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第16章五つの玉ゴールド惑星
ゴールド惑星#9
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花子が料理を作っていると、王様が様子を見に来た。
「どれどれ、料理とやらをわしに見せておくれ、なにしとんね!泥が美味いのに洗ってどうするねん」
王様は泥が好きらしく、綺麗になった牛蒡を見て、不満そうな顔をしている。
「はい!出来たわよ!皆んなで食べましょ!」
花子は料理が上手く、色んな牛蒡料理を作ってくれた、それをウキウキしながら楽しんでいる王様は、まるで子供様だ。
「凄いのぅ地球人は、こんな物を何も見ずして作ってしまうとは天晴じゃ!褒美を与える、おーい!あれを持って参れ!」
王様が手をパパンッと叩くと、床が突如せり上がり、人が出てきた。
「王様!この様な者にこれを渡しても宜しいのですか?」
「五月蝿い!御主は床に埋まっていろ!」
召使いは、王様にある物を渡すと静かに下がって行った。
「ほれ!これを授けようぞ、遠慮せず受け取れい」
それは金で出来たコンパスだった。
「王様ありがとう!こんな高価な物良いんですか?」
王様は外の方に走り出すと手招きしている。
「ほれ、あそこにヘンテコな銅像があるやろ?あの銅像から少し行くと川があるんや、其処でそのコンパスの出番や、コンパスに示された方角に行くと何かあるらしいのだが、わしはここから離れたくないんじゃ、御主らの好きにせい」
そう言うと王様は、席に戻ると牛蒡料理を食べ始め、その日はお城に泊まらせてもらい、王様が言っていた川には明日行く事にしたそうな…続く
「どれどれ、料理とやらをわしに見せておくれ、なにしとんね!泥が美味いのに洗ってどうするねん」
王様は泥が好きらしく、綺麗になった牛蒡を見て、不満そうな顔をしている。
「はい!出来たわよ!皆んなで食べましょ!」
花子は料理が上手く、色んな牛蒡料理を作ってくれた、それをウキウキしながら楽しんでいる王様は、まるで子供様だ。
「凄いのぅ地球人は、こんな物を何も見ずして作ってしまうとは天晴じゃ!褒美を与える、おーい!あれを持って参れ!」
王様が手をパパンッと叩くと、床が突如せり上がり、人が出てきた。
「王様!この様な者にこれを渡しても宜しいのですか?」
「五月蝿い!御主は床に埋まっていろ!」
召使いは、王様にある物を渡すと静かに下がって行った。
「ほれ!これを授けようぞ、遠慮せず受け取れい」
それは金で出来たコンパスだった。
「王様ありがとう!こんな高価な物良いんですか?」
王様は外の方に走り出すと手招きしている。
「ほれ、あそこにヘンテコな銅像があるやろ?あの銅像から少し行くと川があるんや、其処でそのコンパスの出番や、コンパスに示された方角に行くと何かあるらしいのだが、わしはここから離れたくないんじゃ、御主らの好きにせい」
そう言うと王様は、席に戻ると牛蒡料理を食べ始め、その日はお城に泊まらせてもらい、王様が言っていた川には明日行く事にしたそうな…続く
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