上 下
51 / 341
第10章真実

真実#3

しおりを挟む
駅から少し歩くと、何やら見覚えある人が立っていた。

「あ!優!どこ行ってたんだよ、ずっと待ってたんだぞ!」

そこに居たのは、友達のタケルだった。

「タケルじゃん!こんな所で、何してるの?」

「お前昨日、何で来なかったんだよ!約束したろ?」

昨日の大事な用事は、タケルに会う事だったのだ。

「あ!そうだ、タケルと約束してたんだ!ごめん色々あって忘れてた」

「ふざけるなよ!昨日、大変だったんだぞ!」

タケルは今にも泣きそうな顔し、昨日あった出来事を話し始めた…続く
しおりを挟む

処理中です...