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第8章迷宮

迷宮#6

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妖精の池を後にした2人は洞窟へと向かっていた。

「ふぅ、まだ洞窟に着かないのか遠いなぁ」

それからしばらく歩くと何やら女の人がこちらをじっと見つめて立ち尽くしていた。

「そこで何をしてるんだい?」

優が話しかけると女の人はこう言った。

「何もしてないわよ」って

澄ました顔の女の人はこちらを凝視して瞬きを一切していなかった。

「この先に洞窟があると聞いたのですが後どれくらいで着きますか?」

父が質問すると。

「うるさい!何故お前らに教えなちゃ行けない!いやぁぁぁ!」

いきなり発狂し始めた女の人は物凄い勢いで何処かに行かれた。

「なんだったんだあの人は…」

女の人が気になる2人だったが洞窟へと急ぐのであった…続く


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