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第4章 教会(対決)編
71.キリのいたずら
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隠密チームの情報から、王宮では、国王を初めてして、家族や親族が捕らえられていると考えて良さそうだった。
そこで、私は、彼らを救出することを考えた。でも、普通に助け出すだけでは、面白くないので、軍港の近くに、王宮と、回りを取り囲んでいる神殿を真似て建物を創ることにした。
隠密チームの情報通りに、建物を創り、内装も、そっくりに仕上げた。そして、派遣した隠密チームに、最終チェックをして貰い、OKが出た所で、次の準備に取り掛かった。
隠密チームに、国王や家族、親族にそっくりに、化けて貰い見分けがつかない人から順に入れ替わって行った。そして、偽の王宮には、マナドール兵士を使って、部屋の監視を行った。
少し時間は掛かったが、すべての人を入れ替えることが出来た。そして、入れ替わったことに監視役の兵士達も気が付かなかったようだ。
次に、神殿内の神官や兵士達を少しずつ偽の神殿に移動させていった。ついに、教皇の居る神殿以外は、すべて、入れ替えが終わった。
私は、パープルといっしょに隠密魔法を使って、姿を消してから、教皇の居る神殿に向かった。そして、入り口からゆっくりと入って行き、1つずつ、上の階へと進んで行った。
「スキル探索を使ったけど、この神殿にも、強い魔力を持ったものは、居ないわ」
「うん。そう思う」
「教皇からも、強い魔力を感じないの。なんだか、変ね」
「偽物?」
「そうかもね」
私達は、静かに教皇の居る部屋に潜り込んだ。教皇の周りには、何人もの神官が居り、忙しそうに働いていた。
私は、闇魔法で、部屋の中の人々すべてを拘束した。
全員が、意識を持っているが、動くことも、喋ることも出来ない状態になった。それを見ていた教皇は、驚いて、大声を上げた。
「皆の者、どうした? 何故、止まっているのだ」
だが、誰も、返事をしない。目だけがキョロキョロしている。
「おい、何故、答えない」
教皇は、苛立ち始めた。
「返事をしろ!」
ついには、立ち上がって、近くの神官を揺すり始めた。しかし、誰も、反応しない。
私は、一人の神官だけを拘束から解いた。
「あっ、動ける! 教皇様、先ほどまでは、身動きが取れなかったのです。意識はあるのですが、喋ることも、動くことも出来ませんでした」
「それは、どういうことだ!」
「私にも、正確には、分りませんが、誰かが、魔法を掛けたものと思われます」
「誰か、とは、誰だ! ここには、誰もいないじゃないか?」
「確かに、不審な物は見えません。でも、動けなくなったことに、他の説明はつけません」
「それでは、何故、其方だけが動けるのだ!」
「理由は、分りませんが、拘束を解かれたものと思います。それ故、誰かが、ここにいると思われます」
私は、今後の事も考えて、部屋の隅に転移魔法用の魔法陣を描き、闇魔法で隠しておいた。
私は、動けるようにした神官に思念伝達で、連絡を取った。
「今から、私が言うように、教皇に伝えよ。余計な事は、言うな! 一言でも私が言えと言ったことと違っていれば、直ちにお前を殺す! 分かったら、黙って、頷け!」
神官は、何処から声が聞こえているのか、分らずに、目だけを泳がせて、頷いた。
「良し、それでいい。それでは、教皇に、お前は、偽物だと言え」
思念伝達で、連絡を取られている神官は、言われたように声を出した。
「お前は、偽物だ」
「何を言い出すのだ!」
私は、もう一度、言うように神官に伝えた。
「お前は、偽物だ!」
「神官、気が ふれたか?」
私は、風魔法で、教皇の身体をゆっくりと上昇させた。そして、床から2m浮いた所で、止めた。
「うぁ、何をする! 教皇に対する振るまいか?」
教皇は驚いて、空中でバタバタし始めた。
私は、もう一度、神官に、同じことを言うように伝えた。
「お前は、偽物だ!」
「助けてくれ! 何でも言うことを聞く」
私は、再度、同じことを言うように神官に伝えた。
「お前は、偽物だ!」
「そうだ! 何故分かった。私は、偽の教皇だ」
私は、次に、言うことを神官に伝えた。
「本物は、何処にいる。正直に答えよ」
「私は、知らない。教皇のふりをして、この神殿でいるように言われただけだ」
「それは、誰に言われた」
「…」
「正直に言え!」
「…」
どうしても、偽教皇は、口を割らないようなので、闇魔法で、身体全体を覆って、周りから遮断した。
「助けてくれ! 本当に、知らないんだ」
私は、部屋の中の神官達を闇魔法の拘束から解いて、全員に思念伝達で、連絡を取った。
「ここで起こったことは、他言するな! 他の者に漏れたなら、全員を殺す。よいな! 分かったら、頷け!」
神官達全員が、黙って、頷いた。
私は、偽教皇を隠密魔法で、姿を消してから、転移魔法で、城の地下の基地に移動した。
それから、隠密チームのリーダーのエプリに思念伝達で、連絡を取った。
「キリだけど、直ぐに城の地下の基地に来てくれ」
「はい。ただいま」
エプリは、直ぐにやって来た。
「ここにいるのは、偽教皇だ。出来るだけ、多くの情報を集めてくれ。拷問も許す」
「キリ様、分りました」
私は、残りの仕事をエプリに任せて、パープルといっしょにベッドで、横になった。
そこで、私は、彼らを救出することを考えた。でも、普通に助け出すだけでは、面白くないので、軍港の近くに、王宮と、回りを取り囲んでいる神殿を真似て建物を創ることにした。
隠密チームの情報通りに、建物を創り、内装も、そっくりに仕上げた。そして、派遣した隠密チームに、最終チェックをして貰い、OKが出た所で、次の準備に取り掛かった。
隠密チームに、国王や家族、親族にそっくりに、化けて貰い見分けがつかない人から順に入れ替わって行った。そして、偽の王宮には、マナドール兵士を使って、部屋の監視を行った。
少し時間は掛かったが、すべての人を入れ替えることが出来た。そして、入れ替わったことに監視役の兵士達も気が付かなかったようだ。
次に、神殿内の神官や兵士達を少しずつ偽の神殿に移動させていった。ついに、教皇の居る神殿以外は、すべて、入れ替えが終わった。
私は、パープルといっしょに隠密魔法を使って、姿を消してから、教皇の居る神殿に向かった。そして、入り口からゆっくりと入って行き、1つずつ、上の階へと進んで行った。
「スキル探索を使ったけど、この神殿にも、強い魔力を持ったものは、居ないわ」
「うん。そう思う」
「教皇からも、強い魔力を感じないの。なんだか、変ね」
「偽物?」
「そうかもね」
私達は、静かに教皇の居る部屋に潜り込んだ。教皇の周りには、何人もの神官が居り、忙しそうに働いていた。
私は、闇魔法で、部屋の中の人々すべてを拘束した。
全員が、意識を持っているが、動くことも、喋ることも出来ない状態になった。それを見ていた教皇は、驚いて、大声を上げた。
「皆の者、どうした? 何故、止まっているのだ」
だが、誰も、返事をしない。目だけがキョロキョロしている。
「おい、何故、答えない」
教皇は、苛立ち始めた。
「返事をしろ!」
ついには、立ち上がって、近くの神官を揺すり始めた。しかし、誰も、反応しない。
私は、一人の神官だけを拘束から解いた。
「あっ、動ける! 教皇様、先ほどまでは、身動きが取れなかったのです。意識はあるのですが、喋ることも、動くことも出来ませんでした」
「それは、どういうことだ!」
「私にも、正確には、分りませんが、誰かが、魔法を掛けたものと思われます」
「誰か、とは、誰だ! ここには、誰もいないじゃないか?」
「確かに、不審な物は見えません。でも、動けなくなったことに、他の説明はつけません」
「それでは、何故、其方だけが動けるのだ!」
「理由は、分りませんが、拘束を解かれたものと思います。それ故、誰かが、ここにいると思われます」
私は、今後の事も考えて、部屋の隅に転移魔法用の魔法陣を描き、闇魔法で隠しておいた。
私は、動けるようにした神官に思念伝達で、連絡を取った。
「今から、私が言うように、教皇に伝えよ。余計な事は、言うな! 一言でも私が言えと言ったことと違っていれば、直ちにお前を殺す! 分かったら、黙って、頷け!」
神官は、何処から声が聞こえているのか、分らずに、目だけを泳がせて、頷いた。
「良し、それでいい。それでは、教皇に、お前は、偽物だと言え」
思念伝達で、連絡を取られている神官は、言われたように声を出した。
「お前は、偽物だ」
「何を言い出すのだ!」
私は、もう一度、言うように神官に伝えた。
「お前は、偽物だ!」
「神官、気が ふれたか?」
私は、風魔法で、教皇の身体をゆっくりと上昇させた。そして、床から2m浮いた所で、止めた。
「うぁ、何をする! 教皇に対する振るまいか?」
教皇は驚いて、空中でバタバタし始めた。
私は、もう一度、神官に、同じことを言うように伝えた。
「お前は、偽物だ!」
「助けてくれ! 何でも言うことを聞く」
私は、再度、同じことを言うように神官に伝えた。
「お前は、偽物だ!」
「そうだ! 何故分かった。私は、偽の教皇だ」
私は、次に、言うことを神官に伝えた。
「本物は、何処にいる。正直に答えよ」
「私は、知らない。教皇のふりをして、この神殿でいるように言われただけだ」
「それは、誰に言われた」
「…」
「正直に言え!」
「…」
どうしても、偽教皇は、口を割らないようなので、闇魔法で、身体全体を覆って、周りから遮断した。
「助けてくれ! 本当に、知らないんだ」
私は、部屋の中の神官達を闇魔法の拘束から解いて、全員に思念伝達で、連絡を取った。
「ここで起こったことは、他言するな! 他の者に漏れたなら、全員を殺す。よいな! 分かったら、頷け!」
神官達全員が、黙って、頷いた。
私は、偽教皇を隠密魔法で、姿を消してから、転移魔法で、城の地下の基地に移動した。
それから、隠密チームのリーダーのエプリに思念伝達で、連絡を取った。
「キリだけど、直ぐに城の地下の基地に来てくれ」
「はい。ただいま」
エプリは、直ぐにやって来た。
「ここにいるのは、偽教皇だ。出来るだけ、多くの情報を集めてくれ。拷問も許す」
「キリ様、分りました」
私は、残りの仕事をエプリに任せて、パープルといっしょにベッドで、横になった。
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