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【マシューside】任務の依頼
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リナの卒業まであと6週間程になった頃、面倒な案件が飛び込んできた。
わざわざ王家の印章で封をされた形で騎士団本部へ届いたのは、第一騎士団全員への召喚状だった。内容は明日の昼、王都の夜会ホールにて全ての騎士を相手に次の任務への耐性を調べるというものだった。内容はよく分からなかったが、王家の印はほんものだったため、全員で夜会ホールへと向かった。
豪華絢爛なここが、リナの卒業パーティーの会場か。そんなことを考えていたのは俺だけだったようで、周りの騎士たちはひそひそと話し合っている。
「一体耐性と言うのは何の話だ?」
「何の耐性だろう」
「王家から直接の任務なんて、何年ぶりだ」
「選ばれたなら、名誉なことだが」
こそこそと交わされる声を聞き流していると、不意に上階のドアが開いた。出てきたのは一人の小柄な女性と宰相、そして将軍である父の姿だった。
宰相がコホンと咳をもらした途端、辺りは一気に静寂に包まれた。ザッと姿勢を正して並ぶ俺たちの姿を、宰相は満足げに見渡した。
「皆さん、ご苦労様です」
「耐性試験を始める。第一部隊から順に彼女の前へ並んでくれ。なお、彼女の言葉に、決して従ってはならない」
父が放ったその言葉でようやく、この見知らぬ女性が試験を行うのかと皆が気づいた。
耐性試験は予想外のものだった。
その女性はじっと試験対象者の目を上目遣いで見つめながら、私の手を取って踊ってくださいと囁くのだ。決して従ってはならない。そう言われているのに、なぜかみんなその手を取ってしまう。一体何が起きているのか分からない。見ている間は何故あんな簡単な事が出来ないんだと笑っていた騎士も、全員が同じように手を伸ばしてしまうのだ。
自分の番が来て、女性の前に立つ。
「私の手を取って踊ってください」
「申し訳ないですが、私の踊る相手は一人だけですので」
リナが同じように上目遣いでそう言ってくれたなら、一晩中でも踊れる自信がある。そう思いながら断ると、宰相は息を呑み、将軍は肩を揺らして笑いをかみ殺している。
「もう一度だけお願いします。私の手を握りしめてください」
「申し訳ないですが、決して従ってはならないと言われております」
もう一度答えれば、彼女は嬉しそうに笑ってから戻って結構ですと言ってくれた。何だったんだ。まだ肩を震わせている将軍を、冷ややかな目でちらりと見てから俺は階段を降りた。
全員の試験が終わったのはしばらくしてからだった。100人以上の騎士がいて、申し出を断れたのは俺だけだった。
「マシュー殿、あなただけが耐性をお持ちのようです」
「耐性?」
騒めいた騎士達を、宰相の手が黙らせる。
「皆さんに受けていただいた試験は、魅了耐性の試験です」
「魅了耐性?」
「最近、この王都にて魅了のスキルを悪用している者がいるようなのです」
宰相の説明によれば、魅了スキルを使っての商会での代金の踏み倒しや、貴族の令息をたらしこんで貢がせたりしているようだ。発覚が遅れたのは、魅了スキルによって通報する気持ち自体を押さえこまれていたせいだった。
「彼女は魅了スキルもちです」
「念のため伝えておきますが、普段はこのスキルを封印する腕輪をしています」
そう皆の前で説明をした彼女は、にっこりと笑ってみせる。
「では、マシュー殿以外は仕事に戻ってください」
宰相の言葉で、騎士達はぞろぞろと歩き出す。
「魅了スキルなんて実在してたんだな」
「でもたしかにあの抗えない感じは特別だった」
全ての騎士がいなくなると、宰相はしみじみと呟いた。
「一人でもいて良かったですな」
「ふふ、うちの息子なら大丈夫だといったでしょう?何せ婚約者馬鹿ですから」
自慢げな父はともかく、なぜか女性まで嬉しそうにしている。
「私はトリンと言います、よろしくお願いします」
「マシュー・ハワードです」
「あなたのような方がいて嬉しいです」
「魅了スキルが効かない方が嬉しいんですか?」
思わず聞けば、トリンさんは大きく頷いて話し出した。
昔から自分がお願いした事は何でも周りが叶えてしまっていたこと。ある日、それが異常だと気づいてスキル研究機関に自分から出向いたことで、魅了スキルが判明したそうだ。相手の意思をまげて、自分の思うように操っていたと分かると、何もかもが信じられなくなった。優しい両親さえ、自分のスキルで操っていたのかもしれない。実際は自分を嫌っていたのかもしれない。そんな考えがどうしても頭から離れなくなった。
魅了スキルを封印する腕輪を開発してくれた魔道具技師のおかげで、人前に出ることはできるようになったが、気づかない間に腕輪が故障してスキルを使っているのではと今でも心のどこかで考えてしまう。あなた相手なら気にせずに話せると嬉しそうに言われた。
宰相も将軍も微笑ましそうにこっちを見ていたので、交流して欲しいのだろうと頷いてから、ようやく本題へと話題を移す。
「それで魅了スキルを持っている人は誰か分かったんですか?」
「ロンディーネ学園に通っている3年の女生徒です」
「名前も分かりますか?」
「エミリーという名の平民です」
「なるほど…最近学園で話題の生徒ですね」
学園内に関してはレックスの情報網も使えないが、そんな俺でも知っている名前だった。
「それはどのような話題です?」
「婚約者がいても恋人がいても関係なしで距離をつめて、見かねて注意した生徒に、自分が好きな人を好きと言って何が悪いのと言い放ったという強者です」
言い切ると、3人は顔を見合わせた。
「それは…すごいですね」
「よし、マシュー。耐性のあるおまえが気のあるそぶりをすれば、きっとその女は魅了にかかったと思い込んで尻尾を出すだろう」
「お断りします」
断った途端に、宰相は慌てた様子で俺を見つめてくるが無視だ。俺は、リナに誤解されるのが何よりも嫌だ。
「それは騎士であることと引き換えにしても嫌か?」
「はい、リナに誤解されたくないので」
「これが婚約者馬鹿…」
「でもここまで好かれたら、女性としては嬉しいですよ」
トリンさんの朗らかな声に、そうだと嬉しいですと心の中で返事をしていると、父がにんまりと笑った。
「マシューよ、騎士になった事をあれほど喜んでくれたリナティエラ嬢に、任務が嫌で騎士を辞めたなんていえるかな?」
さすが父だ。一番痛いところを突いてくる。ぐっと呻いた俺に、駄目押しの言葉が飛んでくる。
「そうだ!騎士をやめたら剣の指導者もやめることになるなぁ…つまり卒業パーティーでは…」
そのためだけに楽しくもない貴族の剣の指導をしてきたのに、今になってその話が流れたら。真面目なリナはきっと規則だからと誰かと踊ってしまうのだろう。
「……わかりました」
自分でも分かるぐらいに不服そうな声だったが、宰相嬉しそうに笑っている。
「やってくれるんですね」
「はい、受けさせていただきます」
こうして俺の苦行の日々が始まった。
わざわざ王家の印章で封をされた形で騎士団本部へ届いたのは、第一騎士団全員への召喚状だった。内容は明日の昼、王都の夜会ホールにて全ての騎士を相手に次の任務への耐性を調べるというものだった。内容はよく分からなかったが、王家の印はほんものだったため、全員で夜会ホールへと向かった。
豪華絢爛なここが、リナの卒業パーティーの会場か。そんなことを考えていたのは俺だけだったようで、周りの騎士たちはひそひそと話し合っている。
「一体耐性と言うのは何の話だ?」
「何の耐性だろう」
「王家から直接の任務なんて、何年ぶりだ」
「選ばれたなら、名誉なことだが」
こそこそと交わされる声を聞き流していると、不意に上階のドアが開いた。出てきたのは一人の小柄な女性と宰相、そして将軍である父の姿だった。
宰相がコホンと咳をもらした途端、辺りは一気に静寂に包まれた。ザッと姿勢を正して並ぶ俺たちの姿を、宰相は満足げに見渡した。
「皆さん、ご苦労様です」
「耐性試験を始める。第一部隊から順に彼女の前へ並んでくれ。なお、彼女の言葉に、決して従ってはならない」
父が放ったその言葉でようやく、この見知らぬ女性が試験を行うのかと皆が気づいた。
耐性試験は予想外のものだった。
その女性はじっと試験対象者の目を上目遣いで見つめながら、私の手を取って踊ってくださいと囁くのだ。決して従ってはならない。そう言われているのに、なぜかみんなその手を取ってしまう。一体何が起きているのか分からない。見ている間は何故あんな簡単な事が出来ないんだと笑っていた騎士も、全員が同じように手を伸ばしてしまうのだ。
自分の番が来て、女性の前に立つ。
「私の手を取って踊ってください」
「申し訳ないですが、私の踊る相手は一人だけですので」
リナが同じように上目遣いでそう言ってくれたなら、一晩中でも踊れる自信がある。そう思いながら断ると、宰相は息を呑み、将軍は肩を揺らして笑いをかみ殺している。
「もう一度だけお願いします。私の手を握りしめてください」
「申し訳ないですが、決して従ってはならないと言われております」
もう一度答えれば、彼女は嬉しそうに笑ってから戻って結構ですと言ってくれた。何だったんだ。まだ肩を震わせている将軍を、冷ややかな目でちらりと見てから俺は階段を降りた。
全員の試験が終わったのはしばらくしてからだった。100人以上の騎士がいて、申し出を断れたのは俺だけだった。
「マシュー殿、あなただけが耐性をお持ちのようです」
「耐性?」
騒めいた騎士達を、宰相の手が黙らせる。
「皆さんに受けていただいた試験は、魅了耐性の試験です」
「魅了耐性?」
「最近、この王都にて魅了のスキルを悪用している者がいるようなのです」
宰相の説明によれば、魅了スキルを使っての商会での代金の踏み倒しや、貴族の令息をたらしこんで貢がせたりしているようだ。発覚が遅れたのは、魅了スキルによって通報する気持ち自体を押さえこまれていたせいだった。
「彼女は魅了スキルもちです」
「念のため伝えておきますが、普段はこのスキルを封印する腕輪をしています」
そう皆の前で説明をした彼女は、にっこりと笑ってみせる。
「では、マシュー殿以外は仕事に戻ってください」
宰相の言葉で、騎士達はぞろぞろと歩き出す。
「魅了スキルなんて実在してたんだな」
「でもたしかにあの抗えない感じは特別だった」
全ての騎士がいなくなると、宰相はしみじみと呟いた。
「一人でもいて良かったですな」
「ふふ、うちの息子なら大丈夫だといったでしょう?何せ婚約者馬鹿ですから」
自慢げな父はともかく、なぜか女性まで嬉しそうにしている。
「私はトリンと言います、よろしくお願いします」
「マシュー・ハワードです」
「あなたのような方がいて嬉しいです」
「魅了スキルが効かない方が嬉しいんですか?」
思わず聞けば、トリンさんは大きく頷いて話し出した。
昔から自分がお願いした事は何でも周りが叶えてしまっていたこと。ある日、それが異常だと気づいてスキル研究機関に自分から出向いたことで、魅了スキルが判明したそうだ。相手の意思をまげて、自分の思うように操っていたと分かると、何もかもが信じられなくなった。優しい両親さえ、自分のスキルで操っていたのかもしれない。実際は自分を嫌っていたのかもしれない。そんな考えがどうしても頭から離れなくなった。
魅了スキルを封印する腕輪を開発してくれた魔道具技師のおかげで、人前に出ることはできるようになったが、気づかない間に腕輪が故障してスキルを使っているのではと今でも心のどこかで考えてしまう。あなた相手なら気にせずに話せると嬉しそうに言われた。
宰相も将軍も微笑ましそうにこっちを見ていたので、交流して欲しいのだろうと頷いてから、ようやく本題へと話題を移す。
「それで魅了スキルを持っている人は誰か分かったんですか?」
「ロンディーネ学園に通っている3年の女生徒です」
「名前も分かりますか?」
「エミリーという名の平民です」
「なるほど…最近学園で話題の生徒ですね」
学園内に関してはレックスの情報網も使えないが、そんな俺でも知っている名前だった。
「それはどのような話題です?」
「婚約者がいても恋人がいても関係なしで距離をつめて、見かねて注意した生徒に、自分が好きな人を好きと言って何が悪いのと言い放ったという強者です」
言い切ると、3人は顔を見合わせた。
「それは…すごいですね」
「よし、マシュー。耐性のあるおまえが気のあるそぶりをすれば、きっとその女は魅了にかかったと思い込んで尻尾を出すだろう」
「お断りします」
断った途端に、宰相は慌てた様子で俺を見つめてくるが無視だ。俺は、リナに誤解されるのが何よりも嫌だ。
「それは騎士であることと引き換えにしても嫌か?」
「はい、リナに誤解されたくないので」
「これが婚約者馬鹿…」
「でもここまで好かれたら、女性としては嬉しいですよ」
トリンさんの朗らかな声に、そうだと嬉しいですと心の中で返事をしていると、父がにんまりと笑った。
「マシューよ、騎士になった事をあれほど喜んでくれたリナティエラ嬢に、任務が嫌で騎士を辞めたなんていえるかな?」
さすが父だ。一番痛いところを突いてくる。ぐっと呻いた俺に、駄目押しの言葉が飛んでくる。
「そうだ!騎士をやめたら剣の指導者もやめることになるなぁ…つまり卒業パーティーでは…」
そのためだけに楽しくもない貴族の剣の指導をしてきたのに、今になってその話が流れたら。真面目なリナはきっと規則だからと誰かと踊ってしまうのだろう。
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