光と陰がまじわる日（未完成）

第16章五つの玉オブジェクト

オブジェクト#42

よくわからない過去話を、長々と聞かされた一同は、めんどくなって来たのでその場を立ち去ろうとするが、その星人に引き止められる。

「ちょっと待ってくれ、この話には続きがあるんだ、もう少しだけ聴いておくれ…それはある朝の事…」

優は皆を必死に引き止め、星人の話を聞く事にしたんだ。

「母ちゃんお…母ちゃん？何処行ったの？」

ある朝の事、目を覚めると其処には母の姿は無く、僕は辺りを探し回ったんだ。

「母ちゃん何処行ったの？母ちゃん！」

街中を探し回っても母の姿は無く、諦めていた頃、誰も近寄らない空き地で何やら話し声が聞こえるではありませんか。

「お前達、いいかい？あの子が帰って来るタイミングを狙うんだ、あの子に見せつけるんだ、いいかい？徹底的にやるわよ…」

其処には、母と同級生が居て何やら話し合っているように見える。僕は気を利かせて、その場を立ち去り、いつものように学校に向かったよ、偉いでしょ？そして、学校から帰ると家の前には、母と同級生がわざとらしく演技をしていたから、僕はシカトしたよ、何故かって？めんどくさいからさ。

「どうだい？僕の過去の話は…おっと誰も居ないや…ふふっまた誰か来ないかな？」

優達は先を急いだ、遅れた分を取り戻すかのように駆け足で先を急いだそうな…続く