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第10章真実

真実#2

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パスタを食べ、ホテルを後にした2人は、駅に向かっていた。

「急がないと、待ち合わせ時間に遅れてしまうぞ!」

2人は急いで電車に乗り込み、ドアのすぐ側の席に、素早く座った。

「ふぅなんだかドッと疲れたなぁ」

「お父さん本当に覚えてないの?」

「うーん…何か長い夢を見てた感じはするが、何も覚えてないんだ」

あの出来事が、夢だったのか現実に起きた事なのかは、今はまだ分からなかった。

「次は~〇〇公園前~〇〇公園前~お忘れ物ないように、ご注意くださいまし」

「着いた、降りるぞ優!」

電車を降りる2人は、駆け足で公園に向かうのであった…続く
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