シャーデンフロイデの嫉妬

まえはる

文字の大きさ
上 下
5 / 5

5

しおりを挟む
この世界にはまだ解明されていないことが沢山ある

俺はそれを知りたいだけだ
恐れを知らない探究心だけが俺をつきさす

それを可能にする能力は言わずもがなあの職業しかない

だから昼夜問わず汗水流して
苦労した

角を何本折ったことだろう
とうとう隠すことも可能になった

魔族的傾向の強い俺は
角が嫌だった

この角は悪とみなされ
スンの人からは生贄にされかけた

そこから俺は逃げてきたんだ
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...