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マーリンさんの学業奮闘記
マーリンさん、森に入る
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平原で一晩野営した翌日、私達は朝から森に入っている。
この森の中で10日以内に魔石を15個手に入れなければならない。
更に私はSクラスだ。
私達に割り当てられたエリアはこの森の中で、もっとも強い魔物が生息するエリアだ。
私達は予定通り、ます始めに拠点の設営を始めた。
「大地よ 阻め アースウォール」
みんながテントや竃などを作ってくれている間に私は拠点の周りに簡単な塀を作る。
この時に使用する土を外側から取り込む事で、同時に堀も作って行く。
「突き立てよ 鋭き者よ ウッドエッジ」
堀のなかには木の棘を設置する。
これでゴブリンくらいならなんとか防げるだろう。
「戻ったよ」
斥候に出ていたクルスが帰ってきた。
「どうだった?」
「単独で行動しているオークを何体か見つけたよ。
ただ、どの魔物も北から逃げる様に行動していた様に見えたから、あまり北には行かない方が良いかもしるないよ」
魔物が北から逃げていると言う事は、北に強力な魔物もが現れたと言う可能性がある。
「そうね、私も北には行かない方が良いと思うわ」
「ああ、この拠点を中心にして、北以外の方角を探そう」
「取り敢えず、クルスさんの見つけた単独で行動しているオークから狩りましょうか」
私達はシアの言葉に頷くとオークを狩るべく、行動を開始した。
「ぶぉぉお!」
「ファイアーボール」
雑な作りの槍を振り回すオークに私のファイアーボールが直撃する。
そして、オークが怯んだ所にアルが駆け寄り、顎の下から頭へと槍を突き上げた。
身体を痙攣させ倒れたオークから魔石を回収する。
「マーリン、そろそろレオ達と合流しょう」
「そうね」
アルの言葉に同意して、レオ達との待ち合わせ場所に向かう。
4日目の現在、私達は三手に分かれている。
レオとシア、私とアル、そしてクルスだ。
クルスが索敵して、私達やレオ達が倒すと言う分担だ。
魔石は順調に集まっており、あと3つ手に入れる事が出来ればクリアだ。
「順調だな」
「明日にはクリア出来そうだね」
「早い所森を出たいわね」
「順調にいっている時が1番危ないのですわ。
皆さん気を引き締めて下さいませ」
「そうだね。
あと少しだからこそ、より慎重に行動しよう」
「そうだな。
しかし、なんだかクルスはテンションが高いな」
「そうかな?
この森は僕の故郷になんだか似ているんだよ。
だからかな?」
「へぇ?
そう言えばクルスの故郷って何処だっけ?」
「確かお茶が名産だと仰ってましたわ」
「お茶が有名な土地なんて沢山あるよ」
「はは、僕の故郷は王国の端っこにある特に特徴のない小さな村だよ。
さて、少し辺りを見回って来るよ。
最初の見張りは僕とアルくんだったよね。
他のみんなはしっかりと休んでよ」
「ああ、分かった。気をつけろよ」
「うん」
クルスが見回りに行ったので私達も休む事にする。
明日にはクリアして森を出たいものだ。
この森の中で10日以内に魔石を15個手に入れなければならない。
更に私はSクラスだ。
私達に割り当てられたエリアはこの森の中で、もっとも強い魔物が生息するエリアだ。
私達は予定通り、ます始めに拠点の設営を始めた。
「大地よ 阻め アースウォール」
みんながテントや竃などを作ってくれている間に私は拠点の周りに簡単な塀を作る。
この時に使用する土を外側から取り込む事で、同時に堀も作って行く。
「突き立てよ 鋭き者よ ウッドエッジ」
堀のなかには木の棘を設置する。
これでゴブリンくらいならなんとか防げるだろう。
「戻ったよ」
斥候に出ていたクルスが帰ってきた。
「どうだった?」
「単独で行動しているオークを何体か見つけたよ。
ただ、どの魔物も北から逃げる様に行動していた様に見えたから、あまり北には行かない方が良いかもしるないよ」
魔物が北から逃げていると言う事は、北に強力な魔物もが現れたと言う可能性がある。
「そうね、私も北には行かない方が良いと思うわ」
「ああ、この拠点を中心にして、北以外の方角を探そう」
「取り敢えず、クルスさんの見つけた単独で行動しているオークから狩りましょうか」
私達はシアの言葉に頷くとオークを狩るべく、行動を開始した。
「ぶぉぉお!」
「ファイアーボール」
雑な作りの槍を振り回すオークに私のファイアーボールが直撃する。
そして、オークが怯んだ所にアルが駆け寄り、顎の下から頭へと槍を突き上げた。
身体を痙攣させ倒れたオークから魔石を回収する。
「マーリン、そろそろレオ達と合流しょう」
「そうね」
アルの言葉に同意して、レオ達との待ち合わせ場所に向かう。
4日目の現在、私達は三手に分かれている。
レオとシア、私とアル、そしてクルスだ。
クルスが索敵して、私達やレオ達が倒すと言う分担だ。
魔石は順調に集まっており、あと3つ手に入れる事が出来ればクリアだ。
「順調だな」
「明日にはクリア出来そうだね」
「早い所森を出たいわね」
「順調にいっている時が1番危ないのですわ。
皆さん気を引き締めて下さいませ」
「そうだね。
あと少しだからこそ、より慎重に行動しよう」
「そうだな。
しかし、なんだかクルスはテンションが高いな」
「そうかな?
この森は僕の故郷になんだか似ているんだよ。
だからかな?」
「へぇ?
そう言えばクルスの故郷って何処だっけ?」
「確かお茶が名産だと仰ってましたわ」
「お茶が有名な土地なんて沢山あるよ」
「はは、僕の故郷は王国の端っこにある特に特徴のない小さな村だよ。
さて、少し辺りを見回って来るよ。
最初の見張りは僕とアルくんだったよね。
他のみんなはしっかりと休んでよ」
「ああ、分かった。気をつけろよ」
「うん」
クルスが見回りに行ったので私達も休む事にする。
明日にはクリアして森を出たいものだ。
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