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アミティちゃんのお出迎え御一行の僕への対応は、アミティちゃんに忍び寄る全裸一歩手前の変態から村への同行者へとランクアップを遂げた。
しかし依然としてアミティちゃん以外の僕への警戒心は高いままのようだ。
僕は後ろからおっさんにナイフで小突かれながら、案内されるがままにアミティちゃんをおんぶするママさんの後を付いて歩いていた。
アミティちゃんはママさんの背中でぐーぐーと大きめの寝息をたてながらおねんねしている。
さすがに疲れていたらしい。ママさんに再会できて張りつめた糸が緩んだというのもあるだろう。
さて。アミティちゃんママとローガンさんに挟まれたこの並び順は、適当そうに見えて至極合理的に決められたものである。
僕が何かしでかせばローガンさんがすぐさま僕を始末できるポジションでもありながら、女性陣が僕の丸出しのものを背後から見てしまう心配もないという大変考え抜かれた構成となっている。
「……。私の名前はアーラです。後ろであなたにナイフを突きつけているのはローガンと言います。
一応彼は私達の村の中で獣畜生どもを相手取ることに関しては1番長けた男です。
あまり疑わしいような行為はしない方が身の為ですよ。」
唐突な自己紹介が始まった。そういえばそんな名前で呼び合っていたような気がする。
そんなことよりもローガンさんを紹介するくだりで、僕が獣畜生と見なされている気がしたのだが……。
あまり深読みして自分からネガティブになることもないだろう。直接面と向かって断言されたわけではないのだし。
「あ。僕はタローです。どうぞ何卒よろしくお願いします。」
「……。」
大人二人組は僕の挨拶に完全なるスルーを決め込んだ。
まぁ出会いが出会いだったので仕方ないかもしれない。唯一の橋渡し役であるアミティちゃんはただいま会話には強制不参加なわけだし。
それからは誰一人一言も喋ることなくただただ黙々と歩き続けた。
「着きましたよアミティ。ほら起きなさい。」
ぽんぽんとお尻を叩かれたアミティちゃんが「んー。」と呆けた声をあげて目をゴシゴシと強めに擦った。
もぞもぞと動いてからトテっと地面に降りてふわぁとあくびをしながら大きく伸びをした。
体と同じようにに尻尾がピンと立っている姿は非常に愛くるしい。思わずその尻尾にどうにかして触れないだろうかという許されざる欲求が胸の中から湧き上がってきた。
なによりも僕が興味を持っているのは幼女の少し張ったぽんぽんとしたお腹である。一度でいいから触って、摩って、揉み揉みとしてみたい。
しかもアミティちゃんは獣人でお腹にも毛が生えているらしいし、それは未知の感覚に違いない。
沸々と腹の奥底から願望が滾る。
僕はそんな自分に対して、心の中で「自制心!!自制心!!」と繰り返し言い聞かせて事なしを得た。でなければ後ろのローガンさんに背中を叩き斬られていたに違いない。
「心配してくれていた村のみんなに顔を見せに行ってきなさい。その後は真面目な話がありますから道草せずに帰ってくること。
もしフィーナさんが昔のことを話そうとしたら話の途中でも構いませんからすぐに抜け出しなさい。
あの人の昔話はいつも長いですからね。分かりましたか?」
「うんっ!じゃあ行ってくる!
変態さんもまた後でね!」
「またねー。」
こちらに手を振りながら後ろ向きに駆け足で遠ざかっていくアミティちゃんに僕も手を振り返す。
「こらアミティ!ちゃんと前を向いて歩きなさい!」
アーラさんが、側にいる僕の心臓がビクッと反応してしまうほどの怒声を飛ばした。
それを受けたアミティちゃんは慌てたように前を向いて風のような速さで村へと走っていった。
僕は彼女から見えていないことをわかりながら、彼女の後ろ姿が見えなくなるまで手を振り続けた。
「それではタローさんはこちらに。」
アーラさんに誘導されるがままに村に着いた。
そこには金属で作られたと思われる長方形のシェルターのようなものがポツポツと並んでいて、外にはちらほらと村人が出歩いている。
は?シェルター?
何度見ても明らかに金属性のシェルターである。四角い窓に透明なガラスがカチリと嵌っているのが確認できた。マジか。
今まで意識してなかったが、もしかしてこの世界の文明度は比較的高い部類なんじゃなかろうか。見たところ衣服のレベルも高い。
どこからどう見てもTシャツとジーパンを履いているようにしか見えない老人を見たときは流石に目を疑った。
これはちょっと嬉しい誤算かもしれない。文化の違いはまだわからないが、未発達な文明度にストレスを感じる必要は無さそうである。
すれ違う村人達はアーラさんとローガンさんに挨拶をしなが俺のことをチラチラと見てきた。中にはガン見してくる人もいる。
さしずめ僕を見た村人達の感想は[]なんだろうかこの変態は?」と言ったところだろうか。
彼らは人数が少ないとはいえ、一定数の他人に四方八方からほぼすっぽんぽんの姿を晒す男の心情を考えたことがあるだろうか。
もしあるのならこんな仕打ちはしないはずだ。
僕の裸体など目が腐ると思うからあまり見ない方が良い。僕をチラチラ見る暇があるなら、アーラさんをガン見するかアミティちゃんでも見に行った方が目の保養になるだろう。
そうした方が僕もみんなも幸せになれる。win-winだ。しかし現実は非情である。
僕が案内された建物には、 周りの建物より頭一個分飛び出たとんがった屋根に、裸の女の人がポーズを取っている像がくっついていた。
彼女がもし生きた人間だったら体の隅々まで下から見上げられてどんな気持ちだったろうか。
僕は破廉恥な全裸の像にちょっとだけ親近感を覚えた。
そしてその建物に入るまで僕は村人に痴態を晒し続けた。
しかし依然としてアミティちゃん以外の僕への警戒心は高いままのようだ。
僕は後ろからおっさんにナイフで小突かれながら、案内されるがままにアミティちゃんをおんぶするママさんの後を付いて歩いていた。
アミティちゃんはママさんの背中でぐーぐーと大きめの寝息をたてながらおねんねしている。
さすがに疲れていたらしい。ママさんに再会できて張りつめた糸が緩んだというのもあるだろう。
さて。アミティちゃんママとローガンさんに挟まれたこの並び順は、適当そうに見えて至極合理的に決められたものである。
僕が何かしでかせばローガンさんがすぐさま僕を始末できるポジションでもありながら、女性陣が僕の丸出しのものを背後から見てしまう心配もないという大変考え抜かれた構成となっている。
「……。私の名前はアーラです。後ろであなたにナイフを突きつけているのはローガンと言います。
一応彼は私達の村の中で獣畜生どもを相手取ることに関しては1番長けた男です。
あまり疑わしいような行為はしない方が身の為ですよ。」
唐突な自己紹介が始まった。そういえばそんな名前で呼び合っていたような気がする。
そんなことよりもローガンさんを紹介するくだりで、僕が獣畜生と見なされている気がしたのだが……。
あまり深読みして自分からネガティブになることもないだろう。直接面と向かって断言されたわけではないのだし。
「あ。僕はタローです。どうぞ何卒よろしくお願いします。」
「……。」
大人二人組は僕の挨拶に完全なるスルーを決め込んだ。
まぁ出会いが出会いだったので仕方ないかもしれない。唯一の橋渡し役であるアミティちゃんはただいま会話には強制不参加なわけだし。
それからは誰一人一言も喋ることなくただただ黙々と歩き続けた。
「着きましたよアミティ。ほら起きなさい。」
ぽんぽんとお尻を叩かれたアミティちゃんが「んー。」と呆けた声をあげて目をゴシゴシと強めに擦った。
もぞもぞと動いてからトテっと地面に降りてふわぁとあくびをしながら大きく伸びをした。
体と同じようにに尻尾がピンと立っている姿は非常に愛くるしい。思わずその尻尾にどうにかして触れないだろうかという許されざる欲求が胸の中から湧き上がってきた。
なによりも僕が興味を持っているのは幼女の少し張ったぽんぽんとしたお腹である。一度でいいから触って、摩って、揉み揉みとしてみたい。
しかもアミティちゃんは獣人でお腹にも毛が生えているらしいし、それは未知の感覚に違いない。
沸々と腹の奥底から願望が滾る。
僕はそんな自分に対して、心の中で「自制心!!自制心!!」と繰り返し言い聞かせて事なしを得た。でなければ後ろのローガンさんに背中を叩き斬られていたに違いない。
「心配してくれていた村のみんなに顔を見せに行ってきなさい。その後は真面目な話がありますから道草せずに帰ってくること。
もしフィーナさんが昔のことを話そうとしたら話の途中でも構いませんからすぐに抜け出しなさい。
あの人の昔話はいつも長いですからね。分かりましたか?」
「うんっ!じゃあ行ってくる!
変態さんもまた後でね!」
「またねー。」
こちらに手を振りながら後ろ向きに駆け足で遠ざかっていくアミティちゃんに僕も手を振り返す。
「こらアミティ!ちゃんと前を向いて歩きなさい!」
アーラさんが、側にいる僕の心臓がビクッと反応してしまうほどの怒声を飛ばした。
それを受けたアミティちゃんは慌てたように前を向いて風のような速さで村へと走っていった。
僕は彼女から見えていないことをわかりながら、彼女の後ろ姿が見えなくなるまで手を振り続けた。
「それではタローさんはこちらに。」
アーラさんに誘導されるがままに村に着いた。
そこには金属で作られたと思われる長方形のシェルターのようなものがポツポツと並んでいて、外にはちらほらと村人が出歩いている。
は?シェルター?
何度見ても明らかに金属性のシェルターである。四角い窓に透明なガラスがカチリと嵌っているのが確認できた。マジか。
今まで意識してなかったが、もしかしてこの世界の文明度は比較的高い部類なんじゃなかろうか。見たところ衣服のレベルも高い。
どこからどう見てもTシャツとジーパンを履いているようにしか見えない老人を見たときは流石に目を疑った。
これはちょっと嬉しい誤算かもしれない。文化の違いはまだわからないが、未発達な文明度にストレスを感じる必要は無さそうである。
すれ違う村人達はアーラさんとローガンさんに挨拶をしなが俺のことをチラチラと見てきた。中にはガン見してくる人もいる。
さしずめ僕を見た村人達の感想は[]なんだろうかこの変態は?」と言ったところだろうか。
彼らは人数が少ないとはいえ、一定数の他人に四方八方からほぼすっぽんぽんの姿を晒す男の心情を考えたことがあるだろうか。
もしあるのならこんな仕打ちはしないはずだ。
僕の裸体など目が腐ると思うからあまり見ない方が良い。僕をチラチラ見る暇があるなら、アーラさんをガン見するかアミティちゃんでも見に行った方が目の保養になるだろう。
そうした方が僕もみんなも幸せになれる。win-winだ。しかし現実は非情である。
僕が案内された建物には、 周りの建物より頭一個分飛び出たとんがった屋根に、裸の女の人がポーズを取っている像がくっついていた。
彼女がもし生きた人間だったら体の隅々まで下から見上げられてどんな気持ちだったろうか。
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