26 / 129
バッハエンデの海戦 1
しおりを挟む
街の教会で呪いを解いてもらった数日後、冒険者ギルドに寄ると、サンドクラブ討伐を引き受けた漁村から、俺を指名した依頼が来ていた。
内容を聞くと、村の護衛だった。ギルドの受付嬢に詳しい内容を確認しようとしたが、ギルドでは何も分からないので、現地で確認して下さいとのことだった。
ただし、現地で確認した後でも、危険が多いようなら断っても構わないとのことだった。
あの漁村は、金払いもよく、村人達には良い印象があったので、その依頼に応じて、行くだけは行ってみようと思った。
サンドクラブを討伐した漁村は、バッハの端と言う意味でバッハエンデと呼ばれており、トライエルバッハの街の一部とされている。
元々この地域は、内陸側のトライエル地方と、海側のバッハ地方に分かれていて、それがある時期、トライエルの領主がバッハ地方を併合してトライエルバッハになった歴史を持っている。バッハ地方だったときは、バッハの街とこの漁村は、くっついてはいないが一つの街として扱われており、その経緯から、今でも、街の飛び地の扱いになっている。
街の中心部は、元はトライエル地方の中心で、その中心街を拡張して、北街区に領主館と貴族街、南街区に商工業地域が広がっており、その南街区に俺達が泊っている宿や冒険者ギルドがある、
その冒険者ギルドから、バッハエンデまでは、ディアスに引かせた馬車で行くと、ほぼ半日で着く。
前のように、漁師組合の建物に入ると、ダッグエイドが俺を見つけて、
「お~、来てくれたのか。あんたが来てくれると助かるよ」と言って近寄って来た。
「ギルドで依頼を聞いた。俺を指名してくれたみたいだが、受けるかどうかは、内容を聞いてから決めてよいと、ギルドで言っていたぞ」
「ああ、それは分かっている。今度の依頼は、特殊だからな」
「村の護衛だと聞いたが?」
「それはそうなんだが。ここじゃ落ち着かないから、村長の家に行こう。話はそこでする。引き受けるかどうかは、その後で決めてくれ。まあ、あんたなら引き受けてくれると思うけどな」
と言いながら、俺達と一緒に、組合の建物を出て、近くの村長の家に向かう。
「あれから、サンドクラブは出ないのか?」と俺が聞くと、
「たまに出るけど、漁に出られなくなるようなことはない」
そんな話を交わしていると村長の家に着いた。
入口を入った直ぐの大きなホールに、20席程の椅子を置いた会議用の机があり、俺達はその椅子に腰を掛けて待つことになった。
ダッグエイドは、一旦、その部屋から出ると、村長と数人の長老と高価そうな鎧を着た1人の騎士を連れて戻って来た。
「おお、来て下さったか。有難い。あんたが引き受けてくれたら百人力じゃよ」と村長が言う。
「ほう、その冒険者は、そんなに強いのか?」と騎士が村長に問いかける。少し態度が尊大な奴だ。
「40匹からのサンドクラブを、1人でやっつけたからな」とダッグエイドが、俺を持ち上げる。
「何、サンドクラブを40匹か。火魔法を使ったのか?」とその騎士は興味を示して聞いてくる。
「ナデューン様、まずお掛け下され」と、村長が上座を勧め、その左右に、村長と数人の長老が腰を掛ける。
俺は、ダッグエイドの腕を掴まえると、
「まだ、引き受けると決めたわけじゃないのに、こんな会議に出席したら、断れなくなるじゃないか」と文句を言うと、
「いや、そのご心配は無用です。ナデューン様との話し合いはもう終わりましたので、この席におられるのは、我々の話を聞かれるだけです」と村長が弁明する。
「その通りだ、冒険者。心配することはない。海賊との戦いは、我が海軍の仕事だ。そなた達冒険者は、この村が無防備ではないことを見せる為に、村の入口で武器を構えて、案山子のように立っておれば足りる」
「案山子は言葉が悪いですが、ダブリン殿、お気を悪くなさらぬようにお願いいたしますぞ」
ナデューンと呼ばれた騎士が、俺をバカにした言葉を吐いたが、村長がすかさずとりなす。
「ダブリン殿、この度、依頼したいのは村の護衛ですが、戦いを想定したものではありません。この村には、戦いに参加できるような能力もありませぬ故に。ただし、この村とて、海賊との戦いに貢献したい気持ちはありますのでな、この浜辺に海賊船が近づいてくれば、ダブリン殿の魔法で、あの大きな音を出して頂きたいのです。あの大きな音なら、この村の者だけでなく、海上の軍にも聞こえるはずですからな」
「大きな音を出せるから、俺を指名したと?」
「機嫌を悪くなさらぬようにお願いいたしますが、大きな理由はその通りですな。しかし、ダブリン殿なら、万が一、万が一にも海賊の一部が陸に上がった時に、この村を護る力をお持ちだと思いましてな。それでご指名で依頼を出した次第でございます」
『言葉を費やしているが、結局は、大きな音が出せるから俺を呼んだということか』
俺が、村長の言葉を聞いてムッとしていると、
「はははっ、村長、そこまで言うと、ダブリン殿のメンツもなくなる。ダブリン殿は、我々村の自警団に入ってもらう。村の入口の警備は、自警団の仕事だ。それで、皆のメンツが立つ。どうかなダブリン殿?」と、ダッグエイドが俺の方を見る。
『こんな風に、頼んでもいないのに、勝手にメンツを立てられたら、断れないじゃないか。こいつは嵌められたようなもんだ』と思いながら、ダッグエイドを睨んで頷く。
「はははっ、ダブリン殿は依頼を引き受けてくれるとさ、村長」
「それではエイド、ダブリン殿の案内を頼みます」
「承知。ダブリン殿、行きましょう。それでは失礼致します。ナデューン様」と、ダッグエイドは騎士に向かって一礼すると、俺達を連れて村長の家を出た。
内容を聞くと、村の護衛だった。ギルドの受付嬢に詳しい内容を確認しようとしたが、ギルドでは何も分からないので、現地で確認して下さいとのことだった。
ただし、現地で確認した後でも、危険が多いようなら断っても構わないとのことだった。
あの漁村は、金払いもよく、村人達には良い印象があったので、その依頼に応じて、行くだけは行ってみようと思った。
サンドクラブを討伐した漁村は、バッハの端と言う意味でバッハエンデと呼ばれており、トライエルバッハの街の一部とされている。
元々この地域は、内陸側のトライエル地方と、海側のバッハ地方に分かれていて、それがある時期、トライエルの領主がバッハ地方を併合してトライエルバッハになった歴史を持っている。バッハ地方だったときは、バッハの街とこの漁村は、くっついてはいないが一つの街として扱われており、その経緯から、今でも、街の飛び地の扱いになっている。
街の中心部は、元はトライエル地方の中心で、その中心街を拡張して、北街区に領主館と貴族街、南街区に商工業地域が広がっており、その南街区に俺達が泊っている宿や冒険者ギルドがある、
その冒険者ギルドから、バッハエンデまでは、ディアスに引かせた馬車で行くと、ほぼ半日で着く。
前のように、漁師組合の建物に入ると、ダッグエイドが俺を見つけて、
「お~、来てくれたのか。あんたが来てくれると助かるよ」と言って近寄って来た。
「ギルドで依頼を聞いた。俺を指名してくれたみたいだが、受けるかどうかは、内容を聞いてから決めてよいと、ギルドで言っていたぞ」
「ああ、それは分かっている。今度の依頼は、特殊だからな」
「村の護衛だと聞いたが?」
「それはそうなんだが。ここじゃ落ち着かないから、村長の家に行こう。話はそこでする。引き受けるかどうかは、その後で決めてくれ。まあ、あんたなら引き受けてくれると思うけどな」
と言いながら、俺達と一緒に、組合の建物を出て、近くの村長の家に向かう。
「あれから、サンドクラブは出ないのか?」と俺が聞くと、
「たまに出るけど、漁に出られなくなるようなことはない」
そんな話を交わしていると村長の家に着いた。
入口を入った直ぐの大きなホールに、20席程の椅子を置いた会議用の机があり、俺達はその椅子に腰を掛けて待つことになった。
ダッグエイドは、一旦、その部屋から出ると、村長と数人の長老と高価そうな鎧を着た1人の騎士を連れて戻って来た。
「おお、来て下さったか。有難い。あんたが引き受けてくれたら百人力じゃよ」と村長が言う。
「ほう、その冒険者は、そんなに強いのか?」と騎士が村長に問いかける。少し態度が尊大な奴だ。
「40匹からのサンドクラブを、1人でやっつけたからな」とダッグエイドが、俺を持ち上げる。
「何、サンドクラブを40匹か。火魔法を使ったのか?」とその騎士は興味を示して聞いてくる。
「ナデューン様、まずお掛け下され」と、村長が上座を勧め、その左右に、村長と数人の長老が腰を掛ける。
俺は、ダッグエイドの腕を掴まえると、
「まだ、引き受けると決めたわけじゃないのに、こんな会議に出席したら、断れなくなるじゃないか」と文句を言うと、
「いや、そのご心配は無用です。ナデューン様との話し合いはもう終わりましたので、この席におられるのは、我々の話を聞かれるだけです」と村長が弁明する。
「その通りだ、冒険者。心配することはない。海賊との戦いは、我が海軍の仕事だ。そなた達冒険者は、この村が無防備ではないことを見せる為に、村の入口で武器を構えて、案山子のように立っておれば足りる」
「案山子は言葉が悪いですが、ダブリン殿、お気を悪くなさらぬようにお願いいたしますぞ」
ナデューンと呼ばれた騎士が、俺をバカにした言葉を吐いたが、村長がすかさずとりなす。
「ダブリン殿、この度、依頼したいのは村の護衛ですが、戦いを想定したものではありません。この村には、戦いに参加できるような能力もありませぬ故に。ただし、この村とて、海賊との戦いに貢献したい気持ちはありますのでな、この浜辺に海賊船が近づいてくれば、ダブリン殿の魔法で、あの大きな音を出して頂きたいのです。あの大きな音なら、この村の者だけでなく、海上の軍にも聞こえるはずですからな」
「大きな音を出せるから、俺を指名したと?」
「機嫌を悪くなさらぬようにお願いいたしますが、大きな理由はその通りですな。しかし、ダブリン殿なら、万が一、万が一にも海賊の一部が陸に上がった時に、この村を護る力をお持ちだと思いましてな。それでご指名で依頼を出した次第でございます」
『言葉を費やしているが、結局は、大きな音が出せるから俺を呼んだということか』
俺が、村長の言葉を聞いてムッとしていると、
「はははっ、村長、そこまで言うと、ダブリン殿のメンツもなくなる。ダブリン殿は、我々村の自警団に入ってもらう。村の入口の警備は、自警団の仕事だ。それで、皆のメンツが立つ。どうかなダブリン殿?」と、ダッグエイドが俺の方を見る。
『こんな風に、頼んでもいないのに、勝手にメンツを立てられたら、断れないじゃないか。こいつは嵌められたようなもんだ』と思いながら、ダッグエイドを睨んで頷く。
「はははっ、ダブリン殿は依頼を引き受けてくれるとさ、村長」
「それではエイド、ダブリン殿の案内を頼みます」
「承知。ダブリン殿、行きましょう。それでは失礼致します。ナデューン様」と、ダッグエイドは騎士に向かって一礼すると、俺達を連れて村長の家を出た。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
タイム連打ってなんだよ(困惑)
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
「リオ、お前をパーティから追放する。お前のようなハズレスキルのザコは足手まといなんだよ」
王都の冒険者ギルドにて、若手冒険者のリオは、リーダーの身勝手な都合によってパーティから追い出されてしまい、同時に後宮では、聖女の降臨や第一王子の婚約破棄などが話題になっていた。
パーティを追放されたリオは、ある日商隊の護衛依頼を受けた際、野盗に襲われる可憐な少女を助けることになるのだが、彼女は第一王子から婚約破棄された上に濡れ衣を着せられて迫害された元公爵令嬢こと、アイリスだった。
アイリスとの出会いから始まる冒険の旅、行く先々で様々な思惑によって爪弾きにされてしまった者達を受け入れていく内に、彼はある決意をする。
「作ろう。誰もが幸せに過ごせる、そんな居場所を」
目指すべき理想、突き動かされる世界、そしてハズレスキル【タイム連打】に隠されたリオの本当の力とは?
※安心安全安定安泰の四安揃った、ハピエン確定のハズレスキル無双です。
『エ○ーマンが倒せない』は関係ありません。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる