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三部
009_約束
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「――マリア。どうしたの!?」
地下闘技場。闇エルフのバーテンダー、アストリアは部下の女性店員にあれこれと指示を飛ばしながらも自ら忙しく働いていた。
今日は週末ということもあり、地下闘技場はたいへんな盛況で、酒を出しても出しても追いつかないという具合であった。
そんな中、いつも余裕な態度を崩さないマリアが、幽鬼のようにやつれた顔をして、気がつけばカウンターに座っていたのだから驚きもする。
「ぶどう滓の酒」
驚きの声には応えず、マリアは短く注文だけだ。
バーテンダーとしての勘が働き、アストリアは望みどおりのものを出すと、それ以上の詮索はしなかった。実際、この忙しさでは話を聞くこともままならない。
目の前に置かれたグラスに手をつけるも、口にまで運ぶ気力もない。ただ、虚ろな目つきでグラスを眺め、闘技場の雑踏を聞き流す。
このままユルセールに戻るという手もあった。しかし、マリアは馬鹿ではない。特化した実力でいえば、自分は冒険者として中くらいの力しかない。無策に戻れば不死の王と化したであろうメテオに太刀打ちする術はない。
気がつけばマリアの足は地下闘技場に向いていた。たった一ヶ月ほどではあるが、ここの水はマリアによく合った。気の合う友人もできた。今、ひとりで悶々としていると気が狂いそうだった。
今はこの狂騒かしましい地下闘技場のバーの片隅で放っておいてもらえることが、何よりの救いだった。
いつかマリアージュはメテオと約束したことがあった。
『流れ星』の皆と、どこか旅の途中。皆を眠らせ、夜の見張りとしてふたりで焚き火を囲んでいたときのこと――
「もしもさ。もし、俺がマリアみたいに混沌神の神官になったら不死の王になれるものなのかな」
「どうしたの。やぶから棒に」
「俺はいつか《隕石落とし/メテオラ》の魔法を使うのが夢なのは知ってるだろ」
メテオは小枝で焚き火を熾こしながら、思い浮かんだことを喋っているように見えた。夜の番は、こうして何かしら話していないと眠気が襲ってくるからだ。
「不死の王になったら手っ取り早く魔術を極められるんだろうなと思って。あ、もちろん冗談だからな。そんな嫌な顔するな」
みるみる不機嫌になっていくマリアの顔は、焚き火の炎に照らされて鬼のように見えた。
「やめてよね。どうせなるなら吸血鬼の王にして」
「えっ、なんで?」
「不死の王って全身骨よ? かっこ悪いじゃない。セックスだってできないわ」
「お、おま! お前!! そんな理由かよ!! てか吸血鬼の王じゃ魔術系統極められないじゃんか!?」
「そんなの知らない。メテオはイケメンとまでいかないけど、せっかくわたし好みの顔しているんだから骸骨なんて許さないわ」
「あっ、はい……」
どこまで本気なのか。いや、メテオにはわかっていた。こういうマリアの言動はすべて本気なのだ。
「ごめんなさい。冗談です」
「そうなの? つまらない」
おそらくはこの発言も本気なのだろう。自由奔放で混沌とした日常を愛することこそ、マリアの本質なのだ。
「でも、仮にそうなったとしたら、わたしがしっかり殺してあげるから安心して。混沌神に途中改宗する信者とかって、本当にがっかりするほどバカだったり、性根が歪んだりするのが多いからケジメをつけてあげる」
「……仮にも混沌神の信徒がこの発言」
「混沌神の教義は自由なのよ? 矛盾すら許されるんだから。そもそも現世利益のために混沌神を選ぶヤツって嫌いなの、わたし」
「ごめんなさい」
「――だから、メテオが魔術師の道が険しいからって安易な道を選んだら、殺しちゃうんだから」
「俺は魔術師の道を諦めたりしない。安心してくれ」
マリアは本当に真面目な話のときに、目を逸らさず射抜くように目を合わせてくる。
それに気づいたメテオもまた、視線を受け止めて宣言した。
「もし、俺が道を違えたときは、しっかり殺してくれ」
「わかったわ。約束するわ」
マリアはメテオの言葉に満足して、その頬に口づけした。
「でもまずは《転移/テレポート》を使えるようになってね。移動が楽だから」
「が、がんばる」
「……おいらも殺してあげるよう、メテオ」
「うおっ! ガ、ガルーダ!?」
「おしっこ」
「バカ、焚き火を消すな! 向こうでやれ!!」
寝ぼけて焚き火に向かって放尿しようとするガルーダを抱え、メテオは藪へ駆けた。
その姿を眺め、マリアは声を押し殺して笑うのだった
辛いこともあったが、何もかもが楽しくて混沌としていたあの日々。
マリアは頬に何かが流れた気がして、手をやると濡れていた。
泣いたのなんていつぶりだろう。
気がつけば闘技場の喧騒はおさまっていて、バーの客たちも皆姿を消していた。
(ずいぶん長く物思いに耽っていたみたい)
けれどもずいぶん心が軽くなった。
問題は何ひとつとして解決していないが、そもそもがいつまでも思い悩むたちではない。一度立ち直れば、何があろうとまずは進むだけだ。
「お酒が蒸発しちゃうかと思った」
アストリアはマリアのすぐ隣に座っていた。
いつからいたのかはわからないが、動きもせずにただ座るだけのマリアの隣に話しかけるでもなくただ座っていてくれた。
「……ありがとう。アストリア」
アストリアは何も言わずに、ハンカチを渡す。
「やっぱりわたし。貴女にはかなわないわ……わたしだったら根掘り葉掘り聞くか、お尻を蹴飛ばすもの」
「人それぞれよ――ところで」
ぽんぽんとマリアの腰を叩いて立ち上がると、アストリアは背後に視線を向けた。
「呼んでおいたわよ」
「誰を?」
「あなた……わたしに聞いたわよね? どう、骨を叩き折ったらいいと思うって」
暗がりのテーブルには誰かがひとり、グラス片手に飲んでいた。
「そういうのは得意じゃないから、得意そうな人を呼んでおいたのよ」
そういえばそんなことを聞いた気がする。
マリアがこの地下闘技場で働く中で、たまたま見つけた現象を調べるためについ口にした言葉。
「誰?」
完全に放心していたマリアは、相手の気配に気がつくことはなかった。
暗がりで独酌している人物はマリアの言葉に反応することもなく、ただ一定のペースで酒を煽り続けていた。
「誰なの?」
やや強い調子でマリアは問うた。アストリアが呼んでくれたということは、敵対するような者であるはずがない。友人とふたりで気を許していたところだったので、ついつい語調が強くなる。
だが、暗がりの人物はその声に気を引かれた様子もなく、グラスを傾けるのだった。
「マリア。この人はウェザリア地下闘技場の初代王者。イルグリム・グライストン」
――ウェザリア地下闘技場の初代王者。
マリアも名前だけは聞いたことがある。この地下闘技場設立後、数度にわたって王者防衛を果たした伝説の拳闘士。
ゆらり。
何の前触れもなく暗闇の中の人物が立ち上がった。
(まったく立ち上がる気配がなかった。空気みたいに何気ない――)
そう思った瞬間。人影は朽木が自然に崩折れるかのような前触れのない動きで、マリアに向かって大きく傾いだ。
地下闘技場。闇エルフのバーテンダー、アストリアは部下の女性店員にあれこれと指示を飛ばしながらも自ら忙しく働いていた。
今日は週末ということもあり、地下闘技場はたいへんな盛況で、酒を出しても出しても追いつかないという具合であった。
そんな中、いつも余裕な態度を崩さないマリアが、幽鬼のようにやつれた顔をして、気がつけばカウンターに座っていたのだから驚きもする。
「ぶどう滓の酒」
驚きの声には応えず、マリアは短く注文だけだ。
バーテンダーとしての勘が働き、アストリアは望みどおりのものを出すと、それ以上の詮索はしなかった。実際、この忙しさでは話を聞くこともままならない。
目の前に置かれたグラスに手をつけるも、口にまで運ぶ気力もない。ただ、虚ろな目つきでグラスを眺め、闘技場の雑踏を聞き流す。
このままユルセールに戻るという手もあった。しかし、マリアは馬鹿ではない。特化した実力でいえば、自分は冒険者として中くらいの力しかない。無策に戻れば不死の王と化したであろうメテオに太刀打ちする術はない。
気がつけばマリアの足は地下闘技場に向いていた。たった一ヶ月ほどではあるが、ここの水はマリアによく合った。気の合う友人もできた。今、ひとりで悶々としていると気が狂いそうだった。
今はこの狂騒かしましい地下闘技場のバーの片隅で放っておいてもらえることが、何よりの救いだった。
いつかマリアージュはメテオと約束したことがあった。
『流れ星』の皆と、どこか旅の途中。皆を眠らせ、夜の見張りとしてふたりで焚き火を囲んでいたときのこと――
「もしもさ。もし、俺がマリアみたいに混沌神の神官になったら不死の王になれるものなのかな」
「どうしたの。やぶから棒に」
「俺はいつか《隕石落とし/メテオラ》の魔法を使うのが夢なのは知ってるだろ」
メテオは小枝で焚き火を熾こしながら、思い浮かんだことを喋っているように見えた。夜の番は、こうして何かしら話していないと眠気が襲ってくるからだ。
「不死の王になったら手っ取り早く魔術を極められるんだろうなと思って。あ、もちろん冗談だからな。そんな嫌な顔するな」
みるみる不機嫌になっていくマリアの顔は、焚き火の炎に照らされて鬼のように見えた。
「やめてよね。どうせなるなら吸血鬼の王にして」
「えっ、なんで?」
「不死の王って全身骨よ? かっこ悪いじゃない。セックスだってできないわ」
「お、おま! お前!! そんな理由かよ!! てか吸血鬼の王じゃ魔術系統極められないじゃんか!?」
「そんなの知らない。メテオはイケメンとまでいかないけど、せっかくわたし好みの顔しているんだから骸骨なんて許さないわ」
「あっ、はい……」
どこまで本気なのか。いや、メテオにはわかっていた。こういうマリアの言動はすべて本気なのだ。
「ごめんなさい。冗談です」
「そうなの? つまらない」
おそらくはこの発言も本気なのだろう。自由奔放で混沌とした日常を愛することこそ、マリアの本質なのだ。
「でも、仮にそうなったとしたら、わたしがしっかり殺してあげるから安心して。混沌神に途中改宗する信者とかって、本当にがっかりするほどバカだったり、性根が歪んだりするのが多いからケジメをつけてあげる」
「……仮にも混沌神の信徒がこの発言」
「混沌神の教義は自由なのよ? 矛盾すら許されるんだから。そもそも現世利益のために混沌神を選ぶヤツって嫌いなの、わたし」
「ごめんなさい」
「――だから、メテオが魔術師の道が険しいからって安易な道を選んだら、殺しちゃうんだから」
「俺は魔術師の道を諦めたりしない。安心してくれ」
マリアは本当に真面目な話のときに、目を逸らさず射抜くように目を合わせてくる。
それに気づいたメテオもまた、視線を受け止めて宣言した。
「もし、俺が道を違えたときは、しっかり殺してくれ」
「わかったわ。約束するわ」
マリアはメテオの言葉に満足して、その頬に口づけした。
「でもまずは《転移/テレポート》を使えるようになってね。移動が楽だから」
「が、がんばる」
「……おいらも殺してあげるよう、メテオ」
「うおっ! ガ、ガルーダ!?」
「おしっこ」
「バカ、焚き火を消すな! 向こうでやれ!!」
寝ぼけて焚き火に向かって放尿しようとするガルーダを抱え、メテオは藪へ駆けた。
その姿を眺め、マリアは声を押し殺して笑うのだった
辛いこともあったが、何もかもが楽しくて混沌としていたあの日々。
マリアは頬に何かが流れた気がして、手をやると濡れていた。
泣いたのなんていつぶりだろう。
気がつけば闘技場の喧騒はおさまっていて、バーの客たちも皆姿を消していた。
(ずいぶん長く物思いに耽っていたみたい)
けれどもずいぶん心が軽くなった。
問題は何ひとつとして解決していないが、そもそもがいつまでも思い悩むたちではない。一度立ち直れば、何があろうとまずは進むだけだ。
「お酒が蒸発しちゃうかと思った」
アストリアはマリアのすぐ隣に座っていた。
いつからいたのかはわからないが、動きもせずにただ座るだけのマリアの隣に話しかけるでもなくただ座っていてくれた。
「……ありがとう。アストリア」
アストリアは何も言わずに、ハンカチを渡す。
「やっぱりわたし。貴女にはかなわないわ……わたしだったら根掘り葉掘り聞くか、お尻を蹴飛ばすもの」
「人それぞれよ――ところで」
ぽんぽんとマリアの腰を叩いて立ち上がると、アストリアは背後に視線を向けた。
「呼んでおいたわよ」
「誰を?」
「あなた……わたしに聞いたわよね? どう、骨を叩き折ったらいいと思うって」
暗がりのテーブルには誰かがひとり、グラス片手に飲んでいた。
「そういうのは得意じゃないから、得意そうな人を呼んでおいたのよ」
そういえばそんなことを聞いた気がする。
マリアがこの地下闘技場で働く中で、たまたま見つけた現象を調べるためについ口にした言葉。
「誰?」
完全に放心していたマリアは、相手の気配に気がつくことはなかった。
暗がりで独酌している人物はマリアの言葉に反応することもなく、ただ一定のペースで酒を煽り続けていた。
「誰なの?」
やや強い調子でマリアは問うた。アストリアが呼んでくれたということは、敵対するような者であるはずがない。友人とふたりで気を許していたところだったので、ついつい語調が強くなる。
だが、暗がりの人物はその声に気を引かれた様子もなく、グラスを傾けるのだった。
「マリア。この人はウェザリア地下闘技場の初代王者。イルグリム・グライストン」
――ウェザリア地下闘技場の初代王者。
マリアも名前だけは聞いたことがある。この地下闘技場設立後、数度にわたって王者防衛を果たした伝説の拳闘士。
ゆらり。
何の前触れもなく暗闇の中の人物が立ち上がった。
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