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第16章五つの玉繰り返す日々

繰り返す日々#9

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しばらくすると、部屋に白衣を着た医者らしき人物が、入って来た。

「お!目が覚めましたか、長い眠りでしたね…」

なんと花子は数日間、眠り続けていたらしく、その間ずっと優は花子の側に寄り添い、看病をしていた
のだ。

「わぁぁん!花子さん良かった!もう目を覚まさないかと思ったよ」

わんわん泣く優を花子は、頭を撫でながら貰い泣きし、微笑んだ。

「ふふっそんな泣くことないでしょ、私は大丈夫よ、それにこんな綺麗な…って誰が着替えさせたの?あんたまさか…」

花子が振り向くと其処にはもう、優の姿は無かった、その夜、明け方まで2人は言い争いをし、疲れ果て昼過ぎまで寝てしまったそうな…続く
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