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第3章 教会(陰謀)編
45.新たな恐怖
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神殿から持ち帰って来た神具の中には、魔人が封印されている物があった。しかも、2個も。
それから、未知の神具がいくつか見つかった。それと、修理が可能な神具もいくつか見つかった。
今回は、かなりの収穫だった。早速、ミユに報告した。
「ミユ、これを見てよ」
「キリ、朝早くから、どうしたの? 朝食もまだよ」
「それどころじゃないのよ。昨日、リーグリ王国の神殿から持ち帰って来た物、凄いのよ」
私は、ミユに、1個ずつ、説明していった。私の細かな説明にも、ミユは、何も言わずに、黙って聞いていてくれた。
「なるほどね。キリが、朝早くから、騒ぐわけね」
「そうでしょ」
「でも、これは、よく考えないとまずいわよ」
「どういうこと?」
「魔人が、1人だけでないということよ。しかも、以前の魔王軍の魔人とは違うということよ」
「そうだよ。それで?」
「あら、キリ、まだ、分からないの?」
「おそらく、あれらの神具は、封印された魔王軍の魔人よ。しかも、私達が知らない魔人よ。それなら、魔人を支配する魔王も、知らない魔王だと思わない?」
ミユの説明に私も、納得した。でも、あの魔人が魔王の四天王なの? ただの魔人だったら、別の魔王が居る事にはならないのでは? それに、四天王が沢山いることって、あるのでは?
「確かに、ミユの言う通りね。最悪の事を考える必要があるわ」
「キリ、それでは、どうするの?」
「魔王に関して、もう少し調査すべきね」
「そうね。まずは、新たに発見されたダンジョンや、遺跡の調査ね」
「でも、リーグリ王国の神殿が、管理しているから、…」
「キリには、特別な部下がいるのでは?」
「そうだった。あのチームね」
「私は、教会の方を調査しておくね」
「ミユ、お願いね」
私達は、朝食を取りながら、これからの対応について、細かな部分を検討していった。
食事を終えて、私は、転移魔法で、神殿の倉庫に移動した。それから、隠密魔法を掛けてから、神官達の部屋に潜り込んだ。部屋の中では、神官達が噂話に興じていた。
「最近は、倉庫の物を持ち出しても、役に立つものはないようだ」
「本当だね。折角、整理しても、ガラクタばかりだ」
「いい加減、無駄な作業は止めて欲しいよ」
「そういえば、あのダンジョンは、どうなるのかなぁ?」
「最近出来たダンジョンのことかい」
「そうだよ」
「どうも、閉鎖するみたいだよ。今は、係の兵士が入り口を閉鎖しているらしい」
「俺は、入ったことがないんだ」
「お前は、知らないのか?」
「えっ、何を?」
「あのダンジョンに入った神官のほとんどが、居なくなっているっていうことを」
「俺は、聞いたことがないぞ」
「だから、あの倉庫のガラクタを出してからは、誰も入っていないんだ」
「でも、どうやって、荷物を運び出したんだ」
「それも知らないのか?」
「王宮に居る魔人の事は知っているか?」
「あぁ、知っているよ。何もせずに、部屋でゴロゴロしている魔人だろ」
「そうだ。その魔人が、あのガラクタを運び出したんだ」
「それで、消えた神官達は、探しているのか?」
「お前は、ばかか?」
「どうして?」
「ダンジョンに入った神官達が消えているのに、誰が、ダンジョンに入って行くんだ」
「それでは、誰が、魔人に指示をしたんだ?」
「神殿長だよ。他に誰が居るんだ」
「そうだな」
色々と情報が聞けたので、実際のダンジョンに入って行くために、神官達の部屋を抜け出した。
兵士が入り口を守っているということなので、直ぐに、その場所は、分かった。
神官達が消えたということが、気になったので、パープルに手伝って貰うことにした。
それから、もしもの事を考えて、得られた情報と、これからの行動をミユに伝えておくことにした。
思念伝達でミユと連絡を取ったが、何故か、忙しそうだったので、代わりにローザに伝言を頼んだ。
私は、パープルが来るのを暫く待ってから、一緒にダンジョンの中に入って行った。
「パープル、ちょっと待っててね。スキル探索で、ダンジョンの中を調べて見るから」
「うん。分かった」
私は、スキル探索で、ダンジョンの中を全体的に調べた。特に、危険な魔物はいないようだ。
ダンジョンマスターですら、大したことはなさそうだった。大体、中級ダンジョンぐらいの感じに思えた。
階層だけは、深くて、最下層までは20階層にも及んでいた。そして、第18階層に横に広がる隠し部屋があることが分かった。
その中には、魔物もいないで、単に何か、荷物が置かれているだけのようだ。しかし、その荷物の一部に魔力を帯びている物があった。おそらく、それらは、持ち出されていない神具だろう。
魔人は、神殿長に従って、ガラクタを外に運んだようだが、それほど、真面目では、なかったようだ。
私は、ダンジョンの入り口に転移魔法用の魔法陣を描き、闇魔法で結界を張って、他の者に見つからないようにしておいた。
「さあ、準備は、できたよ」
「うん。行くよ」
私は、パープルの背に乗って、隠し部屋のある階層まで、高速で移動した。第18階層には、直ぐに到着した。途中で出会った魔物には、何もせずに放っておいた。
さあ、いよいよ、謎の隠し部屋に侵入だ。
それから、未知の神具がいくつか見つかった。それと、修理が可能な神具もいくつか見つかった。
今回は、かなりの収穫だった。早速、ミユに報告した。
「ミユ、これを見てよ」
「キリ、朝早くから、どうしたの? 朝食もまだよ」
「それどころじゃないのよ。昨日、リーグリ王国の神殿から持ち帰って来た物、凄いのよ」
私は、ミユに、1個ずつ、説明していった。私の細かな説明にも、ミユは、何も言わずに、黙って聞いていてくれた。
「なるほどね。キリが、朝早くから、騒ぐわけね」
「そうでしょ」
「でも、これは、よく考えないとまずいわよ」
「どういうこと?」
「魔人が、1人だけでないということよ。しかも、以前の魔王軍の魔人とは違うということよ」
「そうだよ。それで?」
「あら、キリ、まだ、分からないの?」
「おそらく、あれらの神具は、封印された魔王軍の魔人よ。しかも、私達が知らない魔人よ。それなら、魔人を支配する魔王も、知らない魔王だと思わない?」
ミユの説明に私も、納得した。でも、あの魔人が魔王の四天王なの? ただの魔人だったら、別の魔王が居る事にはならないのでは? それに、四天王が沢山いることって、あるのでは?
「確かに、ミユの言う通りね。最悪の事を考える必要があるわ」
「キリ、それでは、どうするの?」
「魔王に関して、もう少し調査すべきね」
「そうね。まずは、新たに発見されたダンジョンや、遺跡の調査ね」
「でも、リーグリ王国の神殿が、管理しているから、…」
「キリには、特別な部下がいるのでは?」
「そうだった。あのチームね」
「私は、教会の方を調査しておくね」
「ミユ、お願いね」
私達は、朝食を取りながら、これからの対応について、細かな部分を検討していった。
食事を終えて、私は、転移魔法で、神殿の倉庫に移動した。それから、隠密魔法を掛けてから、神官達の部屋に潜り込んだ。部屋の中では、神官達が噂話に興じていた。
「最近は、倉庫の物を持ち出しても、役に立つものはないようだ」
「本当だね。折角、整理しても、ガラクタばかりだ」
「いい加減、無駄な作業は止めて欲しいよ」
「そういえば、あのダンジョンは、どうなるのかなぁ?」
「最近出来たダンジョンのことかい」
「そうだよ」
「どうも、閉鎖するみたいだよ。今は、係の兵士が入り口を閉鎖しているらしい」
「俺は、入ったことがないんだ」
「お前は、知らないのか?」
「えっ、何を?」
「あのダンジョンに入った神官のほとんどが、居なくなっているっていうことを」
「俺は、聞いたことがないぞ」
「だから、あの倉庫のガラクタを出してからは、誰も入っていないんだ」
「でも、どうやって、荷物を運び出したんだ」
「それも知らないのか?」
「王宮に居る魔人の事は知っているか?」
「あぁ、知っているよ。何もせずに、部屋でゴロゴロしている魔人だろ」
「そうだ。その魔人が、あのガラクタを運び出したんだ」
「それで、消えた神官達は、探しているのか?」
「お前は、ばかか?」
「どうして?」
「ダンジョンに入った神官達が消えているのに、誰が、ダンジョンに入って行くんだ」
「それでは、誰が、魔人に指示をしたんだ?」
「神殿長だよ。他に誰が居るんだ」
「そうだな」
色々と情報が聞けたので、実際のダンジョンに入って行くために、神官達の部屋を抜け出した。
兵士が入り口を守っているということなので、直ぐに、その場所は、分かった。
神官達が消えたということが、気になったので、パープルに手伝って貰うことにした。
それから、もしもの事を考えて、得られた情報と、これからの行動をミユに伝えておくことにした。
思念伝達でミユと連絡を取ったが、何故か、忙しそうだったので、代わりにローザに伝言を頼んだ。
私は、パープルが来るのを暫く待ってから、一緒にダンジョンの中に入って行った。
「パープル、ちょっと待っててね。スキル探索で、ダンジョンの中を調べて見るから」
「うん。分かった」
私は、スキル探索で、ダンジョンの中を全体的に調べた。特に、危険な魔物はいないようだ。
ダンジョンマスターですら、大したことはなさそうだった。大体、中級ダンジョンぐらいの感じに思えた。
階層だけは、深くて、最下層までは20階層にも及んでいた。そして、第18階層に横に広がる隠し部屋があることが分かった。
その中には、魔物もいないで、単に何か、荷物が置かれているだけのようだ。しかし、その荷物の一部に魔力を帯びている物があった。おそらく、それらは、持ち出されていない神具だろう。
魔人は、神殿長に従って、ガラクタを外に運んだようだが、それほど、真面目では、なかったようだ。
私は、ダンジョンの入り口に転移魔法用の魔法陣を描き、闇魔法で結界を張って、他の者に見つからないようにしておいた。
「さあ、準備は、できたよ」
「うん。行くよ」
私は、パープルの背に乗って、隠し部屋のある階層まで、高速で移動した。第18階層には、直ぐに到着した。途中で出会った魔物には、何もせずに放っておいた。
さあ、いよいよ、謎の隠し部屋に侵入だ。
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