔物大型種との遭遇すら、初めてだったというのに・・・」
「私(わたくし)達も初めてですわあんなもの・・・凶悪ですわ、ええ、実にあれはよろしくないですわよ」
「・・・あれは変異?ってやつなのかな」「アキ、あれ絶対ヤバいやつなのにゃ!」
「魔物特有の群集と強靭の法則、それに加え結晶種への変化過程に出くわす・・・そんな偶然あるはずがない、ともなれば・・・」
長大な鎌を振り回す巨大蜘蛛型と交戦している姉様とシオンさんが程なくしてこちらに駆けてくるのです、私達も臨戦態勢を整えるのですが・・・実は私、めっちゃくちゃ動揺しているのです。
「恐らく巨大蜘蛛型の口?なのでしょうけど、そこからボトボト落ちてきてるのって・・・いわゆる子蜘蛛じゃないです・・・?」
あの調子で増えていくようなら再びトライポフォビアっちゃうのです、少なくともあれは真っ先に止めるべきと私が口にする前に、ミリーとユラが先陣切って突撃したのです。
あれはもう戦争なのです、やはり数、増え続ける暴力とは脅威的なのです。
巨大蜘蛛の空中機動はどうやら重量過多のようでそこまででもないですが、長大の鎌で頭上から、子蜘蛛による平面制圧を姉様とシオンさんに合流したミリー達4人でも捌ききれず、蜘蛛型集団が私達の方に及びつつあるのです。
「にゃにゃ!凄い数にゃん!」「蜘蛛型の母体をどうにかするしかない、なんだけれども・・・」
「とりあえず私が猛進してくる蜘蛛型の動きを封じるので、仕留めるのはお任せするのです」
いつも通りの他力本願ですが、ひとまず明確な対処法が見つかるまでは数を減らすのが堅実なのです・・・逆を言えば現状無いってことなのですけど。
「あの数の動きをどうやって・・・この距離、上級魔導術の詠唱はもう間に合わ」
「プラズマストラクチャー!」 バリバリリリリリィィィッ!
前方扇形広範囲に雷撃膜を張り蜘蛛型の集団を止める、これです今現在数を抑え込める手段は・・・言わずもがな無理矢理範囲を広げて展開させるのに集中してしまうので私は一っ切、攻撃をできないのが最大の欠点と言っても過言ではないのです。
「無詠唱なんて次元ではない・・・術式の展開ごと省略している?あれが魔導術だというのなら、私達が使っているのはなんなの・・・?」
「ジュ、ジュノちゃん!それどころじゃないよ~~!!」
ミリー達とずっと一緒にいたからすっかり頭から抜けていたのですが、魔力の属性放出関連は魔導師の基準からは離れた芸当だったのです・・・ミリーと談義交わせるジュノさんの見識を考えるに一度性質の『色』さえ視てしまえば事なきを得るとは思いますが。
「おらあぁ!」「はああ!」ザシュザシュッ!!
「魔導術には俺達詳しくねえが、何かすげえ事してるのは分かったぜ!」
「これだけ動きが止まっているなら僕達でも問題なくやれる・・・ジュノが驚愕する程の魔導師だというのは理解したよ、この雷撃に巻き込まれそうでちょっと怖いんだけどね!」
防御と行動阻害を両立させれる事に味を占めたのもあって展開したプラズマストラクチャーですが、動きを止めるだけなら脚を凍らせればいいと今更気付いてしまったのです。
「シオン達が相手してる数を考えれば、僕等に向かってくる蜘蛛型は余波と言えるね・・・各々が持つ魔力で敵が分散しているからこそ多少の猶予があるけど・・・長引くとジリ貧になるね」
「にゃあ!!・・・つまりどういうことにゃん?」
「子蜘蛛の増殖の限界が起きる前に、こちらが先に疲弊する・・・流石に無限増殖なはずは、ないと信じたいけれども」
雷撃膜に掛かった蜘蛛型集団第一余波を退けミリー達の方へと移動を開始しますが、既に第二余波が迫りつつあるのです。
「しかしたった4人であんなものを相手できるたあ・・・ゴールドとミスリルのランクってここまで差があるのか」
「アレサ同様、あれは例外だろう・・・それに、人の心配をする余裕もなさそうだ、20、いや30はこっちにきている・・・フィオナちゃんの雷魔導術も連発は厳しいだろうし」
討伐速度を優先すると雷撃膜の持続展開では私が攻撃できないですし・・・やはり脚だけ止めるのです、属性放出なのでやっぱり魔導術ではないのですが。
「波状に来るのであればこちらも波状で対抗するのです、名付けてフリージングウェーブ!」
コオオォォォァァァァアア
氷の波を波状展開して蜘蛛型の脚を凍結させるのです、動きを抑えても鎌をブンブンしているのが多少問題ではあるのですが・・・近接攻撃しかけて逆にこっちが切られたら笑えないのです。
「どう・・・なっている・・・?もしかして私は、魔導術の認識を誤っているのか・・・上級のフロスト・ウェイブを術式すら展開せずに即時発動させるなど、見た事も聞いたこともない」
「大丈夫だよジュノ君、その認識は間違っていない、あの子は魔力を直接属性変換できるらしい・・・それだけでは説明できない現象も多々あるけれども」
聞こえているのです・・・大体見当はつくのですが、その通りなのです。
魔力を扱えるだけではジオは動かないしレーザーブレード等々・・・現状再現不可能なので説明のしようもないのです。
「できれば攻撃を優先してほしいのですが・・・プラズマストラクチャーと違って、拘束時間は保障できないのですー」
なるほどこれがいわゆる無限増殖でしょうか、厄介な事この上ないですね。
「全体討伐率50、60、再び40、45%・・・・・・埒が明きません」
「とおぉぉお!」「・・・ふっ!」「これでは流石に、上級を発動するのに集中できませんわね」
恐らく我々4人の内、誰か1人でもフリーになれば巨大蜘蛛を仕留める火力はございます・・・子蜘蛛増産に限界はあるとの想定をしていましたが、魔物に常識は通じないようですね。
「わわ、結構フィオナの方に蜘蛛さん達行っちゃったよ!」
「仕方のないことですわ、フィオナの方はどうにかしてもらうしかありませんことよ!」
「・・・気にしなくてもよさそうだね、雷撃の膜や氷の波で暴れ散らかしてるように見えるし」
しかし妙ですね、この魔物の軍勢もそうですが・・・フィオナさんはこの期に及んで尚、レーザー系列の攻撃手段を封印しているのですか?悠長ですね・・・。
それとも単純に危機感がないだけでしょうか・・・このお三方も比較的余力は残しているようですから、魔海でのルスカ・カリーナ戦辺りで感覚が既にバグっているのかもしれません・・・困った少女達ですね。
『ここからでも確認はできているけど、無事のようだねシオン、状況は?』
「一言で申し上げるなら、可もなく不可もなく、ですね・・・巨大蜘蛛型を仕留めるに至りません」
外気魔力が枯渇する事は理論上有り得ませんが、逆にそれが無限増殖の要因にもなっています・・・人の体力はそうもいかないですから、無限対有限ではどうなるかなど、言うまでもありません。
「良い知らせと悪い知らせがございます、前者は魔力がある限り蜘蛛型が増殖する可能性、後者は・・・」
子蜘蛛を捌きながらアキに現状報告をしている間に巨大蜘蛛型の行動に変化が、結論から言えば口から増えていっているのとは別に腹部側からも羽付きの蜘蛛型が次々飛び立っています。
「凶報です、腹部側からも羽付きの蜘蛛型が発生・・・問題が更に増えました」
『で、君の発言のどこに良い知らせがあるんだい・・・?時間は解決してくれないようだね』
飛行している巨大蜘蛛型の攻撃も、侮れる程緩いわけでもありません・・・適材適所、相手の土俵で戦うのであれば彼女が適任でしょう。
「子蜘蛛は我々で極力処理しますので、フィオナさんを巨大蜘蛛型に向かわせて下さい、空中戦はお手の物でしょうから・・・空間明度を上げいつでも万全にこちらも対処します」
羽付きまで増えた事は想定外ではありますが、フィオナさんなら飛行しながら攻撃も防御もできるのですから問題はないでしょう。
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