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哲学の道

愛する人に花束を

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愛する人に花束を

彼は悩んでいたまだ話しかしていないN子さんにどうやって愛を伝えるのか
必死に悩んでいた

彼は閃いた
そうだ死に甲斐プロジェクトを立ち上げ、才能開花を果たさせて町の活性化を促進する対象者にN子さんしようと考えた

N子さんは町のアイドルだったため話を持ち出すとトントン拍子に決まり対象者30名の
トップにN子さんが決まった、始めの7名は誰もが振り返るほどの美人がなっていました
特に美しいのがトップのN子さんです

活躍しだいで町長の表彰を得られる最高の名誉です
N子さんは総合力に優れていたため町長の交代要員として教育されることになりました
が、始めはやりたがりませんでしたが、始まると興味が多岐にわたり男性を良く言い負かすその性格が持ち味を引き出し普通は5年くらい掛かるのが、3年で覚えきってしまいました、その傍らに常に影のようにk君がいました

彼が(K君)が常にN子さんを応援し、必要な資料や休息を与えるように走り回っていました、時には甘いお菓子をプレゼントして一緒に彼はコーヒーだけを飲みN子さんを
手助けしていました

そうしているうちに議員の勉強を終えたN子さんが夢叶町夕暮れ議会へ定年を理由に
新たな議員を決めるための選挙がやってきてN子さんが立候補してK君が何時もどおりに
応援して立候補を手助けして彼女から見ては順調に当選しました

当選してからはバス代しかもらえない町議員なので仕事を掛け持ちしながら夕方には
大急ぎで議会に滑り込み活発な議論を戦わせています、準備の大半はK君が作っているようです

男性同士の仲では争奪戦が有ったようですがK君が勝利して勝ち取ったらしいです
しかし秘書の人材と言う点では弱点になりました、それだけの前向きさと能力が高かったのに彼の前から去っていったため10名と言う人数をそろえるのに女性率が多くなってしまいました

町では人口が3万人ありますが議員が10名ほどですが議員数が足りないため秘書で
補っていますが国にばれない様にヒヤヒヤ物です、ですのでその件でお巡りさんや
お目付け役には手土産で黙ってもらっています、近年は電子化が進みそれ程多くの議員が必要でなくなったため秘書の人数が全部で一人当たり4人に減りました

k君は仕事が速く終らせるため必死で頑張っていますが、彼の結婚はもう直ぐのようです、がんばれK君
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