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ダブリン 9
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俺たちの稼ぎは1日に銀貨60枚位だ。もちろん、それより多いときもあれば、少ないときもある。
出費はというと、宿代が銀貨6枚。飯代が1人2食分で銀貨1枚。3人いるから3枚だ。それ以上使わないように節約すれば、1日銀貨50枚溜まっていく勘定だ。
狩りは2日行けば1日休むことにして、30日では、銀貨1200枚稼いで、270枚を使って、残り930枚残る。
銀貨は20枚で大銀貨1枚、100枚(大銀貨5枚)で金貨1枚になる。だから銀貨930枚は、金貨9枚と銀貨30枚ということになる。
物価との兼ね合いからは、銀貨1枚が1500円~2000円位の感じだろうか。となると金貨1枚は、15万円~20万円位の価値がありそうだ。
ということは銀貨50枚は7万5千円~10万円、3人で割ると、1日2万5千円~3万円程。一見、かなりいい稼ぎだが、怪我や死と隣り合わせの仕事だと考えると、地球の基準で考えたとしても、微妙な稼ぎだ。
俺たちの場合は、俺が武器と鎧を召喚できるのと、2人が強いので装備の新調を我慢しているから金が溜まっていくが、普通の冒険者パーティなら、武器や防具の手入れや新調、ポーションなどの消耗品の補充などで、俺たちの倍の出費がありそうだ。しかも、3人~4人のパーティでも、1日の稼ぎは銀貨20枚から30枚だという。銀貨30枚稼げば少しずつでも金が溜まっていくが、銀貨20枚しか稼げないとジリ貧になっていく。そこでもう少し稼ごうと無理をして怪我をする。すると治療費がなくて借金まみれになっていく悪循環に陥る者も少なくないという。
とにかく、今の俺たちは、高望みをしなければ、落ち着いた暮らしをしているといえる。
クレラインとオーリアには、革鎧やブーツを新調した。剣は、盗賊が使っていたお古だが、もう少し金が溜まったら新調することにしている。2人とも腕がたつので、剣がボロくても戦えている。
ある程度金が溜まったので、奴隷商に行き、2人を正式に俺の奴隷にした。
夜は、まず2人の下腹部から魔力を抜く作業をして、その後は、それぞれと一戦を交えるが、俺がまだ達せない中途半端な状態が続いている。まだ8歳だというと、2人とも驚いていたが、それで納得してくれた。
その日は、30匹からいたオークの群れを殲滅した。
オークから魔石と肉を剥ぎ取り、俺はオークの肉を少し食い、魔石も7つ食った。
剛力1、頑丈1、を得た。
クレラインはオークの持っていた斧を予備の武器にすると言って、背中に背負った。運び手が足りないので、メイを召喚して、メイにもオークの肉を担がせた。
街が近付いたところでメイを送還し、街でオークの魔石と肉を売ると、金貨1枚と銀貨20枚になった。
宿に戻って晩飯を食べた後、部屋で話し合いをした。
「人手が足りないな」
「そうだな。もう1人か2人いれば今日も金貨2枚分位は運べたのにな」
「ダブ、召喚できる眷属は増やせないの?」
「それは難しいな」
「やっぱり、人を増やすしかないか」
「どうやって増やすの?」
「奴隷を買うかな」
「それより、ゴブリンの村を襲うのがいいと思うわ」
「そうね、私達みたいに捕まって魔物化が進んでいるのがいいわね」
「それなら、明日から森の奥に入ってみるか」
翌日から俺達は、野営の用意をして森の奥に向かった。ゴブリンの村があるとしても、かなり森の奥になるだろう。この前殲滅させたゴブリンの村は、森に入って4日間ほど奥に分け入ったところにあった。
ゴブリンの村は探したからといって見つかるものじゃない。そもそも、かなりの上位種が現れないと、ゴブリンは村をつくろうとしない。そして、かなりの上位種となると、そう簡単には生まれない。だから、よっぽど運が良くないと、あるいは、運が悪くないと、ゴブリンの村を見つけることはできない。
そのつもりで森に入った俺達だったが、ゴブリンの代わりに盗賊が巣にしている洞窟を見つけてしまった。
「どうする?」と俺。
「やっつけちゃえばいいのよ」とオーリア。
「あいつらの持ってる物を奪えば、当分遊んで暮らせるわね」とクレライン。
まだ、相手に気づかれていないが、目の前の洞窟には30人以上の盗賊がいるようだ。
いったん洞窟が見える場所から遠ざかり、考えてみる。
相手が30人に対して、俺達は3人しかいない。
改めてステータスを確認すると、
名前 ダブリン
種族 人間
性別 男
年齢 8
ジョブ 捕食者4(魔物を捕食する者)、進化者4(魔石によって進化する者)
筋力 B→B+
耐久 C→C+
俊敏 C+→C++
魔力 C→C+
抵抗 E→D—
固有スキル スキルドレイン(接触時) 魔石進化(魔石吸収時) 魔力ドレイン(接触時)
飛行1、羽刃1、嘴攻撃1、鉤爪1、風魔法3→4、警戒1、身体強化1→2、喧嘩1、威圧1、格闘1、詐欺1、気配察知1→2、投擲2、噛み付き1、穴掘り1、夜目1、敏捷1→2、繁殖力1、土魔法2→3、成長加速1、棍棒術2、悪食1→3、仲間呼び1、跳躍1→2、聴覚強化1→2、突進1、皮膚硬化1、剣術2→3、短剣術1→2、斧術1、蹴り1、踏みつけ1、頭突き1、脅し1、裏切り1、逃げ足1、誘拐1、統率1、大剣術1→3、怪力1→2、眷属強化1、異常耐性1、火魔法1→2、水魔法1→2、闇魔法1、ゼネラルアーマー召喚、ゼネラルソード召喚、眷属召喚1、暗器術1、操毒1、盾術1、隠密1、マインドブロック1、床上手1、狼爪斬1、長駆1、俊足1,遠吠え1、剛力1、頑丈1
称号
ゴブリンの捕食者
(ゴブリンに対しての攻撃が防御無視になる。ゴブリンからの攻撃はダメージが半減する)
将軍(眷属を統べる)
名前 オーリア
種族 人間(ゴブリン化中断)
性別 女
年齢 23
ジョブ アサシン
筋力 E+→E++
耐久 F+→F++
俊敏 C→C+
魔力 E→E+
抵抗 E+→E++
スキル 短剣術5、暗器術6、操毒6、隠密5、敏捷4、気配察知5、マインドブロック3、床上手6
状態 奴隷、ダブリンの眷属
名前 クレライン
種族 人間(ゴブリン化中断)
性別 女
年齢 21
ジョブ 剣士
筋力 D+→D++
耐久 E→E+
俊敏 E+→E++
魔力 F→F+
抵抗 F+→F++
スキル 剣術7、盾術5、短剣術2、身体強化2、マインドブロック2、床上手5
状態 奴隷、ダブリンの眷属
この世界にはレベルというものが無い。だから、強さは、各パラメータとスキルの熟練度に比例する。
俺の強さは、ステータスのパラメータだけを見ると強い方だろう。しかし、スキルの熟練度が低いのが弱点だ。この間の狩りで、少しだけ熟練度が上がっているし、一番よく使っている大剣術は2段階アップしている。
とはいえ、剣術なら、スキル1~3は初心者、4~5で中習者、6~7で中堅、8~10でベテラン、11~13で上級者、14以上になってやっと達人、さらに、熟練度が20や30以上にもなる剣豪や剣聖などがその上にいるという。
盗賊の中に剣術が4以上の者が居たら苦戦するし、8以上の者が居たら返り討ちに合うだろう。
クレラインやオーリアは、剣術の熟練度が俺より高いとはいえ、ステータスが低い。筋力がD++とE++では、見るからに強そうな盗賊達に力負けするだろう。
もっとも俺には、無類の強度を誇るゼネラルアーマーと、鉄の鎧も斬れるゼネラルソードがあるので、並みの盗賊に負けることはないだろう。とはいえ、正面からぶつかって勝てるとは思えない。夜を待って、一人ひとり削っていくぐらいしか考えつかない。
出費はというと、宿代が銀貨6枚。飯代が1人2食分で銀貨1枚。3人いるから3枚だ。それ以上使わないように節約すれば、1日銀貨50枚溜まっていく勘定だ。
狩りは2日行けば1日休むことにして、30日では、銀貨1200枚稼いで、270枚を使って、残り930枚残る。
銀貨は20枚で大銀貨1枚、100枚(大銀貨5枚)で金貨1枚になる。だから銀貨930枚は、金貨9枚と銀貨30枚ということになる。
物価との兼ね合いからは、銀貨1枚が1500円~2000円位の感じだろうか。となると金貨1枚は、15万円~20万円位の価値がありそうだ。
ということは銀貨50枚は7万5千円~10万円、3人で割ると、1日2万5千円~3万円程。一見、かなりいい稼ぎだが、怪我や死と隣り合わせの仕事だと考えると、地球の基準で考えたとしても、微妙な稼ぎだ。
俺たちの場合は、俺が武器と鎧を召喚できるのと、2人が強いので装備の新調を我慢しているから金が溜まっていくが、普通の冒険者パーティなら、武器や防具の手入れや新調、ポーションなどの消耗品の補充などで、俺たちの倍の出費がありそうだ。しかも、3人~4人のパーティでも、1日の稼ぎは銀貨20枚から30枚だという。銀貨30枚稼げば少しずつでも金が溜まっていくが、銀貨20枚しか稼げないとジリ貧になっていく。そこでもう少し稼ごうと無理をして怪我をする。すると治療費がなくて借金まみれになっていく悪循環に陥る者も少なくないという。
とにかく、今の俺たちは、高望みをしなければ、落ち着いた暮らしをしているといえる。
クレラインとオーリアには、革鎧やブーツを新調した。剣は、盗賊が使っていたお古だが、もう少し金が溜まったら新調することにしている。2人とも腕がたつので、剣がボロくても戦えている。
ある程度金が溜まったので、奴隷商に行き、2人を正式に俺の奴隷にした。
夜は、まず2人の下腹部から魔力を抜く作業をして、その後は、それぞれと一戦を交えるが、俺がまだ達せない中途半端な状態が続いている。まだ8歳だというと、2人とも驚いていたが、それで納得してくれた。
その日は、30匹からいたオークの群れを殲滅した。
オークから魔石と肉を剥ぎ取り、俺はオークの肉を少し食い、魔石も7つ食った。
剛力1、頑丈1、を得た。
クレラインはオークの持っていた斧を予備の武器にすると言って、背中に背負った。運び手が足りないので、メイを召喚して、メイにもオークの肉を担がせた。
街が近付いたところでメイを送還し、街でオークの魔石と肉を売ると、金貨1枚と銀貨20枚になった。
宿に戻って晩飯を食べた後、部屋で話し合いをした。
「人手が足りないな」
「そうだな。もう1人か2人いれば今日も金貨2枚分位は運べたのにな」
「ダブ、召喚できる眷属は増やせないの?」
「それは難しいな」
「やっぱり、人を増やすしかないか」
「どうやって増やすの?」
「奴隷を買うかな」
「それより、ゴブリンの村を襲うのがいいと思うわ」
「そうね、私達みたいに捕まって魔物化が進んでいるのがいいわね」
「それなら、明日から森の奥に入ってみるか」
翌日から俺達は、野営の用意をして森の奥に向かった。ゴブリンの村があるとしても、かなり森の奥になるだろう。この前殲滅させたゴブリンの村は、森に入って4日間ほど奥に分け入ったところにあった。
ゴブリンの村は探したからといって見つかるものじゃない。そもそも、かなりの上位種が現れないと、ゴブリンは村をつくろうとしない。そして、かなりの上位種となると、そう簡単には生まれない。だから、よっぽど運が良くないと、あるいは、運が悪くないと、ゴブリンの村を見つけることはできない。
そのつもりで森に入った俺達だったが、ゴブリンの代わりに盗賊が巣にしている洞窟を見つけてしまった。
「どうする?」と俺。
「やっつけちゃえばいいのよ」とオーリア。
「あいつらの持ってる物を奪えば、当分遊んで暮らせるわね」とクレライン。
まだ、相手に気づかれていないが、目の前の洞窟には30人以上の盗賊がいるようだ。
いったん洞窟が見える場所から遠ざかり、考えてみる。
相手が30人に対して、俺達は3人しかいない。
改めてステータスを確認すると、
名前 ダブリン
種族 人間
性別 男
年齢 8
ジョブ 捕食者4(魔物を捕食する者)、進化者4(魔石によって進化する者)
筋力 B→B+
耐久 C→C+
俊敏 C+→C++
魔力 C→C+
抵抗 E→D—
固有スキル スキルドレイン(接触時) 魔石進化(魔石吸収時) 魔力ドレイン(接触時)
飛行1、羽刃1、嘴攻撃1、鉤爪1、風魔法3→4、警戒1、身体強化1→2、喧嘩1、威圧1、格闘1、詐欺1、気配察知1→2、投擲2、噛み付き1、穴掘り1、夜目1、敏捷1→2、繁殖力1、土魔法2→3、成長加速1、棍棒術2、悪食1→3、仲間呼び1、跳躍1→2、聴覚強化1→2、突進1、皮膚硬化1、剣術2→3、短剣術1→2、斧術1、蹴り1、踏みつけ1、頭突き1、脅し1、裏切り1、逃げ足1、誘拐1、統率1、大剣術1→3、怪力1→2、眷属強化1、異常耐性1、火魔法1→2、水魔法1→2、闇魔法1、ゼネラルアーマー召喚、ゼネラルソード召喚、眷属召喚1、暗器術1、操毒1、盾術1、隠密1、マインドブロック1、床上手1、狼爪斬1、長駆1、俊足1,遠吠え1、剛力1、頑丈1
称号
ゴブリンの捕食者
(ゴブリンに対しての攻撃が防御無視になる。ゴブリンからの攻撃はダメージが半減する)
将軍(眷属を統べる)
名前 オーリア
種族 人間(ゴブリン化中断)
性別 女
年齢 23
ジョブ アサシン
筋力 E+→E++
耐久 F+→F++
俊敏 C→C+
魔力 E→E+
抵抗 E+→E++
スキル 短剣術5、暗器術6、操毒6、隠密5、敏捷4、気配察知5、マインドブロック3、床上手6
状態 奴隷、ダブリンの眷属
名前 クレライン
種族 人間(ゴブリン化中断)
性別 女
年齢 21
ジョブ 剣士
筋力 D+→D++
耐久 E→E+
俊敏 E+→E++
魔力 F→F+
抵抗 F+→F++
スキル 剣術7、盾術5、短剣術2、身体強化2、マインドブロック2、床上手5
状態 奴隷、ダブリンの眷属
この世界にはレベルというものが無い。だから、強さは、各パラメータとスキルの熟練度に比例する。
俺の強さは、ステータスのパラメータだけを見ると強い方だろう。しかし、スキルの熟練度が低いのが弱点だ。この間の狩りで、少しだけ熟練度が上がっているし、一番よく使っている大剣術は2段階アップしている。
とはいえ、剣術なら、スキル1~3は初心者、4~5で中習者、6~7で中堅、8~10でベテラン、11~13で上級者、14以上になってやっと達人、さらに、熟練度が20や30以上にもなる剣豪や剣聖などがその上にいるという。
盗賊の中に剣術が4以上の者が居たら苦戦するし、8以上の者が居たら返り討ちに合うだろう。
クレラインやオーリアは、剣術の熟練度が俺より高いとはいえ、ステータスが低い。筋力がD++とE++では、見るからに強そうな盗賊達に力負けするだろう。
もっとも俺には、無類の強度を誇るゼネラルアーマーと、鉄の鎧も斬れるゼネラルソードがあるので、並みの盗賊に負けることはないだろう。とはいえ、正面からぶつかって勝てるとは思えない。夜を待って、一人ひとり削っていくぐらいしか考えつかない。
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