錬金術師の召喚魔法 ゴーレム擬きで世界征服?

無似死可

文字の大きさ
183 / 270
 第21章 カタリナ社交界デビュー編

2106.カタリナのお城

しおりを挟む
 私は、マリーからの思念伝達で、連絡を受けて、直ぐに、カタリナに居る城に転移魔法で、移動した。

 「マリー、ご苦労」

 「カタリナ様がお待ちです」

 「すぐ、行くよ」

 私は、また、転移魔法で、カタリナの部屋に移動した。すると、侍女キョーリンがお茶を入れているところだった。

 「カタリナ、お待たせ」

 「あっ、ムーン、来てくれたの」

 「もちろんだよ。カタリナの呼びかけには、直ぐに答えるよ」

 「うれしい」

 私は、カタリナの傍のソファに腰を掛けて、侍女キョーリンが入れたお茶を飲んだ。

 「ムーンに、お願いがあるの」

 「何だい。遠慮せずに、言ってごらん」

 「今度、社交界デビューをするけど、お父さんが、今の屋敷では狭いって言うのよ」

 「確かに、狭いかも知れないね。ダンスは好きかい?」

 「はい、大好き。夜通しでも踊れるわ」

 「そうか。それなら、お城が良いんじゃないか?」

 「えっ、ムーンも、お城がいいと思うの?」

 実は、エドから、カタリナの希望を事前に聞いていた。だから、私に方から、言ってあげた。

 「そうだよ。カタリナの社交界デビューだからね。できるだけ、広い所でやってあげたいよ」

 「良かった。私も、お願いしようかと思っていたの。それで、どこにあるの。そのお城?」

 「それじゃ、一緒に作ろうか」

 「本当!私の思っている城にしてくれる?」

 「カタリナは、絵が上手かな?」

 「まあまあよ。それじゃ、今から、お城の絵を描くね」

 「いいよ。待っているよ」

 私は、思念伝達で、ナターシャに連絡を取り、エドの屋敷の近くの森を購入するように、指示を出した。少ししてから、ナターシャから、思念伝達で、「購入できた」と連絡が入った。

 カタリナの方も、絵が出来上がったようだ。外観だけど、なんとなく、イメージできる。

 「出来たようだね」

 「うまく書けなかったけど、こんな感じにしたいの」

 「それじゃ、創りに行こうか」

 「これから、行くの?」

 「早い方がいいだろう」

 私は、カタリナに手招きで、私の方に来るように指示した。

 カタリナが、私の横に来たので、私は、カタリナを抱き上げて、転移魔法で、エドの屋敷に移動した。ここにも、事前に、転移魔法用の魔法陣を描いておいた。

 「あれ、此処は、お父さんの屋敷よ」

 「そうだよ。この近くの森に作るよ」

 「森って、この横にあるところ?」

 「そうだよ。そこに作るよ」

 「でも、あの土地は、別の貴族の土地よ。勝手に作っていいの?」

 「もう、あそこは、カタリナの土地だよ。カタリナの名前で購入したよ」

 「すごい、ムーンって、すごい、お金持ちね」

 「まあね。カタリナの希望する物なら、何でも買ってあげるよ。それじゃ、あそこに行こうか」

 私は、カタリナを抱きかかえて、森の中に移動した。そして、土魔法で、森の一部を更地にして、城を立てる場所を確保した。

 「カタリナ、さっきの絵を見せてくれる」

 「はい、これです」

 私は、カタリナから、絵を預かった、それに近いイメージの城を作った。そして、内装は、ダンスを中心に作った。ここで、暮らすことはないので、今回の社交界デビューだけを最優先にした内容にした。

 「さあ、出来たよ。中に入ろうか?」

 「はい、ムーン」

 私は、カタリナを抱いたまま、城の中に入っていった。

 「内装は、カタリナが好きな物を飾るといいよ。好きにしていいよ」

 「うれしい」
 
 カタリナは、喜んで、私を抱きしめた。そして、私のほほにキスをしてくれた。

 私は、思念伝達で、マリーに連絡した。そして、城を完成させたことを伝えた。そして、転移魔法用の魔法陣を作ったことを伝えた。マリーは、神具を使って、転移用魔法陣を使って、移動してきた。

 「カタリナ、マリーは、知っているね」

 「うん。知っているわ」

 「マリーといっしょに、内装や、食事などを決めなさい。遠慮はいらないよ」

 「はい、わかった」

 「それじゃ、マリー、後はよろしく」

 「はい、ムーン様。承りました」
 
 私は、カタリナを下に降ろして、頭を撫でてから、挨拶をして、元の城に転移魔法で移動した。

 何だか、急に人恋しくなってしまった。でも、ガーベラには、今、会うことができないし、レイカとは、以前のようには、会うことができない。リンダとの関係も微妙だ。

 考えたすえ、ミューに会いに行くことにした。私は、転移魔法でミューの部屋に移動した。

 「ミュー、久しぶり」

 「ムーン、本当ね。いつまで、私を放っておくのよ」

 「だから、こうして、やって来ただろう」

 私は、ミューの近くに行き、唇を奪った。そして、抱きかかえた。今の身体だと、ちょうどいいみたいだ。やっと、ミューと大人の関係が築けるようだ。

 私は、ミューをベッドに放り投げた。そして、その上に覆いかぶさった。

 「そろそろ、ミューに働いて貰いたいなぁ」

 「いいわよ。ムーンの為なら、何でもできるわよ」

 私は、ミューの柔らかい太ももに顔を埋めながら、ミューを生まれたときの姿に変えていった。

 ミューなら、オーガネッチの時のように、カネーダを手玉にとれそうだ。私は、安心して、ミューとの関係を楽しむことが出来た。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

アリア

桜庭かなめ
恋愛
 10年前、中学生だった氷室智也は遊園地で迷子になっていた朝比奈美来のことを助ける。自分を助けてくれた智也のことが好きになった美来は智也にプロポーズをする。しかし、智也は美来が結婚できる年齢になったらまた考えようと答えた。  それ以来、2人は会っていなかったが、10年経ったある春の日、結婚できる年齢である16歳となった美来が突然現れ、智也は再びプロポーズをされる。そのことをきっかけに智也は週末を中心に美来と一緒の時間を過ごしていく。しかし、会社の1年先輩である月村有紗も智也のことが好きであると告白する。  様々なことが降りかかる中、智也、美来、有紗の三角関係はどうなっていくのか。2度のプロポーズから始まるラブストーリーシリーズ。  ※完結しました!(2020.9.24)

崖からポイ捨てされた不運令嬢ですが、銀髪イケメン竜王に『最愛の伴侶』としてスカウトされました!

有賀冬馬
恋愛
不作も天災も、全部わたしのせい!? 「不運な女」と虐げられ、生贄として崖から捨てられたわたし、ミラ。 でも、落ちた先で待っていたのは、まぶしいほど綺麗な銀髪の竜王・アルベルト様でした! 「君がいたから、この国は守られていたんだよ」 えっ、わたしって実はすごい聖女だったの!? 竜宮城で贅沢三昧&溺愛生活スタート! そんな中、わたしを捨てて大ピンチになった元婚約者が「ミラ、戻ってきて!」と泣きついてきて……。

異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない

葉泪秋
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3) 「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー) ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。 神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。 そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。 ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。 早く穏やかに暮らしたい。 俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。 【毎日18:00更新】 ※表紙画像はAIを使用しています

転生幼子は生きのびたい

えぞぎんぎつね
ファンタジー
 大貴族の次男として生まれたノエルは、生後八か月で誘拐されて、凶悪な魔物が跋扈する死の山に捨てられてしまった。  だが、ノエルには前世の記憶がある。それに優れた魔法の才能も。  神獣の猫シルヴァに拾われたノエルは、親を亡くした赤ちゃんの聖獣犬と一緒に、神獣のお乳を飲んで大きくなる。  たくましく育ったノエルはでかい赤ちゃん犬と一緒に、元気に楽しく暮らしていくのだった。  一方、ノエルの生存を信じている両親はノエルを救出するために様々な手段を講じていくのだった。 ※ネオページ、カクヨムにも掲載しています

元社畜悪役令嬢、辺境のボロ城を全自動ボタニカル美容スパに大改造して引きこもる ~前世コスメで冷徹公爵を完治させたら溺愛されました~

季未
恋愛
「貴様のような悪逆非道な女は、極寒の辺境へ追放だ!」 建国記念の夜会で王太子から婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロッテ。 しかし、彼女の中身は前世でブラック企業に殺された過労で過労死したマーケターだった! (激務の王妃ルート回避!? しかも辺境は誰にも邪魔されないブルーオーシャン! 最高のフリーランス生活の始まりじゃない!) 理不尽な追放を究極のホワイト・スローライフへのパスポートだと歓喜した彼女は、あてがわれた辺境のボロ城を、前世の「DIY・スマートホーム知識」と「土・水魔法」を駆使して爆速で大改造! 隙間風の吹く部屋は、一瞬で「床暖房完備の全自動温水スパ」へ。 辺境に自生する雑草からは「極上ボタニカルコスメ」を開発し、自らも絶世の美女へと変貌していく。 さらに「お前には干渉しない」と白い結婚を突きつけてきたはずの、呪いで顔に火傷を負った氷の公爵に特製マッサージと美肌治療を施したところ……。 「お前が作ったこの空間と、お前自身が……俺のすべてだ」 冷徹だったはずの公爵様が、極上の癒やし空間と彼女の手技で完全に骨抜きにされ、異常なまでの過保護・溺愛モードに突入!? 現代マーケティングと美容チートで辺境を超高級スマート・リゾートへと再生させ、かつて自分を追放した王太子たちを大後悔させる! 爽快&極甘な、異世界リゾート経営×溺愛ファンタジー、堂々開幕!

少し冷めた村人少年の冒険記 2

mizuno sei
ファンタジー
 地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。  不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。  旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。

剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜

みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。 …しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた! 「元気に育ってねぇクロウ」 (…クロウ…ってまさか!?) そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム 「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが 「クロウ•チューリア」だ ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う 運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる "バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う 「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と! その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ 剣ぺろと言う「バグ技」は "剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ この物語は 剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語 (自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!) しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない

聖女召喚に巻き込まれたけど、僕は聖者で彼女よりも優れた能力を持っていた。

アノマロカリス
恋愛
僕の名前は、凱旋寺聖(がいせんじひじり)という厳つい苗字の高校2人生だ。 名前から分かる通り、僕の家は300年続く御寺の一族だ。 その所為か、子供の頃から躾は厳しく育てられた…が、別に跡を継ぐという話は出た事がない。 それもその筈…上に、二人の兄と姉がいるからだ。 なので、兄や姉が後継を拒まない限り、跡目争いに巻き込まれるわけではないのだ。 そんなわけで、厳しく育てられては来たが…抜け道を探しては良く遊んでいた。 …という、日頃の行いが悪い事をしていた所為か… まさか、あんな事に巻き込まれるなんてなぁ? この物語はフィクションです。 実在の人物や団体とは一切関係がありません。

処理中です...