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最終章帰還
帰還#15
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真っ黒な宇宙空間に、ぽつんと宇宙船が生える、まるで自分以外、存在しないかのように。
影が何処かへ行ってから数十分が経とうとしている、優は戸惑いが冷め止まず身動きが出来ずにいる。
「もうすぐ終わるのか、終わりが見えないから先伸ばしているのか…」
ブツブツと痛い所を突いてくるが決して先延ばしている訳ではない。待っていても影が戻って来る事は無く、痺れを切らした優は影が入って行った寝室に向かう。
「おい!いつまで…あ、」
其処には、雑誌を片手に何かをしているの影の姿があった。
「あ、いや、これは…う…」
優は静かに扉を閉めると、操縦席に座りほくそ笑む。
「ふぅ…待たせたな、久しぶりに表に出たから、我慢出来なかったんだ、いい雑誌持ってるな、さて本題に入るが、この宇宙船は地球へは向かっていない、何処へ向かっているかと言うとお前の母が生まれた地、光惑星だ、其処には地球を救う手立てがある、いやあると思う…もう止まれないんだ…」
制止していた宇宙船は特殊な機械音を放ち、ふわっとワープしたそうな…続く
影が何処かへ行ってから数十分が経とうとしている、優は戸惑いが冷め止まず身動きが出来ずにいる。
「もうすぐ終わるのか、終わりが見えないから先伸ばしているのか…」
ブツブツと痛い所を突いてくるが決して先延ばしている訳ではない。待っていても影が戻って来る事は無く、痺れを切らした優は影が入って行った寝室に向かう。
「おい!いつまで…あ、」
其処には、雑誌を片手に何かをしているの影の姿があった。
「あ、いや、これは…う…」
優は静かに扉を閉めると、操縦席に座りほくそ笑む。
「ふぅ…待たせたな、久しぶりに表に出たから、我慢出来なかったんだ、いい雑誌持ってるな、さて本題に入るが、この宇宙船は地球へは向かっていない、何処へ向かっているかと言うとお前の母が生まれた地、光惑星だ、其処には地球を救う手立てがある、いやあると思う…もう止まれないんだ…」
制止していた宇宙船は特殊な機械音を放ち、ふわっとワープしたそうな…続く
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