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6睡目・のジャ貴女(きじょ)カーニバル
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「さて、温まりましたし帰ろっか」
「もう1杯……?」
「ケェヌ、食べ過ぎですよ」
「これ以上はお邪魔しても悪いですわ」
「そーだな。あ~ぁ、心は冷えたまんまさ~」
5人が口々に言って、無駄に気を使って帰り支度を始めた。食い下がるのは、まだスープが飲みたいケェヌと、俺に対する当てつけをしてくるカホーぐらいのもの。しかし、今はハァビーのことを考えると留まって欲しい。
だが彼らとて、熱い鍋で叩かれて死にたくは無いだろうからさっさと家を出ていった。また勉強道具は置きっぱなし。
雨足が少し強くなっているが、本降りになる前に帰れると良いな。風の攻性魔法を巧みに使って、空気のドームを作ったから余程じゃあければ大丈夫だろうが。
「雨、強くなってきたな。アイツらなら無事かもしれないけど」
川を流されようとも、野盗に襲われようとも、あの5人なら無事に学園にたどり着けるだろう。俺はそう信じて、自分の身を案じることにした。
「そうですね。もう一杯、どうですか?」
「……あぁ、いただくよ。美味しいな」
食べないとヤバい……。
芋のスープを飲み干す頃にはサーからザーに雨音が代わり、どこかで雷さんが太鼓を打ち鳴らしている。これは、青鋼蚕が来てくれたのに早速大問題か? 落雷になりそうだな……って、落ちた!
雨雲の中で光が爆発したかに思えた瞬間、青白いとも薄藍色とも言えそうな歪んだ筋が走った。空から大地にかけて、世界を2つに割るんじゃないかってほどの光線が駆け抜けた。半秒遅れてやってきた轟音は、空気を震えさせるだけでなく俺の心まで揺さぶったんだ。
恐怖ではなく感動。魔法とかが好きな理由って、こういうスペクタクルがあるからかな?
「凄いなぁ……。こんな落雷、間近で見られるなんて」
俺はこういう性格だから良いとして、他の皆は意外と平然としてらっしゃる。
「怖くないのか?」
「毎年のことで、えーと……キャー、ダイナさん、コワイデス!」
はいはい、今更過ぎだよ。皆。
いきなり甘え出すこの家の住人達でしたとさ。とは言え、悠長に眺めているわけにもいかない。さっきのだって数百メートルも離れて居ないところに落ちたんだから、いつハウスツリーを直撃するかわかったもんじゃない。
「けど、大丈夫かねぇ。ちょっと、蚕達の様子を見てくるよ。なに、直ぐ戻るさ」
「心配はして差し上げますが、最後のはなんです?」
いや、なんとなく言わなきゃ駄目な気がしたから。ほら、エルフ達も旗の絵を書かないで頂戴。
「私も行きます。同時に2人が倒れるなんてことは無いはずですから」
まーた、そうやってフラグを建築する~。
そんなこんなで俺はバロメッツ綿のマント、ハァビーは撥水性の繊維で作ったポンチョっぽい服を被って、外へと出ていった。
雨は激しく俺達に打ち付け、外套がなければ寒さに蝕まれていたかもしれない。地面に蚕達が落っこちているという様子はなかったので、とりあえず一安心だ。しかし、また太鼓の音色が激しく鳴ってきているのがわかる。
見上げれば、ハウスツリーの真上で光が踊る。
青鋼蚕の数匹が何故か雨よけの布から顔を出して、空へときらめく何かを吐き出していく。指示を出してるのは蚕人だ。
「……まさか」
雷鳴が力を増す中で、青い繊維が弧を描くような板を作っていった。そこで俺は、彼女らが何をしようとしているのか理解した。
もはや力づくで蚕達を止められるタイミングではないし、いくらバロメッツ綿とは言え落雷に直撃して無事とは思えない。
「そんなッ。雷を逸らすつもりですか!? ダイナさん、早く中へ!」
少し遅れてハァビーも理解したようだ。彼女が考えたのは更に先で、逸れた電気は果たしてどこへ向かうのか。
「やッ」
彼女の手が俺の腕を掴むが、それでも蚕達を止めようとしてしまった。空いた腕を高く突き上げて、落雷を受け止めようとしているかのように。
「めろぉぉぉーッ!!」
悲鳴にも似た俺の声が、なぜかずっと耳に残った。眼の前が閃光に包まれる。
蚕人がこちらに気付いて、呆れたような笑みを浮かべたのが見えた。そんな気がした。
嘲りとかそういう風には感じなかったが、なんだったのだろう。
ほとんど考える間もなく、そこで俺は意識を失ったようで、どこなのかわからないがややひんやりとしてフワフワと柔らかなものに体を預けている。もしかしたら、俺は未だに羽毛布団の山に埋もれているんじゃないだろうか。別世界での出来事は、気絶している間に見た夢なんだ。
手が触れるこのクニクニとした言い知れぬ弾力は、トリカワ……あ、知ってるパターンだわ。
「もう1杯……?」
「ケェヌ、食べ過ぎですよ」
「これ以上はお邪魔しても悪いですわ」
「そーだな。あ~ぁ、心は冷えたまんまさ~」
5人が口々に言って、無駄に気を使って帰り支度を始めた。食い下がるのは、まだスープが飲みたいケェヌと、俺に対する当てつけをしてくるカホーぐらいのもの。しかし、今はハァビーのことを考えると留まって欲しい。
だが彼らとて、熱い鍋で叩かれて死にたくは無いだろうからさっさと家を出ていった。また勉強道具は置きっぱなし。
雨足が少し強くなっているが、本降りになる前に帰れると良いな。風の攻性魔法を巧みに使って、空気のドームを作ったから余程じゃあければ大丈夫だろうが。
「雨、強くなってきたな。アイツらなら無事かもしれないけど」
川を流されようとも、野盗に襲われようとも、あの5人なら無事に学園にたどり着けるだろう。俺はそう信じて、自分の身を案じることにした。
「そうですね。もう一杯、どうですか?」
「……あぁ、いただくよ。美味しいな」
食べないとヤバい……。
芋のスープを飲み干す頃にはサーからザーに雨音が代わり、どこかで雷さんが太鼓を打ち鳴らしている。これは、青鋼蚕が来てくれたのに早速大問題か? 落雷になりそうだな……って、落ちた!
雨雲の中で光が爆発したかに思えた瞬間、青白いとも薄藍色とも言えそうな歪んだ筋が走った。空から大地にかけて、世界を2つに割るんじゃないかってほどの光線が駆け抜けた。半秒遅れてやってきた轟音は、空気を震えさせるだけでなく俺の心まで揺さぶったんだ。
恐怖ではなく感動。魔法とかが好きな理由って、こういうスペクタクルがあるからかな?
「凄いなぁ……。こんな落雷、間近で見られるなんて」
俺はこういう性格だから良いとして、他の皆は意外と平然としてらっしゃる。
「怖くないのか?」
「毎年のことで、えーと……キャー、ダイナさん、コワイデス!」
はいはい、今更過ぎだよ。皆。
いきなり甘え出すこの家の住人達でしたとさ。とは言え、悠長に眺めているわけにもいかない。さっきのだって数百メートルも離れて居ないところに落ちたんだから、いつハウスツリーを直撃するかわかったもんじゃない。
「けど、大丈夫かねぇ。ちょっと、蚕達の様子を見てくるよ。なに、直ぐ戻るさ」
「心配はして差し上げますが、最後のはなんです?」
いや、なんとなく言わなきゃ駄目な気がしたから。ほら、エルフ達も旗の絵を書かないで頂戴。
「私も行きます。同時に2人が倒れるなんてことは無いはずですから」
まーた、そうやってフラグを建築する~。
そんなこんなで俺はバロメッツ綿のマント、ハァビーは撥水性の繊維で作ったポンチョっぽい服を被って、外へと出ていった。
雨は激しく俺達に打ち付け、外套がなければ寒さに蝕まれていたかもしれない。地面に蚕達が落っこちているという様子はなかったので、とりあえず一安心だ。しかし、また太鼓の音色が激しく鳴ってきているのがわかる。
見上げれば、ハウスツリーの真上で光が踊る。
青鋼蚕の数匹が何故か雨よけの布から顔を出して、空へときらめく何かを吐き出していく。指示を出してるのは蚕人だ。
「……まさか」
雷鳴が力を増す中で、青い繊維が弧を描くような板を作っていった。そこで俺は、彼女らが何をしようとしているのか理解した。
もはや力づくで蚕達を止められるタイミングではないし、いくらバロメッツ綿とは言え落雷に直撃して無事とは思えない。
「そんなッ。雷を逸らすつもりですか!? ダイナさん、早く中へ!」
少し遅れてハァビーも理解したようだ。彼女が考えたのは更に先で、逸れた電気は果たしてどこへ向かうのか。
「やッ」
彼女の手が俺の腕を掴むが、それでも蚕達を止めようとしてしまった。空いた腕を高く突き上げて、落雷を受け止めようとしているかのように。
「めろぉぉぉーッ!!」
悲鳴にも似た俺の声が、なぜかずっと耳に残った。眼の前が閃光に包まれる。
蚕人がこちらに気付いて、呆れたような笑みを浮かべたのが見えた。そんな気がした。
嘲りとかそういう風には感じなかったが、なんだったのだろう。
ほとんど考える間もなく、そこで俺は意識を失ったようで、どこなのかわからないがややひんやりとしてフワフワと柔らかなものに体を預けている。もしかしたら、俺は未だに羽毛布団の山に埋もれているんじゃないだろうか。別世界での出来事は、気絶している間に見た夢なんだ。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
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本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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