腐男子♥異世界転生

よしの と こひな

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18話~ディルムッドの騎士~

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~ディルムッドの騎士~


「……すまない。まさか剣が真っ二つに切れるとは思いもよらなかった。刃を合わせる力加減を見誤ってしまった」
「気にするな、デュラン。誰もバジリスク・リザードのうろこを使った剣がこんなことになるとは思わない」オベールが淡い笑みを浮かべて付け加えた。「むしろ、一気に振り下ろし、意図せずヴァロワのイチモツをバッサリと削ぎ落してしまえばよかったんだ。偶発的事故として処理できた」

 どうやらオベールは、まだ例の件を腹に据えかねているようだ。
 そりゃそうか……。

 その言葉を聞いた瞬間、アルチュールの頬がふっと赤く染まった。貴族の集いの晩餐会やサロンにも顔を出さず、女性と踊ったこともない彼にとって、軽い下ネタでも耳に突き刺さるように感じられたのかもしれない。
 実際、ああした場では、恋の噂や情事めいた話題が酒とともに飛び交うのが常。舞踏の合間に「どの夫人が夜会の後に誰の馬車に乗ったか」とか囁かれていたり、扇子の影で「どちらの愛人が長持ちするか」と笑い合ったりしている。そんな軽口や艶笑に慣れているレオやリシャール、俺、ナタンにとっては、ただの冗談に過ぎなかったが、アルチュールにとっては、頬を焼く響きだったようだ。
 こんな初心うぶな男が、のちのち、マリンボール先生の書く原作本編やみんなの描く二次創作の中で、一晩中、はかなげな受け殿下にのしかかり、耳元で名を呼びながら前からうしろからと攻め続け、「やめて」と掠れた声で言われても聞く耳も持たず鳴かすようになるんだから――おっと、いけない、いけない。もう少しで口から特大の「ぐふぅ」が出るところだった。

 飛んでいきそうになっていた意識を腐界の沼から必死になって呼び戻していると、
「さて……、セレスタン・ギレヌ・コルベール君」オベールが俺の名を呼んだ。「説明してもらおうか?」
 俺は反射的にルクレール・シャルル・ヴァロワへと視線を送った。
 彼は片眉をわずかに上げ、沈黙のまま俺を見返す。

「ここで、……説明しても、よろしいのですか?」

 俺の『リュミエール――光属性』に関しては、口外禁止。学院内でも知っている者は数が知れている。
 部外者が居ると暗に訴える俺に、オベールはわずかに顎を引いた。
「レオ・ド・ヴィルヌーヴ君、君は今回の当事者として、このままここに居ることを許可しよう。ヴァロワは、そので見えないものも視ている。あの選別の水晶ほど明確ではないにしろ……おそらく、既に何かを察知しているはずだ」

 魔眼という言葉に、レオが思わず目を見開き、弾かれるようにして俺のほうへ視線を送る。俺は押し黙ったまま、小さく頷いて答えた。
 ほんの一瞬、静かな間を置いて、ルクレールが俺を真正面から見据える。

「完璧に判別できるわけではないんだが……、セレスタン・ギレヌ・コルベール君。君の身体からは、他の者と異なる“光”が、微かに滲んでいるように見える。このエクラ・ダシエの剣を変化させたのは――まぎれもない、君だな」
 俺は深く息をつき、口を開いた。
「……はい。反転魔法を使いました」
 オベールの目がわずかに光り、デュランは眉をひそめて言葉を飲み込み、モローは俺のすぐ背後で「マジか……」と呟きながらも口を閉ざした。

「反転魔法……」ルクレールが言った。「まさか、そんな単純な魔法でエクラ・ダシエほどの剣を反転させることが可能なのか? その剣は、このオベール警備官の作品だ。剣の腕と魔道具を制作する腕だけは超一流。規律重視、四角四面の真面目人間、プライドお化けが完璧に作った剣だぞ?」
「ヴァロワ、きさま、世の淑女たちのためにも、いつか必ずイチモツを削ぎ落してやる」

 ――がりっぼりぼりっ。

 デュランが丸薬を噛み砕く音を響かせている中、俺は短く頷き言葉を重ねた。
リュミエール光属性で力を補強し、安定させました」
 ルクレールは黙り込み、レオの瞳が驚きに大きく揺れた。

「では……元に戻せるか?」
 オベールが問う。
 俺は静かに首を縦に振った。
「出来ると思います」
 オベールはわずかに口角を持ち上げる。
「やってみたまえ」

 俺は息を整え、剣を水平に構えた。
「――アンルッセ反転

 呪文とともに、魔力を解放し一気に刃へ流し込んだ。
 握る手に伝わる感覚が変化する。剣が、かつてのエクラ・ダシエ本来の状態へと戻っていくのがわかる。
 少しして、俺は深く息を吐き刃先を静かに下げた。
「ご確認を……」
 オベールは無言で受け取り、その重量を確かめるように柄を握る。
「……魔法陣が元に戻っているな」
 オベールはそう言ってから室内を見渡した。
「ロイク・アランティゴス・モロー隊長」
「はい、なんでしょう、警備官?」
 俺とアルチュールの背後に控えていたモローが、栗色の髪を乱暴にかき上げ、人懐っこい笑みを浮かべて前へ出る。まるでライブの舞台袖から飛び出してきたアイドルのようだ。グループの顔でもリーダーでもないが、場を回す軽妙さでバラエティ番組に引っ張りだされ、一番稼ぎそうなタイプ――そんな立ち位置が似合っている。
「こっちに来て、左右、どちらでもいい。手を出せ」
 オベールが鋭く命じる。
「え? 手ッスか?」
 モローは間の抜けた声を上げながらも、素直に右手を前方に向かって突き出した。
 次の瞬間、オベールが立ち上がり、モローに近付いたかと思った途端、無造作に剣を頭上に掲げて一気に振り下ろす。
「ぎゃあーーっ!?」
 モローの叫びが管理室に響いた。
 だが、彼の腕には傷一つ付いていない。刃は確かにモローの前腕に触れたが、その瞬間に霧散し、人体を傷つけぬまま通り抜けると、再び形を取り戻したのだ。
「確かに、機能も元通りだ」
「なっ、なにも俺の腕で試さなくてもいいでしょう! 切れてちぎれたらどうするつもりだったんですか!?」
「もうすぐ、手や足を作るのが上手い奴が来るんだろう?」
「ボンシャン先生は、あなたの手と足しか、作ーりたがーりませーんんんー!」
「ああぁん?」
 オベールの表情が凍りついた。冷気を孕んだ気配が一気に広がる。まるでブリザードのようだ。
「モロー、お前、死にたいのか?」
「いやいや、なんでこんなことで命を落とさなきゃならないんですか!?」
「その方が静かでいい」
「ひどっ!? もういい加減、ボンシャン先生といがみ合うの止めて下さいよー」
「いがみ合ってなどいない! 俺が奴を嫌いなんだ!」

 思わず身を縮めながら、俺は複雑な気持ちになる。そして、悟った。
 拗らせカップル系に関して、リアルにいじるべきではない。せいぜい壁になって、遠巻きに眺めておくのが正解。

 そんなことを考えていた俺の肩をいつの間にか隣に来ていたルクレールが軽く叩き、低い声で囁いた。
「込み入っているようだから、そろそろ君たち、帰ってもいいんじゃないかな?」
「え……いいんですか、本当に?」
 思わずリシャールに一度視線を投げてから俺が小声で聞き返すと、リシャールは頷きながら「いいか悪いかは別にして、この男がここに来た目的はすでに果たされた、ということだ」と言い、ルクレールは穏やかに目を細め言葉をつづけた。
「また用があれば警備官が呼びに来る。あの人はそういう人だから。俺の場合、ここの学院生のころ、オベール警備官が、早朝、寮のドアを蹴破って入って来たことがあったがな」
 小さく笑うルクレール。
「そりゃ、妊娠疑惑の騒ぎがあれば、部屋に突撃もされますね」
 横からナタンが、呆れたように肩をすくめて言った。
「いや、その時はまた別。それからまたあとの話だ。……誰だったか忘れたけれど、酒場で知り合った三十代前後だったか……、上向きにそびえるようなどデカい胸をした冒険者の女剣士と深夜まで飲んで、そのあとに送ってもらって部屋まで一緒に入って流れで何回かやって、翌朝、起きたらまだ居たから、もう一戦、交えていた最中だった」
 ルクレールは悪びれる様子もなく、さらりと言った。
 ナタンはこめかみを押さえ、リシャールは短く咳払いをして目を逸らす。
 レオが吹き出し、アルチュールが一瞬で真っ赤になり、俺は返す言葉を失った。

 救いようのないヤリチンだ。股間に脳みそが付いているとしか思えない。
 ここまで堂々と開き直られると、呆れるを通り越して感心すらしてしまう。
 しかも、上向きにそびえるようなどデカい胸……だと?

 ……認めざるを得ない。
 真の敵だ。あらゆる面で、俺より先を歩んでいる。

「……お前、ほんとに反省とかないのか」
 横からどこかくたびれたような声でそう言ったのは、デュランだった。
 彼が口を開ける度に、ハーブの香りがほのかに漂う。常に息が爽やかな人だ。
「当時、こっちは寝る暇もなくお前の後始末にどれだけ奔走したと思ってる」
 ルクレールは軽く肩を竦め、小首を傾げて軽く笑った。
「まあ、若気の至りってやつです。……今でも若気のまんまかもしれないけど」
「……やはり、斬っておくべきだったな……。なんなら、今、ここで出せば、もぎ取ってやるぞ?」
「勘弁してください」ルクレールは笑いながら両手を軽く上げた。「俺だって一応は反省してますから」
 その場に妙な沈黙が落ちたが、デュランがふっと顎で扉の方をしゃくった。
「……お前たち、オベール警備官とモローが口喧嘩している今のうちに、寮に戻っておけ」
 俺とリシャールが視線を向けると、デュランは今度は窓を指さした。ガラス越しに、一羽のコルネイユカラス欄干らんかんにとまり、鋭い動きで必死に翼を上下左右させている。

 キレッキレだ……。サイリウムライトを持たせたい。オタ芸か?
 ……待て、違う。まるで、手信号のような仕草――いや、これは……、

「手信号そのものじゃないか」
「良く分かったな。あれは、私の伝書使クーリエのセリックだ」デュランが淡々と告げる。「「ボンシャン先生が、どこかで捕まえたヴァルドラ小型竜に乗って、そろそろ到着する」と教えてくれている」

 ……そうか。
 ボンシャン到着の報告を奇石で行うと、声が洩れてその情報がオベールの耳にも届いてしまう。今以上これ以上、不機嫌になって周囲に当たられてはたまったものではない、ということか。
 オベールの伝書使クーリエすら、何も伝えてこないとは……。
 デュランは、実際、ボンシャンが登場するまで黙っておくつもりなんだ。

 ――っていうか、
ヴァルドラ小型竜?」
「彼は、必要に応じてあらゆる生き物と『暫定盟約ざんていめいやく』を結び、使い魔として使うタイプだ。知っているだろう?」
 ルクレールが言った。

 ……そう、だ……。
 確かに……、セレスタンの記憶を遡れば、そんな情報に行き当たる。
 しかし、原作では、彼は白銀のフェンリルと使い魔契約を結んでいた。まるで氷の精霊が具現化したかのような存在だった。視線ひとつで空間を凍てつかせるような威圧感をまとい、凄まじい力を宿していたのだ。
 名は――イスファルド・ルーメン・エテルニタス・グラシエルム・アウロラシオン、凍てつく滝の光、永遠に続く氷結のオーロラ。
 ボンシャンは「イスファルド」と呼んでいたが、俺は、親しみを込めて彼のことを「シオン」と呼んでいた。あまりに好き過ぎて、ラバーキーホルダーのシークレット枠でシオンが出た時には、手持ちの現金をガチャに全てつぎ込んでしまったこともある。

 そんな想い出にひそやかに心を揺らされている暇もなく、現実の空気は急激に張り詰めていく。
 デュランの横顔には、これから起こる事態をすべて見通しているかのような冷たい光が宿っていた。
「……ここは、すぐに戦場になる」
「えっ、戦場……ですか?」
 低く、ぶっそうなことを囁くデュランの声に、アルチュールがびっくりして問い返す。
 驚いた横顔もカッコイイ。
「そうだ、戦場だ。ああ、くそっ。丸薬が足りない。本当に、今日はなんて厄日だ」
「…………」

 あとで、中庭をのぞいたら、彼が草を食っているところを見れるかもしれない。

 そのとき、外から大きな羽音が聞こえてきた。窓の外に影が見える。管理室のすぐそばの校庭に降り立ったヴァルドラ小型竜の巨体が、地面を震わせた。大きな翼が音を立てて畳まれ、力強い吐息とともに辺りの空気を揺らす。
「さっさと、行け」
 デュランの声に背中を押され、俺たちは素早く廊下へと歩み出た。

 前方から血相を変えて駆けてくるボンシャンは、俺たちに目もくれず、ただ急ぐ足取り。彼が駆け抜けてきた廊下の突き当りは校庭に通じており、そこから見えたのは、役目を終え再び空へと飛び立つヴァルドラ小型竜の巨大な翼と影だった。大地を震わせる羽音だけが、去っていく者の存在を告げている。

 俺たちがボンシャンの背中を見送ったあと、静かな声が背後から落ちてきた――ルクレールだ。
「……さて。そろそろ俺は行くところがあるから、おいとまするとしよう」
 管理室を出るとき、彼が扉を開けて支えてくれていたせいで、いつの間にか俺の背後に回り込んでいた。
「行くところ? どうせ娼館だろう。暇人め」
 リシャールが皮肉めかして吐き捨てる。
 ルクレールは、ははは、と笑った。
「それは否定しない。だがな……俺が本当に忙しい時の方が、国にとってはよほど問題だと思わないか?」
 一瞬だけ真剣な光が彼の瞳に宿ったかと思うと、すぐにひょうひょうとした表情に戻る。
「……ここに来た目的は果たしたようだしな」
 リシャールが淡々と口を挟む。
 その刹那、俺は彼の腰にぶら下がる剣に気が付いた。
「……それは!」
「ああ……」彼はさも当然のように頷く。「さっき、俺の剣が真っ二つにされてしまったからな。代わりに、貰ってきた」
 俺が反転魔法をかけて、本来ありえない切れ味を与えてしまった、あの二本のうちの一本だ。
「返してください。今すぐ、元に戻します」
 だがルクレールは肩をすくめ、楽しげに口角を上げただけだった。
「いや……せっかく、こんなに切れる剣になったんだ。元の切れない剣に戻すのは、どうにももったいないじゃないか」
「そういう問題じゃないでしょう」

 ――君のような、学院始まって以来の伝説的問題児が、リシャール殿下の武芸の家庭教師を務めたからだ!

 オベールの言葉が脳裏に浮かぶ。
 殿下が勝手に倉庫から弓を強奪してガーゴイル討伐に参戦したことも、俺と剣の稽古をしていた時、「勝てる手はすべて使って然るべきだろう?」と涼しい顔で言ったことも――すべて、こいつの影響なのか? いや、影響というより、もはや“教育”の結果だろう、これ。

 唯一、救いなのは、殿下がまだヤリチン化していないことだけだ。

「ここで元に戻すのかい、セレス?」
 ルクレールはわざとらしく首をかしげる。その瞳には、楽しげな光が揺れていた。
「……呼び捨てかよ。なれなれしいな」
 思わず呟く俺。ルクレールはそれに応えるように、にやりと笑った。
「噂に聞いていた『銀の君』とは、ずいぶん違うんだな」
 彼は、まるで舞踏会で貴婦人の頬を撫でるかのように、指先をそっと俺の顔へ伸ばしてきた。その仕草には、悪戯心と、場を飄々と弄ぶ優雅さが混じっている。
 次の瞬間――それが俺に届くより先に、アルチュールの手が割り込んだ。鋭く掴まれたルクレールの手首が、空中で止まっている。アルチュールの横顔は静かに研ぎ澄まされ、伏せた睫毛の奥であおみががった黒瞳が鋭く光る。唇は引き結ばれているのに、不思議と色香が漂っていた。

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