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第16章五つの玉ゴールド惑星
ゴールド惑星#8
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「おう!お前ら地球人け?昔、地球人が遊びに来てこれを置いてったんだ見てくれ」
王様が取り出したのは、泥だらけの牛蒡だったそうな。
「地球人が言うには、これを人齧りすれば永遠の命を得られるそうなんじゃ、わしはすぐこうたで、わしの資産半分を使ってなぁ、良いじゃろどう思う?」
それはそれは嬉しそうに話す王様に、花子が間髪言わず話だした。
「それは牛蒡よ、ただの野菜で永遠の命なんか齎さないわよ、あーた騙されてるのよ!」
それを聞いた王様は立ち上がり、奥の部屋から何やら大量に持ってきたんだ。
「これを見てくれ!沢山、沢山こうたんやわしは、一本10ギリー(日本円で10万円)もすんねん、それを1000本つまり1万ギリー支払ったんやで許し難し所存!」
王様は泣き崩れ、牛蒡を手に持つとそれを床に何度も叩きつけて悔しがる。
「王様気を確かに、永遠の命は無理だけど、その野菜を食べると長生き出来ると日本では言われているの、だからそんなに泣かないで…」
「そうなのか、長生き出来るのかこれを食べると、そうかそうか、正味永遠の命は少し怖かったんや、安心したぞ、わしは良い買い物をしたんやなそうなんやな、ありがとう地球人よ…」
そう言うと王様は泥だらけの牛蒡を生で齧り始めた。
「あーあ駄目よ生で食べちゃ、私が料理してあげるわ任せて!」
王様はそれはそれはびっくりした顔をし、此方を振り向いた。
「なんじゃと!このまま食うんちゃうんか、なんじゃ料理と言うのは、この星では畑から直でいくで、新鮮でうましなんじゃ」
お城には立派なキッチンがあり、料理の文化はあるみたいだった…続く
王様が取り出したのは、泥だらけの牛蒡だったそうな。
「地球人が言うには、これを人齧りすれば永遠の命を得られるそうなんじゃ、わしはすぐこうたで、わしの資産半分を使ってなぁ、良いじゃろどう思う?」
それはそれは嬉しそうに話す王様に、花子が間髪言わず話だした。
「それは牛蒡よ、ただの野菜で永遠の命なんか齎さないわよ、あーた騙されてるのよ!」
それを聞いた王様は立ち上がり、奥の部屋から何やら大量に持ってきたんだ。
「これを見てくれ!沢山、沢山こうたんやわしは、一本10ギリー(日本円で10万円)もすんねん、それを1000本つまり1万ギリー支払ったんやで許し難し所存!」
王様は泣き崩れ、牛蒡を手に持つとそれを床に何度も叩きつけて悔しがる。
「王様気を確かに、永遠の命は無理だけど、その野菜を食べると長生き出来ると日本では言われているの、だからそんなに泣かないで…」
「そうなのか、長生き出来るのかこれを食べると、そうかそうか、正味永遠の命は少し怖かったんや、安心したぞ、わしは良い買い物をしたんやなそうなんやな、ありがとう地球人よ…」
そう言うと王様は泥だらけの牛蒡を生で齧り始めた。
「あーあ駄目よ生で食べちゃ、私が料理してあげるわ任せて!」
王様はそれはそれはびっくりした顔をし、此方を振り向いた。
「なんじゃと!このまま食うんちゃうんか、なんじゃ料理と言うのは、この星では畑から直でいくで、新鮮でうましなんじゃ」
お城には立派なキッチンがあり、料理の文化はあるみたいだった…続く
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