10 / 10
第10話.ユナとの別れ
しおりを挟む
私は、ユナと別れることにした。いままで、私だけを愛してくれると思っていたけど、私に、元カレを重ねていたみたい。もし、私が、女の子のような恰好だったら、ユナは、近づかなかったかもしれない。
男の子のような私だから、愛してくれた。でも、男の子ではないから、多分だめね。私とは、違うのだわ。
私は、男の子になりたいわけじゃないのに。女の子だと思っていたのに。ユナには、違って見えていたのね。
でも、私には、大事な親友がいた。ジュナが私を受け止めてくれる。だから、ユナと別れて、もう一度、自分を見つめ直すわ。
今日も、ジュナと一緒に学校に行くことにした。地下鉄で、待ち合わせ。ジュナが来るのを、私は、待って居る。
電車が一本、目の前を過ぎて行った。あっ、あれは、ユナ?
まだ、引きずっているみたい。ユナの影を追いかけている自分がいる。
「」ごめん。待った?
ジュナが声を掛けて来た。残念なような、ほっとしたような、複雑な気分。でも、これでいいのだわ。時間が私を癒してくれる。
「大して待ってないわ。」
「そう、それなら、良かった。」
ジュナは、私の横に座って、下から、私の顔を覗き込んだ。
「大丈夫?元気出してよ。」
「大丈夫よ。心配ないよ。」
「もうすぐ、試験ね。週末、一緒に勉強する?」
「いいわよ。ジュナが私の家にくる?どっちがいい?」
「どっちでもいいよ。トキが私の内に来て。その方が、学校に近いでしょ。」
「えっ、土日とも、勉強するの?」
「そうだよ。当然でしょ。」
「本気なの?」
「どういう意味?これでも、これからは、頑張ろうって、思っているのよ。」
「そうか、ジュナは、大学に行くのね。」
「トキは、専門学校に決めたの?」
「うん。その方が、家を出やすいでしょ。」
「そんなに、一人暮らしがしたいの?」
電車が入って来た。放送が鳴っている。私の声が消えていく。まあ、大したことないから、いいか。
私達は、空いている電車に乗り、2人並んで座った。
「さっき、何を言ったの?聞こえなかったわ。」
「できれば、早く、独り立ちしたいの。一人で、生きて行きたいのね。」
「そうか。私は、できるだけ、両親に面倒見て貰うわ。大学出ても、暫くは、実家で、住むよ。」
「ジュナの家は、仲がいいから、そう思うのよ。」
「そうかな?」
「そうよ。」
多分、私がジュナでも、同じだと思う。早く、独立したいって、思う。それは、家庭環境とは関係ないもの。
でも、ジュナを否定する気はないわ。人それぞれだから。
男の子のような私だから、愛してくれた。でも、男の子ではないから、多分だめね。私とは、違うのだわ。
私は、男の子になりたいわけじゃないのに。女の子だと思っていたのに。ユナには、違って見えていたのね。
でも、私には、大事な親友がいた。ジュナが私を受け止めてくれる。だから、ユナと別れて、もう一度、自分を見つめ直すわ。
今日も、ジュナと一緒に学校に行くことにした。地下鉄で、待ち合わせ。ジュナが来るのを、私は、待って居る。
電車が一本、目の前を過ぎて行った。あっ、あれは、ユナ?
まだ、引きずっているみたい。ユナの影を追いかけている自分がいる。
「」ごめん。待った?
ジュナが声を掛けて来た。残念なような、ほっとしたような、複雑な気分。でも、これでいいのだわ。時間が私を癒してくれる。
「大して待ってないわ。」
「そう、それなら、良かった。」
ジュナは、私の横に座って、下から、私の顔を覗き込んだ。
「大丈夫?元気出してよ。」
「大丈夫よ。心配ないよ。」
「もうすぐ、試験ね。週末、一緒に勉強する?」
「いいわよ。ジュナが私の家にくる?どっちがいい?」
「どっちでもいいよ。トキが私の内に来て。その方が、学校に近いでしょ。」
「えっ、土日とも、勉強するの?」
「そうだよ。当然でしょ。」
「本気なの?」
「どういう意味?これでも、これからは、頑張ろうって、思っているのよ。」
「そうか、ジュナは、大学に行くのね。」
「トキは、専門学校に決めたの?」
「うん。その方が、家を出やすいでしょ。」
「そんなに、一人暮らしがしたいの?」
電車が入って来た。放送が鳴っている。私の声が消えていく。まあ、大したことないから、いいか。
私達は、空いている電車に乗り、2人並んで座った。
「さっき、何を言ったの?聞こえなかったわ。」
「できれば、早く、独り立ちしたいの。一人で、生きて行きたいのね。」
「そうか。私は、できるだけ、両親に面倒見て貰うわ。大学出ても、暫くは、実家で、住むよ。」
「ジュナの家は、仲がいいから、そう思うのよ。」
「そうかな?」
「そうよ。」
多分、私がジュナでも、同じだと思う。早く、独立したいって、思う。それは、家庭環境とは関係ないもの。
でも、ジュナを否定する気はないわ。人それぞれだから。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる