17 / 22
第2章 女魔法使い
第16話 シルヴァー・ムーン・シャドウ
しおりを挟む
第12階層で、助けた冒険者は、Bランク冒険者パーティー「シルヴァー・ムーン・シャドウ」のリーダのユリア・シルヴァーだった。
怪我も治り、食事をさせて、落ち着かせてから、話を聞くことが出来た。
「私達のシルヴァー・ムーン・シャドウは、冒険者ギルドからの依頼で、マップの作成をしていました。この階層に入ってから、トラップの魔法陣によって、パーティーのメンバーは、それぞれ別の階層に転送されてしまいました。今、他のメンバーがどうなっているのか、わかりません」
「シルヴァー・ムーン・シャドウは、何人のパーティーですか?」
ルナが、ユリアに訊いた。早くのこりのメンバーを助ける必要があるからだ。
「私を入れて、6人です」
「そうすると、5人の行方を捜す必要がありますね」
「はい、そうです。お願いできるでしょうか?」
「もちろんです。ねぇ、ラズ、アリアも、行けるね」
「「はい」」
私は、急いで、スキル探索で残りのメンバーを探した。ここより、深い階層の方が危険なので、そちらを重点的に調べることにした。すると、ここより、3階層下の第15階層で、2人の冒険者が魔物の群れに囲まれているのが、分かった。そこより下の階層では、特に、魔物に囲まれているような冒険者は、いなかった。
「ルナ、第15階層に2人いるようよ」
「分かったわ。直ぐに、行きましょう」
「ユリアは、どうする?」
「私も、行きます」
「それなら、アリアと一緒に来てくれる」
「ルナ、私は、ユリアと一緒に後を追いかけます」
「それじゃ、皆、用心して進んでね」
「はい」
私は、ルナより、先に、第15階層に向かうことにした。風魔法で、自分自身を吹き飛ばしながら、先を急いだ。直ぐに、第15階層まで、到達することが出来た。
まず、2人の冒険者を闇魔法のシールドで、覆って防御力を高めておいた。それから、周りを取り囲んでいる魔物を範囲魔法で、狩って行った。
「火壁」
「火壁」
いつの間にか、ルナも、第15階層に到着していた。そして、ルナも、範囲魔法で、魔物の群れを狩り始めた。
私は、残りの魔物をルナに任せて、2人の治療に当たった。
「大丈夫ですか?」
「私は、大丈夫ですが、セシルが大けがを負っています」
地面に倒れている人間が、セシルだろう。腕をもぎ取られている。白魔術師のようだ。杖を持っている。
「まず、これを飲んで!」
私は、アイテムボックスに入っている赤のポーションをセシルの口に注ぎ込んだ。そして、もう一本を取り出し、腕に降りかけた。
「血よ止まれ。治癒魔法
傷よ治れ。治癒魔法」
私は、治癒魔法を掛けた。すると、傷口が塞がり、出血を止めることが出来た。しかし、失った腕を元に戻すことは出来なかった。やはり、私の光魔法は、闇魔法より、弱いようだ。これまで、余り光魔法を使っていなかったためだろう。
「ルナ、急いで来て! セシルの腕を治して!」
魔物を追い払っていたルナが、私達の所に駆け寄って来た。
「傷よ治れ。治癒魔法」
ルナは、すぐさま光魔法で、治療を始めた。ルナが、マナを注ぎ込んでセシルの腕を治そうとしている。まばゆいばかりの光に包まれて、セシルの腕が、元に戻って行った。
「ふぅ、何とか、間に合ったみたいね」
「ルナ、凄い! やはり、光魔法は、ルナには敵わないわ」
私は、心から、ルナの光魔法を称えた。
「ラズなら、直ぐに、私と同じように光魔法を使えるようになるわ」
「うん。僕、頑張る」
ルナが、私の頭をポンポンと軽く叩いた。いつの間にか、本当に、ルナの子供のような扱いに慣れてしまったようだ。全く、違和感を感じなくなっている。私は、ルナに対しては、素直になれるようだ。
「あと、3人だね」
ルナに言われて、私は、再度、スキル探索で、ダンジョン内を調査した。今度は、今いる階層より、浅い階層を調べることにした。すると、第5層から第7層にかけて、1人ずつが倒れているのが分かった。だが、特に魔物に襲われているような状態ではなかった。
「ルナ、第5階層から第7層に1人ずついるよ」
「どんな状態?」
「特に、危険な状態ではないと思う」
「それなら、皆で、揃っていきましょうか」
「はい」
私達は、残りのメンバーを探しに、階層を戻って行った。途中で、アリア達とも合流した。そして、第5回層で、全員が揃った。
「シルヴァー・ムーン・シャドウの全員無事に揃ったわね」
「「はい」」
ユリアは、やっと、安堵したようだ。リーダーとして、皆を守ることが出来なかったことが、負い目になっていたようだ。だが、トラップは、巧妙で、闇魔法が使えない者には、見つけることは、困難だっただろう。
「改めて、紹介します。これが、シルヴァー・ムーン・シャドウのメンバーです」
ユリアが、6人を集めて、紹介した。それに呼応して、ルナが、私達を紹介した。
「私達3人が、ムーンライト・ウィザードです。よろしくね」
それから、それぞれのメンバーの紹介をして一緒に、食事をすることになった。私は、土魔法で、テーブルを出して、アイテムボックスに入っている食事を並べて行った。
「凄い!」
「本当に! ラズは、まだ、小さいのに、どれだけの魔法が使えるの? それに、そのアイテムボックスは、何? 何故、ラズが、そんな高価な物を持っているの?」
ユリアが、びっくりしたように、ラズを見つめていた。シルヴァー・ムーン・シャドウの他のメンバーも、驚いていた。
「あの、すみませんが、ラズを子供扱いしないでね。私達のパーティの1員なんだから」
「あぁ、すみません」
ユリアは、私に向かって、頭を下げた。そして、他のメンバーも、ユリアと同じように、申し訳なさそうに、頭を下げた。
私は、怒り出しそうだったけど、何とか、我慢することが出来た。やはり、ルナは、私の事をよく分かっている。
怪我も治り、食事をさせて、落ち着かせてから、話を聞くことが出来た。
「私達のシルヴァー・ムーン・シャドウは、冒険者ギルドからの依頼で、マップの作成をしていました。この階層に入ってから、トラップの魔法陣によって、パーティーのメンバーは、それぞれ別の階層に転送されてしまいました。今、他のメンバーがどうなっているのか、わかりません」
「シルヴァー・ムーン・シャドウは、何人のパーティーですか?」
ルナが、ユリアに訊いた。早くのこりのメンバーを助ける必要があるからだ。
「私を入れて、6人です」
「そうすると、5人の行方を捜す必要がありますね」
「はい、そうです。お願いできるでしょうか?」
「もちろんです。ねぇ、ラズ、アリアも、行けるね」
「「はい」」
私は、急いで、スキル探索で残りのメンバーを探した。ここより、深い階層の方が危険なので、そちらを重点的に調べることにした。すると、ここより、3階層下の第15階層で、2人の冒険者が魔物の群れに囲まれているのが、分かった。そこより下の階層では、特に、魔物に囲まれているような冒険者は、いなかった。
「ルナ、第15階層に2人いるようよ」
「分かったわ。直ぐに、行きましょう」
「ユリアは、どうする?」
「私も、行きます」
「それなら、アリアと一緒に来てくれる」
「ルナ、私は、ユリアと一緒に後を追いかけます」
「それじゃ、皆、用心して進んでね」
「はい」
私は、ルナより、先に、第15階層に向かうことにした。風魔法で、自分自身を吹き飛ばしながら、先を急いだ。直ぐに、第15階層まで、到達することが出来た。
まず、2人の冒険者を闇魔法のシールドで、覆って防御力を高めておいた。それから、周りを取り囲んでいる魔物を範囲魔法で、狩って行った。
「火壁」
「火壁」
いつの間にか、ルナも、第15階層に到着していた。そして、ルナも、範囲魔法で、魔物の群れを狩り始めた。
私は、残りの魔物をルナに任せて、2人の治療に当たった。
「大丈夫ですか?」
「私は、大丈夫ですが、セシルが大けがを負っています」
地面に倒れている人間が、セシルだろう。腕をもぎ取られている。白魔術師のようだ。杖を持っている。
「まず、これを飲んで!」
私は、アイテムボックスに入っている赤のポーションをセシルの口に注ぎ込んだ。そして、もう一本を取り出し、腕に降りかけた。
「血よ止まれ。治癒魔法
傷よ治れ。治癒魔法」
私は、治癒魔法を掛けた。すると、傷口が塞がり、出血を止めることが出来た。しかし、失った腕を元に戻すことは出来なかった。やはり、私の光魔法は、闇魔法より、弱いようだ。これまで、余り光魔法を使っていなかったためだろう。
「ルナ、急いで来て! セシルの腕を治して!」
魔物を追い払っていたルナが、私達の所に駆け寄って来た。
「傷よ治れ。治癒魔法」
ルナは、すぐさま光魔法で、治療を始めた。ルナが、マナを注ぎ込んでセシルの腕を治そうとしている。まばゆいばかりの光に包まれて、セシルの腕が、元に戻って行った。
「ふぅ、何とか、間に合ったみたいね」
「ルナ、凄い! やはり、光魔法は、ルナには敵わないわ」
私は、心から、ルナの光魔法を称えた。
「ラズなら、直ぐに、私と同じように光魔法を使えるようになるわ」
「うん。僕、頑張る」
ルナが、私の頭をポンポンと軽く叩いた。いつの間にか、本当に、ルナの子供のような扱いに慣れてしまったようだ。全く、違和感を感じなくなっている。私は、ルナに対しては、素直になれるようだ。
「あと、3人だね」
ルナに言われて、私は、再度、スキル探索で、ダンジョン内を調査した。今度は、今いる階層より、浅い階層を調べることにした。すると、第5層から第7層にかけて、1人ずつが倒れているのが分かった。だが、特に魔物に襲われているような状態ではなかった。
「ルナ、第5階層から第7層に1人ずついるよ」
「どんな状態?」
「特に、危険な状態ではないと思う」
「それなら、皆で、揃っていきましょうか」
「はい」
私達は、残りのメンバーを探しに、階層を戻って行った。途中で、アリア達とも合流した。そして、第5回層で、全員が揃った。
「シルヴァー・ムーン・シャドウの全員無事に揃ったわね」
「「はい」」
ユリアは、やっと、安堵したようだ。リーダーとして、皆を守ることが出来なかったことが、負い目になっていたようだ。だが、トラップは、巧妙で、闇魔法が使えない者には、見つけることは、困難だっただろう。
「改めて、紹介します。これが、シルヴァー・ムーン・シャドウのメンバーです」
ユリアが、6人を集めて、紹介した。それに呼応して、ルナが、私達を紹介した。
「私達3人が、ムーンライト・ウィザードです。よろしくね」
それから、それぞれのメンバーの紹介をして一緒に、食事をすることになった。私は、土魔法で、テーブルを出して、アイテムボックスに入っている食事を並べて行った。
「凄い!」
「本当に! ラズは、まだ、小さいのに、どれだけの魔法が使えるの? それに、そのアイテムボックスは、何? 何故、ラズが、そんな高価な物を持っているの?」
ユリアが、びっくりしたように、ラズを見つめていた。シルヴァー・ムーン・シャドウの他のメンバーも、驚いていた。
「あの、すみませんが、ラズを子供扱いしないでね。私達のパーティの1員なんだから」
「あぁ、すみません」
ユリアは、私に向かって、頭を下げた。そして、他のメンバーも、ユリアと同じように、申し訳なさそうに、頭を下げた。
私は、怒り出しそうだったけど、何とか、我慢することが出来た。やはり、ルナは、私の事をよく分かっている。
0
あなたにおすすめの小説
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
追放された最強令嬢は、新たな人生を自由に生きる
灯乃
ファンタジー
旧題:魔眼の守護者 ~用なし令嬢は踊らない~
幼い頃から、スウィングラー辺境伯家の後継者として厳しい教育を受けてきたアレクシア。だがある日、両親の離縁と再婚により、後継者の地位を腹違いの兄に奪われる。彼女は、たったひとりの従者とともに、追い出されるように家を出た。
「……っ、自由だーーーーーーっっ!!」
「そうですね、アレクシアさま。とりあえずあなたは、世間の一般常識を身につけるところからはじめましょうか」
最高の淑女教育と最強の兵士教育を施されたアレクシアと、そんな彼女の従者兼護衛として育てられたウィルフレッド。ふたりにとって、『学校』というのは思いもよらない刺激に満ちた場所のようで……?
元社畜悪役令嬢、辺境のボロ城を全自動ボタニカル美容スパに大改造して引きこもる ~前世コスメで冷徹公爵を完治させたら溺愛されました~
季未
恋愛
「貴様のような悪逆非道な女は、極寒の辺境へ追放だ!」
建国記念の夜会で王太子から婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロッテ。
しかし、彼女の中身は前世でブラック企業に殺された過労で過労死したマーケターだった!
(激務の王妃ルート回避!? しかも辺境は誰にも邪魔されないブルーオーシャン! 最高のフリーランス生活の始まりじゃない!)
理不尽な追放を究極のホワイト・スローライフへのパスポートだと歓喜した彼女は、あてがわれた辺境のボロ城を、前世の「DIY・スマートホーム知識」と「土・水魔法」を駆使して爆速で大改造!
隙間風の吹く部屋は、一瞬で「床暖房完備の全自動温水スパ」へ。
辺境に自生する雑草からは「極上ボタニカルコスメ」を開発し、自らも絶世の美女へと変貌していく。
さらに「お前には干渉しない」と白い結婚を突きつけてきたはずの、呪いで顔に火傷を負った氷の公爵に特製マッサージと美肌治療を施したところ……。
「お前が作ったこの空間と、お前自身が……俺のすべてだ」
冷徹だったはずの公爵様が、極上の癒やし空間と彼女の手技で完全に骨抜きにされ、異常なまでの過保護・溺愛モードに突入!?
現代マーケティングと美容チートで辺境を超高級スマート・リゾートへと再生させ、かつて自分を追放した王太子たちを大後悔させる!
爽快&極甘な、異世界リゾート経営×溺愛ファンタジー、堂々開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる