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第16章五つの玉オブジェクト
オブジェクト#44
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場面は、優達が宇宙船で飛び立った後の火星に戻り。
「キィィィ!逃げられた、あのじじいこんな宇宙船隠してやがったのかまぁいい、いくら足掻こうと、後の祭りよフォフォフォ…」
若い星人は、宇宙船が消え去った後も空を見上げ、誇らしげに立ち尽くしている。
「さぁ村へ帰ろう、そろそろじじいが這い上がって来る頃だから、埋め戻さないと」
年老いた星人は次々と埋められるが、生命力が極端に高いグルビタ星人は、何度も何度も這い上がって来て、若い星人を困らせていた。
「くそッ!この老害ども、どんだけ生命力強いんだよ、これじゃきりがない、そうだあれを試してみるか…」
1人の星人が立ち上がり、物陰に隠してある布切れを思いっきり捲り上げると其処には、煌びやかに輝く巨大な装置が露わになる。
「お、おま、それ使うのか…そうか使うのか…」
他の星人が慌てふためく中、その星人は装置に乗り込むとゆっくりと前進し、這い上がってくる年老いた星人に標準を合わせた。
「もうこれで終いにしようや…」
ボソッと一言を言い残し、装置のボタンを押すとキリキリッと音を鳴らし、パワーを一点に集中させしなるようにレーダーが発射される。
「ウギギギ…おのれこわっぱめが、このままで済むとおも…ウギ」
周囲に悪臭を放ちながら生き絶えたその星人は、まるで生きているかのような生命流々の顔つきで固まっている、それを見た若い星人達は、身を震わせながら微笑んだそうな…続く
「キィィィ!逃げられた、あのじじいこんな宇宙船隠してやがったのかまぁいい、いくら足掻こうと、後の祭りよフォフォフォ…」
若い星人は、宇宙船が消え去った後も空を見上げ、誇らしげに立ち尽くしている。
「さぁ村へ帰ろう、そろそろじじいが這い上がって来る頃だから、埋め戻さないと」
年老いた星人は次々と埋められるが、生命力が極端に高いグルビタ星人は、何度も何度も這い上がって来て、若い星人を困らせていた。
「くそッ!この老害ども、どんだけ生命力強いんだよ、これじゃきりがない、そうだあれを試してみるか…」
1人の星人が立ち上がり、物陰に隠してある布切れを思いっきり捲り上げると其処には、煌びやかに輝く巨大な装置が露わになる。
「お、おま、それ使うのか…そうか使うのか…」
他の星人が慌てふためく中、その星人は装置に乗り込むとゆっくりと前進し、這い上がってくる年老いた星人に標準を合わせた。
「もうこれで終いにしようや…」
ボソッと一言を言い残し、装置のボタンを押すとキリキリッと音を鳴らし、パワーを一点に集中させしなるようにレーダーが発射される。
「ウギギギ…おのれこわっぱめが、このままで済むとおも…ウギ」
周囲に悪臭を放ちながら生き絶えたその星人は、まるで生きているかのような生命流々の顔つきで固まっている、それを見た若い星人達は、身を震わせながら微笑んだそうな…続く
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