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第16章五つの玉ゴールド惑星

ゴールド惑星#5

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散らばった破片を片し、落ち着いて来た頃、花子が不穏な空気を断ち切った。

「何はともあれ私達は、玉を集めなくては行けないのよ!クヨクヨしてられないわ!次の惑星まで1日ぐらいかかるみたいだから、少し休みましょ!今は自動操縦だから…ね!」

そう言うと花子は、後ろの席に座ると此方の様子を伺っているんだ。

宇宙船は順調に進み、半日余りで次の惑星に着いた。

ワープを抜ける音「ブォン!」

目の前には、月のように黄色く輝く星が見え、一同は勢いよく立ち上がった。

「あ!見て!惑星が見えてきたわ!」

この惑星の名はゴールド惑星、星全体が金で出来ており、近づくのを拒むかのように、光輝いている。

「すっごいや、何て綺麗な星なんだ!」

宇宙船は、ゆっくりとゴールド惑星に近づき着陸態勢に入るのであった…続く



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