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第4章 教会(対決)編
81.新たな敵
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私は、何だか、嫌な予感がした。この嫌な感じは、以前にも感じたことがあった。
今の私は、闇魔法にどっぷり浸かってしまっている。そのため、光魔法には、敏感に反応してしまう。
当然、ミユの魔法に関しては、慣れているので、嫌な感じを受けることはない。
と言うことは、ミユにも匹敵するほどの光魔法の使い手が、近くにいるということだ。
そして、それは、勇者に他ならない。勇者ミユに匹敵する者が、普通の人間であるはずがない。
つまり、ザーセン王国は、勇者を召喚したということだ。だが、教会は、私が支配している。だから、勇者召喚を許可するハズがない。ということは、教会や国王には内緒で、実行に移したということだ。
しかし、勇者召喚には、大量のマナが必要だ。それをいつの間に、集めたのだろう?
今回は、隠密チームを使いすぎたのかも? そのため、例の魔人の監視が疎かになったのかもしれない。
私は、確認するために思念伝達で、エプリに連絡を取った。
「エプリ、キリだけど」
「はい、何でしょうか?」
「例の魔人の監視は、今も続けているか?」
「えっ、それは、行っていませんよ」
「どういうこと?」
隣にいたパープルが、変な顔をしている。
「ねぇ、パープル。魔人の監視を頼んだかな?」
「うん。頼まれたよ」
「今、何処にいるか、わかる?」
「ちょっと、待ってね」
パープルが、仲間と連絡を取ったいるようだ。
「分かった。今も、リーグリ王国の王宮にいるよ。監視も、まだ、やっているよ」
「そうだった。うっかりしていたわ」
「キリ、疲れている」
「そうかも」
私は、もう一度、エプリに思念伝達で、連絡を取った。
「すまない。私の勘違いだった」
「そうですか。それで、他に何か、在りますか?」
「例の記憶を操作された者の回復はできそうか?」
「はい、今、実験を行っていますが、白魔法の治癒魔法が効果があるようです」
「そうか、良かった。引き続き、研究を進めてくれ」
「はい、分りました。それから、リーグリ王国の宝物庫は、何か、変化があるか?」
「特に、報告は、聞いていませんが、確認しておきます」
「よろしく頼む。それから、リーグリ王国とザーセン王国の間に、地下通路が作られているかどうか、調べてくれ。特に、ダンジョンの近くを重点に!」
「はい、分りました」
私は、エプリとの思念伝達を切った。
どうも、変だわ。リーグリ王国は、オレンジ国王と神殿長のカヒトともに、私が掌握している。
すると、これまで、表に出てきていなかった者が居るということね。
イニョウプスの様な魔人が他に居ても、可笑しくないね。それに、あのイニョウプスは、こんな計略を練るような感じには、見えないわ。おそらく、誰か、別の物の策略ね。
でも、ここで、考えていても、仕方がないので、ダンジョンの調査を続けることにした。
私達は、結界を抜けて、上級ダンジョンの中に入って行った。
いつものように、スキル探索で、上級ダンジョンの中を調査したが、特に異常は、感じることが出来なかった。そして、パープルの仲間もいないことが分かった。
「パープル、仲間と連絡を取ってくれる?」
「うん。分かった」
パープルは、ザーセン王国にいる仲間と連絡を取ろうとした。しかし、うまくいかないようだ。
「キリ、連絡が取れない」
「それは、死んでしまったということ?」
「それなら、直ぐに、わかる」
「それなら、何故、連絡が取れないの」
「意識がないみたい」
「えっ、パープルの仲間なら、そう簡単に気絶させられることはないわ」
「うん。1人なら、あるかも。でも、多くの仲間が一度に倒されるって、ない」
「そうか。それなら、戦闘では、なく。他の何かで、眠らされているかもしれないね」
「うん。寝ているみたい」
「それじゃ、仲間がいる所まで、進んで行こう」
「うん。直ぐ、行く」
私達は、用心しながら、上級ダンジョンの中を調べて行った。しかし、やはり、ダンジョンの中は、異常がない。確かに、横穴があり、結界が張られていたが、それ以外に異常は、見つけられなかった。
「キリ、このダンジョンは、変!」
急に、パープルが、私に声を掛けて来た。
「どうした!」
「このダンジョン、マナが薄い」
私は、パープルに言われて、周りのマナの濃度を調べて見た。確かに、パープルが言うように、通常より、マナの濃度が低いようだ。
と言うことは? ダンジョンの中のマナを集めた者がいるということだ。そして、そのマナを勇者召喚に使ったのかもしれない。
「パープル、仲間が、マナを吸収されたらどうなる?」
「どういうこと?」
「自分が持っているマナを吸い上げられたらどうなる?」
「自分のマナの量が減ってしまうと、動けなくなるわ」
「それは、寝ているのと同じか?」
「うん。寝てマナを回復すると思う」
「そうか」
マナを吸収された。そう考える方が、自然だ。そして、勇者召喚に必要な量のマナを集めたのだろう。
だが、普通の罠なら、パープルの仲間が陥ることはないだろう。すると、罠とは、感じないような何かが、あるということだ。
「パープル、大丈夫か?」
急に、パープルの動きが遅くなった。何か、異変が起こっているようだ。私は、パープルを抱いて、転移魔法で、城に移動した。ダンジョンの中に居ると、危険だと感じた。
今の私は、闇魔法にどっぷり浸かってしまっている。そのため、光魔法には、敏感に反応してしまう。
当然、ミユの魔法に関しては、慣れているので、嫌な感じを受けることはない。
と言うことは、ミユにも匹敵するほどの光魔法の使い手が、近くにいるということだ。
そして、それは、勇者に他ならない。勇者ミユに匹敵する者が、普通の人間であるはずがない。
つまり、ザーセン王国は、勇者を召喚したということだ。だが、教会は、私が支配している。だから、勇者召喚を許可するハズがない。ということは、教会や国王には内緒で、実行に移したということだ。
しかし、勇者召喚には、大量のマナが必要だ。それをいつの間に、集めたのだろう?
今回は、隠密チームを使いすぎたのかも? そのため、例の魔人の監視が疎かになったのかもしれない。
私は、確認するために思念伝達で、エプリに連絡を取った。
「エプリ、キリだけど」
「はい、何でしょうか?」
「例の魔人の監視は、今も続けているか?」
「えっ、それは、行っていませんよ」
「どういうこと?」
隣にいたパープルが、変な顔をしている。
「ねぇ、パープル。魔人の監視を頼んだかな?」
「うん。頼まれたよ」
「今、何処にいるか、わかる?」
「ちょっと、待ってね」
パープルが、仲間と連絡を取ったいるようだ。
「分かった。今も、リーグリ王国の王宮にいるよ。監視も、まだ、やっているよ」
「そうだった。うっかりしていたわ」
「キリ、疲れている」
「そうかも」
私は、もう一度、エプリに思念伝達で、連絡を取った。
「すまない。私の勘違いだった」
「そうですか。それで、他に何か、在りますか?」
「例の記憶を操作された者の回復はできそうか?」
「はい、今、実験を行っていますが、白魔法の治癒魔法が効果があるようです」
「そうか、良かった。引き続き、研究を進めてくれ」
「はい、分りました。それから、リーグリ王国の宝物庫は、何か、変化があるか?」
「特に、報告は、聞いていませんが、確認しておきます」
「よろしく頼む。それから、リーグリ王国とザーセン王国の間に、地下通路が作られているかどうか、調べてくれ。特に、ダンジョンの近くを重点に!」
「はい、分りました」
私は、エプリとの思念伝達を切った。
どうも、変だわ。リーグリ王国は、オレンジ国王と神殿長のカヒトともに、私が掌握している。
すると、これまで、表に出てきていなかった者が居るということね。
イニョウプスの様な魔人が他に居ても、可笑しくないね。それに、あのイニョウプスは、こんな計略を練るような感じには、見えないわ。おそらく、誰か、別の物の策略ね。
でも、ここで、考えていても、仕方がないので、ダンジョンの調査を続けることにした。
私達は、結界を抜けて、上級ダンジョンの中に入って行った。
いつものように、スキル探索で、上級ダンジョンの中を調査したが、特に異常は、感じることが出来なかった。そして、パープルの仲間もいないことが分かった。
「パープル、仲間と連絡を取ってくれる?」
「うん。分かった」
パープルは、ザーセン王国にいる仲間と連絡を取ろうとした。しかし、うまくいかないようだ。
「キリ、連絡が取れない」
「それは、死んでしまったということ?」
「それなら、直ぐに、わかる」
「それなら、何故、連絡が取れないの」
「意識がないみたい」
「えっ、パープルの仲間なら、そう簡単に気絶させられることはないわ」
「うん。1人なら、あるかも。でも、多くの仲間が一度に倒されるって、ない」
「そうか。それなら、戦闘では、なく。他の何かで、眠らされているかもしれないね」
「うん。寝ているみたい」
「それじゃ、仲間がいる所まで、進んで行こう」
「うん。直ぐ、行く」
私達は、用心しながら、上級ダンジョンの中を調べて行った。しかし、やはり、ダンジョンの中は、異常がない。確かに、横穴があり、結界が張られていたが、それ以外に異常は、見つけられなかった。
「キリ、このダンジョンは、変!」
急に、パープルが、私に声を掛けて来た。
「どうした!」
「このダンジョン、マナが薄い」
私は、パープルに言われて、周りのマナの濃度を調べて見た。確かに、パープルが言うように、通常より、マナの濃度が低いようだ。
と言うことは? ダンジョンの中のマナを集めた者がいるということだ。そして、そのマナを勇者召喚に使ったのかもしれない。
「パープル、仲間が、マナを吸収されたらどうなる?」
「どういうこと?」
「自分が持っているマナを吸い上げられたらどうなる?」
「自分のマナの量が減ってしまうと、動けなくなるわ」
「それは、寝ているのと同じか?」
「うん。寝てマナを回復すると思う」
「そうか」
マナを吸収された。そう考える方が、自然だ。そして、勇者召喚に必要な量のマナを集めたのだろう。
だが、普通の罠なら、パープルの仲間が陥ることはないだろう。すると、罠とは、感じないような何かが、あるということだ。
「パープル、大丈夫か?」
急に、パープルの動きが遅くなった。何か、異変が起こっているようだ。私は、パープルを抱いて、転移魔法で、城に移動した。ダンジョンの中に居ると、危険だと感じた。
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