8 / 22
第1章 冒険者ルナ
第7話 指名依頼
しおりを挟む
ラズも、冒険者として登録出来た。そして、ポーションの納品により、一気に冒険者としての経験値が増えた。
また、ルナも、初級ダンジョンに潜り、魔物を倒すことで、ランクも、レベルも上げることが出来た。すでに、レベルは、50に達した。そして、ついに、私達のパーティーも、Cランクになり、冒険者ギルドの指名依頼を受ける必要が出て来た。
Cランクの冒険者パーティーは、定期的に冒険者ギルドから、依頼されてクエストをこなす必要がある。自分たちに向いた物を選ぶことは出来るが、一定の期間内に1つは、こなさないといけない。
私達も、何か、引き受けないといけなくなったので、ルナに気に入ったものを選んで貰った。戦闘好きなルナは、盗賊団の討伐を選んだ。
「ルナ、本当にそれでいいのか?」
「はい、いいですよ。どうしてですか?」
「ルナのパーティーは、ラズとの2人だけだ。だから、人数的に問題があるように、思える。それに、ラズは、ポーション作りはSクラス並みだけど、戦闘となると訳が違う。心配だ」
「僕も、戦えます!」
私は、ギルド長に、ルナのお荷物でないことを示したかった。
「そんなに、小さな体で、戦えるのか?」
それでも、ギルド長は、不安そうな顔で私達を見つめている。
「それなら、ちょっと、試してみてください」
私は、少しなら、魔法が使える所を見せてもいいと思った。それ以上に、何だか、バカにされているようで、イライラしていた。
「そこまで、言うなら、試してみよう。私に付いてきなさい」
ギルド長は、冒険者ギルドの地下室にある競技場に私を連れて行った。ルナも、心配そうに、私の後を付いてきた。
「さあ、ここだ。いま、特訓中の剣士がいる。Cランクの冒険者だ」
ギルド長は、練習中の剣士に声を掛けた。すると、直ぐにその剣士は、私達の所に遣って来た。
「私は、アリアと言います。よろしく」
「僕は、ラズ」
ギルド長は、アリアに簡単に説明をしたようだ。
「アリア、くれぐれも怪我をさせないでほしい。いいかな」
「はい、ギルド長。よく、分かっています」
私は、アリアの言葉を聞いて、急に、怒りがこみあげて来た。
「準備は、いいかな」
「はい」
「それでは、始め!」
私達は、暫くの間、睨め合いお互いの間隔を維持していた。
「火球」
私は、わざと詠唱して、魔法を放った。それと共に、光魔法で、私自身にシールドを施して、防御力を高めておいた。
アリアは、Cランクの剣士らしく、素早く動き、私の火球を避けた。そして、ダッシュして、私に、剣を打ち込んで来た。私も、避けることは出来たけど、わざと、腕を打ちぬかせた。でも、光魔法のシールドのお陰で、全くダメージは喰らわなかった。それどころか、打ち込んで来たアリアが、跳ね飛ばされてしまった。
「あれ、おかしいな」
アリアは、特別な防具を付けていない私を見て、不思議がっている。私が作っているシールドに気が付いていないようだ。ルナは、気が付いているようだ。ダンジョンに潜った時に、いつも、私が、ルナに対して、行っていることに気が付いていたようだ。それに、ルナは、マナを見る特別な目を持っているから。
「もう一度! ドリャー」
アリアが、再度、打ち込んで来た。私は、その剣を避けずに、打ち込ませた。結果は、先ほど同じだ。私には、何のダメージもない。打ち込んだアリアが吹き飛んだだけだ。
「そこまでだ」
ギルド長の声で、アリアは、動きを止めた。
「ラズは、大したものだな。光魔法で、防御まで、できるのか。それなら、怪我をすることもないな」
「分かって貰えた?」
「あぁ、分かったよ。中級ダンジョンでも、盗賊団の討伐でも、好きに行きなさい」
「ギルド長、ありがとう」
「ただし、他の冒険者の前では、魔法を使わないように。いいか」
「はい」
「それから、アリアも、今日の事は、内緒にしてくれ。いいかな」
「はい、分りました。幼児に手も足も出せなかった、なんて、自分の口からは言いませんよ」
「うー、幼児って言うな!」
「あぁ、ごめん。ラズには、敵わないな」
「そうだ。僕は、強いんだ」
ルナは、私を見て、安心したようだ。あの剣士の剣をまともに受けて、怪我をしないなんて。少し、驚いたいるような顔つきだ。
「それじゃ、ラズ、盗賊団の討伐に行こうか」
「うん。行く」
こうして、私達は、初めてのギルドの指名依頼を引き受けることが出来た。
依頼内容は、森の近くの村が、盗賊団に占拠された。その盗賊団を捕まえることだ。特に、生け捕りにする必要はないようだ。
昼頃には、目的の村の近くに到着した。私は、直ぐに、スキル探索で、村の様子を調べた。
村人は、中央の広場に集められて、一人ずつ、縛られていた。盗賊団は、25人で、強そうな者は、5人ほどで、レベル50にも、満たないようだ。
「ルナ、どうする?」
「直ぐに、責めて行きたいけど、いいかな?」
「いいよ。僕は、土魔法で、できるだけ多くの盗賊を拘束するよ」
私は、こっそりと、光魔法で、ルナをシールドで包み、防御力をアップさせておいた。もちろん、自分自身にもかけておいた。
「土壁」
取り敢えず、手前の盗賊5人を土魔法で、拘束した。ルナは、火魔法で、盗賊を倒して行った。どうやら、かなりのダメージを与えているようだ。
「火壁」
「火壁」
連続で、魔法を繰り出している。私も、負けないように、土魔法で、盗賊を拘束して行った。最後に、5人が残った。少しは、強そうな盗賊だ。おそらく、盗賊団のリーダー達だろう。
「可愛い顔して、ひどいことをするな」
「黙れ。抵抗せずに、降伏しろ」
ルナが、盗賊団のリーダー達に、降伏を促した。しかし、全く、その気配はない。
「やってしまえ!」
5人の中の2人は、黒魔導士の様だ。直ぐに、詠唱を始めた。面倒なので、私は、2人の口を闇魔法のシールドで、塞いだ。これで、声は出せないだろう。無詠唱なら、仕方がないけどね。
「うっ、こ・え・が、…」
残りは、3人だ。ルナの火魔法が、襲いかかった。あっという間に、3人の黒焦げが出来上がった。私は、縛られていた村人たちを解放して、盗賊たちを縄で縛るように、頼んだ。
「村長、後は、任せてもいいかな?」
ルナが、拘束された盗賊団の処分を村長に任せた。
「分かりました。私共が、城の兵士達に引き渡しておきます。そして、冒険者ギルドにも報告しておきます」
「よろしく、お願いいたします」
私達は、難なく、ギルドの指名依頼を達成することが出来た。
また、ルナも、初級ダンジョンに潜り、魔物を倒すことで、ランクも、レベルも上げることが出来た。すでに、レベルは、50に達した。そして、ついに、私達のパーティーも、Cランクになり、冒険者ギルドの指名依頼を受ける必要が出て来た。
Cランクの冒険者パーティーは、定期的に冒険者ギルドから、依頼されてクエストをこなす必要がある。自分たちに向いた物を選ぶことは出来るが、一定の期間内に1つは、こなさないといけない。
私達も、何か、引き受けないといけなくなったので、ルナに気に入ったものを選んで貰った。戦闘好きなルナは、盗賊団の討伐を選んだ。
「ルナ、本当にそれでいいのか?」
「はい、いいですよ。どうしてですか?」
「ルナのパーティーは、ラズとの2人だけだ。だから、人数的に問題があるように、思える。それに、ラズは、ポーション作りはSクラス並みだけど、戦闘となると訳が違う。心配だ」
「僕も、戦えます!」
私は、ギルド長に、ルナのお荷物でないことを示したかった。
「そんなに、小さな体で、戦えるのか?」
それでも、ギルド長は、不安そうな顔で私達を見つめている。
「それなら、ちょっと、試してみてください」
私は、少しなら、魔法が使える所を見せてもいいと思った。それ以上に、何だか、バカにされているようで、イライラしていた。
「そこまで、言うなら、試してみよう。私に付いてきなさい」
ギルド長は、冒険者ギルドの地下室にある競技場に私を連れて行った。ルナも、心配そうに、私の後を付いてきた。
「さあ、ここだ。いま、特訓中の剣士がいる。Cランクの冒険者だ」
ギルド長は、練習中の剣士に声を掛けた。すると、直ぐにその剣士は、私達の所に遣って来た。
「私は、アリアと言います。よろしく」
「僕は、ラズ」
ギルド長は、アリアに簡単に説明をしたようだ。
「アリア、くれぐれも怪我をさせないでほしい。いいかな」
「はい、ギルド長。よく、分かっています」
私は、アリアの言葉を聞いて、急に、怒りがこみあげて来た。
「準備は、いいかな」
「はい」
「それでは、始め!」
私達は、暫くの間、睨め合いお互いの間隔を維持していた。
「火球」
私は、わざと詠唱して、魔法を放った。それと共に、光魔法で、私自身にシールドを施して、防御力を高めておいた。
アリアは、Cランクの剣士らしく、素早く動き、私の火球を避けた。そして、ダッシュして、私に、剣を打ち込んで来た。私も、避けることは出来たけど、わざと、腕を打ちぬかせた。でも、光魔法のシールドのお陰で、全くダメージは喰らわなかった。それどころか、打ち込んで来たアリアが、跳ね飛ばされてしまった。
「あれ、おかしいな」
アリアは、特別な防具を付けていない私を見て、不思議がっている。私が作っているシールドに気が付いていないようだ。ルナは、気が付いているようだ。ダンジョンに潜った時に、いつも、私が、ルナに対して、行っていることに気が付いていたようだ。それに、ルナは、マナを見る特別な目を持っているから。
「もう一度! ドリャー」
アリアが、再度、打ち込んで来た。私は、その剣を避けずに、打ち込ませた。結果は、先ほど同じだ。私には、何のダメージもない。打ち込んだアリアが吹き飛んだだけだ。
「そこまでだ」
ギルド長の声で、アリアは、動きを止めた。
「ラズは、大したものだな。光魔法で、防御まで、できるのか。それなら、怪我をすることもないな」
「分かって貰えた?」
「あぁ、分かったよ。中級ダンジョンでも、盗賊団の討伐でも、好きに行きなさい」
「ギルド長、ありがとう」
「ただし、他の冒険者の前では、魔法を使わないように。いいか」
「はい」
「それから、アリアも、今日の事は、内緒にしてくれ。いいかな」
「はい、分りました。幼児に手も足も出せなかった、なんて、自分の口からは言いませんよ」
「うー、幼児って言うな!」
「あぁ、ごめん。ラズには、敵わないな」
「そうだ。僕は、強いんだ」
ルナは、私を見て、安心したようだ。あの剣士の剣をまともに受けて、怪我をしないなんて。少し、驚いたいるような顔つきだ。
「それじゃ、ラズ、盗賊団の討伐に行こうか」
「うん。行く」
こうして、私達は、初めてのギルドの指名依頼を引き受けることが出来た。
依頼内容は、森の近くの村が、盗賊団に占拠された。その盗賊団を捕まえることだ。特に、生け捕りにする必要はないようだ。
昼頃には、目的の村の近くに到着した。私は、直ぐに、スキル探索で、村の様子を調べた。
村人は、中央の広場に集められて、一人ずつ、縛られていた。盗賊団は、25人で、強そうな者は、5人ほどで、レベル50にも、満たないようだ。
「ルナ、どうする?」
「直ぐに、責めて行きたいけど、いいかな?」
「いいよ。僕は、土魔法で、できるだけ多くの盗賊を拘束するよ」
私は、こっそりと、光魔法で、ルナをシールドで包み、防御力をアップさせておいた。もちろん、自分自身にもかけておいた。
「土壁」
取り敢えず、手前の盗賊5人を土魔法で、拘束した。ルナは、火魔法で、盗賊を倒して行った。どうやら、かなりのダメージを与えているようだ。
「火壁」
「火壁」
連続で、魔法を繰り出している。私も、負けないように、土魔法で、盗賊を拘束して行った。最後に、5人が残った。少しは、強そうな盗賊だ。おそらく、盗賊団のリーダー達だろう。
「可愛い顔して、ひどいことをするな」
「黙れ。抵抗せずに、降伏しろ」
ルナが、盗賊団のリーダー達に、降伏を促した。しかし、全く、その気配はない。
「やってしまえ!」
5人の中の2人は、黒魔導士の様だ。直ぐに、詠唱を始めた。面倒なので、私は、2人の口を闇魔法のシールドで、塞いだ。これで、声は出せないだろう。無詠唱なら、仕方がないけどね。
「うっ、こ・え・が、…」
残りは、3人だ。ルナの火魔法が、襲いかかった。あっという間に、3人の黒焦げが出来上がった。私は、縛られていた村人たちを解放して、盗賊たちを縄で縛るように、頼んだ。
「村長、後は、任せてもいいかな?」
ルナが、拘束された盗賊団の処分を村長に任せた。
「分かりました。私共が、城の兵士達に引き渡しておきます。そして、冒険者ギルドにも報告しておきます」
「よろしく、お願いいたします」
私達は、難なく、ギルドの指名依頼を達成することが出来た。
0
あなたにおすすめの小説
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
追放された最強令嬢は、新たな人生を自由に生きる
灯乃
ファンタジー
旧題:魔眼の守護者 ~用なし令嬢は踊らない~
幼い頃から、スウィングラー辺境伯家の後継者として厳しい教育を受けてきたアレクシア。だがある日、両親の離縁と再婚により、後継者の地位を腹違いの兄に奪われる。彼女は、たったひとりの従者とともに、追い出されるように家を出た。
「……っ、自由だーーーーーーっっ!!」
「そうですね、アレクシアさま。とりあえずあなたは、世間の一般常識を身につけるところからはじめましょうか」
最高の淑女教育と最強の兵士教育を施されたアレクシアと、そんな彼女の従者兼護衛として育てられたウィルフレッド。ふたりにとって、『学校』というのは思いもよらない刺激に満ちた場所のようで……?
元社畜悪役令嬢、辺境のボロ城を全自動ボタニカル美容スパに大改造して引きこもる ~前世コスメで冷徹公爵を完治させたら溺愛されました~
季未
恋愛
「貴様のような悪逆非道な女は、極寒の辺境へ追放だ!」
建国記念の夜会で王太子から婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロッテ。
しかし、彼女の中身は前世でブラック企業に殺された過労で過労死したマーケターだった!
(激務の王妃ルート回避!? しかも辺境は誰にも邪魔されないブルーオーシャン! 最高のフリーランス生活の始まりじゃない!)
理不尽な追放を究極のホワイト・スローライフへのパスポートだと歓喜した彼女は、あてがわれた辺境のボロ城を、前世の「DIY・スマートホーム知識」と「土・水魔法」を駆使して爆速で大改造!
隙間風の吹く部屋は、一瞬で「床暖房完備の全自動温水スパ」へ。
辺境に自生する雑草からは「極上ボタニカルコスメ」を開発し、自らも絶世の美女へと変貌していく。
さらに「お前には干渉しない」と白い結婚を突きつけてきたはずの、呪いで顔に火傷を負った氷の公爵に特製マッサージと美肌治療を施したところ……。
「お前が作ったこの空間と、お前自身が……俺のすべてだ」
冷徹だったはずの公爵様が、極上の癒やし空間と彼女の手技で完全に骨抜きにされ、異常なまでの過保護・溺愛モードに突入!?
現代マーケティングと美容チートで辺境を超高級スマート・リゾートへと再生させ、かつて自分を追放した王太子たちを大後悔させる!
爽快&極甘な、異世界リゾート経営×溺愛ファンタジー、堂々開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる