水道 実 異世界で悩み行動する

斉藤 太郎

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哲学の道

下痢から始まる班長生活

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下痢から始まる班長生活

入社数年後新人が入ってきました
それまでは夢中で頑張っていましたが始めての部下の質問に冷や汗を流しつつ
新人の質問に答え、自らもやって見せ、やらせて見せ、褒めてやって、出し尽くしながら忙しい日々を過ごしていました

そんなある日、先輩に特別に呼び出されました
「これからは君も一人前だ同業他社3人に同じ事をすることが決まっているので
私が選んだ信用できる3人に教えるように」と言われました

突然のことで異業種から自分は新人として入ったので心構えが決まっておらず
立ち向かおうと頑張りましたが体は正直で急病になり病院へ行きました

医者「良く有るんですよ、人を教える立場に急になった人がこの病気になります
ですので、心配はありません心境を変えればきっと治ります」
そういって胃腸薬を出されました、同時に現代流お経をコンピュータ翻訳されたものを出してくれました「もし治らない場合メールを下さい」
分かりましたと返事をして帰ってきました

薬を飲んだ後コンピュータ翻訳されたものを読んで瞑想を(非常に分かりやすく書かれている)しました、この場合目的瞑想と呼ばれるものです
医師から処方された、波動グッズを四方において瞑想をしています
ドクターストップが掛かり1週間瞑想を瞑想ボックスでしています
証明書をもらって会社に提出の必要があります
当然もらっていますから復帰後提出しました
どっかの馬鹿が遊びほうけたお蔭でこんな規則が決まったのかと言ってはいけないと知りつつも、何か言いたくなる山田班長でした
帰ってきたら部下が自分以上に仕事をしていて嫉妬が湧きましたが、したくなった意地悪を自分に仕掛けて自分を成長させました
まだまだと言って自分を認めずさらに上達を目指しました
大量の仕事をさらに短い時間で出来るように工夫しました
自分に難癖をつけもっと自分を磨きました
そして出来るようになった部下と同僚を心から褒めて自分を高めました
男を磨きました、教養を身につけ自分を高めようと映画や小説を読み聞きしました
詳しい釈尊物語を読み耽り時間を忘れました、インド古語辞典を購入しました
万葉集を知るために古ヘブライ語辞典を購入しました

愛することもこいつのためなら腸捻転になっても楽しいかも知れないと思って決心しました
気がつくと結婚していました
付き合い始めはやはり言いませんでしたが下痢になったり腸捻転になったりしましたが
愛のため乗り越えました、そうして一遍も下痢にならなくなってから結婚しました
ただし結婚当初は胃薬が必用でしたが好きなのと愛と努力で乗り越えました
何時かは本物の愛をこいつに与えてやるんだと強く決心しました、今は無理だが死ぬまでには一度でも多く与えてやろうと思ったものです
今では楽しい思い出です、当初よりは多くの愛らしきものを与えてやっていると自負しているだけではないかとそれだけが心配です、要するに自己満ではないかが気になります
子供の教育方針を何度も話し合い、一つにしました、途中何度も妻が魅力的になり
ひとりでに決まっていきました,今考えると悩んでいたかもしれません
それもあってか、反抗期も軽く収まり不良にもならず優しく元気な子に育っています
みんなもこのように行くと言いのですが、私も悩みが有り魅力的な人間になろうと努力をしました、趣味と言えばいいのか魅力つくりのため始めた油彩画が我ながらいい出来になってきたようです、知人は褒めてくれますが学生じゃないので立場があるから
褒めてくれてるような気がして研鑽といえるか分かりませんが始めたら仕事並みに
頑張って上達を目指しています

部下達は会社に飾っても素晴らしいと言ってくれますが本気にはしていません
おべっかもいい加減にしろよ、特に本田君他の人におべっかを使ったほうがいいだろうに

気がつくと会社幹部です、部下が慕ってくれてるようですが理由が分かりません
どうしたら良いのでしょうか
魅力的な部下と魅力的な妻に囲まれ私は幸せ者です
近頃は○○ストラリアという国へ妻がそこの国でしか取れない資格を取りに
行くので一緒に旅行に行ってきます、貯めていた休暇を使って資格を取るのを手伝ってあげますがまだまだして欲しいことがありそうですが言ってくれないのではっきり分かりません、それを探るのも楽しみですからそれもいいんですけどね

もし資格が取れたら、伝を辿って資格を生かせるようにしてあげようと思っています
ネット募金を妻には秘密でしてあげています、プロジェクトとしてマラソンをして
走った距離に応じて募金が受け取れるようにしてありますがもう、かなり溜まっています、何時妻に伝えるのか楽しみです

ここまで読んでくれてありがとうございます
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