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第16章五つの玉オブジェクト

オブジェクト#9

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ピカピカになった老人を後ろに感じ、一同は装備を整えていた。

商人「カッカッカ!オメェらあの城行くけ?そりゃ傑作だ!カッカ!」

腹の立つ笑い方をする商人は、私達に合った防具を見繕ってくれた。

「御主は背が高いから、これが良かろう」

優がススメられたのは、鋭く尖った大剣だった。

「おぉ!カッコイイ!でも重くて使い辛いな」

そうは言うもの、大剣を片手でスイスイと振り回す優を見て、商人は目を丸くして驚いたんだ。

「カッカッカ、おったまげた!その剣を片手で振り回すとは、カッカッカ、こりゃ良い物見せて貰った!そいつは御主にくれてやる、御主なら、城の彼奴に対等にやりあえるかもしれないなカッカッカ」

商人に認められて、優が有頂天になり、満面の笑みになった。

「そこのお嬢さん、こっちに来なさい…」

花子は奥の部屋に呼ばれ、奥にいる若い女の商人がこちらをチラッと見ると、サッとカーテンをしめる。

「優のその剣良いなぁ!わしなんか、何の編凸もない杖じゃぞ」

フルミが愚痴を言っていると、奥の部屋から花子が出て来て、一同は言葉を失った。

「どうかしら?少し露出多い気がするけど、動き易くて良い感じよ」

花子のその豊満なボディに目のやり場に困ったが、その衣装は美しく、見る者を魅了するのであった…続く
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